宮城県インスタ映え絶景スポット16選!自然景勝地写真

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宮城県の絶景スポット

日本三景で島々のある松島海岸をはじめとして、太平洋の海岸沿いに石巻や気仙沼などの見どころがある宮城県。

伊達政宗ゆかりのスポットがある仙台市に、蔵王や鳴子など温泉もある山岳地帯も豊かな自然がたくさんあります。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな宮城県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

A.県央(仙台)地域の絶景

青葉城・秋保大滝・松島海岸のある県央地域(仙台・富谷・塩竈・多賀城・名取・岩沼・大和・大郷・大衡・七ヶ浜・利府・松島・亘理・山元)の絶景スポットを紹介。

01.瑞鳳殿(仙台市)

瑞鳳殿写真 華やかな塗りと彫りが施された伊達家の霊廟

仙台市街で見ごたえがあるスポットといえば「瑞鳳殿(ずいほうでん)」。江戸時代の仙台藩主の墓所として、武将で初代藩主の伊達政宗などが埋葬されています。

いわゆる日本風の墓石ではなく、中国風の派手さを感じさせる桃山文化の霊廟(れいびょう)。お寺のようなたたずまいで、隣接した「瑞鳳寺」の脇から伸びる階段の先から入場します。

精巧な彫刻と色彩豊かな塗り物が施された建物の見事さが見どころで、門構えなど廟の周辺の造りなども整えられています。

これはイチオシの名所!彫りと塗りの美しさを間近で見ると、その芸術的な美しさと技術を感じさせます。入口の門には伝説の動物の麒麟(きりん)が彫られています。
アクセス情報

[住所] 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2(地図

02.輪王寺(仙台市)

輪王寺写真 山門をくぐると緑で覆われたトンネルが本堂へと続く

仙台市の市街地にある曹洞宗の寺院「輪王寺」。四季折々の花が咲く池泉回遊式庭園を持ち、伊達家ゆかりの地となるお寺です。

見どころのひとつは「山門から本堂へと向かう道」。山門をくぐると緑のトンネルが続き、途中から石段となり本堂へと続きます。左右には地蔵や石碑などが並んでいます。

山門から本堂までは自由に入れて、庭園のみ300円の有料拝観。小さめながら東北有数の庭園とも言われており、池のスイレンや初夏の花しょうぶが咲いて三重塔がそびえます。

杜の都ならではの緑豊かな参道が美しい!ピンクのスイレンに三重塔など花の構図も楽しめる庭園は静かでゆっくりでき、近くにあじさい寺の資福寺もあります。
アクセス情報

[住所] 宮城県仙台市青葉区北山1-6(地図

03.松島海岸 福浦島(松島町)

松島海岸 福浦島写真 朱塗りの橋を渡って松島海岸の大きな島を散策

日本三景のひとつ「松島」は海岸から見える多数の島々が特徴的で、その中で徒歩で橋を渡って行くことのできる「福浦島」が散策ルートとしてピッタリ。

赤い欄干の橋を渡ると、島の西側に約300メートルほどの遊歩道があります。木々に覆われた散策路で茶屋と弁財天があります。

特に大きな施設があるわけではないですが、展望地から経ケ島や亀島などを見ることができるビュースポットが売りです。

確か有料だったような。松島海岸は寺院の散策路に観光客が集中しがちなので、ゆったり散策して島々を眺めるならこの福浦島がオススメです。
アクセス情報

[住所] 宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1(地図

B.県南(仙南)地域の絶景

白石城下町・蔵王御釜・七ヶ宿ダムのある県南地域(白石・角田・川崎・村田・柴田・大河原・蔵王・七ヶ宿・丸森)の絶景スポットを紹介。

04.白石武家屋敷(白石市)

白石武家屋敷写真 華やかな塗りと彫りが施された伊達家の霊廟

白石駅の西に位置する「白石城」は益丘公園として公園化されており、野球場や白石城歴史探訪ミュージアムがあるとともに復元された城郭を見ることができます。

公園の周囲にあるお堀は低くて、夏は梅花藻(ばいかも)の草が水面下をそよぎ白い花が咲く時期もあります。民家もあり散策路にもなるお堀で、公園へと入る橋もあります。

のんびりとした雰囲気でゆったり裏路地散策でき、お堀の梅花藻は白い花がわずかに咲いており透明度の高い水が流れます。
アクセス情報

[住所] 宮城県白石市西益岡町5-40(地図

05.西根田んぼアート(角田市)夏季限定

西根田んぼアート写真 左の武将と右の羽生結弦選手が描かれた田んぼアート

全国に数十箇所ある田んぼアートは稲が育つ夏に見頃となる名物で、角田市でも「西根田んぼアート」として毎年異なる絵柄で田んぼアートが作られます。

宮城県出身のフィギュアスケート選手、羽生結弦氏を描く田んぼアートが名物。木で造られた展望台があり、高い位置から見下ろすことで絵柄を見ることができます。

もう少し展望台の高さが欲しいところではありますが、絵柄を認識できて山並みとともに楽しめます。
アクセス情報

[住所] 宮城県角田市高倉内田(地図

06.蔵王の御釜(蔵王町)

