旅行用モバイルバッテリーと充電器はコレが最強!軽量小型でPD急速充電

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モバイルバッテリー

旅行で悩みがちな各種機器の充電。旅行先ではスマホのGPS(現在位置)やネット検索でバッテリーの残量が少なく困ることも。

一眼レフやワイヤレスイヤホンなど機器が増えると充電コードも多くなり、モバイルバッテリーで道中の充電もしたくなります。

そうなると充電関連の道具が多くなり、鞄の中がゴチャゴチャに。今回は、そんな悩みを解消するための「充電系を軽量コンパクトにする方法と機器類」を紹介します。

セシモ コイ

2024年最新版としてUSB Type-CのPD対応や、極力コンセント不要でも対応できる給電ルートも意識して構成してみました。

A.機器の全体像

筆者がオススメする充電関連の機器類を図にしてみました。

充電器とモバイルバッテリーの全体図(左半分)充電器とモバイルバッテリーの全体図(右半分)
この画像はクリックすると左右半分ずつ拡大表示します。

購入する機器としては、たったの3つ。
・モバイルバッテリー「DeliToo」… 持ち運んで各種機器を充電可能
・AC-USB充電器「VOLTME」… コンセントでモバイルバッテリーを充電
・シガーUSB充電器「iPoto」… 車のシガーでモバイルバッテリーを充電

日帰りであればモバイルバッテリーだけで充分ですが、2日以上であれば宿コンセントや車シガーソケットを利用してモバイルバッテリーの充電もできると確実です。

B.旅行特有の気にすべきポイント

日常使いや日帰りのお出かけと異なり「宿泊を兼ねる国内旅行」特有の問題点は5つあります。(今回紹介する機器ですべて解消できます)

デバイスの数が多くなる

旅行では持っていくデバイス(電子機器)が増えがちです。スマホ、タブレット、デジカメや一眼レフ、ワイヤレスイヤホン、GoPro、スマートウォッチなど様々。フル充電で出発すればいい日帰り旅行と比べて、各デバイスの充電頻度が高くなります。

→対策として、軽量かつ大容量のモバイルバッテリーが必要です。

デバイスのコネクタ種類が多くなる

デバイスによってコネクタ形状が異なることから、各デバイス専用の充電器やケーブルを持参してしまうと途端に荷物が増えてしまいます。複数人の旅行になるとモバイルバッテリーの貸し借り時にコネクタ形状が適合しないという問題も発生しがちです。

→対策として、収納式コネクタを多く持つモバイルバッテリーが必要です。

早期充電が求められがちになる

一見便利な「ACプラグ付きモバイルバッテリー」ですが、ACプラグにも関わらず充電速度が遅い製品が大半なのは意外と知られていないです。そして、モバイルバッテリーから各デバイスへの充電速度も考慮が必要です。

→対策として、急速充電対応のAC充電器とモバイルバッテリーが必要です。

宿のコンセント数や形状に苦労する

宿によりコンセントの位置は様々で、特にビジネスホテルの卓上コンセントは向きと幅が制限されていることも。一見便利な「ACプラグ付きモバイルバッテリー」を挿すことができないケースがあります。

→対策として、コンセント1つで対応できる小さめなAC充電器が必要です。

レンタカーのシガーによる充電もある

遠方の旅行では車での移動中に「シガーソケットを利用してモバイルバッテリーや各種機器の充電をしたい」ことになり、車中泊となると日中の充電が特に重要。移動中と観光駐車時で頻繁に給電オンオフが繰り返されることも考慮すべき問題です。

→対策として、AC充電器と同じ構成のシガー充電器が必要です。

C.購入する機器

01.モバイルバッテリー「DeliToo」

モバイルバッテリー「DeliToo」画像 モバイルバッテリー「DeliToo」の製品と付属品

色々なモバイルバッテリーを探している中で、2024年時点でベストなのが「DeliToo」のモバイルバッテリー。

バッテリー容量は「20,000mAh」もあります。2024年時点の最新スマホは3,000mAh~3,500mAhくらいの機種が多く、スマホ6回分のフル充電が可能というのが目安です。

20,000mAhという大容量モバイルバッテリーの他製品と比べて、サイズや重量はダントツで軽量です。サイズは「91mm×78mm×22mm」とコンパクトで、重量は「約210g」とかなり軽量。

