東海の面白い宿7軒!変わったホテルとコンセプト旅館

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東海の特徴的な宿

太平洋に面した静岡県の伊豆と三重県の伊勢志摩には温泉地が色々とあり、関東圏と関西圏それぞれから来訪しやすい立地が魅力。

岐阜県の高山など山間部の温泉地も豊富。一般的な旅館もさることながら、特徴的な宿も探すと色々と存在するものです。

今回は、東海地方の特徴的な宿を紹介します。

セシモ コイ

せっかく泊まる宿であれば、過ごしやすいだけでなく思い出に残るところがオススメ。特徴ある宿をまとめてみました。

A.岐阜県の特徴的な宿

01.かやぶき(白川村)

岐阜県北部の原始的な風景が広がる白川郷では、手を合掌した形に似た「合掌造り」と呼ばれる茅葺き屋根の古民家が多数あり、その中には宿泊が可能な建物も数軒あります。

白川郷のメインエリアからは少し離れていますが、白川村役場近くに合掌造り屋根の宿「かやぶき」もそのひとつ。築150年の歴史ある建物による民宿として運営されています。

囲炉裏のある食事部屋で、地元産野菜や飛騨牛などの味覚を自家精米の白川郷産コシヒカリで楽しめる夕食。2名以上の宿泊に対応し、朝食プランか夕朝2食プランがあります。

部屋は和室の6畳と8畳があり、部屋、お風呂、トイレは使いやすいようにリフォームがされています。楽天トラベルでは扱っていないようで、じゃらんネットで予約できます。

02.飛騨まんが王国(飛騨市)

約4万冊のコミックを持つ「まんが図書館」をメインとして、屋内プールや宴会場などもある複合施設。和室を中心とした全8室の宿泊部屋もあり、共用のお風呂もある公共施設。

宿泊者はコミック読み放題。カーペット敷きのため横になって読むこともでき、テーブルと椅子も用意されています。営業時間が限られている点には注意が必要です。

内湯にサウナ付きの浴場はもともと温泉でしたが、2022年現在は温泉施設故障のため沸かし湯で対応しているとのこと。

部屋からも望める緑豊かで静かな環境も魅力のひとつで、施設と部屋のキレイさなど全般的な評価も良好。夕食プランは飛騨牛の陶板焼きなど和食ミニ会席を楽しめます。

03.HOTEL WOOD 高山(高山市)

観光エリアに位置する古い街並みにあり、飛騨家具のぬくもりを感じられる和モダンの木造建築ホテル。伝統的な格子造りで、令和元年8月開業の新しさも魅力。

宿泊者は無料で楽しめるフリードリンクサービスが特徴で、ビール「スーパードライ」飲み放題プランや高山の地酒利き酒セットが売り。組格子天井の開放的なラウンジで過ごせます。

部屋は基本的に和洋室の扱いで、畳などにローベッドが置かれたタイプ。温泉ではないですが内湯大浴場も男女別であり、暗めな色を基調としたスタイリッシュな雰囲気。

04.岩村山荘(恵那市)

岩村山荘写真 山荘といいつつも上質な和室に美濃焼の水ボトルがある部屋

女城主としても知られる日本三大山城「岩村城」の登山口にある旅館で、岩村城下町の端からも近い宿。囲炉裏式のテーブルで戦国料理と称される味覚を楽しめる特徴ある宿です。

山荘と名前が付いていますが、1階と2階に和室の客室がある旅館タイプ。ラジウム温泉の内湯があり、外観は周囲の城と調和するように瓦屋根と白壁の風情ある作りです。

岩村山荘写真 飛騨牛や鮎などご当地の味覚を炭火の網で焼く戦国料理

季節に応じた料理が用意される夕食は、テーブルに炭火と網が付いた焼肉スタイル。飛騨牛、恵那どり、鮎、地元の野菜、朴葉味噌など岐阜県の具材を網で焼いて楽しめます。

秋はキノコや松茸の料理もあり、恵那市の山岡町の名産となる寒天のデザートも。朝食は「まごわやさしい」を意識した栄養バランスのある内容。

ロビーも囲炉裏の風情ある雰囲気で、夕食はじっくり楽しめる豊かな食材に地元の日本酒も熱燗でいい味わい。ゆったり過ごせました。

B.静岡県の特徴的な宿

05.伊豆一碧湖レイクサイドテラス(伊東市)

伊豆一碧湖レイクサイドテラス写真 木々に囲まれた自然の中で白い洋風の外観を持つフロント棟

伊豆川奈エリアにある一碧湖の近くで、自然の森に囲まれた一帯にある宿。フロントとレストランが入口近くにあり、宿泊棟と温泉棟が離れており森の遊歩道を歩く自然豊かな施設です。

温泉は内湯のみとなりますが、男女別で窓から木々の緑を見ることができるキレイな施設。基本会席の夕食や和朝食のプラン、そして屋外のバーベキュープランもあります。

伊豆一碧湖レイクサイドテラス写真 リーズナブルにゆったりリビングを利用できる3LDKの部屋

宿泊棟はマンションのように整備された、全室70㎡超えの3LDK和洋室で1室8名まで宿泊可。全室にキッチンと調理器具があり、ベッドと布団それぞれ用意されています。

温泉が離れにあるため歩く手間はありますが、自然の遊歩道を歩く静かな屋外は星も見えて開放的。部屋の広さでゆったり過ごせます。

C.愛知県の特徴的な宿

06.ホテルアベスト大須観音駅前 羽ノ湯(名古屋市)

なんと朝食プランが牛ステーキという「モーニングステーキ」が売りのビジネスホテル。100グラムの肉が富士溶岩石プレートで提供されて、サラダ、スープ、ドリンクおかわり自由。

地下鉄鶴舞線の大須観音駅から徒歩1分で、男女別の大浴場は石造りの湯舟をベージュ色で整えた清潔感ある空間。夜と朝それぞれ利用でき、サウナ付きです。

部屋は人数に応じて色々なサイズのベッドが用意されており、和洋室もありますが基本は洋室。明るい色使いにシモンズ製ベッドでゆったり過ごせます。

素泊まりプランでも利用できますが、朝7:00~9:30のモーニングステーキは後付け980円ですが、事前の朝食付き宿泊プランだと大体プラス500円くらい。(カレーに変えることも可)

D.三重県の特徴的な宿

07.伊勢のゲストハウス 風見荘(伊勢市)

JR伊勢市駅から徒歩約1分となる、2018年秋オープンのゲストハウス。内装すべてに国産のスギとヒノキを使用して、吹き抜けの中庭にシンボルツリーのヒメシャラを据えたのが特徴。

12角形の筒形にとんがり屋根を持つ外観。部屋は相部屋となる女性ドミトリーと男女混合ドミトリーもありますが、1室だけ2名用の鍵付き2段ベッド個室を専有して宿泊できます。

ベッド周辺もすべて木材で、木の香りを楽しめるDIYの感じがよく出た雰囲気。シャワー、トイレは共同で、素泊まりプランのみとなっている様子です。

まとめ

都市型のゲストハウスや朝食が特徴的な宿もあれば、岐阜白川郷の合掌造り古民家など山間部の静かな宿まで多彩。

以上、東海4県(岐阜、静岡、愛知、三重)の特徴的な宿の紹介でした。

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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。