
広大な土地で育てる農産物と畜産により、地元産食材が豊富な北海道。長期保存のレトルトカレーも多数あります。
バターやクリームなどの乳製品を使用した濃厚なカレーや、札幌のご当地グルメとして名店も多いスープカレーも種類豊富。
今回は、お取り寄せでも楽しめる北海道のレトルトカレーを紹介していきます。
セシモ コイ
まずはコレ!北海道おすすめカレー
北海道でオススメのレトルトカレーは以下のとおり。
- 札幌名物「濃厚スープカレー」
- 道央「札幌パキスタンカレー」
- 道東「帯広ビーフカレー」
- 道北「稚内産たこカレー」
- 道南「函館カレー」
A.札幌名物スープカレー
まずは札幌名物のスープカレーを紹介します。
01.ハウス 道産チキンの濃厚スープカレー

大手のハウス食品により全国的に販売されている「道産チキンの濃厚スープカレー」は、札幌の代表的スープカレー店「札幌らっきょ」監修の商品です。
1人前360グラムのボリュームたっぷりな大きい箱パッケージ。北海道産の鶏肉をメイン具材として、丸ごと1個のゆで卵が入った贅沢な内容。
野菜もニンジン、じゃがいも、赤ピーマンが大きめに入っています。3種類のブイヨンを使用した深いコクが特徴のスープで、粉末味噌などで味付けを施したカレーです。
02.北国の丸ごとチキン スープカレー

カニや鍋類など北海道の食品を多く手掛ける「北国からの贈り物」による、Amazon限定の商品「北国の丸ごとチキンレッグスープカレー」。
鶏足部分の骨付きチキンが入っており、重量としては140~180グラムという充分なボリューム。具材としてじゃがいもとニンジンが1個ずつゴロッと入っています。
ニンニクと生姜にトマトピューレなどで味付けをした液状のルーには、チキンエキスやポークエキスにバターや各種スパイスが加わった旨さと辛さのあるものです。
03.富良野市場 スープカレー

北海道の食品を色々と取り扱う「富良野市場」の商品「玉ねぎと骨付きチキンのスープカレー」は、国産鶏肉とまるごとの国産玉ねぎ1個使用と書かれたレトルトのスープカレーです。
紙箱には入っていないレトルト袋のみのパッケージで、260グラムのたっぷりとした量。お湯で温める調理方法だけでなく、電子レンジでの調理も可能です。
骨付きの鶏肉、じゃがいも、ニンジンがゴロッと入っており、タマネギも形を残しつつルーに溶け込んだものです。
04.タンゼン らっきょスープカレー
タンゼン らっきょスープカレー チキンを食べるっす pic.twitter.com/sDqTg6tHBv
— カレーを食べる芹沢あさひ (@curryzawa_asahi) 2021年4月23日
Amazonプライム会員ネット通販かリアル店舗購入であれば、小樽市のメーカー「TANZEN」から出ている「らっきょスープカレー チキン」のほうがオススメ。
スープ100グラムに具材460グラムというボリューム感。札幌で代表的なスープカレーの名店「札幌らっきょ」の味を自宅で楽しめると記載されています。
鶏肉、鶏骨、豚骨、カツオで採ったガラスープをベースとしたスープカレーで、生姜やトマトなどで味付け。具材は鶏肉、鶏卵、にんじん、じゃがいも、たまねぎ。
ネット通販だと送料込みで1箱1,000円を超えてしまうのですが、Amazonプライム会員で1箱プランで購入すると1,000円を下回り現実的です。ネットでの評判は良いです。
B.道央のレトルトカレー
05.タンゼン 札幌パキスタンカレー(道央)

パキスタンでよく食べられているスパイス料理「パキスタンカレー」は、ほぐれた鶏肉を具材として水を使用せずトマトとスパイスで煮込まれたカレーライス。
札幌では10店舗以上で提供されている、地元で人気のグルメ。その札幌パキスタンカレーがレトルトカレーになっており、店名は未記載ですが人気店をモチーフにした味。
小樽市のTANZENという企業の製品。北海道産の鶏肉とタマネギを使用し、食材の水分で蒸気を作る「蒸らし炒め製法」で素材の旨みを活かした素材あふれるカレーとの記載。
北海道産の鶏肉を野菜とトマトでオイル煮し、スパイスの香りと食材の旨みを楽しめます。ポスト投函のため送料無料で、1個での注文も比較的リーズナブルに楽しめます。
06.タンゼン 小樽キーマカレー(道央)

先ほどの「札幌パキスタンカレー」でも紹介した、小樽市の企業「TANZEN」の製品。店名は記載されていませんが、小樽の人気店の味をモチーフにしたキーマカレーです。
こちらも札幌パキスタンカレーと同じく北海道産の鶏肉とタマネギを使用し、食材から出る水分を蒸気にして調理する「蒸らし炒め製法」を用いています。
野菜としてトマト、タマネギ、しょうが、にんにくを使用。バター、カレーパウダー、小麦粉や他にも隠し味として色々な材料が使われているルーです。
商品説明としては、スパイスの香りと食材の旨みが絶妙に調和した鶏肉の素材感あるキリッとスパイシーなカレーだそうです。
C.道東のレトルトカレー
07.タンゼン 帯広ビーフカレー(道東)

