新型コロナはマスク2枚重が効果的!ポリ綿&不織布で予防

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コロナウイルス対策マスク装着法

世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス(COVID-19)ですが、対策としてのマスクの効果に関する情報がいまだ曖昧です。

そこで、筆者が色々と調べてみた上で「マスクは感染リスクを軽減する効果がある」と結論づけるとともに「複数の対策を組み合わせる」方法に行き着きました。

今回は筆者の私が実際に用いているマスク装着方法を紹介し「外出しても自身の感染リスクを軽減させるマスク活用法」として紹介します。

セシモ コイ

ちなみに私は医療関係者ではなく単なる旅行ブロガーですが、医療メーカー情報を参考に独自装着法と論理的思考の観点で納得いただけるよう解説していきます。

01.今回紹介する対策法の概要

A.わかりやすく図解!対策法の概要図

概要図画像 2つのマスクとフェイスガードを組み合わせた三重対策で徹底防御

早速ですが、筆者の私が活用しているマスク装着法を画像で示してみました。

ポイントは「マスクを二重装着にする」ことで、これを実践している方は私が今まで見てきた中でまったくいないです。さらに「フェイスガードの帽子を併用」と「アルコール除菌と洗濯」を組み合わせることで、対策とします。

マスクを二重にしても息のしにくさや装着感は変わらない、というのが筆者の実感です。

B.これだけ効果的!当対策法のメリット

今回紹介する方法は以下のとおり、マスクにまつわる各種問題を回避できるメリット豊富な方法です。

  1. マスクの隙間を極力無くせる(ウイルス侵入軽減)
  2. 洗濯が可能(衛生面の対策になり長期利用が可能)
  3. 使い捨て頻度を軽減(不織布マスクの不足を回避)
  4. アルコール除菌を併用(付着ウイルスを徹底除去)
  5. 空気感染にも対応(飛沫や接触に加えて完全対策)
  6. メガネ曇りを軽減(目が悪くてもメガネ利用可能)

以上により、今までマスク装着推奨の理由とされてきた「他人へうつさない」だけでなく「自身も感染しない」ことを徹底できる策になります。

もちろん物事に「100%安全」というものは無いので過信は禁物ですが、現状で考えうる最高レベルの対策としてはここまでのメリットがあれば充分と考えます。

02.パーツ別に解説!マスク装着対策法

A.インナーマスク(洗濯可)

インナーマスク写真 鼻ふくらみの立体型で耳も痛くならないポリウレタン素材

マスクは2枚装着するのですが、内側(インナー)と外側(アウター)で異なる素材を組み合わせることで、双方の欠点を補完する狙いがあります。

インナーマスクのメリットは以下の3点です。

  1. マスクの隙間を極力無くせる(ウイルス侵入軽減)
  2. 洗濯が可能(衛生面の対策になり長期利用が可能)
  3. 使い捨て頻度を軽減(不織布マスクの不足を回避)
  4. メガネ曇りを軽減(目が悪くてもメガネ利用可能)
☆ 製品の選び方 ☆

インナーマスクは、ポリウレタン素材のマスクを選ぶと良いです。綿やガーゼの布マスクでも構いませんが、個人的にはフィット感のあるポリウレタン素材のほうがオススメです。

形状は鼻、ホホ、アゴ部分に極力隙間を作らないよう、鼻部分がふくらんでいてホホにピッタリと接する立体型を選ぶのがコツです。

通気性が悪いと鼻などの隙間から空気が漏れやすくなりますので、2重装着のインナーマスクは通気性が良いものを選んだほうがいいです。

ポリウレタン素材や布マスクは、洗濯して繰り返し何度も使用できます。マスクは口や鼻と直接触れて息や汗を吸収して汚れやすいため、インナーとアウターの二重装着によりインナー側を重点的に洗濯してアウターマスクの汚れを極力出さないのが狙いです。

単に商品を問わず購入するなら量販店で問題ないですが、国産のマスクで製品を狙い撃ちで購入するのであればインターネット通販が確実。特に、有名なポリウレタン素材の代表的な国産マスク「ピッタマスク -PITTA MASK-」はネット購入のほうが便利です。