山形県との県境に位置する山岳地帯の蔵王。蔵王刈田エリアにはリフトがあり、リフト山頂駅から見えるのが火山湖の「御釜」です。

火山のカルデラ内に溜まった水は天候によってエメラルドグリーン色や瑠璃色に変化し、山岳の湖として観光雑誌にも載る定番の風景です。

行ったことがなくてぜひ見てみたいスポット。登山ルートの一部でもあり、夜に星空とともに撮影するカメラマンもいるみたいです。
アクセス情報

[住所] 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地(地図

07.弘法の噴水(丸森町)

弘法の噴水写真 阿武隈川が流れる風景に岩場から水が直上する不思議な姿

県南で阿武隈急行が走り阿武隈川が流れる緑豊かなエリアで、第二阿武隈川橋梁の近くに岩場から噴水が出る「弘法の噴水」という場所があります。

道が狭くて来訪に気を遣う部分はあり、路肩に車を停めるスペースは一応あります。阿武隈川の景色を楽しむポイントのひとつです。

近くの第二阿武隈川橋梁で鉄道撮影するついでに立ち寄った感じで、近くを通るついでに立ち寄る感覚のスポットです。
アクセス情報

[住所] 宮城県伊具郡丸森町(地図

C.県北(大崎)地域の絶景

鳴子温泉・栗駒山・森舞台のある県北地域(大崎・加美・色麻・涌谷・美里・栗原・登米)の絶景スポットを紹介。

08.鳴子峡(大崎市)

国道47号沿いで鳴子温泉より西に位置する「鳴子峡」は、紅葉の名所として有名なスポットで春や夏にも緑豊かな風景を楽しめます。

国道沿いに駐車場付きの「鳴子峡新展望台」や「鳴子峡レストハウス」があり、峡谷に「大谷橋」や「大深沢橋」が架かった光景は観光雑誌にもよく載る有名な構図です。

レストハウスではソフトクリームなどが売られており、遊歩道もあります。

県北を代表する風景で、ドライブルートとして立ち寄るのにもピッタリの名所です。
アクセス情報

[住所] 宮城県大崎市鳴子温泉尿前(地図

09.鬼首かんけつ泉(大崎市)

鬼首かんけつ泉写真 数分おきに吹きあがる温泉は見た目と音が豪快

県北の鳴子温泉から車でさらに奥地へと行くと「鬼首(おにこうべ)温泉」があり、温泉地の見どころとして「鬼首かんけつ泉」があります。

間欠泉(かんけつせん)というのは数分おきに地面から直上へ噴き上がる温泉の一種で、勢いよく湯しぶきが噴出する姿がダイナミックです。弁天と雲竜の2箇所で噴出。

付近には「地獄谷遊歩道」があり、自然豊かな渓谷を舗装された歩道から見ることができます。

間欠泉は別府(大分県)や諏訪湖(長野県)などにもあり、東北で見れる定番がココ。鬼首温泉で過ごす合間に見るのがオススメです。
アクセス情報

[住所] 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上12(地図

10.薬莱神社里宮(加美町)

薬莱神社里宮写真 薬莱神社の鳥居を北側の田んぼから撮影する構図が魅力

ハーブや花を楽しめる「やくらいガーデン」や日帰り温泉「やくらい薬師の湯」から車で近く、セットで来訪するのが便利な神社「薬莱(やくらい)神社」。

737年(天平時代)頃に創建された、歴史ある神社。出羽国(山形県)に至る道路を作った直後に疫病が流行し、身を守るための守護神を祀った神社とされています。

神社の山門が茅葺になっている点や、足や胴の太めな狛犬など見どころはいくつかあります。そして、付近の田んぼから神社の鳥居を遠く見渡す構図も神聖なものです。

たまたま運転していて見つけたスポットではありますが、田んぼが色づく頃は美しい田園風景が広がるのどかな場所です。
アクセス情報

[住所] 宮城県加美郡加美町上野目大宮7(地図

11.長崎の水車(栗原市)

長崎の水車写真 のどかな風景に馴染む地元木材の水車が6連で回転する

田園風景の中で回転する木造の水車がある、マイナーでマニアックなスポット。間伐材を使用した6連水車は長崎川沿いにあり「長崎の水車」と名前が付いています。

古く木材が劣化した3連水車に加えて、最近製作された3つの水車。直径4メートルほどの大きさで、栗原市で伐採した杉の間伐材を活用して作られたものです。

森林資源の有効活用を示すシンボルとして、農林中央金庫が地元の市民団体と協力して製作。国道398号沿いにあり、飲み物の自動販売機がある駐車スペースに車を停めて鑑賞できます。

