高知県の観光列車6選!アンパンマンやトロッコなど旅電車の運行情報

高知県の観光列車

太平洋に面して並んだ街をつなぐ路線で、窓からの景色が魅力となる高知県の観光列車。

特に、トロッコ2種類とオープンデッキ1種類の観光列車を誇り、県東から県西まで広く鉄道の旅を楽しめる土地柄です。

高知県出身のやなせたかしの代表作アンパンマンのデザイン列車もあります。

今回は高知県の観光列車とラッピング列車を紹介していきます。

食事を楽しめる観光列車

つぎに、トロッコやSLなど特注の車両を用いた観光列車を紹介。

01.志国高知幕末維新号(JR土讃線)

志国高知幕末維新号写真 窪川の国道沿いの碑から幕末維新号トロッコを撮影

明治維新から150年が経った2017年から開催されている「志国高知 幕末維新博」に合わせて、2017年9月にデビューしたトロッコ列車。

坂本龍馬を筆頭に幕末期に活躍した志士たちの姿をボディに配した、ダークブラウン色の渋い外観が特徴です。主に秋限定での運行で、県央の高知駅と県西の窪川駅の間を走行。

トロッコ乗車区間は伊野駅~土佐久礼駅の間で、須崎エリアなど太平洋の景色を楽しむことができます。区間外は座席指定券の普通車を利用します。

車内では伊野商業高校ビジネス科の生徒による車窓ガイド案内が行われる上に、地元高校や地元ボランティアの方による日替わりの車内販売も行われます。

特に、車内限定の特製弁当がひとつの売り。2,000円前後でカツオを筆頭に地元産の海産物と農産物が豊富な弁当で、4日前までの予約要で下り便のみ提供などの条件があります。

志国高知幕末維新号(JR四国公式サイト)
[区間] 高知-窪川 片道68.4km
[時間] 片道 約2時間3分~約2時間25分
[料金] 大人 乗車券最大1,460円+指定券520円
[運行日] 平成30年は9~11月 土日祝 1日1往復

特別車両の観光列車

つぎに、展望車両として風景を楽しめる観光列車を紹介。

02.しんたろう号・やたろう号(JR土讃線+ごめんなはり線)

しんたろう号・やたろう号写真 赤野自転車道休憩所から見る海沿いのやたろう2号

土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線を走る、展望列車。普通列車扱いで乗車券のみの乗車が可能で、県東エリアの移動を楽しめる列車です。

車両の海側には窓が無いオープンデッキがあり、海風を受けながら太平洋の景色を楽しむことができます。もちろん山側は座席シートがあるため、寒いときは車内で温かく過ごせます。

くじらを模した丸みのある車両正面に、水色のボディとキャラが描かれたデザイン。高知駅発着の便もあり、後免駅~奈半利駅の区間でオープンデッキを利用できます。

注意点として「やたろう1号(朝1便)の全区間」「全列車の高知駅〜後免駅間」「悪天候時」についてはオープンデッキの利用ができないので、便と天候を確認しておくとよいです。

しんたろう号・やたろう号(土佐くろしお鉄道公式サイト)
[区間] 高知-後免-安芸-奈半利 片道53.1km の一部区間
[時間] 片道 約53分~約1時間42分
[料金] 大人 乗車券最大1,330円のみ
[運行日] 通年 毎日 1日2往復

03.しまんトロッコ(JR予土線)

しまんトロッコ写真 県境にある沈下橋とともにしまんトロッコを撮影

窪川駅~宇和島駅(愛媛県)を走るトロッコ列車。予土線3兄弟と呼ばれる3つの観光列車の中で長男に位置づけられる観光列車です。

古くは「清流しまんと号」として運行していたトロッコ車両をリニューアルし、水戸岡鋭治氏デザインによる山吹色の外観と内装が魅力。

窓の無いトロッコ車両からは、四万十川を中心に四万十エリアの緑深い景色を楽しむことができます。

トロッコ客車1両は座席指定券が必要で、普通車1両は乗車券のみで利用可。往路は宇和島~土佐大正間、復路は窪川~江川崎間がトロッコ乗車区間で、区間外は普通車を利用。

ボランティアガイドによる風景や沿線の案内があり、地元産品の車内販売もあります。

しまんトロッコ(JR四国公式サイト)
[区間] 宇和島-窪川 片道82.2km
[時間] 片道 約2時間32分~約2時間47分
[料金] 大人 乗車券最大1,850円+座席指定券520円
[運行日] 3~11月 土日祝+α 1日1往復