商品を問わない場合は「日本製 ポリウレタン マスク」のキーワードで探すと良いです。

B.アウターマスク

アウターマスク写真 一般的な白色プリーツ鼻ワイヤー有の不織布使い捨てマスク

外側(アウター)に装着するマスクは、一般的にウイルス対策効果があると言われている不織布の使い捨てマスクを選びます。

アウターマスクのメリットは、まさに「ウイルス感染防止」です。ちなみに前提として、WHOが言う「マスクは感染防止に効果が無い」は嘘であると論理的観点から断言できます。(理由は後述)

☆ 製品の選び方 ☆

アウターマスクを選ぶ際のポイントは3つ。
1点目は「不織布(ふしょくふ)」と書かれている製品を選ぶこと。2点目は「3層構造」と書かれている製品を選ぶこと。3点目は「0.1μmウイルスを除去」「PM2.5対応」「BFE試験99%カット」のどれか最低1つ以上が記載されている製品を選ぶこと。
加えて、中国産であれば「全国マスク工業会員」と書かれている製品を選んでおくとより品質的に良いものと推測できますが、そこまで求めなくても構わないと考えます。

●不織布とは?
不織布というのは、繊維を不規則に接着させた生地のこと。いわゆる縦糸と横糸で編んだ生地ではない「織っていない布」です。
ガーゼや綿によるマスク(特に手作りマスク)は縦糸と横糸で織った「織布」の網目が大きな隙間となり、ウイルスどころか花粉ですら通過してしまうレベル。そのため「不織布」を選ぶことが大事です。

●医療メーカーによる表記とは?
医療メーカーによる「ウイルス除去に関する表記部分」を見ることが大事です。医療メーカーが定められた基準の試験をした結果をもとに、マスクの効果が明記されています。
当然ながら手作りマスクは試験などしていません。だからこそ医療メーカーが試験をして品質を担保した上で、しかるべきメーカーが大量生産ラインに乗せて作っているわけです。

●使い捨てマスクは洗濯できない?
使い捨てマスクはその名のとおり洗濯して使い回すものではないですが、一応洗剤で洗って乾かして使用することは可能です。ただ、洗濯すると「ウイルス除去効果が弱くなる」と言われており、マスクメーカー側としては非推奨としています。
洗濯頻度は極力減らし、アルコール消毒スプレーを併用するのが良いです。

以上のポイントを満たした製品として、値段を問わないのであれば「esマスク」が条件的に良いです。日本製でBFE試験99%カットで、50枚入りで1枚ずつ個包装されている点も魅力的です。

製品を問わないのであれば「不織布 3層構造 マスク」のキーワードで検索すると良いです。日本製でなくてもいいのであれば、50枚1,000円前後くらいに値下がりしています。

なお、日本製に限定すると2020年12月時点でも50枚2,000円超えとなる製品が多いです。

C.フェイスガード付き帽子

フェイスガード付き帽子写真 透明フェイスガードシートの着脱可能なキャップ型帽子

ここまで徹底している人は私が見るかぎりゼロ(手作りしたという方は見かける)ですが、フェイスガード(フェイスカバー)装着もかなり大事です。

☆ 製品の選び方 ☆

フェイスガード(フェイスカバー)付き帽子は、フェイスガードの「角度を調節できるもの」かつ「取り外しができるもの」を選んでおくと良いです。
形については、いわゆる「キャップ型」と「ハット型」のどちらを選んでも構いません。

このフェイスガードにより、空気感染、飛沫感染、接触感染すべてを軽減させる狙いです。フェイスガードは粉塵など災害対策レベルだと非推奨ですが、ウイルス対策としては充分です。

●空気感染について
コロナウイルスは空気感染しないと言われている一方で「コロナウイルスは感染者のくしゃみや咳で放出されてから3時間ほど空気中を浮遊する」という情報もあり、空気感染の可能性も無いとは断定できません。念のため予防しておいたほうがいいです。

