海に囲まれて山間の町も沢山ある東北では、海沿いや田舎らしさのあるカフェでコーヒータイムを楽しめます。
青森県には定番のオシャレスタバが弘前にあり、東北全域で色々なカフェがあります。
今回は、筆者が行ってみたカフェと気になるカフェを紹介していきます。
青森県のおしゃれカフェ
01.スターバックスコーヒー 弘前公園前店(弘前市)
弘前城がそびえる弘前公園の南側のお堀沿いに、洋館の一軒家タイプの建物が特徴のスタバ弘前公園前店があります。
入口のガラス戸を手で開けてくぐると、木材の床にダークブラウン調の洋館らしさのある空間。1人用の席が端にあるレジカウンターが出迎えてくれます。
さらに、大きい部屋と小さい部屋が1つずつ。1人でも利用しやすい大テーブルに2人用テーブル席もある部屋には、海外のお客さんもチラホラ。ガラス窓から見える庭も魅力。
メニューは全国の一般的な内容ですが、カウンター近くの軽食ケースに目が行きやすい清潔感。キッシュやスコーン、サンドウィッチなどが置かれています。
02.桜林茶寮(弘前市)
帰省⑩
百沢スキー場近くのお洒落な「桜林茶寮」
落ち着くとても素敵なお店です!
珈琲美味しい〜(((o(*゚▽゚*)o)))☕️ pic.twitter.com/v0jjGut06y— atsuyaki (@kotsu0317) 2018年5月5日
弘前駅から車で30分ほどかかる、百沢スキー場の近くにあるカフェ。2018年5月にオープンした、桜林(さくらばやし)茶寮というお店です。
岩木山神社からであれば徒歩30分ほど。ウッドデッキの玄関で迎える黒い一軒家カフェで、夏は緑の木々、冬は雪景色を楽しめるガラス張りのカウンター席があります。
情報が不足していて正確ではないですが、食事メニューは日替わりのランチの様子。健康志向のおばんざい系定食で、主菜に加えて山菜のおひたしや天ぷらなど。
店名のとおり春には季節限定の桜シフォンケーキなどが出ることもあり、通常喫茶メニューとしてはトールグラスのアイスコーヒーなど色々あります。
03.赤い屋根の喫茶店 駅舎(五所川原市)
太宰治ゆかりの金木エリアの芦野公園駅にある、かつて芦野公園駅の駅舎として使われていた建物を活用した喫茶店。
道路側から見る一軒家カフェの洋風外観が魅力なだけでなく、ホームに直結した裏口も有しています。
店内はかつて列車を待つお客さんたちの待合室、そして切符売りの窓口カウンターが残る木材の空間はアンティーク調の落ち着きがあります。
食事メニューとして津軽定番の馬肉を使用した馬肉カレーと馬肉丼があり、他にも軽食などが用意されています。
焙煎のコーヒーも売りですし、ケーキやパフェもあり。特にリーズナブルな自家製パウンドケーキはリンゴやさつまいもなど日替わりで素材が変わる名物です。
04.ホロンバイル(八戸市)
種差海岸の葦毛崎展望台の駐車場にたたずむ一軒家カフェ。海と灯台を眺める展望台に立ち寄る観光客向けのソフトクリーム販売を行うお店です。
ソフトクリームやドリンク類の窓口販売もありますが、ログハウス調の店内でゆったりソフトクリームを食べながら景色を楽しめます。
木で作られた窓向きカウンター席は植物なども飾られていて、テーブル席も温かみある色合いに小物の飾りも木材に合っていて綺麗なもの。
ソフトクリームはバニラ、ショコラ、いちご、マスクメロンなど7種類のフレーバーがあり、ミックスでオーダーすることも可。コーヒー類もあります。
ソフトクリームの価格帯は310~370円で、ワッフルコーンにしても400円前後。それでいて一般のソフトクリームより明らかにボリュームたっぷりです。
岩手県のおしゃれカフェ
05.異人館(宮古市)
宮古(岩手)/異人館
綺麗な宮古の海のすぐ側に建っているお店
天気が良くて、窓から入る日差しが気持ちよかった🙂
今日は大夢というリンゴを使ったリンゴパフェを頂きました🙆
レジで貝殻の詰め合わせを貰いました🙆 pic.twitter.com/iCkJuDtWEO— はくまい純喫茶アルバム (@junkissa8901) 2017年12月10日
