阿波牛や阿波尾鶏の肉類に加えて、海賊料理や鳴門鯛など海の幸も豊富な徳島県。
高級和菓子で有名な和三盆糖を使用した甘味や、鳴門金時芋のスイーツも魅力。
3系統ある徳島ラーメンや、秘境の祖谷で原始的な祖谷そばや岩豆腐なども楽しめます。
今回は徳島県の旅行者に向けて、徳島県の飲食店で楽しめるご当地グルメを紹介します。
セシモ コイ
徳島県のグルメ分布図
徳島県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。
A.徳島県全域のグルメ
01.鳴門鯛(県全域)
潮の流れが速い鳴門海峡で泳ぐことにより、身が引き締まった鳴門ブランドのマダイ。鳴門独特の一本釣りやタイ網で採られます。
特に春の産卵前は特にしっとりした脂が乗って美味しいと言われ、コリッとした歯応えも特徴。
食べ方は活け造りなどの刺身をはじめとして、鯛しゃぶや鯛めしなどで楽しめます。
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[店分布] 県東を中心に提供店多数
[推奨店] 木の葉 – 魚料理と地酒を楽しめる徳島市アクティ近くの居酒屋
02.阿波牛(県全域)
徳島県内で飼育された黒毛和種で、明確な血統や肉質等級4以上など一定基準を満たしたブランド牛、阿波牛(あわぎゅう)。
柔らかくて弾力があり、締まりの良い肉質が特徴。霜降りの脂肪が口の中で溶ける口当たりが売りのひとつです。
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[店分布] 徳島県全域で提供100店以上
[推奨店] 路地庵 – 阿波牛の鉄板焼きを楽しめる徳島市の店
03.阿波尾鶏(県全域)
徳島県で飼育されている食肉用の鶏。徳島で有名な阿波踊りにちなんで、阿波尾鶏(あわおどり)という名前が付いたブランド地鶏です。
徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所にて、シャモのオスと優良肉鶏を掛け合わせた品種として1990年から販売開始したものです。
全国の有名な地鶏の中でトップの出荷数を達成したこともある、徳島県を代表とする鶏肉です。
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[店分布] 徳島県全体で100店舗以上
[推奨店] 鳥ぼん 本店 – 鶏刺身や焼き鳥で楽しめる居酒屋
04.フィッシュカツ(県全域)
カレー粉などの香辛料を入れた魚のすり身に、パン粉をまぶして揚げたもの。魚肉練り製品の一種で、特に徳島県の東部をメインに県内全域で食べられているもの。
徳島県では単に「カツ」というとフィッシュカツのことを指し、豚肉のカツは「トンカツ」と言い分けて区別しているほど魚肉のカツが主流。
発祥は諸説ありますが、徳島県小松島市の蒲鉾屋「津久司蒲鉾」が戦後すぐに売り出したのが始まりと言われます。
すだち果汁をかけて食べるのが定番で、醤油やソースなどで食べるのもあり。
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[店分布] 県内飲食店で数十店舗、他にもスーパーや蒲鉾店で購入可
[推奨店] 安兵衛 – 徳島市でフィッシュカツもある居酒屋
05.とくしまバーガー(県全域)
徳島県の農林水産物や徳島ブランドの食材を使用して、バラエティ豊かな盛り付けを各店でこらした創作ハンバーガー。
徳島商工会議所青年部が認定機関となり、一定のレベルを満たしたものが「とくしまバーガー」を名乗れるようになっています。
鳴門レンコンを使うお店が多く、徳島県で定番のすだちを味付けに使用するお店もあります。
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[店分布] 徳島市3店、鳴門市1店、小松島市1店、板野郡4店、三好郡1店