モバイルバッテリーの重量は250gを超えてくると重さが気になるレベルになってきますので、210gはかなり優秀と言えます。

なお、付属の白いケーブルは「USB Type-A オス to USB Type-C メス」最大20W対応なので、追加のケーブル購入は不要です。

モバイルバッテリー「DeliToo」画像 モバイルバッテリー「DeliToo」の充電や給電のメス部分

ケーブル類のコネクタ部分は出っ張っているものをオス(凸)、穴としてへこんでいるものをメス(凹)と呼びます。この製品のメス部分は3箇所で、画像の左から順に

・USB Type-A(out配電用)
・USB Micro-B(in給電用)
・USB Type-C(in給電とout配電の兼用)

USB Type-Aは代表的なUSBポートで、ケーブルをつないでデジカメなど多岐にわたる機器を充電することができます。また、モバイルバッテリーの充電についてはUSB Micro-BかUSB Type-Cのどちらかで対応できます。

難しくてどれを使えばわからないという場合は、モバイルバッテリーに付属するケーブルを利用すればOKです。

モバイルバッテリー「DeliToo」画像 モバイルバッテリー「DeliToo」のケーブル類

最近のモバイルバッテリーには配電用のケーブルが付随しており、改めてケーブルを用意しなくてもあらゆる機器を充電できるようになっています。画像の左から順に

・Lightning(out配電用)
・USB Micro-B(out配電用)
・USB Type-A(in給電用)
・USB Type-C(out配電用)ストラップ部分

見た目にはストラップっぽく付いている部分はUSB Type-Cのケーブルになっています。LightningでApple製品(iPhoneやiPadなど)を充電でき、旧世代のスマホはUSB Micro-B、新世代のスマホはUSB Type-Cで充電できます。

02.AC-USB充電器「VOLTME」

AC-USB充電器「VOLTME」画像 ハンドルの上端に付けて車種を問わず固定できるタイプ

2024年の最新トレンドでは「従来のACコンセントは極力使用しない」ですが、それでも旧来の宿やカフェではAC電源だけというケースも多いです。

その場合は、ACコンセント(交流)をUSB(直流)へと変換する充電器を持っておけばOKです。

AC-USB充電器「VOLTME」画像 ハンドルの上端に付けて車種を問わず固定できるタイプ

ACコンセント部分は折りたたみとなっているため、折りたためば突起物もなく軽いため持ち運びに便利。

USB Type-AメスとUSB Type-Cメスの2ポートがあるため、モバイルバッテリーの付属コードを使用するならUSB Type-Aメスを利用すればOKです。

03.シガーUSB充電器「iPoto」

シガーUSB充電器「iPoto」画像 ハンドルの上端に付けて車種を問わず固定できるタイプ

車を一切運転しないのであれば不要ですが、車の中で充電するのであればシガーUSB充電器もあったほうが便利です。「ACコンセント不要なシガーUSB充電器」であれば、軽量コンパクトなのでオススメです。

こちらもAC-USB充電器と同じく「USB Type-AメスとUSB Type-Cメスの2ポートがある」ものを選んでおくと、統一感があってわかりやすいです。

04.USB-Cケーブル「アイネックス」

USB-Cケーブル「アイネックス」画像 ハンドルの上端に付けて車種を問わず固定できるタイプ

先述のとおり、モバイルバッテリー付属の白いケーブル「USB Type-A オス to USB Type-C メス」最大20W対応なので、追加のケーブル購入は不要ではあります。

コネクタ種類で買い替えるとすれば、
・USB Type-C オス to USB Type-C オス … 充電器のUSB Type-Aを空けたい場合
・USB Type-A オス to USB MicroB オス … モバイルバッテリーのUSB Type-Cを空けたい場合
・USB Type-C オス to USB MicroB オス … 上2つの両方を空けたい場合

あとは色、長さ、使用したいコネクタなど自身の好みで買い足す形でいいと思います。気を付ける点としては「18W以上対応スペック製品」を選ぶことで、ここを間違えると充電速度が遅くなってしまいます。

D.まとめ

今回、購入する製品としては、
・モバイルバッテリー「DeliToo」… 持ち運んで各種機器を充電可能
・AC-USB充電器「VOLTME」… コンセントでモバイルバッテリーを充電
・シガーUSB充電器「iPoto」… 車のシガーでモバイルバッテリーを充電

これだけで軽量コンパクトに高速充電できます。

以上、充電系を軽量コンパクトにする方法と機器類の紹介でした。