国内旅行でも遠方への移動に便利なのが飛行機。
知人などからは「北海道と沖縄に行くときしか利用しない」という声をよく聞くと同時に「九州に行ったことがない」という人も多いです。しかし実は、東京から九州へ行くときなど、新幹線1本で行けない場所への移動は新幹線よりも利便性が高いものです。飛行機も移動の一手段として検討してみるといいでしょう。(写真は岩国空港)
1.移動手段としての飛行機の利便性
飛行機は値段が高いというイメージを持っている人も多いかもしれません。通常価格だと片道3万円台という値段が出てビックリするものですが、実は早割やパッケージツアーを利用すると1万円台で購入できます。航空会社によっては1ヶ月半前までに予約すれば時期によっては1万円を下回ることもあります。飛行機は基本的に早い予約であればあるほど割引が大きくきいてきます。忘れないためには早めに休みを確保し、スケジュール帳に予約する時期を入れておくといいと思います。
また、ネットで簡単に予約できるのも魅力。ネットで日付時刻などを入力していくと予約でき、予約番号を持ってコンビニの操作端末を利用すればチケットを手にすることができます。
国内での飛行機移動は2時間前後を目安にするといいでしょう。本などを持参して読むくらいで時間つぶしができます。(待ち行列の関係で羽田発よりも羽田着のほうが早く着くことが多い)
2.地方独自の航空会社の魅力
国内の航空会社といえば全日空(ANA)と日本航空(JAL)の2つが有名ですが、それ以外にも特定エリアに特化して安価な値段設定の航空会社もあります。
最近、頭角を現してきたのはソラシドエア(スカイネットアジア航空)でしょう。宮崎を本拠地に置いて九州の路線に特化した航空会社です。ANA傘下で手荷物の窓口が遠い、客室乗務員の服装がチープなどありますが、何回か利用しているものの質は大手とそれほど変わらないです。
写真は東京発-熊本行で出会ったくまモン号。どうやら熊本発着路線でかつ不特定の便で運良く出会えるらしく、偶然にも乗ることができました。機内の客室乗務員がくまモンのエプロンを身に着けていて可愛いです。
機内のパンフレットもANAのような一般的な内容ではなく「ソラタネ」という九州に特化した内容で旅行気分を楽しめます。機内ドリンクサービスもあごだしスープなど九州独自の色が強いです。
3.往復飛行機と宿を好きに組み合わせる
私がよく使うのはANAの旅行サイト(ANA SKY WEB TOUR)の「旅作」というもの。往復の飛行機と宿泊をインターネット上で選んで組み合わせていき、セットで予約とクレジットカード支払いができるので便利。個人の完全自由行動にも関わらず、ANA経由の予約として包括割引(団体での一括申し込み割引)が適用されます。これも早めの予約で結構安く仕上がります。最近ちょっと割安感が弱くなった気もしますが。
飛行機は空港までの移動、持ち物検査、乗り降りの待ち時間など手間のかかる面もありますが、他の交通手段とうまく組み合わせて便利な旅にすると良いでしょう。