秋田県の鉄道撮影地7選!奥羽/男鹿/五能の列車

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秋田県の鉄道撮影地

日本海沿いを走るJR五能線など、海と列車の景色が素晴らしい秋田県。海だけでなく橋梁、川、木々など自然の深さを感じさせます。

JR男鹿線では蓄電池列車が走り、内陸はミニ新幹線形式で在来線を走る秋田新幹線こまちの姿も。列車目当てでも楽しいです。

今回は秋田県の鉄道路線一覧と鉄道撮影地を紹介していきます。

セシモ コイ

鉄道路線はGoogleマップの地図と区間を記載し、景色重視の鉄道撮影地を紹介してみました。マナーを守って撮影や乗車を楽しみましょう。

秋田県の鉄道路線一覧

秋田県の鉄道路線は以下のとおりです。

鉄道会社 路線名 区間と主要駅(灰色は県外区間) 地図
JR東日本 奥羽本線 新庄-院内-横手-大曲-秋田-追分-東能代-鷹ノ巣-大館-陣場-青森 地図
羽越本線 秋田-羽後本荘-小砂川-新津 地図
田沢湖線 大曲-角館-田沢湖-盛岡 地図
男鹿線 追分-男鹿 地図
五能線 東能代-岩舘-五所川原-川部 地図
花輪線 大館-湯瀬温泉-好摩 地図
北上線 横手-黒沢-北上 地図
秋田内陸縦貫鉄道 本線 鷹ノ巣-角館 地図
由利高原鉄道 鳥海山ろく線 羽後本荘-矢島 地図

注:秋田新幹線は既存の在来線を走るミニ新幹線のため省略。

A.JR奥羽本線

01.鶴形-富根(能代市)

能代←向能代写真 日が落ちて暗い田んぼに白鳥が群れる姿に列車も登場

富根駅の北西側に広がる田んぼ一帯は、駅から徒歩で行けるのどかな場所。雪解けで表面の土を見せた田んぼはエサの宝庫で、飛来した白鳥がたくさん群れを作る姿を見ることができます。

田んぼと列車という構図で周囲の色々な場所から撮影でき、白鳥を入れて撮影する初春の時期から稲穂が黄金に輝く9月頃など季節を感じさせます。

アクセス情報

[住所] 秋田県能代市二ツ井町飛根高清水(地図

02.二ツ井-前山(能代市)

二ツ井-前山写真 残雪の川に架かる橋梁を渡る特急つがるを側面から撮影

桜の名所で恋人の聖地ともされている名所「きみまち阪」の付近「きみまちトンネル」の西側にある撮影ポイント。幅の広い米代川から分岐する藤琴川に架かる橋梁です。

遠くにそびえる白神山地の山々は電線で隠れてしまいがちですが、川面に映る電車が粋なものです。写真からフレームアウトした位置には巨木がそびえ立ち、夏場の緑豊かさも期待。

アクセス情報

[住所] 秋田県能代市二ツ井町荷上場(地図

B.JR羽越本線

03.金浦→象潟(にかほ市)

金浦→象潟写真 象潟の松が並ぶ姿を線路脇に捉えて普通列車を撮影

宮城県の松島とともに松尾芭蕉の奥の細道で登場する「象潟(きさかた)」にて、一帯のすぐそばにあるJR羽越本線の列車とともに象潟の風景や鳥海山のそびえる姿を撮影できます。

松の木が多数生い茂る蚶満寺付近の踏切脇から撮影する構図で試しに撮影。夕陽が左から差し込んで松の木を温かく染める姿と、温かみあるローカル列車が魅力です。

アクセス情報

[住所] 秋田県にかほ市象潟町才ノ神(地図

C.JR男鹿線

04.上二田←出戸浜(潟上市)

上二田←出戸浜写真 直線の奥行が続く線路を走るアキュム列車に木々も見事

直線が続くレールの左右に森林と住宅が並ぶ、二田(ふただ)エリア。国道101号が線路をまたぐ「くらかけ跨線橋」から撮影しますが、壁で遮られており脚立を用意するか背伸びを。

順光となるのが上二田駅方向となる北西向きに撮影。奥まで伸びる直線の線路を走る列車を撮影できます。

アクセス情報

[住所] 秋田県潟上市天王棒沼台 くらかけ跨線橋(地図

05.船越→天王(潟上市)

船越→天王写真 風情ある石の橋は工事中ながら松の木を入れて風情あり

JR男鹿線で定番の鉄道撮影スポット「八郎川橋梁」は、船越水道という幅の広い川に架かる石造りの橋。橋の東西どちらからでも撮影できますが、特に東側から撮影するのが定番。

足場が安定した土手に松の木が3本ほどあり、松をアクセントにした構図をとれます。松を入れず線路間近から迫力ある正面を撮影する構図や、左手の寒風山を入れるのも手。

アクセス情報

[住所] 秋田県潟上市天王一向256(地図

06.羽立←脇本(男鹿市)

羽立←脇本写真 寒風山の展望台が小さく見える遠近でアキュム列車を撮影

羽立駅と脇本駅の間はカーブが多い区間で、場所によって色々な風景を見せてくれます。県道59号にポイントがいくつかある中で、意外にも羽立駅の北にある場所から撮影。

比詰集落の畑の脇に車を停める路肩のふくらみがあり、その付近から撮影。カーブを描く線路はアキュム列車の2両がしっかり入り、遠くに寒風山の展望台が見える山の構図。

アクセス情報

[住所] 秋田県男鹿市船川港比詰住吉(地図

D.JR五能線

07.能代←向能代(能代市)

能代←向能代写真 天気のよくない夕方に撮影しても構図の美しい撮影地

能代エリアを流れる広大な米代川に架かる橋梁を走る列車を撮影するポイントで、南側から橋を見て遠くの白神エリアの山並みが冠雪する冬時期が狙い目です。

アクセス情報

[住所] 秋田県能代市御指南町6(地図

まとめ

雪景色から緑豊かな景色まで列車の似合う撮影地が色々ある秋田県。特に海と列車の構図が魅力のJR五能線や蓄電池列車に木々や川が似合うJR男鹿線は、非電化区間でスッキリとキレイな写真を撮ることができます。

特急列車も車両数がそこまで多くないので、列車全体が収まるような構図で撮影しやすいです。以上、秋田県の鉄道撮影地でした。

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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。