道後温泉など風格ある温泉建築物だけでなく、県内各地に自然豊かな風景のある愛媛県。
伊予灘を間近に見れる駅、雲海を楽しめる展望台など絶景も沢山ありますが、ガイドブックなどでなかなか取り上げられないスポットも。
今回は、インスタ映えするフォトジェニックな愛媛県の絶景を紹介していきます。
セシモ コイ
A.県央(中予)地域の絶景
下灘駅・白猪の滝・神の森大橋のある県央地域(松山・伊予市・東温・久万高原・松前・砥部)の絶景スポットを紹介。
01.道後温泉本館(松山市)
道後温泉駅からアーケード街を歩いた先にある、愛媛県を代表する温泉。
日本書紀にも登場する日本でもっとも古い温泉と言われ、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場する温泉です。
建物周囲には居酒屋「道後ビール館」などの飲食店に加え、旅館の建物がいくつも存在します。特に夜の照明で輝く道後温泉は美しく、湯上がりに心地よい気分で散策できます。
[住所] 愛媛県松山市道後湯之町5-6(地図)
02.道後温泉駅(松山市)
松山市電の終点駅で道後温泉のアーケード入口近くにある道後温泉駅。日中は市内を走る観光列車「坊っちゃん列車」が夕方に保管されている定番の撮影スポットです。
洋館2階建ての駅舎は現在「スターバックス道後温泉駅舎店」として営業しており、テラス席もさることながら2階の洋風の1室で落ち着きあるカフェタイムを楽しめます。
付近にはからくり時計があり、特定の時刻になると動き出して中から人形が出てくる時計を目当てに歩行者が集まってきて賑わいます。
[住所] 愛媛県松山市道後町1丁目10-12(地図)
03.坊っちゃんカラクリ時計(松山市)
道後温泉駅の駅前にあるもうひとつの名物「坊っちゃんカラクリ時計」。和風の屋敷を思わせる外観に赤の照明で彩られる、時計です。
特定の時刻になると屋根部分が上に伸びて、時計部分や屋敷入口部分から人形が登場して音楽が流れるカラクリが作動。駅前で通行客が集まる、道後の名物です。
[住所] 愛媛県松山市道後湯之町6-7(地図)
04.伊佐爾波神社(松山市)
道後温泉駅から徒歩圏内にあり、長い石段の先に朱塗りの楼門がある伊佐爾波(いさにわ)神社。道後八幡とも呼ばれ、松山藩主の松平定長ゆかりの神社です。
大きな干支の絵馬が飾られた楼門から中に入ると左右に通路があり、内側の本殿を四方から囲うように四角形の回廊があります。
本殿は2棟の建物を前後に連結させてひとつの社殿にした「八幡造」と呼ばれる、全国に3つしか存在しない造りです。
[住所] 愛媛県松山市桜谷町173(地図)
05.道後ヘルスビル(松山市)
道後温泉駅から続くアーケード街は観光客が多く歩きますが、アーケードの突き当りを左へ折れて進んでいくと衝撃の光景が。
ビル全体の華やかで艶やかな姿は、事前に知らずに見ると驚きを隠せないほど。地図上でも正式名称として「道後ヘルスビル」の名前が付いており、珍百景とも言えます。
[住所] 愛媛県松山市道後多幸町1-10(地図)
06.松山城 中ノ門跡(松山市)
松山市を代表する名所「松山城」は、ロープウェイや徒歩で来訪できる高台のお城。天守の中に入れるだけでなく、井戸のある本丸広場もにぎわいます。
案内ボランティアさんが特にオススメする光景として、太鼓櫓を遠くに見る「中ノ門跡」の場所。日当たりが良くて、石垣の迫力がある角度から撮影できます。
[住所] 愛媛県松山市丸之内1(地図)
07.愛媛県庁舎(松山市)
松山城の周辺で路面電車が走り、車通りも多い市街地の光景。お城の南側の南堀端通りには松山市役所や愛媛県庁など、行政の施設が多く集う場所です。
特に愛媛県庁の県庁舎は、ドーム状の水色屋根に「帝冠様式」と呼ばれる左右対称の建築美が特徴。
[住所] 愛媛県松山市一番町4-4-2(地図)
08.下灘駅(伊予市)
伊予市の中心地から南西へと続く線路の先には、伊予灘の海を間近に見ることのできる「下灘駅」があります。
