日本海沿いを東西に走り、海沿いの撮影地もあるJR山陰本線のある鳥取県。県東では若桜鉄道と智頭急行の自然豊かなエリアも。
県西では大山(伯耆大山)を背景にして撮影できる撮影地もいくつかあり、境線の鬼太郎列車や山陰本線のコナン列車など見た目も充実。
今回は鳥取県の鉄道路線一覧と鉄道撮影地を紹介していきます。
セシモ コイ
目次
鳥取県の鉄道路線一覧
鳥取県の鉄道路線は以下のとおりです。
鉄道会社 | 路線名 | 区間と主要駅(灰色は県外区間) | 地図 |
---|---|---|---|
JR西日本 | 山陰本線 | 下関-米子-伯耆大山-鳥取-東浜-豊岡-京都 | 地図 |
伯備線 | 米子-伯耆大山-上石見-新見-岡山 | 地図 | |
境線 | 米子-境港 | 地図 | |
因美線 | 鳥取-郡家-智頭-那岐-津山 | 地図 | |
若桜鉄道 | 本線 | 郡家-若桜 | 地図 |
智頭急行 | 本線 | 智頭-山郷-上郡 | 地図 |
A.JR山陰本線
01.泊→青谷(鳥取市)
山陰本線の鳥取東部を代表する撮影地といえばココで、日本海をバックに曲線を描く線路を走る長編成列車を撮影できるポイント。長和瀬漁港の方角を向いて撮影します。
国道9号の高速自動車道を背中にして南側から撮影するため、特に午後は順光で側面にも太陽光がしっかり当たる好条件。北に日本海があるため天気のいい日の青空青海を狙って。
[住所] 鳥取県鳥取市青谷町長和瀬(地図)
02.米子→東山公園(米子市)
米子エリアで山陰本線を撮影するポイントのひとつで「どらドラパーク」という米子市民球場や体育館のある公園近くにある撮影地。
橋の上は歩車分離ができておらず少し危険ですが、踏切脇の土手などから撮影すると緩やかなカーブと奥行のある構図で特急列車など長い編成を撮影できます。
[住所] 鳥取県米子市東山町106-4(地図)
B.JR伯備線
03.伯耆大山←岸本(伯耆町)
米子市から車で近くの伯備線撮影としては、直線が続く岸本駅付近があります。大山を背景に入れるのが若干難しめで、方角的にも列車正面は終日逆光になります。
なお、菜の花と鉄道という構図で撮影できると聞いていたものの、2022年3月末には岸本駅付近に菜の花畑が見当たりませんでした。
[住所] 鳥取県西伯郡伯耆町吉長(地図)
C.JR境線
04.米子空港駅(境港市)
続いては、大山をバックに走る列車と米子空港駅・米子空港。 pic.twitter.com/icUs0FuUfj
— カシオペア@一匹豚野郎 (@damens_casio) 2020年9月10日
米子空港駅の米子方向ホーム端から列車を撮影すると、遠くに伯耆大山がそびえる形で列車を撮影できます。
空港付近から撮影するポイントもある様子。直線区間が多いJR境線にて滑走路敷地を確保するため、カーブを描く列車を撮影できる境線では珍しいポイントです。
[住所] 鳥取県境港市佐斐神町(地図)
D.JR因美線
05.知和→那岐(智頭町)
那岐俯瞰 pic.twitter.com/6EbS7iU4zy
— (あんぱん) (@anpan_2634) 2016年9月6日
国道53号線が那岐駅あたりから上り坂になり、JR因美線を高い位置から俯瞰して見ることのできる一帯。正確な撮影位置はわかりませんでしたが、いくつか撮影ポイントがある様子。
ちょうど岡山県との県境が近く、岡山県方面からやってくる列車を望遠で捉えることができます。道路とガードレールの間があまり無いので、通行する車には注意。
[住所] 鳥取県八頭郡智頭町奥本(地図)
E.若桜鉄道
06.徳丸-八東(八頭町)
若桜鉄道にて八東川の流れを雄大に撮影できる定番撮影地といえば、徳丸駅から徒歩6分ほどで河原に出れる「徳丸どんど」と呼ばれるポイント。
公園化されて無料駐車場があり、駐車場付近からすぐ降りられる河原から撮影。編成両数が少ないので多少望遠気味に川と橋を拡大すると、滝のような川の迫力に列車が収まります。
[住所] 鳥取県八頭郡八頭町徳丸(地図)
F.智頭急行
07.智頭→恋山形(智頭町)
山形地区を通る国道373号線沿いから見える、高架の智頭急行線。国道沿いの色々な箇所から線路を見渡すことができて撮影場所を好みで探せます。
木材としても評価の高い智頭杉と思われる林が背景にそびえ、山の斜面に列を成す姿は独特なものです。
[住所] 鳥取県八頭郡智頭町(地図)
まとめ
以上、鳥取県の鉄道撮影地でした。