福井県の鉄道撮影地12選！越前/越美/小浜の列車

県を縦断する北陸本線をはじめとして、山と川に恵まれた九頭竜エリアの自然豊かな撮影地が魅力的な福井県。

えちぜん鉄道も福井市から広く分布しており、東尋坊と永平寺へ向かう途中に列車撮影を兼ねるのもいいものです。

今回は福井県の鉄道路線一覧と鉄道撮影地を紹介していきます。

福井県の鉄道路線一覧

福井県の鉄道路線は以下のとおりです。

A.JR北陸本線

北陸新幹線開通により第三セクター化が進んでいますが、今も北陸の主要鉄道路として特急サンダーバードも走るJR北陸本線。

01.福井←森田（福井市）

おはようございます
朝から過去写真
3096レ EF81-404
森田 九頭竜川橋梁 pic.twitter.com/MyHK42cqZI

— にゃ王(にゃおー)と申します🐱 (@nyaooo51) 2021年5月20日

福井県内の北陸本線三大撮影地のひとつとされる「九頭竜川橋梁」。福井市街地より北に位置しており、徒歩でのアクセスは遠めでJR森田駅が最寄りとなる場所。

南側から九頭竜川に架かる橋を撮影する構図で、特急サンダーバードや貨物列車など長い編成を撮影。撮り鉄の人気撮影地となっており、貴重な列車のときは撮影者が多い傾向です。

B.JR小浜線

02.美浜－東美浜（美浜町）

今日の単9520レ→工9521レ　DE10-1541＆チキ２Ｂ　小浜工臨　小浜線　美浜駅～東美浜駅間にて。

去年の大減便で美浜や勢浜に行く難易度が一気に上がってしまい、移動にかなり疲れた。桜と絡めたがもう散り初め…午後からは曇るし。まあ、ずっと行きたかった場所で撮りたいものが取れただけ良しか。 pic.twitter.com/ZsxZtP3dcB

— 永原の国鉄駅長🛤 (@80980) 2022年4月11日

美浜駅から徒歩で東へと歩いていき、耳川の線路南側から海方向の線路を撮影するポイント。

川の東側からは列車側面と川の構図で、こんもりとした小さい山を背景に列車を撮影できます。川の西側からは列車正面も少し捉える斜めからの構図を楽しめます。

03.十村－藤井（若狭町）

小浜線を行く125系の普通列車。
DE10ネタで訪問した時のカットです。
ここで構えている間、「随分昔に来た事があるような気がする感」が拭えなかったのですが、帰宅後に1981年に運転されたC56「SL若狭」をここで撮っていた事を思い出しました。
2019年10月　藤井ー十村 pic.twitter.com/I1VLfPsMtC

— 非電化計画 (@DML61ZR) 2022年1月25日

十村（とむら）駅から徒歩圏内となる北方向にて、線路と川をまたぐ明神大橋から列車を見下ろす形で撮影するポイント。

手前の田んぼ、架線も無く列車正面と側面を美しく撮影できます。遠くの山並みも美しく、緑豊かな田園風景の撮影地です。

04.勢浜－小浜（小浜市）

683系の団体臨時列車が小浜線へ。
久々の小浜以西への入線だったので、勢浜の定番俯瞰で。

2019/12/21（土）
683系近キトV34
@小浜〜勢浜 pic.twitter.com/AKEuc6NVtp

— 大波 (@lr5304) 2019年12月21日

小浜市民球場から若狭湾を見下ろす構図で、列車の側面と海を広く撮影できるポイント。海の向こうには赤礁崎の半島が見えるのもアクセントになります。

この場所は球場の座席スタンドから撮影する写真がネットに上がっているようですが、許可なく無断侵入で撮影するNG行為の方もいるとか。事前許可を得るか、グラウンド下から撮影を。

05.加斗←勢浜（小浜市）

本日の収穫②です。

小浜線(125系)

日本海側は快晴で撮影日和でした。

小浜ー勢浜間、勢浜ー加斗間、若狭有田ー上中間にて。 pic.twitter.com/Jr3RRhzPB8

— Mossan (@RyousTaka) 2020年8月14日

勢浜駅から線路沿いに西方向へ行った場所で、踏切から神社方向へ伸びる登りの石段途中から列車を見下ろす形で撮影するポイント。

遠くに若狭湾の入り江を捉える構図で、勢浜海水浴場の美しさを感じさせる自然豊かな列車風景を楽しめます。

C.JR越美北線

06.越前東郷→一乗谷（福井市）

写真 道の駅あさくらのすぐ傍で撮影できる越美北線の列車

道の駅「一乗谷あさくら」から、すぐそばを走る越美北線の列車を楽しめます。

県道31号を挟み、歩車分離はできていないものの草地が少しあるためそこまで危険でもなく撮影位置を確保できます。

梅の木と思われる木がいくつか集まり、やってくる列車を正面から間近に撮影できます。

07.一乗谷⇔越前高田（福井市）

写真 美しい色の山と川を渡る越美北線の列車に白煙が立ち上る

足羽川を渡る越美北線の列車を撮影できるポイントで、緑豊かな山肌と青々と美しい足羽川にクリーンセンター福屋の白煙がアクセントとなる絶景です。

国道158号で足羽川に架かる下新橋から撮影する形となり、橋の東側の路肩に退避用スペースがあり道幅も余裕あり。のんびりとした静かで自然豊かな場所にて撮影を楽しめます。

