雄大な自然景観の撮影地が多い九州の中で、大分県もまた屈指の絶景撮影地がたくさん。
阿蘇山噴火による岩壁のトンネルと橋梁の「岩戸鉄橋」が特に有名。天ヶ瀬など川沿いの撮影地もなかなか見ごたえがあります。
今回は大分県の鉄道路線一覧と鉄道撮影地を紹介していきます。
セシモ コイ
目次
大分県の鉄道路線一覧
大分県の鉄道路線は以下のとおりです。
鉄道会社 | 路線名 | 区間と主要駅(灰色は県外区間) | 地図 |
---|---|---|---|
JR九州 | 日豊本線 | 小倉-中津-大分-宗太郎-鹿児島中央 | 地図 |
豊肥本線 | 大分-豊後萩-熊本 | 地図 | |
久大本線 | 大分-日田-夜明-久留米 | 地図 | |
日田彦山線 | 日田-大鶴-小倉 | 地図 |
A.JR日豊本線
01.佐志生→下ノ江(臼杵市)
2020/5/30
①4075レ・・・EF81-303牽引
2011年頃
②485系 Do32編成
日豊線・佐志生~下ノ江にて①②の画像を見比べると、9年も時が経てば、下り中継信号機辺りに木などが生えているなぁ(・_・; pic.twitter.com/HSbF41jipn
— 富士 (@ED76Fuji) 2020年5月31日
下ノ江駅から坂をのぼった国道217号の陸橋から、雄大な緑が広がる景色とともに列車を撮影できるポイント。駅から徒歩約20分とのこと。
主に北側方向を撮影するのが定番のようで、遠くの山並みとともに平坦気味の緑と崖を覆う緑が組み合わさった景色。南側方向も下ノ江駅を一望できるとのことです。。
最近では手前の木々が成長して、列車の側面をジャマしてしまっているという情報も。
[住所] 大分県臼杵市田井(地図)
B.JR豊肥本線
02.豊後清川←三重町(豊後大野市)
岩戸の景観@三重町ー清川町
豊肥線の鉄橋。鉄道ファンがよく来るらしい。
車両がこのトンネルから出てくるところがシャッターチャンスだと思うんですが、私は何も考えずに寄ってしまったので橋のみ。 pic.twitter.com/BIWC0LGZ95— のんさん (@non_mintcar) 2017年2月8日
過去の阿蘇山噴火により作られた巨大な岩壁に、橋梁「岩戸鉄橋」が刺さるように架かり岩肌のトンネルを列車が出入りする定番撮影地。
ここの周辺一帯は「岩戸の景観」としてジオサイトにも登録されている、自然景観を楽しめる川沿いのスポット。トンネルは約12万年前の噴火による地層部分に掘られています。
[住所] 大分県豊後大野市清川町臼尾330(地図)
C.JR久大本線
03.天ヶ瀬→杉河内(日田市)
蛇行して流れる玖珠川に沿う形で、JR久大本線と国道210号が通る天ヶ瀬温泉付近。場所によって川に架かる橋を列車が渡る、撮影ポイントがいくつかあります。
杉河内駅から徒歩圏内にある、国道210号から脇に出ている道路から撮影できる場所。木々の間から顔を出して走ってくる列車を待ち構える形で、豊かな緑と季節によって紅葉も。
[住所] 大分県日田市天瀬町赤岩(地図)
D.JR日田彦山線
大分県の日田駅と福岡県の小倉駅を結び、南北に線路を伸ばすJR日田彦山線。2017年の九州北部豪雨によって添田駅以南で甚大な被害を受けて全面運休となり、バス代行輸送が行われるとともに鉄道ではなくBRT(線路跡をバスで走行)による復旧を予定している路線です。
04.大行司→筑前岩屋(東峰村)
連休は、ツツジの咲く筑前岩屋へ。 pic.twitter.com/ijtIgvt3K7
— ぬた (@avenser_pf) 2017年5月9日
ゴールデンウィーク時期にツツジと列車という撮影を楽しめるのが、筑前岩屋駅付近の撮影地。駅から日田方面(南方向)へ150メートルほど歩いた踏切付近が撮影ポイントです。
現在は筑前岩屋駅跡として駅舎は残っていますが、今後はBRTのバスが走る姿とツツジという構図になる予定です。
[住所] 福岡県朝倉郡東峰村宝珠山(地図)
まとめ
以上、大分県の鉄道撮影地でした。