
鶏のトサカに似ていることから名づけられた、鶏頭(ケイトウ)。
観光ではあまり大々的に宣伝されない花ですが、原色のカラフルな華やかさで彩られる花畑や花壇は必見と言える秋の花。
今回は、ケイトウの特徴と国内で観賞できる名所を紹介していきます。
ケイトウってどんな花?

ヒユ科の植物で、発芽から枯死まで一年以内となる一年生植物。
アジア、アフリカの原産地から中国を経て、奈良時代に日本へ渡来したと言われる花です。
羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウ、キモノケイトウなど、種類によって花の形(特に尖り具合)が異なります。
開花時期 … 9~10月

花が咲く時期は6~9月頃ですが、観光地では9~10月の期間に観賞できるのが一般的です。
赤と黄色が基本的な色ですが、ピンク、橙、紫といった色も園芸品種として育てられています。
キキョウの名所
有名どころ

ケイトウは国内でも名所が少なく、代表的なのは埼玉県「国営武蔵丘陵森林公園」と栃木県「那須フラワーワールド」の2箇所。
特に「那須フラワーワールド」は那須連山をバックに撮影ができて、開放感あるケイトウ畑を楽しめます。
一方で「昭和記念公園」などでは、部分的な花壇として複数の色を散らしたカラフルな見た目で楽しめます。
名所一覧
場所 | 名称 | 時期 | 本数 面積 |
---|---|---|---|
宮城県加美郡 | やくらいガーデン | 9月頃 | - |
栃木県那須郡 | 那須フラワーワールド | 9月上旬~10月下旬 | 約90,000本 |
埼玉県比企郡 | 国営武蔵丘陵森林公園 | 8月上旬~10月上旬 | - |
以上、ケイトウの特徴と名所でした。