東北の工場夜景7選!八戸小名浜など撮影スポット

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東北の工場夜景スポット

東北では青森県八戸市や福島県いわき市など工業都市がいくつかあり、工場夜景を楽しめる展望地も色々とあります。

海沿いの工業地帯が有名な一方で、内陸として岩手県北上市などでも工場夜景があって様々な夜景を楽しめます。

今回は、東北地方の工場夜景スポットを紹介します。

セシモ コイ

間近で工場を見るスポットから展望として工場夜景を楽しめる高台まで、色々な名所を紹介していきます。

A.青森県の工場夜景

01.館鼻公園 グレットタワーみなと(八戸市)

館鼻公園 グレットタワーみなと写真 タワー展望フロアからズームで馬淵川右手の工場を撮影

八戸市で工場夜景を鑑賞できるスポットはいくつかあり、その中でも無料で立ち寄れるタワーから工場を広く一望できるのが「館鼻公園」内の「グレットタワーみなと」。

タワーから西側を見ると、奥まで伸びる馬淵川の左右に工場が広がる光景。川の右手は出光興産や東北発電工業があり、左手には新菱八戸工場などがあります。

ガラス張りの屋内展望フロアなため寒さを気にせずゆったり夜景観賞できますが、撮影時はガラス反射の対策を。公園の無料駐車場があり、タワーはエレベーター付きです。

十和田方面の山も少しだけ見えて、光の量も程よくあります。
アクセス情報

[住所] 青森県八戸市湊町館鼻78-16(地図
[最寄駅] 陸奥湊駅から徒歩10分
[駐車場] 無料 2箇所28台(館鼻公園)

B.岩手県の工場夜景

02.岩手黒沢尻ガスセンター(北上市)

岩手黒沢尻ガスセンター写真 縦長のタンクがたくさんそびえる姿に灯りが色を添える

北上市の北部にある村崎野エリアには「北工業団地」と呼ばれる工場密集地帯があり、キオクシア岩手などの企業工場がある中で北西に位置するのが「岩手黒沢尻ガスセンター」。

ガスや液化窒素などを貯蔵していると思われる白い筒状のタンクが10本以上そびえており、入口は特に仕切りなどがないため背伸びなどせず楽に撮影できます。

付近の駐車場は見たかぎり企業関係者用のみ。道路の路側帯が程よい幅で取られているので、一時的な停車でサッと撮影する程度で迷惑にならないように。

この北工業団地は光の量が少なめで、このガスセンターが一番撮影向き。どうやら日没時間ジャストに点灯があり、比較的キレイな白いタンクを門から間近で見やすいです。
アクセス情報

[住所] 岩手県北上市村崎野21地割(地図
[最寄駅] 村崎野駅から徒歩26分
[駐車場] なし(付近に一時的な停車)

03.北上ハイテクペーパー(北上市)

北上ハイテクペーパー写真 光の量こそ少ないながら煙突2本を望遠で楽しめる工場

北上市の南部に位置する金ヶ崎エリアの六原駅から徒歩で行ける工場撮影地で、三菱系列の「北上ハイテクペーパー」の工場を少し離れた道路沿いから撮影できます。

敷地は塀で囲まれており車の入場門も閉まっていますが、入場門の脇に徒歩で入れてしまう空きスペースに三脚を立てて撮影できます。(侵入はしないように門の前で撮影を)

付近にはトラックなどが駐車して休憩する「相去パーキング」があり、広々としているため端に駐車して徒歩で撮影地まで行けます。

ここは目で見ると光の量が明らかに物足りないですが、一眼レフで30秒ほどのシャッタースピードで撮るとしっかり工場の写真になります。
アクセス情報

[住所] 岩手県北上市相去町笹長根(地図
[最寄駅] 六原駅から徒歩12分
[駐車場] 無料 台数多め(相去パーキング)

C.宮城県の工場夜景

04.ENEOS仙台製油所(七ヶ浜町)

JX日鉱日石エネルギー仙台製油所写真 白色と赤色の照明が織り成す製油所の夜景が夕暮れに映える

仙台市の海沿いにある仙台港から多賀城市と七ヶ浜町へと広がる埠頭にて、工場が色々と密集する港の埋め立てエリア。

その中で「砂押川」が三角地帯を作り出す「砂押定山運河」から工場を撮影できるポイントがあり、運河沿いを一般車が入れるギリギリの境目から工場夜景を撮影できます。

いわゆる「ENEOS仙台製油所」とも言われる「JX日鉱日石エネルギー仙台製油所」の工場を遠目で見ることができます。付近は車も人もいないので、迷惑にならない程度の停車で利用を。

静かな道路沿いから見る、白色と赤色の照明が織り成す工場夜景がいい感じ。電線がジャマをしてしまう点は仕方ないところです。
アクセス情報

[住所] 宮城県宮城郡七ヶ浜町湊浜正監(地図
[最寄駅] 多賀城駅から徒歩45分
[駐車場] なし(付近に一時的な停車)

D.秋田県の工場夜景

05.ポートタワーセリオン(秋田市)

秋田市の土崎港にそびえるビルタイプの展望タワー「セリオン」は、1994年にオープンして2010年には道の駅化を達成。日本の夜景100選にも選ばれている夜景の名所です。

標高100メートルに位置する展望室からは360度のパノラマ夜景を無料で楽しめて、カップル用のペアシートが1つあり。ひとつ下のフロアはスカイラウンジとして夜景を実ながら喫茶も可。

北方向には秋田臨海鉄道(今は廃線)が伸び、西から南西の方角には秋田運河の奥に「日本製紙秋田工場」などの工場夜景を見ることができます。

風力発電のプロペラなども見えて、港にある道の駅として日中はグルメなども楽しめるスポットです。
アクセス情報

[住所] 秋田県秋田市土崎港西1-9-1(地図
[最寄駅] 土崎駅から徒歩22分
[駐車場] 無料 約250台(道の駅)

E.山形県の工場夜景

06.酒田火力発電所(酒田市)

山形県の北西部に位置する酒田市の海沿い埋め立て地にある「酒田火力発電所」は、骨組みの付いた煙突がそびえる工場の夜景を見ることができます。

工場の周辺から見る形として、特に南東側から煙突を見上げる形で間近の工場夜景を楽しめます。

酒田みなとICから近く、アクセスしやすそうな場所です。
アクセス情報

[住所] 山形県酒田市宮海南浜(地図
[最寄駅] 本楯駅から徒歩68分
[駐車場] なし(付近に一時的な停車)

F.福島県の工場夜景

07.鮫川大橋(いわき市)

いわき市の小名浜工場夜景を楽しめるスポットはいくつかあり、そのひとつが国道6号「鮫川大橋」から見る勿来(なこそ)エリアの工場夜景。

橋から東側を見ると「勿来(なこそ)火力発電所」の工場を見ることができ、西方向には「堺化学工場」の工場夜景も見ることができます。橋は歩車分離されています。

河津桜が名物の勿来火力発電所を夜景で楽しむことができます。
アクセス情報

[住所] 福島県いわき市錦町川原(地図
[最寄駅] 植田駅から徒歩17分
[駐車場] なし

まとめ

以上、東北地方の夜景スポットの紹介でした。

記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。