●飛沫感染について
飛沫感染は「他人と2メートルほど距離を置く」などの対策が政府や各知事から説明がありましたが、院内感染の報道で「休憩室での食事」がリスクだと言われていました。
特に飲食店だと店員がマスクをせず平気で近づいてくることもしばしばで、周囲の客もマスクを外して食事する環境です。そのため、食事中でもフェイスガードをしながら食事することで外食だとしても効果があります。
スーパーや電車などでもマスクをしていない人をそこそこ見かけます。対策する意識を持っている人はそもそも外出を控えている傾向にあるため、通勤、通学、通院をのぞくと意識の低い人が多く出歩いていると認識しておいたほうがいいです。

●接触感染について
物などを媒介してウイルスに触ってしまう接触感染は、フェイスガードでは直接的な効果が無いように思います。ただ、マスクのウイルス付着を防ぎ花粉などで目を触ってしまう頻度も減らせることから間接的な効果はあると考えます。

D.アルコール消毒スプレー

アルコール消毒スプレー写真 吹き付け式アルコール消毒スプレーのバリアプラン

インナーマスクは洗えますが、アウターマスクは基本的に使い捨てです。そのため、手持ちの不織布使い捨てマスクが不足している場合は、洗濯する頻度を極力抑えた上でアルコールスプレーで除菌することで対策とします。

アルコール除菌は外出前と外出後の2回を目安に。アルコール除菌はウイルス付着防止策にもなるとのことですので、外出前にアウターマスクの表面に一吹き。外出後もアウターマスクの表面に一吹きした上で、フェイスガードもキレイにしておきましょう。

ただ、使い捨てマスクにアルコール消毒をしたときのウイルス除去機能は、メーカーで保証していない(そのような条件下で実験していない)とのこと。マスクが潤沢にある場合は、使い捨てするのが確実です。

外出時にも利用できるよう持ち運べる「携帯 アルコール除菌スプレー」で探すと良いです。消耗品ですので複数本のセット購入がお値打ちです。

なお、私は「バリアプラン(バリアプラス)」という製品を購入しました。

E.メガネ曇り止めスプレー

メガネ曇り止めスプレー写真 メガネのレンズに吹きかけることで息の曇りを防止する

目が悪い方はメガネを装着することもあると思いますが、マスクをすると息で曇るのがネック。

今回紹介したマスク二重装着でそこそこ防げますが、それでも完璧ではなくメガネの位置によって雲ってしまうことがあります。そのため、曇り止めで対策をしておくとなお良いです。

以上で、私が使用している製品はすべて紹介しました。

03.マスクの正しい付け方と洗い方

A.厚生労働省によるマスクの正しい付け方動画

マスクの正しい装着方法について、厚生労働省が46秒の動画を公開しています。

補足すると、この動画はワイヤー入りマスクではなくノーズパッド付きマスクですが「マスクを鼻の形に合わせる」という部分は同じです。

B.経済産業省によるマスクの正しい洗い方動画

マスクの正しい装着方法について、経済産業省が3分29秒の動画を公開しています。(厚生労働省と経済産業省の共同制作動画)

04.マスクって効果あるの?ウイルス遮断率の情報

A.遮断率試験で基準が定められている

マスクの効果については明確な基準にもとづく遮断率試験があり、ウイルスサイズによって3種類の試験(PFE試験、VFE試験、BFE試験)があります。以下のサイトが詳しいです。


参考
ウイルス対策マスク選びのポイント(中外工機株式会社)中外工機株式会社 ウイルス対策マスク選びのポイント

コロナウイルスはインフルエンザウイルスの一種として約0.1μm(マイクロメートル)の大きさで、この0.1μmを95%以上遮断できないと「ウイルス対策マスク」と呼べないとのこと。

市販のウイルス対策マスクやPM2.5対策マスクは「PFE試験により0.1μmを99%以上遮断」しているものが多いです。さらに飛沫ウイルスは水分を含み0.1μmより大きい状態であるため、乾燥しないうちは遮断率がもっと高くなります。

試験方法については各社で明記されていないことが多いですが、例としてLeaffresh製不織布マスクのBFE試験では「0.08~0.1umほどのサイズと言われる黄色ブドウ球菌をマスクに通してテスト実験を行った結果として99%カットと明記している」とのことです。

