全国各地のこだわり宿として、過疎地域へ移住して地域おこし活動を行う「地域おこし協力隊」が手掛ける古民家宿があります。
協力隊が空き家をDIYで改装した旅館や民泊の宿が多く、築年数の多い古風さの中に清潔感のあるリノベートの美しさがあります。
今回は、全国各地にある「地域おこし協力隊が運営する宿」をまとめてみましたので、旅行の宿泊先としてぜひご活用ください。
セシモ コイ
はじめに~協力隊宿の特徴
旅館業法や民泊新法の影響で、古民家の宿は以下のような特徴があります。
- ドミトリー(相部屋)の宿や、個室の旅館営業など形式は宿によります。
- 簡易宿所扱いだと食事提供に制約があり、宿主フォローでの共同調理の宿も。
- 参考として大人料金の目安を記載。子ども料金を安く設定する宿もあります。
なお、予約サイトは可能なかぎり調べました。楽天とBooking.comで予約可能な宿は予約ページへのリンクボタンを掲載しました。協力隊の宿は予約サイトに登録されていないところも多く、宿サイトの電話や予約フォームのメールのみで応対する宿も多いです。
北海道エリアの宿
01.旅人宿 昭栄(道東 弟子屈町)
南弟子屈からおはようございます。昨晩は南弟子屈駅前の旅人宿昭栄に宿泊していました。宿主がまさかの愛知県出身で地元愛知の話で盛り上がりました。 #北海道にマイル2020 pic.twitter.com/thYbki5lSH
— ハレかわ (@harekawa) 2020年1月25日
北海道の弟子屈町にある、素泊まりのゲストハウス。もとは北海道バイク旅行者向けのライダーハウスとして出発し、宿の施設も少し改良して今は1泊2,000円のゲストハウス。
宿主(管理人)は若い頃からバイクで全国を旅しており、2015年に弟子屈町の地域おこし協力隊として就任。ライダーハウスの新規運営を手掛けて今に至ります。
宿は男女別相部屋で、布団ありの素泊まりのみ。食事施設は無いですが自炊設備があり、別料金ですがシャワー、洗濯機、乾燥機も利用可です。
なお、最寄り駅の南弟子屈駅が2020年3月で廃駅になるため、2020年度以降は宿も「冬は営業しない」予定とのことです。
02.くりとまる(道央 栗山町)
10月にオープンしました栗山町のゲストハウス「くりとまる」。
旅行に仕事に利用してみはいかがでしょうか?https://t.co/QWRU8moGXx pic.twitter.com/KsDMEBai2T— 夕張新聞 (@yubarinews) 2019年11月12日
北海道夕張郡の栗山町にあるゲストハウス。最初は地場産品を使用した飲食店「cafe&barくりとくら」がオープンし、同建物内に追加で2019年10月1日に誕生した宿泊施設です。「栗山町に住むように泊まる」がキャッチコピー。
この一軒家は「ふるさと応援寄附オフィス」「地域おこし協力隊シェアハウス」も入っている家として、栗山町の地域おこしの拠点とも言えます。
2020年1月時点で、2年目の現役の地域おこし協力隊2名が中心となって立ち上げた宿。現役2人とも北海道出身で、U・Jターンで栗山町の協力隊として活躍中。協力隊OBもオフィススタッフとして運営に携わっている様子です。
協力隊員たちがDIYでリノベーションした部屋は、すべてベッドにフローリングのモダンな洋室タイプ。1階に2名用「Kuri Room」と2階に4名用「Maru Room」の2部屋があり、一軒家の一部なのでトイレ、お風呂、洗面所はお客様やスタッフと共同。
栗山駅から徒歩4分ほどの宿で、学校や各種施設が集う都市型の駅前なので飲食店やスーパーも徒歩圏内にあります。
東北エリアの宿
03.ヘイタハウス(岩手県 釜石市)
釜石に空き家活用の宿泊施設 W杯の民泊にも – 毎日新聞 https://t.co/IdFIZrDqQl
— ラグビー×毎日新聞 (@MainichiRugby) 2019年4月7日
岩手県釜石市の平田地区にある一戸建てで、なんと釜石市の地域おこし協力隊とのルームシェアという変わった宿。家主同居型の民泊施設という扱いで、協力隊がルームシェアをしながらおもてなしをするという特徴があります。