インスタ映えスポットとして近年注目されており、女性がベンチに座って海を眺める後ろ姿を撮影するのが流行っています。
観光列車「伊予灘ものがたり」が停車する駅でもあり、音楽を流しながら到着する列車の乗客で賑わう光景もなかなか良いものです。
[住所] 愛媛県伊予市双海町大久保(地図)
09.白猪の滝(東温市)
松山市の東の峠道にある「白猪の滝農村公園」のさらに奥へ行き、徒歩でさらに山道を歩くと見える高さ96メートルの滝。
毎年11月3日には「白猪の滝まつり」が開催されて、紅葉が美しいスポット。冬に寒い日が続くと滝の水が凍りつく姿もひとつの名物だそうです。
車での来訪となる場所で「唐岬の滝」とのセットでめぐるのが定番です。
[住所] 愛媛県東温市河之内(地図)
10.神の森大橋(砥部町)
焼き物の街として内陸にある砥部町。窯元や道の駅がある観光拠点の見どころとして、田渡川に架かる「神の森大橋」は日本で最初に建造された本格的な木造車道橋。
20トンの自動車荷重に耐えられる設計。橋梁部は地元のスギ材を使用した集成材で、アーチ部分を箱型断面にして安全性を高めるなどの技術は現代工学でも評価が高いものです。
仙波渓谷に架かる橋として、山々に囲まれた緑豊かな渓谷とともに見渡すことができます。
[住所] 愛媛県伊予郡砥部町総津(地図)
B.県南(南予)地域の絶景
内子座・大洲城・宇和島城のある県南地域(八幡浜・大洲・西予・内子・伊方・宇和島・松野・鬼北・愛南)の絶景スポットを紹介。
11.大洲雲海展望公園(大洲市)
内子の市街地から車で1時間ほどの細い峠道を走った先にある、雲海展望公園。峠道ゆえアクセスが大変で、そのぶん感動も大きい雲海スポットです。
雲海発生率が高い場所として整備された展望地で、木材で足場を組んだ展望舞台から180度広がる内子大洲の山並みを見渡すことができます。
展望台の左手から朝日がのぼるため、日の出スポットとしても楽しめる場所。ここの雲が伊予灘へと流れ込んでいき、肱川名物の雲の流れ「肱川あらし」が発生します。
2018年の台風で新谷駅から北上するルートが崩れて封鎖されたため、筆者は柳沢公民館から南下するルートを利用。現在は開通しているかは不明です。
[住所] 愛媛県大洲市藤縄94(地図)
12.臥龍山荘(大洲市)
1907年完成の山荘、臥龍山荘(がりゅうさんそう)。数寄屋造りの母屋となる臥龍院(がりゅういん)をはじめとして建造物と借景庭園を持つ大洲市の名所です。
有料観光施設となっており、陸地側から建物内に入ることができて木々に覆われた明治の古民家風の建物内と庭を散策できます。
特に崖の上に建てられた不老庵(ふろうあん)はマキの木を柱として使われた名物で、肱川(ひじかわ)が流れる河原側から眺めることもできます。
[住所] 愛媛県大洲市大洲411-2(地図)
13.おはなはん通り(大洲市)
大洲市観光協会(まちの駅)から臥龍山荘へと向かう道には昔なつかしい散策路が続き、その中で「おはなはん通り」が代表的な道です。
昭和41年のNHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」のロケで使用された場所で、江戸時代から明治時代にかけての面影が残る街並みです。
この道だけでなく、この先には商家と武家屋敷のある「明治の家並」やレトロな風景を見ることができます。
[住所] 愛媛県大洲市大洲649-1(地図)
14.森の国ホテル(大洲市)
四万十川が流れる松丸駅から車で奥地まで行く紅葉の名所「滑床渓谷」にある、山岳リゾート風のホテル。
1991年に開業したホテル。直径50cm以上の杉を使用した丸太の柱や暖炉のあるラウンジなどの内装があり、フランス料理などを提供する食事もあります。
2018年7月の豪雨災害を経て2019年時点では無期限休業中となり、開業に向けてリニューアル中となっています。
