極寒の冬に暖炉やストーブの雰囲気抜群なペンションや、ツーリングで定番の二段ベッドで格安ながら魅力の宿が多い北海道。
昔ながらの建築物をリノベートした宿もいくつかあり、農産物王国ならではの食を楽しめる宿もあります。
今回は、北海道の特徴的な宿を紹介します。
セシモ コイ
目次
A.道央の特徴的な宿
01.ゲストハウス小樽 和の風(小樽市)
【ゲストハウス小樽 和の風】
小樽のゲストハウスで天然温泉銭湯が併設されているのは「和の風」だけ、全国でも珍しい宿泊施設です。
🗺️エリア:北海道 小樽・キロロ・積丹・余市
🚆最寄駅:小樽
👥レビュー:★★★☆☆ 3
[詳細] https://t.co/OSoW9SqNBl pic.twitter.com/CNLlMLIsk2— 北海道のホテル・旅館@楽天トラベル (@rt_travel_hkd) 2021年8月1日
小樽駅、南小樽駅のどちらからも徒歩15分という観光向きの立地にある、小樽大正湯温泉が湧く銭湯「大正湯」の2階をゲストハウスにした宿。
内湯とサウナのある銭湯は日帰り入浴も可能な施設で、宿泊者は割引で利用できます。和の掘りごたつ式テーブルのあるラウンジで、入浴後にビールやコーヒー牛乳を飲んでゆったり。
部屋は布団を敷くタイプで、ダブルルームやトリプルルームとして用意されています。
02.旧岡川薬局(小樽市)
元薬局だった場所をリノベーションした小樽のカフェ&ゲストハウス
「旧岡川薬局」。宿泊者専用のひっそりした石蔵スペースがとても素敵。
細部までしっかりと作り込まれていて、ゲストハウスのレベルを超えてる。こんなおうちに住みたいなぁ。 pic.twitter.com/Ce1k5Sszik
— 川口ゆり Yuri Kawaguchi (@funifuniyuri) 2018年3月25日
JR南小樽駅から徒歩6分の立地。かつて薬局だった市指定歴史的建造物をレトロな外観そのままに内装をリノベートした、旧の和風と新の洋風を共存させたオシャレな宿です。
施設内には白色を基調としたカフェ「Cafe White」が併設されており、別料金でカフェの食事を楽しめて北海道産の食材を使用したメニューも。共同の浴場もあります。
部屋は洋室2名、和室8名、和洋室2名の3室。洋室はツインベッドで照明やクッションが和を感じさせて、和洋室は障子による和の雰囲気バッチリの空間です。
B.道東の特徴的な宿
03.ホテルパークウェイ(弟子屈町)
鯛に似たティラピアという魚を自家養殖して「摩周鯛」としてブランド化したホテルで、ブルーキュラソーを使用した「摩周ハイボール」も飲める自慢の夕食が唯一無二の宿です。
天然100%の川湯温泉を源泉かけ流しで。離れにある2つの露天風呂への歩道も自然と和の趣きがあり、木々に囲まれた露天風呂は開放感抜群。館内の内湯大浴場は湯量が豊富。
夕食は摩周鯛(養殖ティラピア)の刺身に天ぷらや魚などが付く和食御膳。朝食は和定食です。
JR川湯温泉駅から徒歩3分で、川湯温泉の温泉街からは離れていながらも自然豊かな好立地。
C.道北の特徴的な宿
04.塩狩ヒュッテ(和寒町)
15・塩狩ヒュッテユースホステル
4枚目の漫画で予習して、翌日、資料館へ。 pic.twitter.com/TnMJM9c5oa
— サロベツ (@sarobetsu261) 2021年9月29日
エゾシカやエゾリスの鳴き声が聞こえる林の中にたたずむ、セルフビルドの丸太小屋。階段、ベッド、テーブルも手作りで、道産トドマツの香りに包まれる宿です。
小説「氷点」の作者として有名な三浦綾子氏による作品「塩狩峠」の舞台でもあり、名寄市から近い和寒(わっさむ)町にてJR塩狩駅から徒歩5分以内。
洋室3室と和室1室の小さな宿で、二段ベッドなど雪国の宿泊施設らしさのある部屋。暖炉があるロビーでゆったりでき、内湯のみですが貸切風呂があり、五右衛門風呂もあるとか。
夕食は地元の旬野菜を使用したメニューや、地元の精肉店による和寒ジンギスカンを選べます。朝食も地元素材を活かした栄養バランスに配慮した、おかず豊富な朝食です。
D.道南の特徴的な宿
05.HakoBA函館(函館市)
函館で泊まったホテル
「The SHARE HOTEL Hakoba 函館」もと銀行をホテルとしてリノベしてて素敵だった😊
京都でも同じ系列のホテルに泊まったけど、どこもおしゃれで高くないのでとてもオススメ pic.twitter.com/TZR98RDWV1
— ぽんぽん (@pomme1515_o) 2019年10月28日
昭和初期の旧銀行と美術館の計2棟をリノベーションした、海沿いのホテル。函館の路面電車で末広町駅から徒歩約3分で、金森赤レンガ倉庫のすぐ近くという観光の好立地。
相部屋となる男女共用ドミトリーや2段ベッドのエコノミーバンクは格安で、個室のエコノミーツインやスタンダードは旧銀行の異国情緒あふれる雰囲気を残した内装と洋室です。
屋上のスペースで過ごすこともでき、函館の花火大会も観覧可能というのがひとつの売り。予約は素泊まりプランだけのようですが、1階レストランで夕食や朝食も楽しめます。
当施設をリノベートした「The SHARE HOTEL」は京都でも実績があるようで、比較的リーズナブルにオシャレな宿を提供しているそうです。
まとめ
以上、北海道(道央、道東、道北、道南)の特徴的な宿の紹介でした。