千葉県出身の協力隊2名が10年間ほど空き家だった住宅に移り住み、2019年4月頃に民泊の宿として開業。4LDKの間取りで2部屋を協力隊が使用し、残り2部屋が3名用と4名用の宿泊客向け。部屋内では相部屋ではなく予約者グループが利用できそうです。
リビングと台所が広めだそうで、台所で食事を作ってリビングで談笑するような使い方もしやすいとか。フローリングの洋室にソファとテーブルがあり、ベッドは2段ベッドも含みます。民家タイプのお風呂を利用できます。
三陸鉄道・平田駅から徒歩22分ほど。車での来訪時は鹿などが出ることもあるそうで、運転に注意。付近に中華料理屋さんがあるようですが、他に飲食店は少なめな印象。
楽天系列のVacationSTAYなどの予約サイトで予約できます。
[宿サイト] なし
[料金目安] 1泊 1人3,500円+税
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 三陸鉄道・平田駅から徒歩22分(GoogleMap)
04.くらしnoie蔟(山形県 白鷹町)
今日は民泊の見学に隣町まで行って来ました。
山形県白鷹町の築150年の古民家を利用した民泊+カフェ 蔟まぶしさんオシャレでした!物件が古いってのは民泊の場合強いな〜
そのかわりリフォームが大変だったらしい。
五右衛門風呂もうらやましいな! pic.twitter.com/Fcn2Tk8XVv— Yoshi 山形の金髪大家 (@yskid382) 2019年11月10日
白鷹町の中山地区にある、かつて神主の住居だった築150年の古民家をリノベートした民泊の宿。宿の名前は「蔟(まぶし)」で、養蚕の道具が由来。緑に囲まれた2階建ての一軒家で、飯豊連峰や白鷹山を遠くにのぞむことができます。
神奈川県出身で白鷹町の地域おこし協力隊として活動していた女性2名が、卒業後にクラウドファンディングを活用して2019年4月26日にオープン。2階に元協力隊が宿主として居住し、1階が宿泊客向けエリアとなっています。
施設内のテーブルなどは町民の寄付によるものもあり、特に土間の一枚板テーブルは談笑にも使えるもの。複数客のシェアルームとして最大12名が宿泊可能で、個室は状況次第の要相談で応じてくれる場合も。
風呂は大きい釜型の「五右衛門風呂」で、薪と灯油により温めるもの。夕食と朝食は宿主と共同で作るため、料理ができなくても手伝うことで出来上がります。
2019年6月からは日中のカフェ営業も始める予定とのことで、宿泊は金土日祝のみ営業だそうです。
関東エリアの宿
05.街音-matinee-(栃木県 那須塩原市)
先週末はmatineeで篠の材料作り体験がありました。職人さんの世界。面白い。 pic.twitter.com/tNapDk4kFg
— Ayano Toyoda (@sunkokesun) 2018年5月28日
那須エリアの玄関口で、東北本線の黒磯駅から徒歩3分にある「日常を感じられる」がコンセプトのゲストハウス。フランス語で「朝」を意味する「マチネ」が宿名の由来。もともと2018年春オープン予定としていたものの、2019年となった様子。
埼玉県草加市出身で、那須塩原市の地域おこし協力隊として観光PRをつとめた女性がオープンした宿。学生時代からゲストハウス運営を目指していたとのことで、未経験だった改装にもチャレンジして作った宿です。
元は紳士服店だった3階建てのビルをDIYで改装し、上階からは黒磯の街並みが見えるもの。内装は駅近のビルとは思えないほどに美しい畳の和室で、障子に欄間(らんま)まであります。
男女別ドミトリーに加えて個室もあり、トイレとお風呂は共用。自炊できる共用キッチンと、リビングもあります。1階はコワーキングスペースとして改装予定となっています。
[宿サイト] 街音-matinee-(予約フォームあり)
[料金目安] 1泊 1人 ドミトリー3,500円、個室3,800~4,800円(1名時のみ4,800円)
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 東北本線・黒磯駅から徒歩3分(GoogleMap)
甲信越エリアの宿
06.SARUYA(山梨県 富士吉田市)
本日は山梨!