三陸の海岸沿いを走る国道45号沿いの宮古市にある、とんがり屋根を持つ洋館のたたずまいを見せる喫茶店。
東日本大震災で被災して3年ほど休業したものの再開。海の見えるカフェとして人気だったものの2018年頃に津波対策の堤防ができて海が見えなくなったとか。
店内はフローリングの木材の感じが程よい雰囲気を作る、特別ではないもののオシャレさを感じさせる内装。
この店の売りはなんと言ってもパフェ。果物に生クリームで綺麗に盛り付けられており、イチゴ、甘夏、マロン、バナナなどがあり、インターネット上もパフェの写真でぎっしり。
06.sofo cafe(釜石市)
美味しいコーヒーが飲める幸せ!#sofocafe #kamaishi #sofo #coffee #happytime #thanks pic.twitter.com/9p7PrTb7O9
— ほそえり (@Eri_hhh) 2019年7月10日
釜石市大平町の「釜石大観音仲見世通り」にある、2019年に登場したカフェ。「客が長く居たいと思う空間」をコンセプトとしたお店です。
商店街の再生を目的としてインターネットのクラウドファンディングで資金を集めて開業したカフェとしても話題で、もともとそば屋だった建物をリノベート。
ランチタイムにはカレー、パスタ、パエリアなどがあります。こだわりの豆を使用したコーヒー、エスプレッソ仕立てのラテやカプチーノなど、カフェメニューも充実しています。
[店名] sofo cafe Facebook店舗サイト
[場所] 最寄駅不明 地図(GoogleMap)
[営業日時] 平日11:00~19:00,土日10:00~18:00 水曜休
宮城県のおしゃれカフェ
07.心結ぶカフェ むすびや(南三陸町)
南三陸ハマーレ歌津 心結ぶカフェ『むすびや』
ロコモコプレート pic.twitter.com/tKoNr0NUNp— 富田純一 行こうよ南三陸!\(^o^) (@TomitaJunichi) 2017年6月29日
南三陸町の歌津地区にあるカフェ。洋室のような雰囲気の店内で食事やドリンクを楽しむことができます。
キーマカレーやロコモコなど洋風寄りの食事メニューに加えて、こだわりのコーヒーなどカフェメニューも用意されています。
08.珈琲神社(南三陸町)
今日の締めは「珈琲神社」さん。
何度もそばを通りながら、行くチャンスがなかったのです。念願かないました。
珈琲美味しい…☺️
志津川湾を眺めながら…#南三陸町 pic.twitter.com/LuME4HRUtj— FUNKふじやま (@funkfujiyama7_8) 2018年5月4日
南三陸町で志津川湾を見ながらくつろげるカフェ。海の見えるウッドデッキに出ることもでき、テラス席に加えてハンモックも導入されたそうです。
食事としては手作りのピザが名物。コーヒーは煎り具合を選べるそうで、モアイを型どったクッキーが1つ付いてきます。豆の持ち帰り販売も行われています。
秋田県のおしゃれカフェ
09.ラ・カシェット 花花(にかほ市)
象潟(きさかた)エリアの金浦駅から徒歩圏内にある、ログハウスの一軒家タイプの建物でランチやカフェを楽しめるお店。
ガーデン風のテラス席もあり、店内の木材主体のテーブルや椅子。天井のプロペラや間接照明もあって昼下がりのランチタイムも雰囲気良く楽しめます。
水も果物を浮かせたデキャンタグラスで用意してくれる、見た目の涼しさもまた一興です。
メニューにはランチ、カフェ、そして本日のスイーツの記載あり。自家製と思われるアイスクリームは現地特産のいちじくを使用したものが用意される場合も。
ほうじ茶投入オレ、きな粉ラテなどのこだわりドリンクから、定番のカフェラテやキャラメルラテなどがあります。
ランチはオムライス、丼、カレーなど。マクロビカレー、焼きカレー、アボカド焼きカレーなどカレーライスへのこだわりがある構成です。
10.マリンブルー(小坂町)
十和田湖マリンブルーさんで、
十和田湖を眺めながらランチタイムです。アップルパイとカレーをいただきます。 pic.twitter.com/l3Izu4iTdt— マスノスケ@CX-5セロー (@masunosukeserow) 2019年5月18日
