都市同士を結ぶ交通手段として、比較的安価で遠方へと移動できる魅力の交通手段「高速バス」。特に夜出発で朝到着の夜行高速バスを利用すれば、寝ながらにして目的地へと到着できる便利なもの。快適性を犠牲にすることもありますが、移動手段のひとつとして利用してみるのもいいと思います。
どんな路線があるのか、検索
かつては高速バスの路線は各社がそれぞれ情報を載せていて探すのが大変でしたが、最近では路線検索のNAVITIMEで各社のデータを網羅した検索ができるようになりました。
出発地と目的地がある程度決まっているのであれば → NAVITIME路線検索
漠然とどんな路線があるかを見てみたいのであれば → NAVITIME全路線一覧
若干不安ながら格安の路線検索であれば → 夜行バス比較ナビ
慣れないうちは出発地と目的地に都道府県名を入れて検索していくといいでしょう。
予約は早いほうが割引がきく会社もある
予約は早いほうがいいでしょう。経営している会社にもよりますが、例えばJRバスであれば5日前までの予約で1,000円以上割引されるケースもあるなど、比較的割引がききやすい交通手段です。
予約する前にチェック!バス会社名
高速バスは大手の鉄道会社が経営しているところもあれば、無名の企業が経営しているところもあります。大手だから絶対安心というわけではないですが、大手のほうが社会的責任が大きく法律をより遵守しているという安心感を考えれば多少高くても大手のほうがいいと個人的に思います。
予約する前にチェック!シート列数
快適性を大きく左右するのがシート列数で、高速バスの路線や価格とともに記載されているので確認しておきましょう。いわゆる観光バスのように中央に通路があり左右それぞれに2席ずつあるものが「4列シート」で、ひとりで利用すると知らない人と隣同士になってしまいます。それに対して上写真のように1席ずつシートが分離していて、左、通路、中央、通路、右、という構成の「3列シート」のほうが快適です。最近ではデラックスタイプの「2列シート」というものもありますが新幹線並みの値段にはなります。4列シートのほうが運搬する人数が多いぶん安いわけですが、快適性も踏まえて選ぶといいと思います。
いざ乗車する際は快適なグッズを用意
私の経験上、バス車内は寒い場合が多いです。毛布1枚が用意されているのが一般的ですが、毛布に頼るよりも衣類で暑さ寒さを調整できるようにしたほうがいいでしょう。衣類としてフリースを持っておけば、毛布や腰当てにも使用できて便利。あとは空気を入れるタイプの首枕もあると便利です。バスの種類によってはお茶やおしぼりも用意されていますし、トイレが付いているバスもあります。