[住所] 愛媛県北宇和郡松野町大字目黒(地図)
15.河辺川 龍王橋~御幸の橋(大洲市)
河辺町の屋根付橋巡り。秋滝龍王神社へ向かう参道で、「龍王橋」の奥にある「秋滝橋」は短くて めんこい橋。
この橋を渡ると河辺川の川辺へ下りることができる。大石を並べて造った「飛び石橋」も復元されており、こちらは結構スリルがある。 pic.twitter.com/XXbMgOusu3— ELE-FAN (@ELEFAN06) 2017年5月10日
愛媛県の大洲エリアには屋根付きの木造橋が多く残り、特に県道55号に沿って流れる河辺川に架かる橋たちは自然に溶け込んだ風情ある見た目です。
基点として「河辺ふるさと公園」の近くにある「龍王橋」を見て、県道55号を東へと進んでいくと「豊年橋」「三嶋橋」「帯江橋」「御幸の橋」と色々な橋があります。
徒歩専用の橋として床や手すりが木材でしっかり組まれており、ハの字の屋根を持つ橋が多いです。のどかな田舎の風景に馴染んでいるのも魅力です。
あとは、橋というよりは石を配して川を渡れる「飛び石橋」も名物です。
[住所] 愛媛県大洲市河辺町三嶋(地図)
16.長浜大橋(大洲市)
可動橋か 四国は大洲市にある長浜大橋なんていいかも。市のサイトによると毎週日曜日13時に点検を兼ねて動かしてるそうです。夏の夜はイルミネーションとかするみたい。 私が見に行ったのは土曜日でした 残念w pic.twitter.com/SqVHhGDr6U
— ヒロくない道 (@hirokunai223) 2017年6月15日
肱川が伊予灘に流れ込む長浜港のシンボルとなる赤い橋「長浜大橋」は、現役で動く日本最古の道路可動橋として国の重要文化財に指定されている鉄鋼橋です。
1935年(昭和10年)8月に完成。延長約232メートルのうち開閉部分の長さは約18メートルで、船の往来時に通行できるよう片方が持ちあがる跳ね上がり式で開閉します。
肱川に架かる橋で、気象条件により発生しやすい名物の霧「肱川あらし」に染まる長浜大橋も魅力。車で近い「肱川あらし展望公園」から長浜大橋と肱川を見下ろすのも手です。
(開閉設備の故障により令和2年10月27日から開閉が行われておらず復旧時期未定とのこと。来訪時は稼働状況を確認してから来訪するといいです)
[住所] 愛媛県大洲市長浜甲(地図)
17.伊予大洲 少彦名神社(大洲市)
少彦名神社(大洲市菅田町大竹)
この参籠殿は「懸け造り」と呼ばれる工法で建てられている。懸け造りとは、急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた日本独特の寺社の建築様式である。有名なものに京都の清水寺の舞台がある。
ちなみに、JR伊予大洲駅前の大鳥居は少彦名神社の鳥居だそうです。 pic.twitter.com/b8S51EENK6— 伊予の八百八狸 (@iyo808tanuki) 2019年11月8日
大洲の市街地より西にある「少彦名(すくなひこな)神社」は、市の有形文化財となっている「参籠殿」が名物。修復作業にも注目が集まったそうです。
米ワールド・モニュメント財団による世界危機遺産リストにおいて、世界の名だたる建築物がリストに入る中で2014年版に当神社もリストに選定されたというスポットです。
斜面に木の足場を組み合わせる「懸け造り」と呼ばれる技法で建てられた「参籠殿」は、京都市の清水寺や奈良県の長谷寺など全国に120箇所ほどしか見られない技法。
なお、大洲市菅田町には少彦名神社が2箇所あるため注意が必要。住所は菅田町菅田ではなく、住所が菅田町大竹となっているのが当神社です。
[住所] 愛媛県大洲市菅田町大竹乙937-2(地図)
18.伊予石城 わらマンモス(西予市)
伊予石城駅のすぐ西側には藁(わら)で作られたマンモス像「わらマンモスとわらぐろ群」があり、田んぼが広がる風景とともにマンモス像を撮影することができます。