都留文科大学に行きました〜!たまたまhttps://t.co/YJVo61mc0Kで見つけた、
【HOSTEL SARUYA】に泊まろうとしたら、
イベント協力してくれたメンバーのバイト先!ここオシャレすぎ。古民家リノベの中に、
バランスよく緑、そして石絨毯に惚れてしまう。 pic.twitter.com/ssfxVefrYo— たけしん | 新潟ベース (@tokyotolocal3) 2018年11月20日
大月から河口湖へと向かう富士急行線の下吉田駅や月江寺駅から徒歩圏内で、昭和の雰囲気が残るアーケード街にあるゲストハウス。
千葉県出身で大学のまちおこしプロジェクトの一環で訪れた富士吉田市に魅力を感じ、2013年に地域おこし協力隊として就任。任期中に10軒ほどの空き家再生を手掛けたノウハウを活かし、2015年7月にオープンしたのがこのゲストハウスです。
現在は元共同代表として当宿の第一線からは離れつつも、商店街の活性化に取り組んでいるとのこと。現代表は立ち上げ時にも深くかかわり、デザイナーの経験を活かして内装にこだわった空間にしたとのこと。
築90年ほどの美容院をリノベートし、1階はサロンスペースとキッチンのある空間に。2階に男女兼用のドミトリーの形で、相部屋の宿泊が可能。2段ベッドは使わないのをこだわりとした、広くて天井の高い畳の部屋です。
[宿サイト] HOSTEL SARUYA Facebookページ
[料金目安] 1泊 1人3,600円
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 富士急行・下吉田駅から徒歩8分(GoogleMap)
07.結い庵(長野県 南木曽町)
今日は中津川から、県境を越えて岐阜から長野の木曽のゲストハウスに滞在。空気が綺麗で、身体が軽い^_^
僕ら以外全て海外からのお客さま。#結い庵 pic.twitter.com/qjPHGLcvZl— morimori (@MandM_awaken) 2019年10月27日
旧中山道沿いの南木曽町(なぎそまち)にて、妻籠宿(つまごじゅく)から車で15分ほどの山間部にある古民家のゲストハウス。
宿のオーナーは東京の大手ソフトウェア企業から南木曽町の地域おこし協力隊となり、空き家の改修を手掛けて2軒の宿をオープン。現在は株式会社の代表として、3軒目以降の宿づくりと宿管理の従業員育成も並行して進めています。
その1軒目となるのがこの宿。レストラン、バー、共用ラウンジ、庭園を併設する1つ星のホステル。木材の色合いがよく出た外観、屋内中央には大きな囲炉裏。畳の部屋に本棚などを配し、ハンモックもあり窓からの光と豊かな緑。
相部屋と個室があり、貸しテントでの宿泊も可能。シャワーは無料利用可で、ヒノキの風呂は200円。自家菜園の野菜カレーが名物で、お昼のカフェとして立ち寄りで食べることもできます。
08.柏屋(長野県 南木曽町)
【まだまだ歩くよ旧中山道 十二日目 25】柏屋の先、木曽三代寺の最古刹定勝寺の手前を右に折れる。枡形。 pic.twitter.com/M8OH5CyOAX
— 青空に花満開 (@hanagamankaida) 2015年5月17日
先ほど紹介した「結い庵」から南木曽駅方面へ車で10分ほどで行ける、オーナー2軒目の宿。木曽川がすぐ近くにある旧中山道の三留野宿にある1棟貸しのゲストハウスです。
三留野宿に残された明治期の建物で、30年ほど空き家だった建物をDIYでリノベートして宿にした2階建ての日本家屋です。三留野宿の本陣の隣にあり、本陣を模して作った一般の民家だったものだそうです。
2017年夏にオープン。1棟貸し切りで建物を丸々利用できる宿で、10名まで宿泊できます。しっかり補修された木材の色合いがよく出た内装。素泊まりのみ対応のようです。
Booking.comでの予約ができない状態になっており、AirbnbやBooked.jpで予約できそうです。
[宿サイト] 株式会社フォークロア 柏屋(予約サイトへのリンクあり)
[料金目安] 1泊 1棟貸切13,500円+1人あたり1,500円
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 中央西線・南木曽駅から車で3分(GoogleMap)
北陸エリアの宿
09.玉村屋(福井県 南越前町)
宿場町として栄えた南越前町今庄で、築90年の古民家を改修した宿「玉村屋」が2月26日オープン。宿泊客が祭りに参加したり、特産のつるし柿作りを体験したりするプランが特徴。管理人は地域おこし協力隊員で、「地域の伝統的な暮らしを体験できる宿にしたい」と意気込む。https://t.co/jjjuWxe8xk pic.twitter.com/5VCQWe5A0I
— まさたけ@地方の魅力をカタチにしたい (@localdesignbank) 2019年2月18日
福井県南越前町の今庄駅から徒歩4分の宿で、コンセプトは「第二の実家」。民泊ではなく旅館の扱いのようで、宿泊部屋はシェアではなく個室タイプの1~3名利用。
京都府出身で大学時代に自転車で日本一周をした経験もある宿主。旅行会社や宿泊施設での勤務を経て、南越前町の地域おこし協力隊として活動後に開業したのがこの宿です。
2階建ての古民家は、うだつ(類焼防止壁)が付いた和の民家の見た目。1階は地域住民も利用できる畳敷きのコミュニティスペースで、2階には宿泊者専用のラウンジ部屋がありテーブル(こたつ)で談笑も楽しめて本も置かれています。
部屋は2階で、2人用2室と3人用1室の計3部屋。ベッドにフローリングの洋室ながら、和デザインのベッドカバーに障子風の窓。古民家の風情を持たせつつ、シンプルさのあるキレイな空間です。風呂は無さそうですが、シャワーは24時間利用可能。
基本料金に夕食は付いていませんが、宿泊者も交えて夕食を作ってから食べる「交流会」は参加費1,000円。デリバリーや周辺の飲食店利用も可能です。朝食は、町内産コシヒカリに、宿場内商店の味噌と梅肉の和朝食です。
東海エリアの宿
10.ダジャ-Daja-(静岡県 南伊豆町)
ゲストハウスDAJAに宿泊し、南伊豆 子浦をさんぽっ!
