初心者も安心!レンタカーの手続き方法と格安利用のコツ

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レンタカー手続き方法

レンタカーの手続きというのは免責補償など難しそうな内容に加えて、慣れない車の利用など戸惑う部分が多いものです。

一方、慣れている人でも意外とレンタカー料金やガソリン代など高くて困っている方や、車種選びなど曖昧に利用している点もありがち。

そこで今回は、レンタカーを利用する方向けの手続きのコツやおトクな情報を紹介します。

セシモ コイ

筆者は会員登録無しで大手レンタカーを「免責補償無しで3,500円/1日」で借りることが多いので、そのノウハウもしっかり解説します!

 

A.はじめに -紹介する内容-

今回、以下の内容を紹介していきます。

  • 予約方法「比較サイトで1日約3,500円に」
  • 店頭手続「免責有無や気を付けるポイント」
  • 給油方法「リッター10円以上割引する方法」

初心者でも予約から返却までひととおりの流れを理解できるとともに、ベテランでもお得な情報や気を付けるポイントを理解できるように解説していきます。

A.予約方法 -比較サイトで1日約3,500円に-

大手レンタカー公式の料金

大手レンタカーの公式サイトや電話で予約すると、正直なところ割高です。以下に大手6社のレンタカー正規料金と会員料金を一覧にしてみました。(2021年12月時点の参考価格)

大手レンタカー公式の料金

例えば軽自動車を2日間(土曜の朝8時から日曜の夜8時まで)借りる場合、最安価となるのが会員Web予約でバジェットレンタカーを利用して2日間で9,075円。1日あたり4,537円かかることになり、ここに免責補償を付けると1日あたり約1,000円ほど上乗せされるわけです。

さらに安く利用する方法とは?

では、どうすれば免責補償無しで約3,500円/1日(もしくは免責補償有りで約4,500円/1日)を達成するのかというと、

「レンタカー価格比較サイト経由で予約する」

というものです。比較サイト経由でも大手レンタカーを同じ内容で借りることができ、しかも大手公式で予約するよりも安くなります。

正確には「期間限定ではないが数量限定のプラン」として、いつでも登場しますが早い者勝ちです。もちろん、全国の大手レンタカーの様々な店舗で普通にプランが存在して予約できます。

価格比較サイトとは?

レンタカー利用条件を入力して検索すると、大手レンタカー数社のプランを一覧で表示してくれるサイトです。安い順にプランを並べ替えて表示する機能があり、数量限定プランも含めて表示されるため最安価のプランを容易に探し出すことができます。

なぜ安いのかというと「各社の正規料金を比較するサイト」ではなく「各社が価格競争で用意したおトクなプランを比較するサイト」だからです。価格的には、いわゆる福利厚生会員向けに近い30%~50%ほどの特別割引が適用されたプランが普通に出てきます。

なお、価格比較サイトを使わないほうがいいケースとしては、

  • 車種を確実に指定して予約したい(車中泊向き車種など)
  • 利用店舗が決まっていて割引プランがない(自宅の近くなど)
  • レンタカーとセットの新幹線料金を安くする(JR駅レンなど)
  • 福利厚生プランや割引ポイントを利用する(Benefitなど)

といったものが挙げられます。特に家族4~5人で新幹線とレンタカーを利用する場合は、JR駅レンタカー(旧トレン太くん)のほうがトータルで安くなるケースが多いです。

どんな価格比較サイトがある?

筆者が利用しているのは「たびらい」と「じゃらん」の2サイト。予約状況や免責有無などによって使い分けています。

価格比較サイトの特徴

リクルート社が運営する「じゃらん」は宿の予約サイトとして有名で、宿の予約時に必要なリクルートIDで利用できる「じゃらんレンタカー予約」が価格比較サイトとなっています。

たびらいレンタカー
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免責補償ありプランの大手レンタカー予約比較

じゃらんレンタカー
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じゃらん限定プランもある大手レンタカー予約比較

なお、価格比較サイトでも「スカイチケット」や「バスぷらざ」は安いレンタカープランが出てきにくいので、オススメしません。

実際に予約をする -手順-

ここでは予約サイト「たびらい」で紹介していきますが「じゃらん」も大体同じ手順で進めることができます。

まずは「たびらい」を開いて、レンタカーを利用する条件を入力していきます。

・レンタカー屋さんの営業時間は8:00~20:00の計12時間営業となっている店舗が多いので、出発日時は8:00、返却日時は20:00にしておくといいです。
・出発場所の都道府県を選んでから、駅を選ぶのが一番わかりやすいです。もちろん、エリア、空港、主要新幹線駅で選ぶこともできます。
・車を借りる店舗に返すなら「出発店舗に返却」、他の店舗で返却するなら別の店舗に返却も選べますが乗り捨て料金が数千円発生するのが一般的です。
・クルマの特徴は1~4人で利用するなら「軽自動車」と「小型車」を選ぶといいです。最近では禁煙者のみ扱う店舗も多いので「禁煙者」を選んでも大半のプランが表示されます。