小樽市の企業「TANZEN」の製品として、先ほど紹介した札幌パキスタンカレーと小樽キーマカレーとともに「帯広ビーフカレー」もあります。
こちらも食材から出る水分で調理する「蒸らし炒め製法」を用いており、タマネギとニンジンは北海道産であるとともに牛肉は十勝産という帯広エリアならではの素材を楽しめます。
スパイスの香りと食材の旨みのバランスが良く、まろやかでコクのあるカレーと記載されています。
08.知床鶏と十勝マッシュ チキンカレー

北海道の具材がゴロッと入ったレトルトカレーとして内容量が多いのがこの製品で、北の大地で育まれた知床の鶏肉「知床鶏」と十勝産「十勝マッシュ」が入ったカレー。
骨付きの知床鶏が3つと十勝産のブラウンマッシュルームが2個入っており、内容量が360グラムと一般のレトルトカレーの倍ほどあります。
エスニック風味のチキンカレーとして、化学調味料を使用せず素材本来の美味しさ。野菜としてにんじん、たまねぎ、しょうが、にんにくなどの野菜を使用したルー。
リンゴ、鶏油、香辛料、トマトペーストなどに小麦粉でとろみの付いたカレールーです。1箱1,000円超えながら送料無料で、値段相応の充実具材で楽しめます。
D.道北のレトルトカレー
09.北都 稚内産たこカレー(道北)
「たこカレー」うまい。648円。稚内空港で購入。1.5人前って書いてあるけど普通に1人前の量。ちゃんと中辛。具はタコと人参こい。テクスチャもこってり。タコが本当にタコ。申し訳程度でなくごろっと存在感ある。タコの風味がルー全体に広がってるけど、ルー自体が味が濃いから臭くない。 pic.twitter.com/CZ2UxWChRv
— カレー食べる (@curry_taberu_) 2019年5月3日
北海道の北端、稚内(わっかない)のタコを使用した「たこカレー」。宗谷沖で獲れて稚内港で水揚げされたたこを使用、と記載されています。
食塩で味付けした煮タコを使用し、具材としてたまねぎとにんじんを使用。小麦粉とカレー粉に色々な味付けをした家庭的なカレールー。
この製品は1.5人前となっており、299グラム(一般のレトルトカレーが1人前160~180グラム)も入っているもの。2箱で送料無料のネット注文がお得です。
E.道南のレトルトカレー
10.五島軒 函館カレー(道南)
函館カレー。定価399円。函館の老舗洋食屋「五島軒」が自社工場で製造。40代以上なら「これが食堂のカレーなのよ❗」と感嘆します。おされカレー派には不向き。今回は辛口を食しましたが中辛もあり。95点。再食必至‼️#独りカレー部 pic.twitter.com/7Xwm4G9dVU
— こきち (@3_yagi) 2020年7月9日
明治12年創業の洋食レストラン「五島軒」は、函館市にレストランや販売店を持つ老舗。札幌市や埼玉県にも提携店の洋食店を展開する、今もしっかり伝統が続く店です。
その五島軒の味を楽しめるレトルトカレーがあり、パッケージには国の有形文化財に指定された本店の建物の写真が入っています。
北海道産の豚肉と、国産のたまねぎ、にんじん、じゃがいもを使用。本格的なカレーソースでじっくり煮込んだ手作り風カレーと記載されています。
甘口、中辛、辛口がそれぞれ存在し、ポスト投函のため送料無料でリーズナブル。1箱よりも2箱セットのほうが値段的に断然おトクです。
F.その他のレトルトカレー
11.ハウス レトルト 北海道シチュー

大手のハウス食品が全国的に販売している一般的なレトルトシチューではありますが、カレーと同様にご飯と合わせて食べることのできる定番シチューです。
固形ルーの製品が有名ですが、同じデザインのレトルト商品として具材が入って電子レンジや湯煎で調理できるレトルトシチューのほうが手軽ではあります。
北海道産生乳100%の生クリームとナチュラルチーズを使用した、クリームの味わいあるシチュー。北海道産のじゃがいも、にんじんを使用し、鶏肉も具材として入っています。
まとめ
素材感を楽しめる北海道のカレー。北海道産の野菜を使用した製品も多く、畜産や海産など素材の良さを楽しめます。
1箱単体で買うよりも2~4箱などで購入したほうがおトクになるため、数も確認して購入すると良いです。送料も確認。
以上、北海道のレトルトカレー特集でした。
(初回投稿日:2020年9月27日 更新日:2022年1月10日)