その土地のゲストハウスオーナーにまちを案内してもらいながら、その土地の歴史や地元の人と交流を楽しむってそこにしかできない体験。
いや〜いいねっ!潮音寺の御朱印はセルフサービスですっ!
#夢アワツアー pic.twitter.com/BWPug05LlH
— 木村 淳史(キムラアツシ) (@atsushi800) 2018年8月7日
南伊豆町の漁村集落にある「釣りガールの宿」と呼ばれるゲストハウス。空き家になっていた民宿を現在の宿主が買い取って、2018年7月にゲストハウスとして開業した宿です。
もともと釣りが好きな女性の宿主は、釣りを楽しめる伊豆に住むことを決意。2014年に南伊豆町の地域おこし協力隊となり、任期中は「釣りガール倍増計画」を掲げて活動。協力隊卒業後に空き家を買い取って今に至ります。
町の職人や友人と協力してリノベートした室内は、海をイメージさせる青色を部分的なアクセントにした内装。2段ベッドのある相部屋のドミトリータイプが2部屋あり、和室が1部屋あります。
宿の近くには釣具屋さんがあり、エサの購入や釣り竿のレンタルも可能。有料で宿主による釣りガイドや、事前予約により釣り船を出すこともできるそうです。
食事はゲストが作るスタイルとなっており、釣った魚を調理する形も可能なようです。
[宿サイト] ゲストハウスDaja Facebookページ(メッセージで予約)
[料金目安] 1泊 1人 ドミトリー3,800~4,000円、個室3,750~5,000円(個室は2名以上)
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 伊豆急行・伊豆急下田駅から車で36分(GoogleMap)
11.森と町(静岡県 森町)
【ゲストハウス巡り in 森町】
静岡駅から約1時間半
もう少しで2周年を迎える”ゲストハウス森と町”最寄り駅の電車は1時間に1本のローカル線。そこから見える景色は日本の田舎
都会の喧騒を忘れてゆっくりとのんびりしたい人にオススメです pic.twitter.com/UsZKjNeW93— きり@ゲストハウス阿蘇び心スタッフ (@kiri_guesthouse) 2019年8月4日
静岡県の西部となる遠州地方の森町で、古民家をゲストハウスにした宿。
宿主は実家が浜松市で、もともと勤め先も浜松市内の会社。退職して東京都を起点に農業研修を受けながら全国をまわり、森町に研修で訪れた際に住むことを決意。2016年に森町の地域おこし協力隊となった方です。
協力隊時代に自宅として使用している建物を改装して、2階を宿泊できるゲストハウスにして2017年8月にオープン。1階は居住だけでなく事務所や交流拠点としても使い、宿主のいる民泊の形となります。
古民家らしさのある和室の造りで、畳や障子などに座布団や行灯など和を徹底した雰囲気は外国人にも人気だとか。2階の客室はベッドと布団それぞれあるようで、ここも古民家ならではの雰囲気がしっかり作られています。
付近にはジェラートや菓子舗など、のどかな街並みの個人店がある場所。各種民泊系サイトで予約できます。
[宿サイト] なし
[料金目安] 1泊 1室7,500~12,500円(人数により可変)
[食事有無] 夕食なし、朝食なし
[場所] 天竜浜名湖鉄道・遠州森駅から徒歩18分(GoogleMap)
12.タカハウス(愛知県 新城市)
GW唯一の遠出は、愛知県新城市にあるタカハウス(@viatortaka が運営するゲストハウス)へ遊びに行ってきました。山菜の女王と言われるコシアブラを山へとりに行って天ぷらにして食べたり、まったりボードゲームをしたりと最高の休日を過ごせました。季節ごとに色んな遊びができるのでオススメです。 pic.twitter.com/kmrsr8g6DM
— ヒロミチハセガワ? (@onigiri_dan) 2019年5月7日
愛知県で岐阜県寄りの新城市で、素泊まりの宿泊や合宿貸し切りのできる民家の宿。宿主が住む民家に、完成途中のアースバックハウス(土嚢の家)が庭にあります。
宿主は自転車世界一周の経験のある若者で、地域おこし協力隊を経て宿を始めた方。ボードゲーム好きとして、ボードゲームを楽しめる宿として愛知県内のゲーム好きが集まる場所として用いられることもあるそうです。
基本は素泊まり。宿泊部屋はベッドではなく布団で、男女別室として部屋を分けることも可能。宿主との共同ですが、キッチン、風呂、トイレ、冷蔵庫を使用できます。
予約は3日前までとのこと。ネコ1匹がいて、冬はソファ囲いのこたつが魅力。春には梅や桃の花が咲く庭にて、状況によりバーベキューもできて燻製用の一斗缶もあります。他にも手作り体験などもあるそうです。
13.雨宿り(三重県 熊野市)
三重県熊野市の育生町(いくせいちょう)にある、農家民泊の宿。熊野本宮大社や丸山千枚田へ車で行きやすい立地の山間部で、宿泊施設が少ない立地を活かしたゲストハウス型民宿です。
もともと関東で仕事と生活をしていた宿主の夫婦。農業を行いたい夢を果たすため三重県の移住窓口へ相談し、熊野市の地域おこし協力隊をしながら農業を始めることに。野菜作りや加工品販売を行うとともに、現役時代に民泊も開業。
客室は和室1部屋と洋室2部屋。ベッドと布団を組み合わせて、最大8名が宿泊可能なようです。浴室もあります。
素泊まりを基本として、別料金で参加型お食事会のオプションがあります。宿主のフォローで調理する形で、鮎やジビエなど季節の食材に加えて地元野菜など熊野の食材で作る食事を楽しめます。(時間帯は宿サイトに掲載)
関西エリアの宿
14.うめたんFUJI(兵庫県 丹波篠山市)
おくものがたりや神戸大の学生教員がいつもお世話になっている方のご紹介です!!
