
北部に久美浜温泉や夕日ヶ浦温泉など名物の温泉地がある京都府。
寺社仏閣の多い京都市は競合が多いことから大浴場付きの宿も安く、京都市内でも大原や鞍馬など魅力ある旅館があります。
当記事では旅行者ニーズの高い「大浴場付き素泊まり6千円以下の宿」を中心に、京都府の旅館やビジネスホテルを紹介します。
セシモ コイ
目次
A.京都市の宿
清水寺・鞍馬山・伏見稲荷大社のある京都市(北区・上京区・左京区・中京区・東山区・山科区・下京区・南区・右京区・西京区・伏見区)の宿を紹介。
01.ホテルステーション京都西館(京都市)
JR京都駅から徒歩4分で、地下道を経てホテル前まで行けてコンビニも目の前という便利な立地。ホテルステーションの京都本館より断然クチコミ評価が高い京都西館です。
和室48室と洋室8室それぞれ同価格帯で、室数限定で1,000円ほど安くなるプランも。和室は1人泊でも12畳以上が普通に割り当てられ、洋室8室もすべてツインルームで広々。
一般的なビジネスホテル系の大浴場は内湯のみで、寒色系の色合いの様子。湯舟はそこそこ広めでゆったり入れるもの。朝食は焼き魚や総菜に玉子や豆腐も付く和朝食です。

02.旅荘 茶谷(京都市)
京都バスの大原バス停で下車して徒歩5分、大原エリアの観光拠点となる立地で駐車場も無料。田園風景の静かな民宿で、冬の鍋料理が売りでクチコミ評価がダントツに高い宿。
和室のみ18室で、落ち着きのある純和室。和モダン調和室と名付けられた部屋がオシャレで、共用の洗面台も洋風でしっかり。6月中旬にはホタルも見れるそうです。
浴場は黒めな石タイルと湯舟に、明るい壁面と窓から光が入る雰囲気。小さい浴場だからこその良さがある空間で、ジェットバス導入。
夕食は「丹波篠山天然猪ボタン鍋」や自家飼育「高級地鶏シャモすき焼」が名物。朝食はごはんおかわり自由で焼き魚などが付くヘルシー朝食。

03.富貴 若竹(京都市)
JR太秦駅から徒歩6分で、太秦映画村も徒歩圏内の好立地。居酒屋も兼ねた小さな旅館として、アットホームさと宿主の手作り和朝食などが特徴となる和の雰囲気がある宿。
和室と洋室がある全7室で、1名泊の場合は洋室シングルで2名以上であれば和室となります。洋室は一般家庭の部屋といった雰囲気ではあります。
浴室は民家のお風呂タイプですが、壁タイルを緑色にするなど雰囲気良好。また、人数が多い場合は付近の銭湯を利用する手もあります。
予約プランとしては朝食プランのみのようで、1階の居酒屋で総菜やサラダの付いた和朝食。夕食は居酒屋を当日利用する形となるようです。

B.山城地域の宿
平等院鳳凰堂・宇治上神社・浄瑠璃寺のある山城地域(宇治・城陽・八幡・京田辺・向日・長岡京・木津川・久御山・井手・宇治田原・大山崎・笠置・和束・精華・南山城)の宿を紹介。
04.旅館 塔見茶屋(宇治市)
JR宇治駅から徒歩15分で、京阪鉄道の宇治駅からは徒歩10分。宇治川がすぐそばにある旅館で、県南エリアで大浴場付きの宿としては安い価格帯です。
外観が和の建物で、和室のみ14室。和室6~8畳がお値打ち価格で、純和室でゆったり。部屋からは喜撰橋と十三塔が見えます。
浴室は内湯のみで夜のみ利用可で朝はシャワーのみ可。朝は京豆腐が付く和朝食。夕食は2万円超えとなりますが、京風会席料理です。
C.南丹地域の宿
穴太寺・美山かやぶきの里・保津峡のある南丹地域(亀岡・南丹・京丹波)の宿を紹介。
05.湖畔の宿 花丘センター(京丹波町)
京都縦貫道の丹波ICから車で5分の立地で、丹波自然運動公園や道の駅からも近い宿。合宿やビジネスでの宿泊も歓迎で、湖沿いに建ち周辺散策も楽しく安い価格設定の宿。
窓から豊かな緑が見えるシンプルな木造の宿で、和室を中心とした全20室。大浴場は大小3つあり、白タイルの昔ながらの旅館の浴場タイプ。
夕食はビジネス向けもありますが、観光向けの丹波地鶏鍋がお値打ち。朝食は軽めの和定食。