[推奨店] こはくの天使 – 最初に登録された元祖徳島バーガーは小松島市
06.ぼうぜの姿寿司(県全域)
頭の付いたまま酢漬けにしたボウゼ(エボダイ)を酢飯に乗せて、押し固めた押し寿司「ぼうぜの姿寿司」。食べる前に寿司の形に切ってかぼすを輪切りで添えるのが定番です。
ボウゼは徳島県ならではの呼び方で、全国的にはエボダイと呼ばれるスズキ目の魚。関西ではウオゼ(ウボゼ)、九州ではシズとも呼ばれます。
ボウゼは20cm前後のものが主に漁獲され、体は楕円形で光沢のある銀灰色。淡白な白身魚で骨が少なく、酢に数時間漬けることで柔らかくなり頭まで食べられるようになります。
古くから秋祭りやハレの日のご馳走として親しまれてきた郷土料理で、飲食店だけでなくスーパーなどでも売られています。
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[店分布] 徳島県内に十数店
[推奨店] 居酒屋とくさん – 徳島駅から徒歩2分でぼうぜの姿寿司を
07.豆玉焼き(県全域)
徳島県では甘く煮た金時豆をちらし寿司などの料理に入れる文化があり、中でも金時豆の入ったお好み焼き「豆玉焼き」は定番のひとつ。まめたま、まめだまと読みます。
お好み焼きの具材に甘く煮た金時豆と卵を入れたものがベースの「豆玉焼き」で、さらに小海老天や揚げ玉を入れた「豆天玉焼き」や肉を入れた「肉豆玉」など応用。
かつて徳島県で盛んだった製塩業などの仕事の疲れを癒すため、甘いものとして食べられてきた金時豆の煮物。戦後に関西風お好み焼きに入れる文化が始まったとされています。
お好み焼き屋のメニューとして普通に用意されており、鉄板焼き料理やお酒を添えてワイワイと鉄板を囲んで食べる地元馴染みのソウルフード。県外にも少しずつ認知されています。
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[店分布] 徳島県内に数十店
[推奨店] いか十 – 豆天玉の発祥と言われるお好み焼き屋
08.和三盆スイーツ(県全域)
香川県や徳島県などの四国東部で古くから生産されている砂糖の一種で、高級和菓子などに使用される高級砂糖として全国的に有名です。
お盆の上で砂糖を練って糖蜜を抜く「研ぎ」の工程を3回繰り返すことから「三盆糖」の名前が付き、今も職人が手で研ぎを数回繰り返して作ります。
徳島県で生産されるものを阿波和三盆糖として、香川県の讃岐和三盆糖と区別。和菓子に使われるだけでなく、洋菓子など色々な甘味で使用されます。
1700年代にサトウキビ栽培とともに精糖方法を確立した、歴史ある高松藩や徳島藩の砂糖文化を象徴するブランドです。
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[店分布] 徳島県全域で数十店舗
[推奨店] パティスリー ジュン – 和三盆プリンのあるケーキ屋さん
09.阿波黒牛(県全域)
徳島県では阿波牛とは異なる「阿波黒牛」という和牛ブランドもあり、阿波牛より安い値段で楽しめる黒毛和牛となります。
厳選された血統の黒毛和牛の父牛と、国産ホルスタイン種の母牛を交配。鳴門金時などの独自配合飼料と吉野川の伏流水で育てます。
融点が低くて溶けやすい脂肪と、黒毛和牛ならではの旨みを持った赤身が特徴。きめ細かくて柔らかい肉質を楽しむことができます。
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[店分布] 徳島市を中心に十数店
[推奨店] 阿波炭火焼肉はなび苑 – 阿波黒牛を楽しめる焼肉店
B.県東地域のグルメ
眉山・渦の道展望室・阿波おどり会館のある県東地域(徳島市・鳴門・小松島・佐那河内・石井・神山・勝浦・上勝・北島・松茂・藍住・板野・上板・吉野川市・阿波市)のご当地グルメを紹介。