うめたに みちこ さん
篠山大芋地区で新しく民宿を始めました
「おくものがたりのツイートを見た」
と伝えるとワンドリンクサービスとのこと。
篠山で美味しいご飯を食べたければぜひ『うめたんFUJI』へお越し下さい pic.twitter.com/zEU3yC5wTd— おくものがたり (@okuokumo) 2019年12月15日
兵庫県で丹波篠山市(旧篠山市)の大芋地区にある、1日1組限定で宿泊できる農家民宿。京都府との県境近くにあります。
宿主は丹波篠山市の地域おこし協力隊として、国内外の観光客を案内するモニターツアーを実施。さらに活動を広げるための拠点として、民泊も可能な築90年の古民家を見つけて一部改装して宿を開業して今に至ります。
8畳1室の部屋は5人まで宿泊可能。素泊まりを基本として、夕食に丹波篠山ジビエバーベキューセットを付けることもできます。丹波篠山のクラフトビールや、日本酒とワインもあり。
季節によって農作物の収穫体験などもあるそうです。
15.草地家(兵庫県 あわじ市)
淡路島で養蜂業を営んでいらっしゃる「草地家」さんの古民家に宿泊。
蜜蜂の箱も見せて頂きました。
岡山から移住してこの6000坪の山を含む土地と建物を譲り受けたとのこと。とっても希望に道溢れているご夫婦のお話を楽しく聴くことが出来ました♪皆様も是非泊まってみてください(^_^) pic.twitter.com/FczYWup8Ng— ぱんげあ (@pangaeaer) 2019年8月4日
淡路島のあわじ市にある、日本みつばちのいる森の中にたたずむ古民家の宿。かつて山師の家だった築60年の古民家を手直しした建物で、素泊まりで宿泊できます。
2016年に岡山から淡路島へ移り住んだ、宿主の夫婦。地域おこし協力隊として地域活動をするとともに、2018年1月に引っ越した住居を改装してゲストハウスを開業。
最初は相部屋タイプの予約も受け付けていたそうですが、2020年1月からすべて個室タイプとしての予約に切り替え。洋室は1人での宿泊が可能で、和室は3名まで泊まれるそうです。
家の床や天井などに使われている松の木材は、自家製の蜜蝋ワックスで磨いたものだとか。ハチミツも作っており「草地家のはちみつ」として購入も可能です。
16.暮らす宿 HANARE(奈良県 川上村)
大自然に囲まれたゲストハウス🏡『暮らす宿HANARE』は、知る人ぞ知る秘境の宿。丸ごとお家のように使うことができ、朝・夕の食事も台所を使って自炊したりと、川上村での暮らしを疑似体験することができます。
☞https://t.co/LLMEyQxQIm#奈良の木のこと #NARANOKINOKOTO #暮らす宿HANARE pic.twitter.com/6BPIc7Tb1X— 奈良の木のこと (@naranokinokoto) 2018年10月4日
奈良県の県南、大台ケ原のふもとにある川上村の宿。山脈に囲まれた川沿いで、かつて吉野林業が盛んだった場所として自然と水にめぐまれた場所にあります。
地域おこし協力隊をつとめて今も川上村に住み続けている夫婦が、在任中に作り上げた宿です。今は運営者ではなさそうですが、村で管理されている様子です。
1日1組限定で楽しめる自然の中の古民家で、広い和室の畳に布団敷で泊まれます。縁側から緑が見えるだけでなく、川を眺めながら入れる杉の桶のお風呂が売り。
台所には「おくどさん」と呼ばれる竈(かまど)があり、火をくべて煮炊きができる釜での自炊も可能です。食材付きも可能で、かまどのご飯作りはスタッフのサポート付き。有料体験としてピザづくり体験やバーベキューのプランもあります。
最寄りのコンビニまで車で40分あるとのことなので、必要なものは来訪前にそろえておいたほうが良いです。公式サイトの予約フォームのみで予約可能なようです。
[宿サイト] 暮らす宿 HANARE(予約フォームあり)
[料金目安] 1泊 1人8,500~11,000円(平日は安め)、灯油など別料金
[食事有無] 夕食なし、朝食なし(夕食朝食の自炊用食材付きは+1,000円)
[場所] 国道169号・白川渡バス停から徒歩31分(GoogleMap)
17.NIPPONIA HOTEL 串本熊野海道(和歌山県 串本町)
和歌山県の串本町に「NIPPONIA HOTEL 串本 熊野海道」が2棟3室同時にてオープンしたみたい
-「まち全体をホテルに」がコンセプト
– 築150年の古⺠家を改修
-古民家オーベルジュ
