観光地で手に入る絵ハガキをフォトフレームで活用する小技

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よく、観光地で「風景の絵ハガキ」が売られていることってありますよね。

最近、この手の絵ハガキを「観光施設の粗品」や「絵画作品展の案内」としていただくことも多くなったのですが、貰ってもどうしていいかわからず観光パンフレットの間に挟まって山積みになって折り曲がってしまう始末。

そんなとき、ふと「フォトフレームで飾ったらいいんじゃね?」と思いついて試してみたところ、紙由来の質感が結構良くて「意外とオシャレでイケてる」と感動。

ということで、今回は絵ハガキフォトフレームの魅力やフォトフレームの選び方を紹介してみます。

1.絵ハガキフォトフレームの魅力3点

単に絵ハガキをフォトフレームで飾るだけ、と思われがちなこのアイデア。
こればかりは、実際やってみて実感して欲しいもの。質感と利便性の面で結構素晴らしいものだったりするんです。

(1)写真よりも質の良い紙由来の味わい

一般的な「撮影写真を飾るフォトフレーム」では、光沢紙の写真を用いることが多いと思います。

ただ、残念ながら「写真の光沢紙のツヤ」と「ガラスのツヤ」というのは双方主張しすぎる傾向にあるんです。

テカテカして反射しすぎてキツく、質感を得るという前提にすら立てていない。

そんなとき、絵ハガキのサラッとした紙質を利用してみると、紙の温かさとガラスのツヤの相乗効果で驚くほど上質な見た目になるんです。必見ですよ。

もちろん光沢のある絵ハガキも数多く存在しますが「天井の照明がクリアに映るほどの光沢」は無いため、絵ハガキは全般的にフォトフレームと相性ピッタリなのです。

(2)素人ではなくプロの素材を使用する本物感

素人が撮影した写真がどんなに良いと思ったところで、気象条件にこだわって構図を徹底的に考え抜いたプロの写真に勝てるはずがないもの。

プロが撮影して専門会社が印刷した絵ハガキというのは、当然ながら素人が届かない遥かな高みにあるクオリティに仕上がっています。

本格的な絵ハガキをフォトフレームに飾るというのは「プロの画家が描いた絵画を飾る」に等しいと言ってもいいでしょう。

(3)実用的なフォトアルバム式のフレーム

最近ではフォトフレームとアルバムが一体化した商品を多く見かけるようになりました。便利ですね。

お気に入りの1枚はフォトフレームに格納しつつ、旅先で手に入れた色々な絵ハガキをアルバムに格納していくのって結構楽しいものです。

いつでも手に届く場所に置いておけて、ふと開くと思い出のハガキが綺麗に収められていて温かい記憶を思い起こさせてくれる……。これはイイ!

ということで、アルバム機能を併せ持ったフォトフレームでプロの撮影した観光絵ハガキを飾るのはオススメ。極上のオシャレアイテムとして芸術的な美しさを演出することができます。

2.フォトフレームの選び方のポイント3つ

魅力のフォトフレームですが、肝心の商品を探してみるとネットでも雑貨屋でも意外と適正なものを見つけにくいもの。
筆者が苦悩して編み出した、絵ハガキ用フォトフレームの選び方のコツを書いてみます。

(1)ハガキだけど「フォトフレーム」で探す

今回のハガキ用フレームは、正確には「ポストカードフレーム」と呼ばれています。

しかし、Amazonなどのネット通販の場合、「ポストカードフレーム」で検索してしまうと欲しいデザインの商品がヒットしない可能性が高いと感じます。網羅性の高い「フォトフレーム」で検索しましょう。

また、雑貨屋などリアルで探す場合もフォトフレームコーナーに訪れることで目的の商品が見つかると思います。

(2)写真サイズではなくて「ハガキサイズ」で絞り込む

「フォトフレーム」で検索すると、当然ながら写真サイズ専用の商品も多数出てきます。

観光地の絵ハガキの大半は、年賀状などでお馴染みの官製はがきサイズ「100mm×148mm」です。写真で定番のL判「89mm×127mm」よりも大きいのです。

なので、商品説明に「ハガキサイズに適応」と記載のあるものか、商品寸法で官製はがきサイズに適している商品を選ぶ必要があります。

(3)フレームとアルバムが一体になった商品を選ぶ

そして、個人的なオススメは「アルバム機能を兼ねていて数十枚収納できるタイプ」です。

フォトフレームは「1枚だけ飾る写真立て」の商品が多いのですが、旅を続けて幾つも手に入るハガキを収納していくためにはアルバムタイプのほうが便利です。

この3点で商品を選ぶと「アルバムから今の気分で好きな絵柄をチョイスしてフレームに収納」できますし、年賀状も収納できて便利です。

3.ハガキの手に入れ方にもポイントあり

今度はハガキの入手方法。「買うんでしょ」と思っている人もいるかもしれませんが、実のところ「タダで手に入る」んですよ。

一番お気に入りなのは「粗品」タイプ。写真はサントリー登美の丘ワイナリー(山梨)の見学時に粗品でいただいた絵ハガキ。スマホでクーポンを見せただけで貰えました。

他にも、観光案内所で無料で置かれている観光案内用のパンフレット。たまに絵ハガキタイプのものが置かれています。

あとは個展の案内ハガキも無料で手に入ります。宣伝用ではあるんですが、絵画のコピーなどオシャレなものが多いもの。

今回紹介した絵はがきフォトフレームを買って絵はがきに興味を持ち出してくると、観光地のお土産屋さんや雑貨屋さんの絵ハガキコーナーに目が行くようになります。
好奇心、探求心というものは旅を楽しくする要素のひとつ。観光地のお店散策がもっと楽しいものになるんです。

まとめ

絵ハガキって、本来の趣旨としては「こんな観光地に行きましたよ」と家族や知人に伝えるための「ハガキ」用途なのでしょう。

現地のポストで投函すると現地の消印が付くというニクイ演出が、受け取り手の心をくすぐったりするわけです。

しかし、最近では「スマホで撮影→SNSで共有」というデジタルな方法に取って代わっています。アナログの良さって失われつつあるんだなぁ、としみじみ。

でも、どんなに技術が進化したとしてもアナログの温かい質感というのは何にも代えがたいもの。デスクをオシャレに演出するアイテムとして、フォトフレームを利用してみてはいかがでしょうか。

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セシモ コイ (瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

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