茨城県のご当地グルメ14選!B級名物・郷土料理一覧

アンコウの肝

日本海に面した港を多く持つ茨城県。どのようなグルメがあるかご存知でしょうか?

水戸納豆やあんこう鍋など、偕楽園を持つ水戸で楽しめるグルメが定番。

今回は、茨城県のご当地グルメを紹介していきます。

茨城県のグルメ分布図

茨城県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。

茨城県グルメ分布図


茨城県全域のグルメ

01.常陸牛

常陸牛写真 水戸のしゃぶしゃぶ名店「きくすい」のしゃぶしゃぶ肉

茨城県の指定生産者が飼育した黒毛和牛で、歩留等級A~Bかつ肉質等級4以上で30か月ほど飼育されたものが常陸牛を名乗ることができます。

水戸市で黒毛和牛の飼育が始まった歴史から、今でも県北での生産をメインに県全域で飼育。

肉質がきめ細かくて柔らかく、適度な脂の入った赤身が特徴です。

02.生しらす丼

太平洋に面した茨城県にて特に名物とされるのが「しらす」。

茹でた「しらす丼」だけでなく、新鮮な生しらすを使用した「生しらす丼」が名物です。海鮮丼にしらすが乗ることが多いのも、茨城県ならでは。

水戸市に近い大洗町が名漁獲地。県北の北茨城市や日立市、そして県南の鉾田市、鹿嶋市、神栖市など海岸線沿いで広く食べることができます。

港町で食べるしらすの乗った海鮮丼なども美味しそう。
提供店一覧 海鮮丼の提供7店舗紹介(観光いばらき)
提供店分布 不明、海岸線全域で店舗あり
筆者きになる店 かあちゃんの店 – 大洗町漁協が運営する漁港のしらすを丼で

水戸市のグルメ

03.あんこう料理

あんこう料理写真 水戸の名店「山翠」で楽しめるアン肝(あんこうの肝)

日本近海に生息する深海魚のアンコウ。大洗や水戸などを筆頭に県全域で食べられます。

親潮と黒潮が交わりプランクトンが豊富な鹿島灘で特に美味しいアンコウが育ちます。

ひたちなか市の那珂湊漁港、日立市の久慈浜漁港、北茨城市の平潟での漁獲が多く、茨城県以北のアンコウは高値で取引される傾向です。

04.あんこう鍋

あんこう鍋写真 水戸の名店「山翠」でメインのあんこう鍋の具材皿

茨城県で多く漁獲されるアンコウ。茨城県で定番の食べ方「あんこう鍋」は冬の代表味覚です。

高級魚の鍋として、西日本のフグ鍋に対して東日本のアンコウ鍋が代表格とされます。

骨以外は全部食べられる魚として色々な部位を入れて楽しめて、鍋のスープはお店によって醤油か味噌かが変わってきます。

05.水戸藩らーめん

日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門(徳川光圀公)と言われ、作り方を学んで家臣たちにもご馳走したという記録が残っているのだとか。

その当時のラーメンを再現したのが「水戸藩らーめん」で、水戸市の川﨑製麺や水戸藩料理研究家などが試行錯誤を重ねて登場したラーメンです。

レンコンを練りこんだ麺を使用。陰陽五行という儒教の哲学に習い、肉と対比して椎茸をセットとして具材に用いるのも特徴のひとつです。

さらに東洋医学の漢方を由来とした「五辛」と呼ばれる薬味として、ニラ、らっきょう、ねぎ、にんにく、生姜が乗ります。

体に良さそうな具材で、ヘルシーな印象のラーメンです。
提供店一覧 提供5店舗紹介(水戸観光コンベンション協会サイト)
提供店分布 水戸市に6店舗
筆者きになる店 大興飯店 – 金華ハムを使用した深みあるダシの水戸藩らーめん