-客室ごとに異なるデザイン今後は街に点在する古民家をリノベーションし、10棟15室にまで拡大予定のようです。楽しみ。 pic.twitter.com/X8VIbvVFUa
— ヨシオカ | HOTEL TRIM (@takuyayoshioka) 2019年7月2日
和歌山県の南端で夏場のレジャーも充実の串本町で、コンセプト「まち全体をホテルに」をかかげて古民家宿にレストランやカフェが組み合わさったホテル。全国に数軒ある「NIPPONIA HOTEL」のひとつです。
宿のオーナーは串本町の地域おこし協力隊として活動し、卒業後に株式会社の社長として宿の運営に携わっています。構想から2年かけてオープンした宿は、さらに拡充する予定も。
古民家2棟の計3室で2019年7月に営業開始となり、移住者を中心に運営。築145年「稲村亭(とうそんてい)」はレストラン併設、築100年「園部邸」にはカフェが併設されています。
定員2名、2~4名、2~6名の部屋が1つずつあり、枝垂れ桜や梅の木を眺める客室や土間のある部屋などラグジュアリー感たっぷり。部屋により内風呂、外風呂、ジャグジー風呂があります。
[宿サイト] NIPPONIA HOTEL 串本熊野海道(電話と予約フォームあり)
[料金目安] 1泊 1室20,000~80,000円+1人3,000~10,000円
[食事有無] 夕食有無選択可、朝食有無選択可
[場所] 紀勢本線・串本駅から徒歩12分(GoogleMap)
中国エリアの宿
18.旅人の宿NOTE(鳥取県 岩美町)
いつも山陰格ゲー勢(だったり色んなオタクが)お世話になってる民宿
《旅人の宿note》
この4月で5周年を迎えられました。近年、人気宿になってはいますが、今後も使わせていただくと思うんでみんな来てな^ ^ pic.twitter.com/CcAmOk65sR— abetakuHJ (@abetakuhj) 2019年4月6日
岩美町で日本海に面した浦富(うらどめ)海岸には旅館やペンションが10軒以上あり、その中で夕食のパエリアが人気の民宿。
女性宿主は、2013年7月に岩美町の地域おこし協力隊1期生として赴任。廃業した空き民宿の再生を現役時代に担って民宿をオープンし、協力隊卒業後も定住して民宿の経営を継続しています。
外観こそ普通の民家ですが、内装はしっかり整ったキレイさのある部屋。1階に洋室8畳と和室20畳、2階に和室6畳が2つ。相部屋は無く、個室で予約できます。
夕食のスペイン料理がひとつの売りで、鳥取県の日本海で採れる魚介類を使用したパエリアが目玉です。苦手な場合は刺身や煮魚の和食もあるとのこと。朝食は和定食です。
19.昭和民宿 龍神荘(鳥取県 岩美町)
昭和民宿「龍神荘」は目の前が海!
縁側から浜辺まで0.1秒!!昨日の羽尾は海がきらきらでした(*´ω`*)♪ pic.twitter.com/FI6qgFkKYR
— りよさん (@riyosan117) 2017年5月6日
兵庫県との県境も近い鳥取県の羽尾海水浴場にある、縁側から手の届くほどの距離に砂浜と海が広がる民宿。夏場は海水浴などのレジャー、冬は日本海の松葉ガニなどが魅力。
岩美町の地域おこし協力隊の第2期生として就任した男性宿主は、就任早々に空き民宿となっていた「昭和民宿 龍神荘」を再オープン。協力隊卒業後も経営を続け、ワカメの養殖や漁業権も取得するなど積極的。
昭和民宿という名前はそのまま残した、どこか懐かしい民宿。最低限の設備と言いながらもフリーwi-fi付きで、昔ながらの洗面台や畳の部屋はのんびり空間。
お風呂は共用ですが大と小があり、子連れなどファミリーなら大を利用するのが良さそう。料理は山陰の海の幸が売りで、時期によりモサエビや松葉ガニなど。
20.つちのと舎(島根県 雲南市)
昨夜は「つちのと舎」さんへ。
寒さをしのごうと薪ストーブにつられてやってきました。
ヒロさんの作るごはん、美味しさパワーアップしてたなぁ。すごいなぁ。丁寧な仕事。身も心もポカポカになりました。 pic.twitter.com/HWu7UFPPCy
— 西藤将人 (@saitomasahito20) 2019年1月10日
島根県雲南市の木次町にて、しまね田舎ツーリズム登録の田舎暮らし体験メニューのある民泊の宿「つちのと舎(や)」。
東京で育った夫婦が、2011年の震災を機に雲南市へ移住。地域おこし協力隊を経て定住し、自宅を改装する形で民泊を開業。カフェや整体など曜日ごとの仕事に自然農の農業も組み合わせながら、民泊も営んでいる多彩な夫婦です。