一迫ゆり園に来訪した後にたまたま見つけた水車。田んぼとともに回転する原始的な水車の姿は、遠くの山並みに映えます。
アクセス情報

[住所] 宮城県栗原市一迫萩生(地図

12.浅布渓谷(栗原市)

浅布渓谷写真 エメラルドグリーンの一迫川を上から見下ろす道中の浅布渓谷

栗原市の花山湖から山形県方面へと向かう国道398号沿いで、エメラルドグリーンの一迫川が流れる渓谷「浅布渓谷」が小さな名所となっています。

国道398号沿いに砂利の駐車場があり、3台ほど駐車できます。駐車場からは右手に民家が見えてもそのまままっすぐ進むと、川沿いまで行くことができ散策路があります。

川沿いに出ても高い位置で、散策路をさらに歩かないと河原まで降りられないため下調べ要。美しい色の一迫川が豊かな緑に包まれる渓谷美を楽しめます。
アクセス情報

[住所] 宮城県栗原市一迫萩生(地図

13.旧登米高等尋常小学校(登米市)

旧登米高等尋常小学校写真 明治期の欧風建築の学校で廊下や教室を散策可能

登米市(とめし)登米町(とよままち)の観光エリアにある「旧登米高等尋常小学校」は、かつて学校だった建物を現在は教育資料館として使用しているスポット。

バルコニーなどを有する欧風様式の学校として、戦前の学校教育の資料や当時の再現教室を見ることができます。

コの字型の建物で屋外の廊下からは柳の木も見えて、土ではなく砂利の校庭など学校よりも屋敷の雰囲気が強い名所です。

ここは明治時代の洋風建築としてのレトロさを感じ取れて、散策で立ち寄る場所としてオススメです。
アクセス情報

[住所] 宮城県登米市登米町寺池桜小路6(地図

14.伝統芸能伝承館 森舞台(登米市)

伝統芸能伝承館 森舞台写真 神楽に演奏の和を感じさせる伝統芸能舞台が森を彩る

登米の観光エリアで「旧登米高等尋常小学校」から徒歩圏内にある、伝統芸能を屋外で見ることができる能舞台「伝統芸能伝承館 森舞台」。

演奏や踊りが行われるメインの舞台に、登場時に使う通路がくっついた形。背景には竹やぶがあり、自然の中にある舞台です。

観客席もあるため座りながら舞台を見ることができ、イベントが行われる日もあります。

登米の歴史的な良さを感じられるスポットのひとつで、神聖さと緑豊かな雰囲気を感じられる名所です。
アクセス情報

[住所] 宮城県登米市登米町寺池上町42(地図

D.沿岸(石巻)地域の絶景

石ノ森萬画館・牡鹿半島・巨釜半造のある沿岸地域(石巻・東松島・女川・気仙沼・南三陸)の絶景スポットを紹介。

15.おしか御番所公園(石巻市)

石巻市で太平洋に突き出た「牡鹿半島」の先端近くにある「おしか御番所公園」は、展望を楽しめるスポットとして半島ドライブの休憩ポイントにもピッタリ。

神社もある「金華山」と反対側の「網地島」という2つの離島が大きく広がり、太平洋を一望できる芝生広場を有する公園です。

鹿の目撃情報が多いので、ドライブ時は注意。高台の公園で展望台もあり、ゆったりした雰囲気で過ごすことができそうです。
アクセス情報

[住所] 宮城県石巻市鮎川浜黒崎(地図

16.浮見堂(気仙沼市)

浮見堂写真 東日本大震災以前の浮見堂が気仙沼の港にたたずむ

気仙沼で港があり「気仙沼プラザホテル」があるエリアにて、ホテルの対岸にあり港に少し突き出た「神明崎」と呼ばれるポイント。

ここの見どころは海に浮かぶように散策路が作られている「浮見堂」。朱塗りの欄干の歩道に屋根が付いており、海を眺めるのにピッタリな場所。「恵比寿像」もあります。

歩道の先にある階段をのぼると、気仙沼の鎮守で天照大神を祀る「五十鈴神社」と気仙沼に海苔の養殖と製塩を伝えた猪狩新兵衛を祀る「猪狩神社」があります。

東日本大震災で「浮見堂」は倒壊して「恵比寿像」は津波で流失したのですが、2020年5月末に「浮見堂」の改修が完了して「恵比寿像」も三代目が新たに建てられました。

以前は夜にライトアップされてオシャレさと神聖さのあるスポットで、海を見る最高のポイントでした。今はライトアップがあるか不明ですが、散策にピッタリです。
アクセス情報

[住所] 宮城県気仙沼市魚町2-6(地図

まとめ

以上、宮城県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ (瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

観光1,000日超の国内旅行マニア。一眼レフで撮影した花や絶景の写真を活用して当旅行サイトを運営。

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