新潟県の鉄道撮影地21選!越後/北越/トキ鉄の列車

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新潟県の鉄道撮影地

上越から下越までの長い区間を、信越本線や羽越本線が走る新潟県。JRの路線が多くて長岡や燕三条など様々な都市を網羅しています。

県南では北陸新幹線により影響を受けた北越急行ほくほく線や、第三セクター化したえちごトキめき鉄道にも特徴ある列車があります。

今回は新潟県の鉄道路線一覧と鉄道撮影地を紹介していきます。

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鉄道路線はGoogleマップの地図と区間を記載し、景色重視の鉄道撮影地を紹介してみました。マナーを守って撮影や乗車を楽しみましょう。

新潟県の鉄道路線一覧

新潟県の鉄道路線は以下のとおりです。

鉄道会社 路線名 区間と主要駅(灰色は県外区間) 地図
JR東日本 北陸新幹線 金沢-糸魚川-上越妙高-長野-東京 地図
上越新幹線 新潟-燕三条-長岡-越後湯沢(-ガーラ湯沢)-高崎-東京 地図
信越本線 新潟県内 新潟-新津-東三条-長岡-柏崎-犀潟-直江津 地図
越後線 新潟-吉田-柏崎 地図
白新線 新潟-新発田 地図
羽越本線 新津-新発田-坂町-府屋-秋田 地図
磐越西線 新津-豊実-会津若松 地図
米坂線 坂町-越後金丸-米沢 地図
上越線 長岡-越後川口-小出-六日町-越後湯沢-土樽-高崎 地図
飯山線 越後川口-十日町-足滝-豊野 地図
只見線 小出-大白川-会津若松 地図
大糸線 糸魚川-小滝-松本 地図
弥彦線 弥彦-吉田-燕三条-東三条 地図
北越急行 ほくほく線 犀潟-十日町-六日町 地図
えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン 直江津-上越妙高-妙高高原 地図
日本海ひすいライン 直江津-糸魚川-市振 地図

注:えちごトキめき鉄道は妙高高原駅からしなの鉄道北しなの線へ接続し、市振駅からあいの風とやま鉄道へ接続。

A.JR北陸新幹線

01.上越妙高→飯山(上越市)

上越市にある「箕冠(みかぶり)城跡」の本丸跡から、上越市街地と広がる田園地帯を一望できるポイントで北陸新幹線を遠く見ることができます。

城跡となる箕冠山は標高237メートルで、駐車場から徒歩10分ほど山道をハイキングで歩くことになります。

アクセス情報

[住所] 新潟県上越市板倉区菰立(地図

B.JR上越新幹線

02.長岡→浦佐(長岡市)

長岡→浦佐写真 木々と田んぼが遠くに広がる直線区間を現美新幹線が走る

定番撮影地として名前が挙がる「魚野川橋梁」は新幹線用と上越線用があり、新幹線用は高台から撮影する形。川は見えないですが、新幹線の全景をしっかり捉えることができます。

新幹線が真下の地中を経てトンネルから出てくるところを狙い、新幹線を左サイドと右サイドそれぞれから撮影できます。

アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市川口和南津(地図

03.長岡-浦佐(南魚沼市)

長岡-浦佐写真 11月上旬に色づくイチョウの巨木と浦佐駅に山並みも雄大

浦佐駅の高架駅舎へと出入りする上越新幹線の列車に、イチョウの巨木と奥只見方面の山並みを一望できるポイント。

新幹線は下半分が隠れてしまうものの姿は見えて、その奥には紅葉の山並みが広がる絶景をメインとした新幹線撮影地。善光寺の本堂脇で裏手階段の近くから撮影。

アクセス情報

[住所] 新潟県南魚沼市浦佐2495(地図

04.浦佐←越後湯沢(湯沢町)

浦佐←越後湯沢写真 山並みと越後湯沢の町並みが雄大ながら構図が難しい

冬の利用が多い新幹線のガーラ湯沢駅から徒歩で行ける撮影地として、温泉旅館が集う「山の湯」エリアから上越新幹線の本線と支線を見下ろせるポイント。

無料の「山の湯駐車場」を利用して、旅館のある登り坂をあがっていくとすぐ撮影地があります。トンネルの左側と右側どちらで撮影するか迷うところ。

アクセス情報

[住所] 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢(地図
[駐車] 山の湯駐車場 無料 数台

C.JR信越本線 新潟県内

05.青海川→鯨波(柏崎市)