食事は宿主夫婦がサポートする共同調理の形。部屋は畳の和室のようです。畑の作業体験に加えて、有料の体験メニューとしてコーヒー豆の焙煎や散歩ウォーキングも楽しめます。
お風呂は近隣の温泉がオススメとのことで、徒歩15分で「おろち湯ったり館」。車だと他にも温泉を楽しめる箇所が3つほどあります。2019年末には薪風呂の改装も果たしたそうです。
四国エリアの宿
21.moja house(徳島県 神山町)
神山の朝!#徳島県 #神山町 #moja house pic.twitter.com/gE8hZTnjEU
— くめかなこ@精進料理と地域おこし協力隊 (@aratanoanan) 2019年3月22日
徳島県の山間部にある神山町にある「神山くらしの宿 moja house」。mojaとはベンガル語(バングラデシュ)で美味しいという意味で「美味しくて楽しい神山の日常を旅人と地域の人が分かり合える場所」を目指すゲストハウスです。
千葉で生まれ育ち、青年海外協力隊としてバングラデシュで2年間活動したというアクティブな女性宿主。2016年春に神山町の地域おこし協力隊となり、農業と食に関する活動を経てゲストハウスの宿を開業。
山並みに囲まれた、山の上の宿。部屋のドミトリー(相部屋)は女性専用と男女混合に分かれており、個室もあって部屋単位の値段設定。談話室、キッチンがあり、お風呂は共同。
宿泊だけでなく季節ごとの暮らし体験もあり、食事は宿主のフォローで一緒に作って食べる「もじゃ飯体験」がオススメとのこと。田植え合宿やカレー教室など、単発のイベントを開催する日もあるそうです。
[宿サイト] moja house(予約フォームあり)
[料金目安] 1泊 ドミトリー1人4,500円、個室1部屋12,000円
[食事有無] 夕食あり(体験で共同調理)、朝食不明
[場所] 徳島駅から車で40分(GoogleMap)
22.とのわ(香川県 土庄町豊島)
瀬戸内海に浮かぶ島々の中で、離島アートで有名な豊島(てしま)。香川県に属しており、島の東側にある唐櫃港(からとこう)近くにあるのがこのゲストハウス。1日1組限定の宿です。
豊島の地域おこし協力隊として活動してきた女性宿主。卒業後もオーガニックカフェ、整体、そして食事付きの宿を営んでいます。(2018年夏から半年ほど休業期間もあったのですが、再開して宿主によるカフェも宿も元気にオープン)
築110年の古民家で外観は瓦屋根の一般的な民家ですが、屋内はリノベートでキレイに改装した畳みの和室。一部の部屋には韓国でよく採用されている床暖房「オンドル」をDIYで組み、電力自給「オフグリッド」でエコな自給自足に取り組んでいます。
花や着物など和を大事にする宿主のセンスも活き、食事も麹や野菜を使用したオーガニックなもの。薪で焚く五右衛門風呂、布団の和室でのんびりとした島の夜。
[宿サイト] とのわ 宿泊情報 豊島観光ナビ(予約メールアドレスあり)
[料金目安] 1泊 1人 素泊まり5,500円、1泊2食付き8,500円
[食事有無] 夕食・朝食の有無選択可
[場所] 豊島・唐櫃港から徒歩3分(GoogleMap)
23.さかりば(愛媛県 今治市)
愛媛県今治市に属する、瀬戸内海に浮かぶしまなみ海道の大三島。観光ルートから少しはずれた島の北部にある「農村ゲストハウスさかりば」。
大阪府で生まれ育ち、大学院で農村地域の研究を行っていた宿主。研究から実生活へのあこがれを持ち、2012年春に今治市の地域おこし協力隊として大三島に移住。地域行事などに関わるとともに、定住としてゲストハウスをオープン。
築70年以上の倉庫を改装した建物だそうで、梁の通った屋根の2階に2部屋と1階にも1部屋あります。畳とフローリングを組み合わせた部屋で、各部屋に洗面台があります。
食事無しの素泊まりのみで、キッチン使用可能で周辺飲食店や仕出しでの用意は可能。風呂もあり、内装やトイレなど全般的にキレイな改装が施されています。
24.内子晴れ(愛媛県 内子町)
愛媛県で歌舞伎座「内子座」などを有する町並み保存地区「内子の街並み」で、築170年ほどの古民家を改装したゲストハウスとバーが一体となった宿。
横浜市出身で会社員だった宿主は、四国のお遍路巡りでの体験を経て内子町の地域おこし協力隊に。そして協力隊卒業後に仲間と会社を起こしてゲストハウスを開業。
2階建ての木造民家で、1階はバーカウンターと約100㎡の部屋にテーブルや和の民芸品を配した客席。2階は相部屋と個室があり、計3部屋に最大14人が泊まれます。