06.水戸納豆

水戸納豆写真 水戸の名店「山翠」で出てくる水戸納豆の天ぷら

天狗納豆を筆頭に一部のメーカーが製造するブランド納豆。全国的に主流の小粒大豆を使用。

古くは農家が納豆を自宅で作って食べていた水戸において、製造技術と販路拡大をもってブランド化を図ったのが、明治創業の天狗納豆。

明治から昭和初期にかけて広まって全国区となった、水戸のお土産の代表格です。

茨城県北部のグルメ

07.豆腐味噌ラーメン

ざく切りの大きめな豆腐がたっぷり入り、白ネギの入った味噌ラーメン。県北で広く提供されているご当地ラーメンです。

常陸大宮市にある中国飯店が発祥で、豆腐とネギの味噌汁をもとにして作ったメニューと言われています。

お店によって味噌の種類も異なっているこだわりがあり、コクと甘みのあるスープに一味でピリ辛に仕上げるお店が多いです。

スローフード感覚でいただくご当地のラーメン、ちょっと気になります。
提供店一覧 提供3店舗紹介(観光いばらき)
提供店分布 不明、県北を中心に数店舗
筆者きになる店 中国飯店 – 発祥店で豆腐たっぷりの豆腐味噌ラーメン

ひたちなか市のグルメ

08.スタミナラーメン

一般的にスタミナラーメンと言われる麺類と異なり、ひたちなか市を中心としたスタミナラーメンは野菜たっぷりあんかけの茨城県ならではの料理。

1970年頃に勝田駅の近くにあるラーメン店「大進」で登場し、店長が水戸市にもお店を開いたことで水戸エリアにも提供店が幾つか存在します。

冷水で締めた太麺に、とろみのある甘辛い醤油あんかけを乗せた熱々のラーメン。濃い醤油味のスープに一味唐辛子の辛さのある味わいです。

カシラと呼ばれる具材が特徴で、レバーやカボチャという独特のものが入る場合も。キャベツやニンジンなどの緑黄色野菜がたっぷり入り、事前に素揚げするお店もあります。

とろりとした濃厚な味で美味しそう!
提供店一覧 提供3店舗紹介(観光いばらき)
提供店分布 不明、ひたちなか市や水戸市など数十店舗
筆者きになる店 松五郎 – 濃厚ながらこってりし過ぎないスタミナラーメン

笠間市のグルメ

09.笠間いなり寿司

日本三大稲荷のひとつ「笠間稲荷神社」の門前町として栄えた笠間市。

稲荷神社の神使となるキツネにちなんだ油揚げを用いた「いなり寿司」は古くから参道の名物として、市民や参拝客に親しまれてきたグルメです。

笠間いなり寿司は具材に特徴がある、変わり種の寿司。そば、くるみ、舞茸、豚肉、鮭、漬物などが各稲荷に入っています。

参道のお店を中心として各店で盛り付けにもこだわっており、断面の綺麗ないなり寿司を楽しむことができます。

盛り付けの美しさは和を感じさせるほどに綺麗!表面の油揚げに焼き印を入れるお店もあります。
提供店一覧 提供12店舗一覧(笠間いなり寿司いな吉会サイト)
提供店分布 市内12店舗
筆者きになる店 つたや – そば稲荷の元祖で自然薯そばを使用したいなり寿司

大子町のグルメ

10.奥久慈しゃも

奥久慈しゃも写真 水戸の名店「山翠」の桜コースに付く奥久慈しゃも山椒焼

比内地鶏、名古屋コーチンに次いで日本三大地鶏のひとつに挙げられることもある、茨城県を代表する地鶏「奥久慈しゃも」。

シャモ、名古屋コーチン、ロードアイランドレッドを掛け合わせた三元交配の鶏で、奥久慈にある大子町の自然のもとで穀物や青菜などを食べて100日以上かけて育ちます。

闘鶏にも使われるシャモは小柄で肉質が締まった歯応えが特徴で、特に奥久慈しゃもは低脂肪ながら肉の旨味の濃さが特徴の地鶏です。

豊かな食感と美味しさが魅力で、焼いて塩やわさびなど軽い味付けで食べるのがたまらない!奥久慈しゃもの卵も使用した親子丼も良さそうです。
提供店一覧 提供60店舗一覧(大子町観光協会)
提供店分布 大子町に約60店舗、町外でも提供店あり
筆者きになる店 七曲り – 炙り焼きや親子丼のある奥久慈しゃものレストラン

