埼玉は川越の芋、千葉は八街の落花生など各地に名産品があり、素材を活用した銘菓が色々とそろっている関東地方。
東京都では贈答に向いた老舗も知名度が高い傾向にあり、旅行だけでなく帰省にも活用できるものです。
今回は、関東のお土産やお取り寄せにピッタリの銘菓を紹介します。
セシモ コイ
目次
A.茨城県の銘菓
01.のし梅(亀じるし製菓、他)
お見舞いにもらった水戸名物、亀じるしの「のし梅」を食べる。2枚の本物の竹の皮の間に薄板状の梅肉ゼリーが挟んである。左下が竹の皮を半分開いた状態。甘酸っぱくて美味しい。食べると手が汚れるのが難点。 pic.twitter.com/lHGOSLPe
— D. D. Gurov (@COrchard1904) 2012年9月15日
梅を使用した水戸の代表銘菓「のし梅」。梅肉に砂糖や水飴を使用し、薄く伸ばして寒天で固めた寒天菓子。短冊上に切り分けて、商品によっては竹の皮で挟んだ状態で個包装。
水戸にある日本三大庭園のひとつ「偕楽園」は梅の木がたくさんあり、晩冬に咲く梅の花が一大名物。梅を鑑賞する観光客が購入する定番のお土産が「のし梅」です。
色々なメーカーが商品を作っており、ネット上でにある楽天市場「亀じるし製菓」の商品は国産の南高梅と豊後梅を使用したものです。
B.栃木県の銘菓
02.葵きんつば(日昇堂)
深夜に日光の葵きんつば、甘い pic.twitter.com/iNI2XjWTRF
— メンヘラ先輩 (@kenkensz9) 2018年11月25日
昭和12年創業の老舗和菓子店「日昇堂」の代表的な和菓子「葵(あおい)きんつば」は、日光東照宮の献上品として徳川家の家紋となる「葵紋」を表面に模したきんつばです。
大手亡豆を使用した「つぶあん」と、胡麻(ごま)ペーストを使用した「胡麻あん」の2種類。砂糖や小豆などを使用した餡を用いて、山芋を使用した小麦粉生地で薄く包んだものです。
創業者の長島昇氏から名前を取った「日昇堂」は、井戸で水を汲んで手作りする羊羹をもとに和菓子の技術を育てていった老舗です。
C.群馬県の銘菓
03.殿様ねぎ煎餅(赤城銘販)
群馬お菓子ーー
殿様ねぎ煎餅🍘🍘🍘
食べた瞬間、香ばしくてねぎの風味がスーと入ってきました。ねぎ、、、入ってるぅぅぅ〜って一口でわかりやした。美味しくて良い〜です!!
味は、、、たこ焼き食べてるみたいでした(笑)#お菓子同盟 pic.twitter.com/7TxG67x1vg— あっきー@内蔵死亡系フードファイターかしら (@higashikujo) 2017年11月5日
群馬の名産「下仁田ねぎ」を使用して、うるち米による煎餅(せんべい)生地を細かく砕いて固めた「殿様ねぎ煎餅」。ねぎ油や味噌粉末で味付けをした、カリカリの煎餅です。
群馬県沼田市にある「赤城銘販」という企業の製品。緑色の袋による個包装にネギのデザインが施されています。
甘いものよりしょっぱいものが好きな人向けで、5ヶ月ほど日持ちして枚数も多いので職場へのお土産などに。通販であればAmazonより楽天市場のほうがお値打ちです。
D.埼玉県の銘菓
04.五家宝(紅葉屋本店、他)
今日のおやつです。紅葉屋本店の五家宝。 pic.twitter.com/f1YSQHZkAH
— Hiroshi Matsumura (@hmatsumu) 2019年1月19日
埼玉県を代表する銘菓「五家宝」。おこし種を水飴などで棒状に固めて、きな粉を含んだ水飴を巻き付けた上にきな粉をまぶした銘菓です。
柱状の棒で適度な硬さのある菓子。通常のきな粉だけでなく、青みがかった青大豆のきな粉を用いた商品もあります。
北関東で18世紀頃には食べられていたものだそうで、地域によって「五荷棒」や「五家宝」など漢字が異なり製法も差がありつつも各地で作られていたもの。
楽天市場では「紅葉屋本店」の3本×6袋のお試しセットが送料無料でお値打ちで、30本入りのギフト用もあります。
E.千葉県の銘菓
05.ぴーなっつ最中(なごみの米屋)
落花生(ピーナッツ)の甘煮を練り込んだ白あんを最中(もなか)生地で包んだ「ぴーなっつ最中」。落花生の形を模して個包装の袋に顔が描かれている、かわいらしい最中です。
白いんげん豆に砂糖、水飴、小豆などを使用した、粘り気のある餡にピーナッツが形のある状態で入っている独特な小豆あんです。
千葉県成田市の成田山表参道に店を構える「なごみの米屋」の商品で、定番商品「不動の大井戸最中」や各種和菓子の素材やノウハウを持つ企業です。
F.東京都の銘菓
06.元祖くず餅(船橋屋)
おはくずもち!
✨きな粉キラキラ金曜日✨∧_∧
(。・ω・。)つ━☆・*。
⊂ ノ ・゜+.
しーJ °。+ *´¨)
.· ´¸.·*´¨) ¸.·*¨)
(¸.·´ (¸.·’* ☆ pic.twitter.com/27O4cCXEWt— 元祖くず餅 船橋屋 (@funabashiya_) 2021年8月26日
東京都でくず餅といえば「船橋屋の元祖くず餅」が代表的。1805年(江戸文化2年)に亀戸天神の参道に創業した、くず餅とあんみつの老舗による代表的な甘味です。
関西系の本葛粉を使用したくず餅とは異なり、小麦デンプンを使用して15ヶ月ほど発酵させた上で蒸し上げるという江戸時代から変わらない製法で今も作られています。
小麦澱粉による薄い灰色がかった、柔らかくも形状を保って弾力があり台形に切り分けられて1箱に入っています。沖縄産の黒糖を使用した黒蜜に、大豆を強めに焙煎したきな粉が付随。
小箱サイズは1~1.5人用、中箱サイズは2~3人用、大箱サイズは4~5人用。ネット通販だと送料分があるため、楽天市場の大箱サイズがお値打ちです。
G.神奈川県の銘菓
07.鳩サブレー(豊島屋)
鳩サブレーいただきました🕊️
こんなにでかかったっけ? pic.twitter.com/KWJyMZl5dE— 殿下 (@0h_q0) 2021年8月25日
小麦粉、砂糖、バター、鶏卵を使用したビスケット系の生地で、鳩の形に焼き上げた「鳩サブレー」。鎌倉の鶴岡八幡宮における代表的な銘菓です。
神奈川県鎌倉市にある「豊島屋(としまや)」が明治末期に発売したもので、初代店主が外国人からもらったビスケットをもとに材料を研究して作ったのが由来。
発売当初はサブレーという外来語が定着しておらず「鳩三郎」とも呼ばれていたという話もあります。
鎌倉エリアの直営店だけでなく神奈川県や東京都の主要駅やデパートにも売店として出店しており、神奈川県を代表する銘菓のひとつです。
まとめ
以上、関東銘菓の紹介でした。