
国宝や世界遺産に認定された寺社仏閣の多い奈良県。東大寺の大仏をはじめとして歴史あるお寺それぞれに見どころがあります。
一方で県南部を中心として自然が豊かなのも魅力。吉野や十津川村などに加えて、天理と三輪をむすぶハイキングコースも。
今回は、インスタ映えするフォトジェニックな奈良県の絶景を紹介していきます。
セシモ コイ
この記事の目次
A.県北(北和)地域の絶景
東大寺大仏・生駒山上遊園地・郡山金魚資料館などのある、県北地域(奈良市・生駒・大和郡山・天理・山添)の絶景スポットを紹介。
01.山の辺の道・櫛山古墳(天理市)

歴史に残る中で日本最古の古道と呼ばれる「山の辺の道」は、三輪から奈良へと通じる道。寺社仏閣と古墳が多く残り、現在はハイキングコースとして田園風景を楽しめます。
東海道自然歩道にも指定されており、特に桜井駅から天理駅までの約16kmがメイン。途中でお寺や神社など色々な見どころがある中で、よく写真が使われるのが「櫛山古墳」。
木々に覆われた細道から池を見る構図で楽しむことができ、写真奥が「櫛山古墳」で背中側に「崇神天皇陵」があります。
池面に反射する緑が美しく、自然の豊かさを感じるスポットです。
[住所] 奈良県天理市柳本町186(地図)
B.県西(西和)地域の絶景
法隆寺・法起寺・片岡山達磨寺などのある、県西地域(平群・三郷・斑鳩・安堵・上牧・王寺・広陵・河合)の絶景スポットを紹介。
02.法隆寺 五重塔(斑鳩町)

推古15年(607年)に聖徳太子が建立した寺「法隆寺」といえば、五重塔が有名。日本最古の木造建築として、1,300年以上経つ今も創建時の姿をとどめています。
上の段ほど小さくなっており耐震性の強い構造で、てっぺんが避雷針の役割を果たしており寺院の火事を防ぐ効果もあります
[住所] 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1(地図)
C.県央(中和)地域の絶景
長谷寺・橿原神宮・當麻寺などのある、県央地域(大和高田・橿原・桜井・香芝・葛城・川西・三宅・田原本町)の絶景スポットを紹介。
03.石舞台古墳(明日香村)

明日香村にある古墳時代後期の古墳で、埋葬者は蘇我馬子と言われている(諸説あり)墓。
一般的な古墳は埋葬用の石室を土(盛土)で覆うものですが、石舞台古墳は覆った土の上部が剥がされており石室が露出しているのが特徴です。
有料施設になっており、石室の中に入ることもできます。
[住所] 奈良県高市郡明日香村大字島庄254(地図)
D.県東(東和)地域の絶景
室生寺・大野寺・曽爾高原などのある、県東地域(宇陀市・曽爾・御杖)の絶景スポットを紹介。
04.曽爾高原(曽爾村)
曽爾高原きれいやたけど登るんしんどいから気いつけてね〜〜 pic.twitter.com/0Dg6QmPyzJ
— ササキサン (@supercar_V10) 2020年5月29日
県の東端で三重県との県境に位置する高原で、山並みの続く山岳風景を楽しめるスポット。
標高の高い位置まで車で行けて、遊歩道も用意されています。途中に「お亀池」があり、高低差のある散策を楽しめます。
秋にはススキでより美しくなり、夜にライトアップされることもあります。
[住所] 奈良県宇陀郡曽爾村大字太良路(地図)
E.県南(南和吉野)地域の絶景
石舞台古墳・飛鳥寺・谷瀬の吊り橋・吉野山などのある、南和地域(五條・御所・高取・明日香)と吉野地域(大淀・下市・吉野・東吉野・黒滝・天川・野迫川・十津川・下北山・上北山・川上)の絶景スポットを紹介。
05.みたらい渓谷(天川村)
奈良県 天川村 みたらい渓谷なう( ^ω^ ) pic.twitter.com/6hOxSTr7oy
— しかずきん (@shikazukinsan) 2019年8月1日
吉野山よりさらに南の天川村にある「みたらい渓谷」は、キャンプ場やハイキングコースなどがある渓谷。
大小様々な滝と巨岩のある渓谷には遊歩道が整備されており、吊り橋からは滝を上から見下ろすこともできて紅葉の時期は一層美しいハイキングコース。
滝の水が流れ込むエメラルドグリーンの淵を見ることができます。
[住所] 奈良県吉野郡天川村大字北角(地図)
まとめ
以上、奈良県のフォトジェニックな観光スポットでした。