10.徳島ラーメン 茶系(徳島市)
徳島ラーメンは茶系、黄系、白系の3系統があり、豚骨ダシに濃口醤油やたまり醤油のスープが特徴の茶系(黒系とも言う)が全国的に有名です。
タレの染みた豚バラ肉が乗ることが多く、ライスもオーダーして豚バラ肉をライスに乗せて食べるのも定番。生卵の追加トッピングもよく見かける光景です。
青ネギ、もやし、メンマなどの具材に中細の麺がよく用いられ、徳島中華そばとも呼ばれます。
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[店分布] 徳島市に25店舗ほど、他市町村にもあり
[推奨店] いのたに 本店 – 茶系の代表格となるラーメン食堂
11.徳島ラーメン 黄系(徳島市)
徳島ラーメン3系統の中で、黄色っぽい色合いのスープとなる「黄系」と呼ばれるラーメン。
鶏ガラや野菜を煮込んでとろみの付いた、薄口醤油で味を付けたスープが特徴。白濁に薄めの醤油の色合いにより、澄んだ黄色や薄茶色のスープに仕上がります。
具材は青ネギ、もやし、チャーシュー、メンマが定番。中華料理店で扱う傾向にあります。
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[店分布] 徳島市に9店舗ほど、他市町村にもあり
[推奨店] 支那そば 三八 田宮店 – 黄系で数店舗ある三八ラーメン
12.徳島丼(徳島市)
徳島ラーメン(茶系)の具材をご飯に乗せた、ご当地どんぶり。豚バラ肉、煮卵、メンマ、もやしなどが乗り、徳島ラーメンのスープに見立てたタレが染みた一品です。
発祥は徳島県ではなく、東京都のテレビ局の社員食堂。食堂運営会社の社員が「徳島ラーメンの具材をご飯にかけても美味しいかも」と考案したのがキッカケ。
その後、徳島県知事が社員食堂を訪れて試食した結果、徳島県庁の食堂にも取り入れることになり県職員以外にも親しまれるようになったものです。
もともと徳島ラーメン自体が「豚バラ肉をご飯に乗せて食べる」文化があり、現在ではサイドメニューとして提供する徳島ラーメン店もあります。
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[店分布] 徳島県全域で十数店舗
[推奨店] 徳島県庁食堂 – 徳島県初で徳島丼のある食堂
13.徳島ラーメン 白系(小松島市・徳島市)
徳島ラーメン3系統の中で、白濁した豚骨ラーメンとして白色寄りのスープから「白系」と呼ばれるラーメン。
白濁するまで煮たてた豚骨ダシに、薄口醤油や白醤油などで味付けしたラーメン。豚骨ラーメン系の味わいを特徴としたものです。
徳島市の隣の小松島市で多く提供されています。
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[店分布] 小松川市や徳島市に十数店舗
[推奨店] 岡本中華 小松島本店 – 白系の定番店が小松島市に
14.鳴ちゅるうどん(鳴門市)
数百年の歴史をもつ鳴門市のうどんは、長らく市外には広がらない独自のうどん。具材としてネギと刻んだ油揚げが定番で、店によりワカメやちくわが入るシンプルなうどんです。
店にもよりますが、麺は基本的に細め。太さ、長さ、厚みが不ぞろいで手打ちうどんの感じがよく出ている見た目が特徴です。ダシは魚や節を使用した、関西風の透き通ったもの。
徳島県出身の写真家が出版した本にて「鳴門のちゅるちゅるうどん」という意味で「鳴ちゅる」と称したことで定着し、うどん好きの中で少しずつ知名度が上がってきています。
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[店分布] 鳴門市に25店舗ほど、徳島県内に20店舗ほど
[推奨店] 大井食堂 – 創業100年以上の老舗でちくわ入りのうどん
15.鳴門金時スイーツ(鳴門市)