11.奥久慈こんにゃく

奥久慈ちぎり蒟蒻写真 水戸の名店「山翠」で小鉢の奥久慈ちぎり蒟蒻

水戸藩の専売品として江戸時代に藩の財政を支えた、奥久慈のこんにゃく。

久慈の山で古くから栽培されていた「こんにゃく芋」を利用して作られてきました。

久慈郡諸沢村の農民だった中島藤右衛門が、腐敗しやすい生芋を粉にする自然乾燥法を考案。長期保存を可能にして流通を広げて今に至ります。

龍ケ崎市のグルメ

12.龍ケ崎コロッケ

2003年1月に発足したコロッケクラブ龍ケ崎が主体となり、茨城県で早くからグルメの街おこしとしてイベント出店でPRしたことで全国的に知名度の高いご当地コロッケ。

コーン、エビ、レンコン、つくば鶏など各店ごとに異なる具材を使用し、カレーコロッケやリンゴコロッケなど独特な味のオリジナルコロッケが特徴です。

精肉店の食べ歩き購入やパン屋の持ち帰りに加えて、レストランや居酒屋のメニューにも。家庭的なコロッケからシェフが作るコロッケまで幅広いです。

お店ごとに色々な味を楽しめるのが魅力。レストランで料理の一品としてオーダーできるのも嬉しいです。
提供店一覧 提供15店舗一覧(コロッケクラブ龍ケ崎)
提供店分布 市内15店舗
筆者きになる店 服部精肉店 – エビ入りの山芋でとろりとしたヘルシーなコロッケ

13.龍ケ崎ホルモン

グルメイベント向けに作られた、龍ケ崎ホルモン。

龍ケ崎市商工会青年部により土曜日のみ「ホルモンBAR」を開店してPRしたものの、店舗営業の継続が困難なことから現在ではイベント屋台が主力です。

グルメイベントで提供する際は、川原代ネギと龍ケ崎市食品加工センターのホルモンを使用して炒め、ミニトマトを添えるのが一般的。市内の醸造所による醤油を使用。

お店ごとに色々な味を楽しめるのが魅力。レストランで料理の一品としてオーダーできるのも嬉しいです。
提供店一覧 情報なし → Google検索結果
提供店分布 不明
筆者きになる店 大黒 佐貫店 – 龍ケ崎市の佐貫駅から近い焼肉屋さん

筑西市のグルメ

14.下館ラーメン

筑西市の中心に位置する下館駅周辺で提供される、濃口醬油スープに鶏チャーシューの地元に根ざした醤油ラーメン。

鶏ガラを用いたダシに、濃口醤油による濃いめで深みある味わいの琥珀色スープが特徴。鶏チャーシューはお店によって使われる部位が異なります。

また、お店ごとの定番トッピングも特徴のひとつ。鶏皮や鶏モツを乗せるのがひとつの定番で、ワンタンが乗ったワンタンメンが名物のお店もあります。

鶏皮を乗せることで油がスープに流れ込んで美味しさが倍増するのだとか!佐野や喜多方とは異なる醤油スープを味わってみたいです。
提供店一覧 提供12店舗一覧(下館ラーメン学会)
提供店分布 市内に公認店12店舗
筆者きになる店 筑波軒 – ワンタンや鶏の醤油煮トッピングのあるラーメン屋さん

まとめ

北は日立から南の鹿島まで日本海に面した漁港で、代表格となるアンコウを筆頭に魚介類を楽しめる茨城県。
一方で納豆やこんにゃくなど保存食をはぐくんできた食文化も感じ取れる土地柄です。

以上、茨城県全般のご当地グルメ特集でした。

(初回投稿日:2018年5月30日 更新日:2019年5月25日)