高原や避暑地の定番お土産といえば、果物を利用したジャム。最近では珍しい果物、花、そしてミルクやバターなど様々なフレーバーが用意されており、数十種類も存在するジャムが並ぶジャム屋さんを見てまわるだけでも楽しいものです。
1.観光地でジャム販売店を探す
ジャムなんて近所のスーパーで手に入る、確かにそうですが近場だとイチゴジャムなど基本的なものしか置いていないもの。旅行先でもお土産屋さんならどこでも売っていますが、種類が少なくて「その土地の名産品で作ったジャム」しか置いてないこともしばしば。ぜひ、魅力的なジャム屋さんを探すといいでしょう。
専門のジャム屋さんやジャムの豊富なお店というのも、探してみると幾つかあります。例えば「軽井沢、湯布院などオシャレなショッピングロードのある観光地」や「牧場、ワイナリーなど果物や乳製品の豊富な農場」など。
2.豊富なジャムの種類
ジャムといっても果物だけではありません。芋ペーストやミルクをベースにしたジャムも多く、珍しい味のものも最近ではよく見かけるようになりました。
・果物系(イチゴ、ブルーベリー、オレンジなど)
・芋ペースト系(パンプキン、さつま芋、など)
・ミルク系(ミルク、ミルクティー、プリン、など)
ミルク系はバニラビーンズの入った香り豊かなものもあります。甘いものからほろ苦さを持つものまで、好みに合ったジャムを専門店で探すのも楽しいものです。
3.ジャムのオススメな食べ方
今までトーストに塗るという使い方しかしていませんでしたが、調べてみると使い道というのも結構あるものです。特にオススメな食べ方を紹介してみます。
(1)バニラアイスに乗せる
柑橘系でジャムの美味しさを堪能するならコレ。バニラアイスの上からジャムを小さじ1杯程度かけるだけで、柑橘系のほろ苦さがいい具合に引き立ちます。
(2)食パンに塗ってからトーストにかける
特に芋ペースト系でほっこりとした美味しさを楽しむならコレ。従来は食パンを焼いてからジャムを塗りますが、逆転の発想で食パンにジャムを塗ってから焼くという方法。カリッとせずふんわりしっとりとして、パン生地にジャムが馴染んで甘さが出ます。
あとはヨーグルトに乗せるのもアリ。観光地で購入するジャムは総じて値段が高いので、料理の隠し味などには使わずにジャムの味わいが活きる使い方でいただくのがオススメです。
4.ジャムとコンフィチュールの違い
最近では「コンフィチュール」という名前で売られているジャムもありますが、基本的にはジャムと同じだと捉えて良いと思います。
ジャムは英語で「ぎっしり詰め込む」という意味で、コンフィチュールは「食材を風味よく保存する」という意味のフランス語です。
(Dole社のトピックから一部引用)
従来のジャムは煮込んでペクチンによってゼリー化させて作るものですが、コンフィチュールは砂糖で果汁を浸出させて果汁だけを煮詰めた後に果肉を漬ける製法です。コンフィチュールはフルーツの形状がかなり残されており、野菜やナッツ、香辛料やハーブ、リキュールなどフルーツ以外の要素も加えて仕上げたものも多いで、糖度も抑え気味でよりフルーティーな風味を楽しめます。
5.魅力的なジャム専門店
印象に残っているのは、富良野にある「ふらのジャム」。2008年当時で35種類のジャムが存在し、店内でミニクラッカー付きの試食もできます。
他にも気になっているのは、特集なども組まれて人気の「瀬戸内ジャムズガーデン」。山口県の周防大島なので遠くて行ったことが無いのですが、銀座のアンテナショップでも数種類だけですが売られていて購入しました。
・オーガニック専門店ビオイッシモのblog 食パンに塗る以外のジャムの美味しい食べ方20