5月には紫色の小さなレンゲが一部を紫色に染めて、こいのぼりも空を泳ぐのどかな景色。2体の巨大なマンモスは人の背丈の倍はあり、先頭のマンモスの足元には子マンモスも。
駅前なのでJR予讃線の列車とともに撮影することもでき、アンパンマン列車とマンモスという取り合わせも独特です。
[住所] 愛媛県西予市宇和町岩木232(地図)
19.愛宕公園 -宇和島の夜景-(宇和島市)
闘牛の街とも言われる宇和島(うわじま)市の街並みを見おろすことができる、市内にある高台の公園「愛宕公園」。
うわじまユースホステルの近くで宿泊者は徒歩来訪しやすい立地で、市街地からは徒歩ルートがあります。
夜はライトアップされる宇和島城と、広い市街地の夜景を楽しむことができます。
[住所] 愛媛県宇和島市大超寺奥丙165(地図)
20.遊子水荷浦の段畑(宇和島市)
愛媛県宇和島市 遊子水荷浦の段畑に到着。
壁みたいに並んだ段畑は圧巻。
400年前からあるそうです。 pic.twitter.com/pKiP4YTB51— ASUPARA (@asuparider) 2020年7月31日
入り組んだ海沿いにある遊子地区の「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑」は、石段造りで急傾斜の段々畑がある特徴的な見た目として「国の重要文化的景観」とされています。
約1メートルの石段が延々と続き、ゆるい曲線を描いて広がる畑。実際に野菜が栽培されており、収穫された野菜を使用する食事処も近くにあります。
400年ほどの歴史があるそうで、この景観を守ろうという活動も行われています。
[住所] 愛媛県宇和島市遊子2323-3(地図)
C.県東(東予)地域の絶景
タオル美術館・別子銅山・しまなみ海道のある県東地域(四国中央・新居浜・西条・今治・上島)の絶景スポットを紹介。
21.菊間町の工場夜景(今治市)
愛媛県には瀬戸内海に工場を持つ都市が多く、今治市の西側で松山市からも近い菊間町には太陽石油の工場があります。
西の海に面しているため日の入りで空が夕陽の色に染まったトワイライトタイムが特に綺麗なもので、夕暮れの空にそびえる煙突群に灯りがともった光景が美しいです。
工場の脇を通る国道から間近に見るのも楽しく、付近の田んぼの道から遠景で撮影するのもまた素晴らしいもの。上写真の右側にも工場が続くパノラマが見事です。
[住所] 愛媛県今治市菊間町種4070-2(地図)
22.タオル美術館ミュージアム(今治市)
いまや全国区となった今治市のタオルメーカー「タオル美術館」。今治市には観光名所として「タオル美術館ミュージアム」があります。
繊維商品ショップが集まるデパート風の施設で簡易的な工場見学もあり、レストランやカフェもそろった「タオルとアートの融合」として館内に見どころがあります。
特にカラフルな糸巻きロールが奥まで続く光景は、インスタ映えするフォトジェニックな見た目が美しいものです。
[住所] 愛媛県今治市朝倉上甲2930(地図)
23.タオル美術館ミュージアム 夜間ライトアップ(今治市)時期限定
今治市の「タオル美術館ミュージアム」では、紅葉時期など限定でライトアップが行われることがあります。
屋外の庭園にはメタセコイア並木があり、秋にはオレンジに色づく紅葉の名所。
ライトアップの日の夜になると並木が燃えるような色に照らされて、庭園全体もイルミネーションでにぎやかに。プロジェクションマッピングが行われる日もあります。
[住所] 愛媛県今治市朝倉上甲2930(地図)
24.来島海峡SA しまなみピン(今治市)
広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」の愛媛県側出発点にある「来島海峡サービスエリア」にて、2020年に登場した新しいモニュメントが定番のフォトスポットとして人気に。