06.民宿みやま(南丹市)
茅葺屋根の現存率日本一となる南丹市美山町にある宿で、JR園部駅から南丹市営バスに乗って45分。美山の豊かな山々に抱かれた民宿です。
和室15室を中心として、2段ベッドの部屋も2つあり。シンプルな民宿らしさのある和室で、1人泊でも和室4.5~6畳を利用できます。宿泊者向け無料レンタル自転車が3台あり。
大浴場と小浴場があり、その日の男女率で割り当てが変わります。民宿のお風呂としては黒タイルに木材風の壁で雰囲気は良く、ゆったり利用できます。
夕食は季節の食材を使用した家庭料理で、日によって内容が変わります。朝食は民宿にしては珍しいバイキング形式。

D.中丹地域の宿
舞鶴赤レンガパーク・北吸自衛隊桟橋・グンゼスクエアのある中丹地域(福知山・舞鶴・綾部)の宿を紹介。
07.スーパーホテル東舞鶴(舞鶴市)
東舞鶴駅の北口から徒歩10分で、無料駐車場もあり。2020年6月にオープンしたキレイな内装に、天然温泉大浴場も格好いいビジネスホテル。クチコミ評価が高いです。
洋室のみ100室で、1人利用でもダブルサイズのベッド。白を基調とした明るい部屋に、ブラウン調の家具類。デスクが移動式で壁付けソファという、空間をうまく利用した配置。
美人の湯で有名な夕日ヶ浦温泉を運んだ天然温泉「東郷の湯」は、黒をベースにしたスタイリッシュな空間。湯舟もそこそこ広く、ゆったりできます。
素泊まりプランは無く、宿泊者は朝食付き。朝食会場はカフェのような空間で、バイキング形式の朝食を楽しめます。早割や日付限定のお値打ちプランもあっておトクな宿。

08.ホテル アマービレ舞鶴(舞鶴市)
JR東舞鶴駅から徒歩10分で、赤れんがパークまで徒歩8分の好立地。
ベージュ色の上質なエントランスに、白を基調とした洋室など全般的に明るい雰囲気のホテル。洋室80室に和室も2室あり、洋室シングルでも広めな部屋です。
内湯のみの大浴場は湯舟が広く、大きくとった窓から木々を配した庭が見えて光もよく入る雰囲気の良さ。光明石を使用した湯舟で、体が温まります。
朝食バイキングには舞鶴名物海軍カレーもあり。夕食は併設の松栄館で。訳ありプランとして窓やバストイレが無い和室9畳が1室あり、洋室よりも千円ほど安く利用できます。

E.丹後地域の宿
天橋立・伊根の舟屋・琴引浜のある丹後地域(宮津・京丹後・伊根・与謝野)の宿を紹介。
09.野田川ユースセンター(与謝野町)
北近畿タンゴ鉄道の野田川駅から車で20分。町営の森林公園「野田川フォレストパーク」内にある施設で、研修室や音楽ホールとともに最大約50名が宿泊できる施設。
とんがり屋根で広いホールなど雰囲気が良く、洋室4室と和室4室がありますが基本は洋室利用。洋室は洋館らしさのある内装と高さのある窓で、ソファがあるなど広々。
大浴場は3~4名くらいが一度に入れるくらいで、足をゆっくり伸ばせる湯舟の大きさに窓から見える緑。白タイルの浴室感はあるため雰囲気は普通。
夕食は地元食材をシンプルに仕上げた上品な定食スタイル。朝食は焼き魚の和定食で、丹後コシヒカリの炊きたてご飯が魅力です。
まとめ
以上、京都府全般のおすすめ宿特集でした。