徳島県で栽培されて関西圏で多く消費されている、徳島県ブランドのさつまいも。
鳴門海峡、吉野川などにある砂地で栽培されており、多くは鳴門市の栽培。商標登録により、指定地域で生産されたもののみ「なると金時」「鳴門金時」を名乗ることができます。
食用を主としており、焼酎の原料や徳島の銘菓などにも用いられています。鳴門金時を使用した甘味を提供するお店もあり、現地でのスイーツや料理としても楽しめます。
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[店分布] 徳島県に数十店舗
[推奨店] 吉野川和菓子本舗 – 吉野川SAで鳴門金時の串団子
16.たらいうどん(阿波市)
かつて林業が盛んだった御所村(現在の徳島県阿波市土成町)の郷土料理「たらいうどん」。茹でたうどんを木製のたらいに湯ごと入れて、つけ汁で食べる釜揚げうどんの一種。
米の栽培が難しかった地域で小麦粉を使用したうどんを食べる文化が根強く、林業や農業の振る舞い用として大量のうどんを飯盆(はんぼ)と呼ばれる木製の器に入れたのが由来。
一般的な釜揚げと異なるのは、つけ汁に川魚でとったダシを使う点。吉野川で獲れるジンゾク(ヨシノボリ)という川魚でダシをとるのが元祖ですが、現在では他の川魚も用いられます。
たらいに入ったうどんを箸ですくって湯切りした上で、川魚ダシに醤油などで整えたつけ汁につけて食べます。緑の小ネギなどを薬味として入れます。
現在では阿波市以外でも提供店が増えて県の名物と言われることもありますが、現在も阿波市に歴史あるお店が多く存在します。
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[店分布] 阿波市に9店舗ほど、徳島県内に23店舗ほど
[推奨店] 樽平 – ジンゾク出汁で食べる本格たらいうどん
C.県西地域のグルメ
うだつの町並み・祖谷かずら橋・大歩危小歩危のある県西地域(美馬・三好・つるぎ・東みよし)のご当地グルメを紹介。
17.祖谷そば(三好市)
祖谷地方で収穫された蕎麦の実で作られた、太くて短いのが特徴の蕎麦。昼と夜の寒暖の差が大きいことから、蕎麦の栽培に向いている土地柄です。
山奥で身をひそめて生活していた平家の落人が作り出した食事とされており、原始的な蕎麦の形として今でも素朴さを残した蕎麦です。
古くは蕎麦のつなぎに使用する小麦粉などが手に入らなかったことから、切れにくいよう太め短めに打つのが特徴。蕎麦の実の殻に近い部分まで挽いて、見た目も黒色寄りです。
関西風のダシでいただけて、具材もシンプル。大歩危小歩危の渓谷や阿波池田などで食べることができます。
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[店分布] 三好市に十数店舗
[推奨店] もみじ亭 – 秋は紅葉の茅葺と峡谷も美しい祖谷そばと和食の店
18.あめごのひらら焼(三好市)
祖谷地方では川魚のアマゴを「あめご」と呼び、地元の人だけでなく観光スポットでも塩焼きや煮つけで食べることができます。
ひららとは「平たい石」の意味。大きくて平坦な石の上に味噌で輪の形の土手を作り、土手の内側にあめご、野菜、豆腐、こんにゃくを乗せて焼き上げた料理です。
来客など集まりがあるときの郷土料理として正式には石を熱して焼き上げますが、宿や飲食店では五徳の陶板などで簡易的に提供することもあります。
あめごではなく鮎が用いられることもあり、味噌が少し焦げて香ばしくなるのも特徴。三好市など祖谷地方で食べることができます。
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[店分布] 三好市に数店舗(大半は宿、飲食店は1店ほど)
[推奨店] あめご亭 – 飲食店で1人用のひらら焼きを楽しめる貴重な店
19.岩豆腐(三好市)