十和田湖畔の秋田県側にある、アップルパイが名物のカフェ。時期にもよりますが、青森県産のりんご「ふじ」をメインに使用して長細く焼き上げるアップルパイです。
十和田湖レークサイドホテルが運営するカフェで、もともとはホテルの厨房で試行錯誤して作り上げたアップルパイとして今も1本ずつ手作りだとか。
ウッドデッキのテラス席も用意されており、店内もログハウス調のカフェ。雪の時期は閉鎖されるため、観光シーズンに立ち寄る必要があります。
山形県のおしゃれカフェ
11.FIRST PENGUIN(鶴岡市)
行ってきました!✨#カフェ #カフェ記録 #鶴岡 #FIRSTPENGUIN #おしゃれカフェ #海の見えるカフェ #海好き #夕陽 pic.twitter.com/AMUvbXCi4o
— ズパゲッティ作家 Silky シルキー (@cleo0913sa) 2019年4月22日
鶴岡の海沿いを走る国道7号沿いに軒を構えるカフェ。道路を挟む形になりますが、日本海を眺めることのできる窓向きカウンター席のあるお店です。
店内にはロフトもあるそうで、椅子などの家具類に加えて観葉植物やリースなどに彩られた空間がオシャレ。
軽食として卵焼きをトッピングしたチーズトーストが売りで、ショコラケーキやロールケーキなどの甘味もあり。
コーヒーは挽いた豆をポット内で圧縮して抽出するフレンチプレス式です。
福島県のおしゃれカフェ
12.会津壹番館(会津若松市)
会津若松駅から南へと伸びる「野口英世青春通り」沿いにある「野口英世青春館」の1階にある、アンティーク調で少し古めかしくもブラウンの色合いが美しい純喫茶。
かつて野口英世が火傷で手術をした時の病院がこの建物だそうで、2階が資料館になっています。
4人がけの丸テーブルがいくつか置かれていて、カウンター席に加えて奥にも部屋があるので席数はそこそこ多い感じです。
モーニングメニューが無いので朝食で利用すると少し高めになりますが、会津はちみつトーストなどこだわりの軽食があるのも魅力のひとつ。
七日町観光のカフェとしてコーヒーで一息つくなどの利用がピッタリで、マイルドブレンドはコロンビアとブラジルをベースにした深みのある香りと飲みごたえ。
13.七日町駅カフェ(会津若松市)
会津若松駅から南へ1駅、七日町駅の駅舎内にあるカフェ。白亜に緑屋根の駅舎外観と、洋館風の内装にダークブラウンのテーブルと椅子があります。
会津地方17市町村の雑貨や食品などが売られており、雑多な雰囲気を持ちつつもショップの商品を見ながら過ごせる空間としては良好。
無人駅のため外からの立ち寄りも可能ですし、列車で七日町駅を降りて楽しむこともできます。
まち歩きスイーツ&カフェの参加店でもあり、和菓子と洋菓子それぞれにこだわりがあります。
飲み物などのメニューを持ちつつ「会津のおやつセット」や「シフォンケーキセット」など甘味とドリンクを600円+税で楽しめるのが魅力です。
14.氏季カフェ(会津若松市)
会津若松駅から北へ1駅、広田駅エリアの広い田園地帯にポツンとたたずむ和の古民家を活用したギャラリーカフェ。
玄関で靴を脱いで、畳の敷かれた和室にテーブル席が用意されているダークブラウン調の空間。
建物の周囲に整備された庭は大きい窓ガラスの縁側や席から見ることができ、夏場は緑が豊かになります。
14時まではランチタイムとして「和風パスタ」「シーフードカレー」「グリル野菜カレー」があり、1,000円超えではありますがしっかり作られた料理を楽しめます。
シフォンケーキやあんみつなど甘味5種類、珈琲や紅茶など飲み物4品、食後のミニデザートやビールも添えることができます。
まとめ
海岸沿いのカフェも点在する東北。弘前城など観光地のカフェもあれば、冬に雪を眺めながら静かに過ごせるカフェもあって楽しいもの。
観光と親和性の高い立地にあるお店は利用しやすく、それでいて賑わいすぎず落ち着いた雰囲気を楽しめるのが素晴らしいです。
以上、東北のオシャレなリゾートカフェの紹介でした。