一般車両の観光列車とラッピング列車

次に、一般車両を用いて内装に特別なシートやデザインを施した列車や、外観にラッピングを配した列車を紹介。

04.土讃線アンパンマン列車(JR土讃線+くろしお中村線)

土讃線アンパンマン列車写真 佐賀公園駅のホームで高速通過するアンパンマン列車

岡山県から瀬戸大橋を渡って香川、徳島、高知の4県を走り、アンパンマンのデザインを外観に施した特急列車。

岡山駅~高知駅(一部は中村駅まで直通)を走る特急「南風」と、高知駅~中村駅を走る特急「あしずり」の一部列車がアンパンマン列車となっています。

緑色の3両編成「グリーン」と橙色の4両編成「オレンジ」の2タイプが走っており、外観にはアンパンマンとメロンパンナを中心に様々な登場キャラが描かれています。

2タイプどちらも1号車にアンパンマンが描かれたダークレッドの「アンパンマンシート」があり、16席限定で人気の高い車両となっています。

土讃線アンパンマン列車(JR四国公式サイト)
[区間1] 岡山-高知 片道179.3km
[区間2] 高知-中村 片道115.1km
[時間1] 片道 約2時間28分~約2時間47分
[時間2] 片道 約1時間43分~約2時間03分
[料金] 大人 乗車券最大5,780円+座席指定券2,790円
[運行日] 通年 毎日 1日4往復+α

05.鉄道ホビートレイン(JR予土線)

鉄道ホビートレイン写真 半家駅近くでカーブから突き出る新幹線風ホビートレイン

初代の新幹線0系をイメージした団子鼻とスカートのインパクトが絶大な、キハ32型気動車。窪川駅~宇和島駅(愛媛県)の区間を走る、予土線3兄弟の三男です。

新幹線0系で当時使用されていた青色のシートが用いられているというのが嬉しく、ロングシートとの変則な組み合わせの車内が特徴。

鉄道模型が飾られた車内ディスプレイもあり、鉄道ファンに人気の車両です。

鉄道ホビートレイン(JR四国公式サイト)
[区間1] 宇和島-近永-窪川 片道82.2km
[区間2] 宇和島-近永 片道17.4km(土日祝のみ)
[時間] 片道 約36分~約2時間35分
[料金] 大人 乗車券最大1,850円
[運行日] 通年 毎日1日2往復+土日祝1往復

06.海洋堂ホビートレイン(JR予土線)

海洋堂ホビートレイン写真 イチョウが色づく近永公園付近の川を渡る海洋堂トレイン

四万十エリアのミュージアム「海洋堂ホビー館」「海洋堂かっぱ館」とコラボした観光列車。フィギュアの製作販売を手掛ける「海洋堂」の色合いが出た列車です。

予土線3兄弟の次男として窪川駅~宇和島駅(愛媛県)の区間を走行。四万十川を中心に豊かな自然の車窓を楽しめます。

全体コンセプトは「かっぱの世界」。四万十川を泳ぐかっぱがボディに描かれており、車内にもシートやカーテンなどにかっぱのデザインが取り入れられています。

かっぱの声で車内アナウンスが行われ、四万十ヒノキのショーケースにフィギュアが飾られいるなどホビートレインらしさが随所に出ています。

海洋堂ホビートレイン(JR四国公式サイト)
[区間1] 宇和島-江川崎-窪川 片道82.2km
[区間2] 宇和島-江川崎 片道35.1km
[時間] 片道 約1時間14分~約2時間10分
[料金] 大人 乗車券最大1,850円
[運行日] 通年 毎日 1日2往復

まとめ

県東のごめんなはり線のオープンデッキ列車、県西の幕末維新号としまんトロッコ、といったように東西で風を感じながら列車の旅を楽しめる高知県。

アンパンマン列車や新幹線0系風の列車もあり、愛媛県へと向かう四国周遊の旅を計画することもできます。

以上、高知県の観光列車特集でした。