これで「検索」ボタンを押すと、プラン一覧が表示されます。ここで「安い順」を忘れずに選んでおくのが大事。そうすると、安い順にプランが表示されます。

気に入ったプランにて「詳細を見る」にして、あとはオプションの入力をして「ご予約手続きに進む」を押して、氏名や電話番号などを入力していけばOKです。

ちなみに、免責補償やNOCといった項目がわからない場合は付けないでおき、当日店舗で借りる際に付け足すことも可能です。店舗で説明を聞いて判断するのが確実です。

B.店頭手続 -免責有無や気を付けるポイント-

交代する可能性がある同乗者がいるのであれば、店頭の段階で伝えておくこと。それをしないと現地で急遽運転もできなくなり、運転して事故を起こしてしまうと保険が適用されなくなる(対人対物無制限など)

車を運転している人の中で「100人のうち約1人だけ1年間に1回交通事故を起こす」という確率です。標準の腕前を持つドライバーがレンタカーで1~2日だけ運転して事故を起こす確率は1%に満たないと考えていいでしょう。そうすると、
https://jikosha.kurumaerabi.com/column/041/

なので、筆者個人としては加入しないです。「ある程度運転慣れしている」かつ「事故時に現金やクレジットカード払いで即日15万円支払える」のであれば加入しないほうがいいです。

C.給油方法 -リッター10円以上割引する方法-

基本的な給油方法

セルフスタンドで給油する際の動画がYouTubeに公開されていて、特にわかりやすかったものを貼っておきます。

入れるべき油種の確認方法、給油後のガソリン垂れ防止方法など、意外と知らないコツまで解説されています。慣れている方でも見ておくと参考になります。

レンタカーの給油で気を付ける点

レンタカーならではのポイントとしては、給油口は大半が「車の左後方」。軽自動車とコンパクトカーどちらも「レギュラー」であることが殆どです。

特にこだわりがなければ「満タン」を選んで給油し、ノズルのレバーが跳ね返ったら給油終わりとなります。

また、返却直前の給油ではスタンド店員が複数人いる「有人スタンド」ではなく、店員がいなくて(実は裏手に1人はいますが)自分で給油する「セルフスタンド」を利用したほうがいいです。

有人スタンドの場合は満タンになった後にも「継ぎ足し」としてガソリンを少し多めに給油して儲けを出そうとしてきます。相手がレンタカーであろうが容赦なく継ぎ足してきますので、給油をお願いする前に「継ぎ足しはしないでください」と伝えればOKです。

クレジットカード払が便利

支払いは現金でも可能ですが、お釣りを受け取る作業など手間がかかるのでクレジットカードで支払いをしたほうが早くて楽です。

石油会社(ガソリンスタンドの系列)専用のクレジットカードにしておくと、リッターあたりの給油額が2円ほど下がるだけでなくポイントもつきます。

店舗数で業界トップ4を占める大手4社ブランドで、入会金と年会費が無料のクレジットカードをまとめてみました。

ガソリンスタンドのクレカ種類

自家用車であれば「年会費はかかるけどもっと還元率の高い」カードはありますが、レンタカーのときだけ給油する場合は以上の中から選んでいいと思います。

中でもコスモ石油の「コスモ・ザ・オーパス・カード」は、イオン系列で利用できてブランド「WAON」へのポイント変換もできるので便利です。

コスモ石油に限ってはスマホアプリ「カーライフスクエア入れトク!」を使うとさらに1~6円/Lのガソリン値引きもできるそうで、クレジットカードのガソリン値引きと併用可とのことです。

コスモ・ザ・カード・オーパス
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コスモ石油給油割引のイオン系列クレジットカード

まとめ

何となく流れでレンタカーを使用していた方も「価格比較サイトをうまく活用する」「免責補償の必要性を考えて決める」「ガソリン割引と支払いが楽なクレジットカードを使用する」など、工夫する余地は色々とあるもの。

最初に1回、しっかり方針を決めて利用するときは色々考えることはあります。それでも、その後は決まった形でレンタカーを利用し続けることで負担なく利用できるようになります。

以上、レンタカーのおトクな利用方法の紹介でした。

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セシモ コイ (瀬下 恋衣)
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観光1,000日超の国内旅行マニア。一眼レフで撮影した花や絶景の写真を活用して当旅行サイトを運営。

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