なお、薬事法の規定で100%カットとは記載できないルールのため、どのマスクも99%カットという表記になっています。

B.WHOが認識を間違えている理由

WHO(世界保健機関)がマスク不要論を唱えるのは「マスクをしていても感染した人がいるからマスクは意味がない」という主張だと言われています。しかし、論理的に考えればそれが間違いであることは子どもでもわかることです。

マスクは効果があるか無いか、という質問に対する答えが「ある」と「ない」の2択だと考えている時点で頭が悪いと言わざるを得ません。

選択肢は2択ではなく以下の3択です。
A.マスクの効果は0%(まったく効果がない)
B.マスクの効果は1~99%(完全ではないが軽減効果がある)
C.マスクの効果は100%(完全にウイルスを防げる)

政府、公共機関、医療メーカーなどあらゆる組織が答えはBだと言っています。そして、医療メーカーが遮断率試験を実施することで、軽減効果の率を「遮断率」という数値で各マスク製品に明記しています。

WHOの言っていることは「CではないからAである」という欠落した発想であり、物事をゼロかイチかでしか判断できない貧弱な思考。これは「小数点計算もできず集合や証明の基礎も理解できていない」ということであり、つまり日本の義務教育レベルの数学すら理解できていないというのがWHOの方々ということです。

日本の中学生にも劣る知能の方々(ヘドロスことテドロス事務局長を筆頭に)が保健分野のプロだと言い張って誤情報を垂れ流しているのだから、当然パンデミックが起こるに決まっています。それが今の惨状なわけです。

WHOの言うことを聞いてはいけない、これは確実に言えることです。

05.その他、マスクに関する様々な情報

A.使い捨てマスクを洗濯や消毒で使いまわせる?

使い捨てマスクについては、洗濯やアルコール消毒で使いまわすことは推奨されていません。

各メーカーでも「ウイルスの捕集効果が減る可能性あり」という姿勢で、そのような条件下での実験は行っていないというのが標準的な見解です。


参考
FNN取材 マスクを消毒したら再利用できるかマスクメーカー2社に聞いてみたFNN取材 マスク再利用について

マスクが潤沢にあるのであれば、1日1回使い捨てするのがベスト。しかし、マスク不足の現状では洗濯や消毒などを併用しつつ、不要不急の外出は極力避けるという方向性になりそうです。

B.マスクがAmazonで売られていない?

2020年4月14日頃から、国内通販大手のアマゾンジャパンで「マスクと検索しても不織布マスクが表示されない状態になっている」とニュース記事が出ています。


参考
アマゾンからマスクが消えた……理由は「答えられない」-BCNアマゾンからマスクが消えた理由

アマゾンジャパンからは公式に理由を出していないとのこと。推測として「マスクを購入しても届くのが遅い」などの苦情がある(商品コメント欄に苦情の書き込みあり)ことや「転売防止」「医療従事者への優先提供」などが考えられます。

なお、私が検索しても不織布マスクがほとんど表示されず、表示されても数時間で販売ページが無くなってしまう状態。4月17日時点だと布製マスクやポリウレタンマスクもほとんど表示されない状態になっています。

06.まとめ

それでは改めて、今回紹介した道具についておさらいしていきます。

[mtab group=”01″ order=”1″ tname=”内マスク”]インナーマスクは洗濯可能なポリウレタン素材[mtab_end] [mtab group=”01″ order=”2″ tname=”外マスク”]アウターマスクは不織布の使い捨てマスク[mtab_end] [mtab group=”01″ order=”3″ tname=”顔ガード”]フェイスガード帽子は着脱式で角度調整可能なもの[mtab_end] [mtab group=”01″ order=”4″ tname=”スプレー”]アルコール消毒スプレーは持ち運び式で[mtab_end] [mtab group=”01″ order=”5″ tname=”曇り止め”]メガネ利用者は曇り止めスプレーもあるといい[mtab_end]

以上5点で、参考価格として9,010円(1,750円+2,580円+1,580円+2,300円+800円)。この値段で、これだけのリスク回避策による安全を買えるのであれば充分でしょう。

不要不急の外出を避けていただいた上で、お出掛けの際は今回紹介したような対策をとっていただければ幸いです。

以上、筆者が活用しているマスク装着法と効果についての解説でした。

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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。