祖谷地方には水分が少なくて硬いのが特徴の豆腐「岩豆腐」があります。圧搾工程で水分を落としつつも良質な水により美味しい豆腐ができる土地柄。
山間部で険しい祖谷地方の土地柄ゆえ、運搬しても崩れにくい豆腐として古くから作られていたものと言われます。
観光地では祖谷地方ならではの田楽「でこまわし」にてこの岩豆腐が使われるほか、地元では焼き豆腐やいりこダシにつけて食べる湯豆腐などの食べ方がされます。
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[店分布] 三好市に数店舗
[推奨店] そば 祖谷美人 – 岩豆腐の冷奴、でこまわし、ぼけあげもある茶屋
D.県南地域のグルメ
津峯神社・高の瀬峡・日和佐海岸のある県南地域(阿南・那賀・牟岐・美波・海陽)のご当地グルメを紹介。
20.南阿波丼(県南全域)
県南全域となる1市4町による共同で、県南の食材を使用した丼グルメ「南阿波丼」。
県南産のメイン食材を使用した丼、付け合わせも県南産を1品以上、お米も県南産を使用したものだけが「南阿波丼」を名乗ることができ、賛同した飲食24店ほどが提供しています。
メイン食材は各店で異なり、県南で漁獲された魚介類を使用した海鮮丼、県南で育った肉類を使用した肉丼、県南で生産された農産物を使用した野菜丼など様々。
創作感のある丼は見た目にもこだわりが出ており、あめご天丼、まぐろ丼、梅肉炒飯丼、炙り鶏丼、とこぶし丼、あおりいか丼、イカスミ丼、イカかつ丼など充実。
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[店分布] 海陽町5店、牟岐町6店、美波町8店、那賀町3店、阿南市2店
[推奨店] ひわさ屋 – 阿波尾鶏の丼も名物の海鮮料理店
21.南阿波スイーツ(県南全域)
阿南市を中心として県南の1市2町で提供されている、県南の食材を使用したスイーツ「南阿波スイーツ」。
県南産の特産品を使用して、各店独自の技で作り上げた新感覚のスイーツが「南阿波スイーツ」に認定されています。購入専門のものもあれば、店内カフェで楽しめるものも。
ロールケーキ、タルト、バームクーヘン、カステラ、ブリュレ、シフォンケーキなど洋菓子が強く、すだちを使用したケーキも魅力。
阿南の栗甘露煮が入った栗まんじゅう、すだちの入った白ういろう、すだちの皮と果汁を使用した求肥の大福、天草入りの最中など、和菓子も魅力ある甘味があります。
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[店分布] 阿南市11店、美波町1店、海陽町2店
[推奨店] 高市 – 桃や金時芋のタルトがあるケーキ屋カフェ
22.あなん丼(阿南市)
阿南(あなん)産の鱧(ハモ)をメインに使用した丼「あなん丼」「あなんハモ丼」。日本一の漁獲量をほこる阿南のハモを楽しめる、阿南のご当地どんぶりです。
対岸の和歌山県とともに、紀伊水道を漁場として底引き網漁船で漁獲。その多くは京都や大阪へと送られて、夏の味覚として親しまれています。
もともと徳島県内ではハモの消費が少なかったため、地元でも提供できるよう開発して2011年に登場。ホテルや居酒屋だけでなく、喫茶店で提供するところも。
古くから地元の漁師に親しまれてきたハモのカツを乗せたハモかつ丼や、定番のハモ天丼など食べ方はお店により様々。阿南産の野菜も添えられて提供されます。
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[店分布] 阿南市に12店舗以上
[推奨店] 漁眠洞 – ハモ天を玉子とじの丼で楽しめる喫茶店
まとめ
阿波牛、阿波ポーク、阿波尾鶏の阿波畜産3ブランドを筆頭に、いろいろなグルメのある徳島県。
評価のわかれやすい徳島ラーメンもひとくくりにできない3タイプに沢山のお店が存在します。
以上、徳島県全般のご当地グルメ特集でした。