通称「西鯨波俯瞰」と呼ばれる、信越本線で海を入れて撮影できる代表的な撮影地。西側(青海川駅方面)からやってくる長編成の特急列車を撮影しやすいポイントです。

青海川-鯨波間は他にも海と列車という構図の撮影地があり、福浦八景と呼ばれる景勝地に列車が走るエリアです。

アクセス情報

[住所] 新潟県柏崎市鯨波3-11(地図

06.米山→笠島(柏崎市)

青海川よりも少し西にある米山駅近くの丘から、日本海を見下ろす形で列車を撮影できるポイント。展望広場として駐車スペースも広く用意されている場所で撮影しやすいようです。

米山-笠島間はこの場所よりもさらに高い位置から俯瞰できる撮影地もあるようです。

アクセス情報

[住所] 新潟県柏崎市米山町(地図

D.JR越後線

07.青山←関屋(新潟市)

青山←関屋写真 信濃川に架かる橋梁を渡る普通列車と遠くの新潟市街

信濃川が日本海へと流れ込む有明大橋付近の撮影地で、特に橋の西側(青山駅側)からは線路より高い位置から列車を見下ろす形で俯瞰撮影できます。

歩行専用の土手側よりも、車道に沿った歩道から見下ろす形で撮影するのが一般的です。

アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市西区青山3-1(地図

E.JR白新線

08.豊栄→黒山(新潟市)

豊栄→黒山写真 黒山駅ホームも見える陸橋から豊栄方面を見ると線路が沢山

黒山駅のすぐ西側の跨線橋から線路を見下ろす形で列車を撮影するポイント。上下計4本の線路が並び、手前側が1番線であることを考慮して撮影する列車を選定。

この撮影地以外にも豊栄-黒山間で田んぼと列車という構図のポイントはいくつかあり、北側からは架線がジャマにならないぶん側面が逆光になる区間ではあります。

アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市北区太田(地図

F.JR羽越本線

09.新津→京ヶ瀬(阿賀野市)

新津→京ヶ瀬写真 長編成の貨物撮影向きながら普通列車もいい雰囲気

新潟県内で随一の長さとされる阿賀浦橋の鉄道橋梁は、阿賀野川に架かるだけでなく手前の河川敷が農地となっているため奥行がある鉄橋です。

砂利の土手から線路を見上げる形が安全ですが、傾斜の強めなコンクリートを上がって撮影するのが定番となっているようです。

アクセス情報

[住所] 新潟県阿賀野市下里(地図

G.JR磐越西線

10.五泉→猿和田(五泉市)

五泉→猿和田写真 早出川の西側からは列車が隠れるものの木と畑が特徴的

阿賀野川へと流れ込む早出川に架かる鉄道橋梁を撮影できるポイント。

橋梁の南側からは列車や橋梁が順光で明るく撮影でき、橋梁の北側からは川が段差を落下する河原の姿とともに列車を撮影できます。

アクセス情報

[住所] 新潟県五泉市赤羽(地図

H.JR米坂線

11.越後下関→越後片貝(関川村)

雲母温泉の旅館が多いエリアで、荒川へと流れ込む大石川に架かる鉄道橋梁を撮影できるポイント。川幅も適度にあり、遠くの山並みも見える形で橋を渡る鉄道を撮影できます。

アクセス情報

[住所] 新潟県岩船郡関川村上関(地図

12.越後下関-越後片貝(関川村)

越後下関-越後片貝の区間では、先ほどよりも背が高い橋梁が越後片貝駅付近にあります。荒川へと流れ込む沼川に山の緑の高低差もあります。

山のトンネルへと入る列車を橋の脇から撮影する構図もありますが、よく見かけるのは列車の側面を撮影する構図。橋の高さと自然の豊かさを感じる写真です。

アクセス情報

[住所] 新潟県岩船郡関川村片貝440(地図

I.JR上越線

13.越後川口←北堀之内(長岡市)

越後川口←北堀之内写真 夏は手前の田んぼが美しくなる川とトンネルの構図

先ほど紹介した魚野川に架かる「魚野川橋梁」にて、新幹線用と上越線用の橋梁が交差する場所も撮影地のひとつ。新幹線の真下付近から上越線の鉄道橋梁を狙います。

対岸のトンネルから出てきて鉄道橋梁を渡る上越線の列車を待ち構えて、魚野川に架かる青い橋梁と手前の田んぼという自然たっぷりの姿を見ることができます。

アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市川口中山792(地図

J.JR飯山線

14.内ヶ巻←越後川口(長岡市)

