一眼レフで列車の撮影をする機会の多い筆者ですが、旅行先での撮影時に「予備で動画も撮影しておきたいな」と思うこともしばしば。
しかし、旅行で三脚を2台持ちあるくのも重くて手間なうえに、手持ちで動画を撮影できるのはデジカメしかないという状況。
こんなとき、カンタンに解決できる道具「ネジ付シュー」を使用すると、一眼レフの上にデジカメを取り付けることができるのです。
商品紹介
今回紹介するネジ付シューは、安いもので500円前後と手に入れやすい値段。
今回、筆者が購入したのはエツミ社のネジ付シュー。1,179円と少し値段が張りましたが、日本製というのが安心できる点です。
ネジ付シューというのはホットシューをU1/4(UNC1/4インチ)標準規格ネジに変換してくれるものです。
取り付け
使いかたは簡単で、一眼レフのてっぺんに付いているアクセサリーシューに差し込むというものです。
ネジ付シューを単体で一眼レフに取り付けると、こんなカンジになります。これで三脚の土台と同じ状態になりますので、この上にデジカメなどを乗せることができるのです。
デジカメに限らず、UNC1/4インチの穴が底にある製品であれば取り付けることができます。
使用時
実際の使い方としては、先にデジカメの底にネジ付シューを取り付けておき、いざ使うときに一眼レフのシューに差し込むことで瞬時にセッティングできます。
一眼レフは静止画の撮影、デジカメは動画の撮影を行うのが良いでしょう。三脚で構図をしっかり決めてから、列車の来る予定の時間にデジカメの動画撮影を開始しておき、いざシャッタータイミングのところで一眼レフの連写を使用するという流れです。
デジカメの動画はあくまでも予備と考えて画質を求めないようにして、一眼レフの撮影をメインと考えたほうがいいでしょう。
また、動く列車の撮影はシャッタースピードを1/800秒など短く設定するため、いわゆる手ブレに当たるブレも起きにくいと考えて良いです。
ただ、一般的に撮り鉄の方が使用するのは1つの三脚の左右並列に機器を立てられる「雲台」を使うのが一般的ですので、ネジ付シューはあくまで簡易的な道具と考えたほうがいいです。安いのでオススメですけど。
まとめ
一眼レフの上にデジカメを乗せることのできるアクセサリー「ネジ付シュー」。遠方で機会の少ない列車撮影ですから、デジカメで動画を撮影しながら一眼レフの静止画を撮影できるのは便利です。
以上、ネジ付シューの紹介でした。