08.柿ヶ島－勝原（大野市）

10/25・越美北線（JR九頭竜線）・柿ヶ島－勝原間 pic.twitter.com/zeXM7YYpeQ

— おた鉄@趣味垢 (@RWAIR_ota_tetsu) 2015年10月25日

九頭竜湖がS字に流れを変える地点に架かる鉄道橋梁「第二九頭竜川橋梁」を渡る列車を撮影する、自然の雄大な絶景を感じとることができる撮影ポイント。

国道158号沿いから様々な角度で橋を撮影できますが、歩車分離できていない区間が多め。安全な撮影場所としては、西勝原第三発電所へと下りる坂道がある場所がオススメです。

D.えちぜん鉄道 三国芦原線

09.中角←新田塚（福井市）

えちぜん鉄道と九頭竜川橋梁
奥にはJR北陸本線もあります！
ただ521系や特急の模型が置いてないのが少し寂しい… pic.twitter.com/Aw4X3c83TA

— 北陸常磐@鉄道垢 (@afslsfb) 2019年12月3日

中角（なかつの）駅のすぐ近くを流れる九頭竜川の土手から、川に架かる「九頭竜川橋梁」を走る列車を間近で撮影できるポイント。トラスから飛び出す1両編成の列車を撮影します。

この橋梁は大正4年に完成した鉄橋として、えちぜん鉄道で最長の橋です。（九頭竜川橋梁で検索すると色々な場所が引っ掛かるので注意）

10.三国港←三国（勝山市）

えちぜん鉄道三国港駅近くの眼鏡橋。煉瓦造単アーチ橋で大正2年竣工。もう100年以上経ちますね。ねじりまんぽと言って内部の煉瓦が螺旋状にねじれてるそうです。電車が来るといい感じなんですよね。#眼鏡橋 #えちぜん鉄道 #煉瓦造り #ねじりまんぽ #大正ロマン pic.twitter.com/YHCeFv3Gxb

— fiftywalk (@fiftywalk) 2020年6月16日

終点駅となる三国港駅の駅前から見える「眼鏡橋」をくぐる列車を撮影する、風情ある撮影スポット。

大正2年に造られた「眼鏡橋」は、国の有形重要文化財。捻じ曲げたようにレンガを積み上げる珍しい方式により、橋の強度を確保した独特なデザインとなっています。

E.えちぜん鉄道 勝山永平寺線

11.保田←発坂（勝山市）

2/27
北陸初日はえちぜん鉄道へ
暇潰しにホームに上がったら三国港行きのMc5001が止まってたので急遽三国芦原線へ
バリ晴れバリ順のMc5001を撮影できて感激
午後からは保田～発坂で白山連峰をバックに撮影しました。予想に反して雪が残ってたので、激山バリ晴れ雪カットを撮れて感動。 pic.twitter.com/S9IspLI69b

— サロハユニセフ (@103_3500) 2021年2月28日

石川県方面にそびえる白山連峰を背景にして、柵がない線路沿いで列車側面を撮影しやすい撮影地。1両や2両の編成で走るローカルな列車を撮影できます。

遠くの山並みにおける一番奥から顔を見せる白山連峰は、冬に山全体が真っ白になる美しい姿。真冬には手前の田んぼにも雪が染まる、北陸らしさのある風景になります。

F.福井鉄道 福武線

12.家久→サンドーム西（鯖江市）

福井鉄道の上鯖江（現サンドーム西駅）〜家久駅間の日野川橋梁。昨今は，こういうウィンドウ・シル，ヘッダー付きの電車を見るのは難しくなってしまった（2003年10月12日撮影）… pic.twitter.com/VfuPgL2QgU

— 三日画師 (@43days) 2014年3月16日

日野川に架かる鉄道橋梁「日野川橋梁」を走る列車を、土手から撮影するポイント。わずかにサンドーム西駅（旧・上鯖江駅）からのほうが徒歩で近いです。

橋の南東から撮影するのが定番の様子。手前の木々は川の姿を阻みますが、橋と川に山並みや環境保全工場の姿まで入る特徴的な風景です。

まとめ

以上、福井県の鉄道撮影地でした。

記事を書いた人＆運営者

セシモ コイ(瀬下 恋衣)

趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。