内ヶ巻←越後川口写真 筒形のトンネルに駅ホームがありトキ鉄の列車が停車する

信濃川から分岐したての魚野川に架かる鉄道橋梁を狙う構図で、土手から見える橋の奥は緑の森がある自然豊かな撮影ポイントです。

手前の緑が少しジャマをするため、土手からうまく望遠を使用して列車を大きく撮影するよう工夫を。

アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市西川口1146(地図

K.JR只見線

魚沼エリアと会津若松を結ぶ只見(ただみ)線は、破間川や只見川の渓谷美を楽しめる新緑や紅葉の車窓が全国屈指の人気。2011年7月の新潟・福島豪雨により不通区間ができたものの、2022年10月に全線再開となります。

15.魚沼田中←越後須原(魚沼市)

魚沼田中←越後須原写真 秋は霧が発生しやすく遠くが見えないと絶景も魅力半減

国道252号沿いにある「大倉沢休憩所」から列車を撮影するポイントで、破間川と遠くの山並みを広く見渡せる場所に鉄橋のゆるいカーブが見事です。

アクセス情報

[住所] 新潟県魚沼市福田新田(地図

16.入広瀬←大白川(魚沼市)

入広瀬←大白川写真 11月上旬に紅葉する渓谷を渡る只見線の普通列車

入広瀬駅のエリアではカーブが多くて撮影ポイントがたくさんあり、その中で渓谷の風景を楽しめるポイントが「黒又ダム」の近くにある県道500号沿い。

渓谷を広く撮影すると、破間川に架かる鉄道橋梁を渡る列車は小さく映るため望遠など好みで。秋は紅葉もあり、美しい只見線ならではの景色となります。

アクセス情報

[住所] 新潟県魚沼市大栃山(地図

L.JR大糸線

17.頸城大野←根知(糸魚川市)

頸城大野(くびきおおの)駅の市街地よりも南のカーブ区間に差し掛かると、左右の並木が狭くも美しい景観を作る撮影ポイントがあります。

アクセス情報

[住所] 新潟県糸魚川市大野(地図

M.JR弥彦線

信越本線の東三条駅を始点として燕三条駅を経て、新潟県を代表する弥彦神社がある弥彦駅まで行ける参拝列車とも言える弥彦線。

18.矢作→吉田(弥彦村)

矢作→吉田写真 なだらかな山の紅葉と鳥居を背景に参拝向け列車が走る

弥彦神社から3kmほど南東にて単独でそびえる「弥彦神社大鳥居」を背景にして、列車を撮影できる弥彦線ならではのポイント。

線路の南側から田んぼを手前に入れて、望遠有無などお好みで調整。鳥居は住宅に遮られがちで、うまく住宅の隙間から柱部分まで見える位置を探すといいです。

アクセス情報

[住所] 新潟県西蒲原郡弥彦村矢作(地図

N.北越急行 ほくほく線

19.まつだい←十日町(十日町市)

まつだい←十日町写真 たまたま見つけて撮影した信濃川沿いの土手から見る列車

ほくほく線の多くは直線の高架線路となっており、そんな中で十日町駅から車で近い信濃川沿いを撮影したときのポイント。有名な場所ではなく川沿いの撮影で見つけた場所。

信濃川に架かる橋がトラスで覆われてしまっており列車が見えにくいため、橋のすぐ近くから田んぼ方面を撮影しました。

アクセス情報

[住所] 新潟県十日町市城之古(地図

O.えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン

20.上越妙高-北新井(上越市)

上越妙高-北新井写真 矢代川を渡るトキ鉄の列車に周囲の緑が映える

新幹線駅でもある上越妙高駅から少し南を流れる矢代川の撮影ポイント。県道579号の広い通りから川の土手を歩いて、新幹線の高架下あたりから撮影します。

土手は草むらで歩くのに気を付けたほうがいい場所で、列車の側面を少し遠くから撮影する形にはなります。

アクセス情報

[住所] 新潟県上越市石沢(地図

P.えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン

かつてのJR北陸本線における新潟県の区間は、2015年の北陸新幹線開通にともない第三セクターのえちごトキめき鉄道による日本海ひすいラインとして運営。交通の難所となる親不知(おやしらず)などを通る、日本海沿いの路線です。

21.筒石駅(糸魚川市)

筒石駅写真 筒形のトンネルに駅ホームがありトキ鉄の列車が停車する

地下トンネル内に駅ホームがある筒石駅は、屋外の駅舎から階段を下って来訪する珍しい駅。怪我や事故が無いよう気を付けながら、駅ホームにて列車撮影できます。

ホームは上下線で分かれている上に互い違いで少し離れているため、列車と筒状トンネルの形を撮影しやすいです。

アクセス情報

[住所] 新潟県糸魚川市仙納字大谷928(地図

まとめ

以上、新潟県の鉄道撮影地でした。

記事を書いた人&運営者
運営者顔画像
セシモ コイ (瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

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