Android無料アプリ「PowerToggles」で各種設定を瞬時切替

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旅先などのあらゆるシーンで、スマホの各種設定(GPSのオンオフなど)を瞬時に切り替えたくなるときはありませんか?

ホーム画面にてワンタップで切り替えできて、通常設定ではできないロック画面表示のオンオフなども切り替えもできるウィジェットは実に便利なもの。

今回は、ホーム画面にウィジェットとして設置できて、ワンタップで各種設定をオンオフできる「PowerToggles」というAndroid無料アプリを紹介します。

私が実際に幾つか使ってみた設定系ウィジェットアプリの中でも、カスタマイズ性と使い勝手が抜群に良いと感じたのがこの「PowerToggles」。特に、旅行先で地図を見るときにスクリーン自動オフを解除してGPSをオンにする設定を一瞬でできるのが魅力的です。

30秒でわかる!アプリ「PowerToggles」の便利な点

当アプリは横長のウィジェットの中に機能アイコン(GPS、明るさ調整など)を最大8つ並べてホーム画面に設置できるもの。

・47個もある機能の中から8つ選んでアイコン設置可
・アプリや端末設定もアイコンとして設置可
・各アイコンのタップ時の詳細動作も幾つか設定可
・ウィジェットの発色、背景色などを変更可

といったカスタマイズ性の高さが当アプリの便利な点。
そして、アイコンとして設置できる47機能のうち、

・GPS、Bluetooth、自動画面回転などのオンオフ
・スマホのオン時のロック画面を表示しない設定
・スクリーンのタイムアウト時間を長くする設定
・ディスプレイの明るさをバー形式で調整する設定

といった機能が特に便利。色々な機能を設置して簡単にオンオフを切り替えできるスグレモノです。

アプリのインストール方法

インストール手順は以下のとおり。
 ①GooglePlayで「PowerToggles」を検索してインストール
 ②ホーム画面の空き領域を長押ししてアプリ追加画面へ
 ③PowerTogglesウィジェットを選択してホームに設置

これだけで、ホーム画面に「PowerTogglesアプリ(アイコン)」と「PowerTogglesウィジェット(横長のバー)」が表示されるようになります。

アプリの設定方法

(1)メイン設定画面の開き方

設定の開き方は、
 ①PowerTogglesアプリ(アイコン)をタップ
 ②Homescreenをタップ
 ③LastEdited付近をタップ

これで、メインの設定画面を開くことができます。

各種設定はここで行い、設定後に「Done」をタップすると設定が反映(有効)になります。

(2)機能の追加配置

メイン設定画面の「+ Add Toggle」をタップすると、機能の一覧が表示されますので、追加配置したい機能をタップすれば追加できます。

一覧の上部にタブが3つあり、
 ①TOGGLES:機能(Wifi、GPS、Bluetoothなど)
 ②APPS:アプリ(Line、Google検索、ゲームなど)
 ③CUSTOM:管理機能(電源、データ使用量など)

の3タイプの中から好きなものを選んで配置することができます。

(3)機能の並べ替えと削除

メイン設定画面の各機能アイコンをタップすると「Data Sync」という吹き出し形の設定が開きます。

ツマミを押しながら左右にスライドすると機能アイコンの位置を動かせて、好きな位置に並べ替えることができます。

「Remove」をタップすると、機能アイコンを削除することができます。

(4)ウィジェットの見た目修正

メイン設定画面の下半分の領域に並んでいる「Style」などの青いバーをタップすると、見た目の設定変更フォームが表示されます。

設定変更できるものとしては以下のものなど。
 ①ウィジェットの縦幅と文字表示有無
 ②ウィジェットの発光色や背景色(透過率も設定可)
 ③機能アイコン間の仕切り線の有無

(5)機能の詳細設定

追加した各機能について、タップ時の詳細な動きを設定することができます。

詳細設定についてはメイン設定画面ではなく、ホームから、
 ①PowerTogglesアプリ(アイコン)をタップ
 ②Settingsをタップ
 ③Toggle settingsをタップ
で開くことができます。

旅行者必見!特に便利な8機能を追加して使ってみた

さて、ここでは「旅行で使うと便利」な8機能をチョイスし、配置してみて筆者が使用した感想を記載してみます。

(1)Brightness Slider – ディスプレイ輝度調整

ディスプレイの明るさを変えることができます。詳細設定をすると「3段階のタップ式」「横スライドバーでの微調整」の両方で調整ができる点はかなり便利。

(2)GPS – 位置情報

自身の位置情報(GPS)のオンオフを切り替えることができます。GPSを常にオンにしておくと電力を消費しやすいため、配置しておくと便利。

(3)Bluetooth – ワイヤレス接続

Bluetooth対応のイヤホンやキーボードなどとのワイヤレス接続をオンオフできます。特に旅行の移動中は、コード付きよりもワイヤレス機器のほうが便利。

(4)Screen Timeout – スクリーン自動オフ時間

不操作状態が続いたときにディスプレイが自動オフになるまでの「時間」を設定、切り替えできます。地図表示時など自動でディスプレイがオフになると困るときにワンタップで切り替えできてメチャクチャ便利。

(5)Rotation Lock – 縦表示と横表示の切り替え

スマホを縦や横で持ち替えたときに縦横表示が自動で切り替わる機能をオンオフ(切り替わり禁止)できます。地図を見るときなど、勝手に切り替わると困る場面も多いので便利。

(6)No Lock Screen – ロック画面の非表示

ディスプレイオフ状態からオン状態にするときのロック画面を一時的に無くす機能。頻繁にディスプレイをオンオフする場面で、いちいちロック解除を行わなくできるので楽チン。

(7)データ使用量確認

管理機能のデータ使用量グラフ参照機能を一発で呼び出せます。特に旅行先は通信量が多くなりがちなので、上限を超えないようチェックするのをワンタップでできるのが便利。

(8)アプリ別電池使用割合確認

管理機能の電池使用割合参照機能を一発で呼び出せます。旅行先での電池残量は気になるもので、無駄に大量消費しているアプリがあれば削除するなど対処できます。

まとめ

旅行の「イザ!」という場面でサッと設定を切り替えできるウィジェット。
ぜひ利用をオススメできる、魅力的なアプリです。
※ちなみに、このようなウィジェットを「トグルスイッチ」と呼ぶのだそうです。

記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ (瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

観光1,000日超の国内旅行マニア。一眼レフで撮影した花や絶景の写真を活用して当旅行サイトを運営。

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