九州エリアの宿
25.みなとや(長崎県 壱岐市)
昨日は開店前の宿に泊めてもらって、ぐっすり。元遊郭の築100年の古民家宿、みなとやゲストハウス。オーナー夫婦は海女さんで釣り好きで海が大好きで、壱岐に行ったらまずこの夫婦に会いに行くべしと思います。絶対に楽しい宿になるんだろうな〜! pic.twitter.com/NU2mhZ9mgd
— まお (@maononon) 2016年4月2日
長崎県に属する離島の壱岐(いき)。麦焼酎の地として有名な壱岐にて、芦辺港近くの築100年ほどの建物を利用した「釣り師と海女が営むゲストハウス」。
女将として宿を営む女性宿主は、岩手県の陸前高田市出身。震災を機に家族で長崎県へ移住し、地域おこし協力隊として活動。海女として今も仕事をする一方で、地元漁師の男性と結婚をして今は夫婦で宿を切り盛りしています。
海の仕事をする夫婦のゲストハウスとして、海の料理がひとつの魅力。壱岐の海で採れた季節の魚介類を使用して調理にもこだわった夕食に、壱岐焼酎を添えて楽しめます。
部屋は2名を目安とした洋室1部屋と、3名まで布団を敷ける和室1部屋。そして相部屋8名定員の男女混合ドミトリーもあり、2弾ベッドのカーテン仕切りがありプライベートに配慮。要予約の別料金で、カヤックなどのアクティビティも楽しめます。
2階建ての宿は木材の色合いを感じる廊下に、雑貨屋さんのような雰囲気を持つラウンジとサンルーム。本もたくさん並び、洗面台もモダンに作られています。お風呂は無く小さいシャワールームがあり、共同利用のキッチンもあります。
[宿サイト] みなとやゲストハウス(予約フォームと電話あり)
[料金目安] 1泊 1人 ドミトリー3,800円、個室4,500~5,500円(人数により変動)
[食事有無] 夕食・朝食は別料金であり(+3,300円)
[場所] 壱岐島・芦辺港から徒歩27分(GoogleMap)
26.Drop inn Linkwell(鹿児島県 志布志市)
鹿児島県の南東で宮崎県との県境に位置する、志布志(しぶし)市。麓地区の武家屋敷群から近い、洋風一軒家タイプの宿。「ボタニカルな自然派ゲストハウス」を称する民泊の宿です。
ヨガと格闘技のインストラクターでもあるオーナーは、関西から志布志市へと移住。市の地域おこし協力隊として活動しながら、地域の魅力を旅行者などにも知って欲しいと宿を営業。
明るい2名用の洋室2部屋と、落ち着きある3名用の和室1部屋。ハンモックやバランスボールにテーブルのある共同スペースは、明るさを演出した観葉植物がひとつの見どころ。共同利用のバスルームもあります。
Booking.comの予約では「Room1 Shibushi cozy room」と「Room2 Shibushi resort & relax」の名前で公開されています。
[宿サイト] Drop inn Linkwell 志布志市サイト(予約リンク先掲載あり)
[料金目安] 1泊 1人4,000~4,500円。1棟22,500円での貸し切りも。
[食事有無] 夕食なし、朝食不明
[場所] 日南線・志布志駅から徒歩27分(GoogleMap)
27.こしきの宿(鹿児島県 薩摩川内市)
美咲ちゃんが作った #こしきの宿 見にきたー
山口くんが作った門。
本当は泊まりたいけど、ずっと予約埋まってる。 pic.twitter.com/Y6MXkhfZYc— ねねこ (@neconeneco) 2018年8月12日
薩摩川内市に属する離島の上甑島(かみこしきしま)にある、里港から徒歩10分の武家屋敷群にある宿。1棟貸し切りで
地域おこし協力隊をつとめた女性隊員が、古民家を改装して2017年4月にオープンした宿。予約手続きなどは上甑島観光案内所が対応しているようです。
居間に加えて和室の6畳1部屋と8畳1部屋の両方を使用でき、浴室もあります。調味料のそろったキッチンを利用可能で、1人につきお米1合がサービスで付きます。近隣飲食店の食事をオプションで付けることもできて、宿まで届けてくれる店も。
1棟貸しなので1~2名だと値段が高いのがネックですが、7名まで宿泊できます。公式サイトの予約フォームのみで予約可能なようです。
まとめ
地域おこし協力隊は卒業後に定住しない方も多い一方で、こうして地元で宿を開業して継続的に運営できている実力者たちは素敵なもの。宿泊してみれば、きっと地域おこしや地元話で盛り上がると思います。
以上、地域おこし協力隊が運営する宿(古民家、旅館、民泊)の特集でした。