
東釧路と網走を結ぶ、釧網本線(せんもうほんせん)。一部区間で夏場は釧路湿原ノロッコ、冬場はSL冬の湿原号が走る魅力ある路線です。
今回は釧網本線の中でもSL冬の湿原号の走行区間となる釧路-標茶間の撮影地を紹介します。
釧路湿原エリアとなるこの区間は、撮影地が多くて飲食店も多い塘路(とうろ)駅がオススメ。釧路湿原駅なども魅力あるスポットです。
JR釧網本線の撮影地
01.茅沼←塘路

雄大な撮影地が多くて飲食店もある塘路エリア。サルボ展望台より奥に位置するサルルン展望台の斜面から撮影できます。
手前のサルルン沼と遠くの塘路湖に挟まれた線路は、編成両数の多いSL冬の湿原号の撮影がオススメです。
02.塘路←茅沼

塘路の定番撮影地「サルボ展望台」から西側の阿寒エリアの山々を撮影できるスポット。手前の木々が邪魔をするため、一番乗りの1名だけ撮影できる場所です。
写る列車が小さくなりますが、SL冬の湿原号の撮影にもピッタリです。
03.塘路→茅沼

サルボ展望台から南側に塘路駅方面を撮影することもでき、こちらのほうが撮影できる実スペースが多いです。
景色的にはちょっとゴチャッとしますが、左に塘路湖のある広大さを写真に収めることができます。
04.茅沼→塘路

塘路エリアで山道を歩くのは厳しい場合、踏切から撮影するのもアリ。
即興で撮ったのでイマイチな写真になってしまいましたが、迫力あるSLの撮影を楽しむことができます。
05.釧路→東釧路

釧路の定番撮影地、旭橋からの撮影。幅のある橋上の歩道で三脚を立てて撮影しやすいスポットで、車両数の多いSL冬の湿原号など遠景で車両全体を撮影する構図がピッタリ。
旭橋の上から以外にも、川の東側の公園へ降りて橋の近くから迫力ある構図で撮影することもできますし、高台から背景のビルを含めた構図を取ることもできます。
06.釧路湿原駅

釧路湿原駅はログハウス調の駅舎がオシャレな無人駅。ホームから駅舎と列車のコラボで撮影することができます。
駅近くは木々や障害物に遮られているため、駅舎を入れた構図が無難と言えます。また、ネットにわずかな情報が載っている「黒犬の丘」への道は見つかりませんでした。
07.釧路湿原←細岡

釧路湿原駅から徒歩圏内でオススメできるのが、駅から線路に沿って北上した先にある踏切脇からの撮影。
カフェの個人敷地の柵は超えないよう気を付ける必要はありますが、北向きにカメラを構えるとカーブの構図で列車を捉えることができます。
08.細岡駅

こちらも釧路湿原駅と同じくログハウス調の駅舎が美しい細岡駅。駅前には何も無いので駅舎内で時間つぶしをすることになります。
夜は駅舎に灯りがともり、停車中の列車を7~8秒のシャッタースピードで丁寧に撮影すると綺麗な写真に仕上がります。
以上、撮影地8選でした。