某地図アプリのような場所を示す役割のピンに「しまなみ」の波打つような文字の像があり、その奥に来島海峡大橋や大島が見える瀬戸内海の絶景が広がります。
周囲一帯はもともと「展望テラス」として、来島海峡大橋の夜景など風景の素晴らしさに定評があるサービスエリアです。
[住所] 愛媛県今治市大浜町3-9-68(地図)
25.西条のベネチア(西条市)
中山川が瀬戸内海へと流れつく埋め立て地の難波地区にて、水路と民家の風景が海外の水の都「ヴェネツィア」に似ていることから「西条のベネチア」と呼ばれるポイントに。
内側の田んぼに水が入りこまないよう土手の周遊道路が造られており、その周遊道路にある橋「大石南蛮樋」付近から見渡す形で風景を楽しめます。
左右3方向に水路が伸びており、風の無い日は空の雲や民家が水路に映りこんで鏡のように。遠くの山並みも見えて、海沿いののどかな雰囲気の一帯には藤や芝桜が咲くポイントも。
[住所] 愛媛県西条市禎瑞2333-13(地図)
26.中山川渓谷(西条市)
松山市と西条市街を結ぶ国道11号にて、中山川が織り成す渓谷「中山川渓谷」。国道脇にある橋の上からすぐ見渡すことのできる、岩場の渓谷です。
付近には「道前渓温泉」の施設があります。
[住所] 愛媛県西条市丹原町湯谷口(地図)
27.マイントピア別子 端出場地区(新居浜市)
新居浜(にいはま)市は住友系の鉱山として繁栄した歴史があり、今は別子(べっし)銅山の施設跡などを見学できる観光名所になっています。
最後の採鉱本部が置かれていた端出場(はでば)地区では、レンガ調の道の駅が拠点となっており観光の基点として見どころがあります。
[住所] 愛媛県新居浜市立川町707-3(地図)
28.マイントピア別子 東平地区(新居浜市)
マイントピア別子#禁断のレジスタンス#水樹奈々#四国ぶらり旅#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/8UhqiiO4bN
— 風来猫@R25&TRACER900 (@fuuraiyzf_r25) 2019年9月9日
別子(べっし)銅山における最盛期の拠点だった東平(とうなる)地区。車で森の中の奥地まで進んでいくと、観光駐車場とともに当時の遺跡が広がります。
廃墟「東平索道基地跡」は石造りの建築物となっており、さらに「東平展望台」から見る内部側の屋外広場は「東洋のマチュピチュ」として名物となっています。
[住所] 愛媛県新居浜市立川町654(地図)
29.別子ループ(新居浜市)
マイントピア別子の道の駅からわずかに上流では、国領川の鹿森ダムの高低差に対処するため旋回状にループする道路橋があります。
路肩に退避所としての停車スペースがあり、鹿森ダムを囲む山並みの緑とともにループ橋を見ることができます。
[住所] 愛媛県新居浜市立川町(地図)
30.翠波高原(四国中央市)
銅山川がダムを作り出す翠波エリアにて、山道を車で登っていくと展望のきく高原「翠波高原」があります。
広場のある「翠波高原駐車場」近くには「翠波高原展望台」があり、山々が織り成す風景が広がります。
さらに標高の高い場所へ車で移動すると、いくつか展望台があり瀬戸内海を見下ろすこともできます。
[住所] 愛媛県四国中央市金砂町平野山乙306-1(地図)
31.富郷渓谷(四国中央市)
新居浜市の別子銅山から四国中央市の金砂湖(翠波エリア)を結ぶ、山間部の県道4号は銅山川の渓谷美を随所で楽しむことができます。
その中で「富郷渓谷」と呼ばれるポイントは「戻ヶ嶽」の崖に川が流れる景色があります。沈下橋とキャンプ場があり、トンネルの脇道から渓谷を見る形で楽しめます。
[住所] 愛媛県四国中央市 富郷町寒川山(地図)
まとめ
朝の雲海から夜の工場夜景まで、愛媛県に広く存在する絶景スポット。
やはり下灘駅の海を見渡す光景は人気が高く、今回紹介した以外にも今治のタオル美術館にもインスタ映えするスポットがあります。
以上、愛媛県のフォトジェニックな観光スポットでした。