熊本地震の支援として全国各地で熊本県産食品を購入する動きがありますので、当ブログでも「熊本の焼酎を飲んで応援」を推奨してみます。
紹介する商品の中で「米焼酎」「球磨焼酎」となっている銘柄は、熊本の県南部の人吉市周辺で生産しているもの。県南部ゆえ鹿児島空港からの輸送が期待できます。
実際のところ熊本市への間接的な支援としての効果があるのか明言できませんが、米焼酎文化に少しでも助力することで熊本県の発展になればと願っています。
目次
全国各地で手に入りやすい熊本焼酎7銘柄
1.米焼酎 白岳(高橋酒造)
球磨焼酎の代表と言える銘柄。減圧蒸留でもコクが残り、飽きのこない日常の一本。
全国的に流通している銘柄で、大抵のスーパーで見かけるもの。4合瓶だけでなく1升瓶や紙パックでの販売もあるので、くまなく探せばすぐに見つかるでしょう。
2.米焼酎 白岳しろ(高橋酒造)
精白度の高い米と自家培養酵母を使用した白岳しろ。これもスタンダードな一本。
くりーむしちゅーなど熊本県出身者が出演するCMも有名。白岳よりも「しろ」のほうがメジャーかもしれません。
また、特別バージョンとして銀色ラベル「吟醸しろ」や金色ラベル「謹醸しろ」も比較的多く流通しています。
3.麦焼酎 白水 麦25度(八代不知火蔵)
メルシャンの酒蔵が手掛ける麦焼酎。白川水源の水を使用して減圧蒸留。
白岳よりかは流通量が少なくて見つからない銘柄かもしれませんが、大手のメルシャンによる商品という点に期待。
4.麦焼酎 なんじゃかんじゃ(瑞鷹酒造)
日本酒も製造する酒蔵の麦焼酎。阿蘇の伏流地下水を使用してスッキリと。
熊本市の南部で、震源近くで屋根瓦など被害に会っている瑞鷹酒造。日本酒の銘柄「瑞鷹」も比較的多く流通していると思います。
5.米焼酎 鳥飼(鳥飼酒造)
フルーツのような香りで日本酒を連想。プレミア焼酎の波に乗った黄麹使用の米焼酎。
スーパーで見かけることもある銘柄ですが、主要駅の商業ビルの輸入商品店でよく見かけるもの。
大体1,700円くらいで購入できるものですが、店によっては3,000円くらいで吹っかけているところもあるので要注意。
6.米焼酎 川辺(繊月酒造)
川辺川の伏流水と相良村産の米を使用。フルーティで上品さを持ちつつコクもある一本。
コレ、ラベルに「限定品」と書かれており酒造でも県内限定と言っていたようですが、最近は県外にも普通に流通しています。
7.米焼酎 球磨拳(恒松酒造)
吟醸酒用の黄麹を従来の2倍使用。無濾過瓶詰めでコクとフルーティさを持つ米焼酎。
小規模な酒造ではありますが、この銘柄もコンクール受賞を経て最近は全国的に流通しているようです。
おすすめの購入場所
全国のスーパー、コンビニ、酒屋で少なくとも1銘柄くらいは置いてあると思いますが、意外に「ドンキホーテ」「ビックカメラの酒コーナー」でマイナーな銘柄も見かけます。
熊本の酒文化についての補足
熊本県は日本酒を製造している酒造もありますが、温暖な気候ゆえ「日本で日本酒を製造している最南端は日奈久(八代市に近い温泉地)」となっています。
やはり、九州、熊本といえば焼酎。ここ数年では芋焼酎にも力を入れていてコンクール受賞も増えてきています。
一日でも早く余震がおさまり復興が進むことを願うとともに、熊本の焼酎が止むことなく発展していくことを願っています。