熊本焼酎[芋] 本格いも焼酎 心ゆくまで 河津酒造

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本日の焼酎レポートは、熊本県の阿蘇小国エリアにある河津酒造の焼酎「心ゆくまで」です。全日本国際酒類振興会の酒類コンクールで1位を受賞している焼酎。詳しく紹介していきましょう。

1.銘柄の情報

雄大な自然を持つ阿蘇の外輪山よりも北に位置する小国(おぐに)にある酒蔵「河津酒造」。

焼酎だけでなく日本酒も手掛ける酒蔵。清酒の酒粕を使用した粕取り焼酎もあり、とうもろこし焼酎も扱っています。

今回紹介するのは芋焼酎「心ゆくまで」。通常は山と太陽が描かれた黒いラベルの銘柄ですが、お土産向けとしてくまモンラベルのボトルもあります。

この焼酎は、全日本国際酒類コンクールの芋焼酎部門にて2005年、2012年、2013年の計3回、1位に輝いた銘柄。

芋焼酎といえど一次仕込みは米麹であり、一般的に原料全体の1/3くらいは麹で占められていると言われています。だからこそ、日本酒を手掛ける酒蔵が作ることのメリットが味として反映されているのかもしれません。

「芋焼酎特有のくさみをおさえ、口あたりまろやかに仕上げました」と公式サイトに記載されています。

2.気になる味は

プラモデル塗装のようなスッとしたアルコールの香りと、芋特有のコクある香りが交互にやってくる印象。キレとコクが同居する豊かさを感じます。

そして味。ロックやストレートで飲むと、涼しげでキレのある上品な味わいをしっかり感じ取ることができます。それでいながらも、芋特有のコクを程よく感じる味。

後味としてアルコールの刺激もそれほど出過ぎないので、ストレートでも味に集中できてじっくり穏やかに楽しめます。

一方、水で割ると薄っぺらく感じるので、ロックで少しずつ氷が溶けていくくらいの薄まり方で楽しむほうが良いと個人的に思います。

芋臭さが弱めな焼酎ですが、お湯割りだといい具合に芋のコクと滑らかさが出ます。アルコールの軽めの刺激がふわりと口の中に広がるお湯割りもオススメの飲み方。

芋の香りが優しくてバランスのいい、飲みやすい芋焼酎です。

商品名称 心ゆくまで 原材料名 甘藷・米麹
商品分類 本格焼酎 芋焼酎 蒸留方式
酒造名称 河津酒造 度数 25%
酒造所在 熊本県阿蘇郡小国町 容量 720ml
記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。