
水戸のあんこう鍋や、太平洋に面した複数の港でしらす丼を楽しめる茨城県。
実は色々な食べ方のある水戸納豆や、王道の美味しさの常陸牛。地味ながら色々な変わり種のラーメンもあります。
今回は茨城県の旅行者に向けて、茨城県の飲食店で楽しめるご当地グルメを紹介します。
セシモ コイ
茨城県のグルメ分布図
茨城県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。
A.茨城県全域のグルメ
まずは、県全域で楽しめるグルメを紹介します。
01.常陸牛(県全域)

茨城県の指定生産者が飼育した黒毛和牛で、歩留等級A~Bかつ肉質等級4以上で30か月ほど飼育されたものが常陸牛を名乗ることができます。
水戸市で黒毛和牛の飼育が始まった歴史から、今でも県北での生産をメインに県全域で飼育。
肉質がきめ細かくて柔らかく、適度な脂の入った赤身が特徴です。
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[店分布] 県内に100店舗以上
[おすすめ店] 常陸牛きくすい – ステーキや焼肉などを銘柄牛で
02.生しらす丼(県全域)
ランエボの高速走行のテストがてら今年も来ました大洗!
からの釜揚げ 生 沖漬けの3色しらす丼 pic.twitter.com/mRqU6GW4Vr— 朱鷺戸沙耶@そろそろリネやろうか悩み中 (@rin_0131) 2019年5月18日
太平洋に面した茨城県にて特に名物とされるのが「しらす」。
茹でた「しらす丼」だけでなく、新鮮な生しらすを使用した「生しらす丼」が名物です。海鮮丼にしらすが乗ることが多いのも、茨城県ならでは。
水戸市に近い大洗町が名漁獲地。県北の北茨城市や日立市、そして県南の鉾田市、鹿嶋市、神栖市など海岸線沿いで広く食べることができます。
03.ほしいもスイーツ(県全域)
青空レストランで紹介された芋蜜ムースプリン🍮
この干し芋うますぎる〜
噛めば噛むほど芋の甘みがジュワッと〜美味しすぎてヤバい〜
ですな❗️#青空レストラン pic.twitter.com/wQVmfcWkbf
— かくま|スイーツインスタバカ (@kakuma_kid) 2019年2月3日
サツマイモを蒸して乾燥させた、長さ15cmほどに薄くスライスした干し芋(ほしいも)。全国的に作られてはいますが、商業としての生産は8割以上が茨城県となる名物です。
数週間日持ちするパッケージのお土産販売をメインとしつつ、県民にも支持されている代表的な食べ物のひとつです。
ほしいもを使用したスイーツを販売する飲食店もあり、プリンやソフトクリームといった食べ方で楽しめます。
B.県央地域のグルメ
偕楽園・大洗海岸・笠間稲荷神社のある県央地域(水戸・笠間・小美玉・茨城町・大洗・城里)のご当地グルメを紹介。
04.あんこう料理(水戸市)

日本近海に生息する深海魚のアンコウ。大洗や水戸などを筆頭に県全域で食べられます。
親潮と黒潮が交わりプランクトンが豊富な鹿島灘で特に美味しいアンコウが育ちます。
ひたちなか市の那珂湊漁港、日立市の久慈浜漁港、北茨城市の平潟での漁獲が多く、茨城県以北のアンコウは高値で取引される傾向です。
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[店分布] 水戸市を中心に十数店舗
[おすすめ店] 蛇の目寿司 – 冬季限定であんこう寿司に肝入り味噌
05.あんこう鍋(水戸市)

茨城県で多く漁獲されるアンコウ。茨城県で定番の食べ方「あんこう鍋」は冬の代表味覚です。
高級魚の鍋として、西日本のフグ鍋に対して東日本のアンコウ鍋が代表格とされます。
骨以外は全部食べられる魚として色々な部位を入れて楽しめて、鍋のスープはお店によって醤油か味噌かが変わってきます。
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[店分布] 水戸市を中心に十数店舗
[おすすめ店] 山翠 – 水戸のあんこう料理の代表店で楽しむ鍋
06.水戸藩らーめん(水戸市)
水戸藩らーめん@石田屋
そばのようにも見えるラーメン。5種類の薬味が漢方医学に由来していることもあって身体に良い!蓮根粉が麺に練り込まれ、五辛「葱、生姜、韮、薤、大蒜」が添えられているのが主な特徴なんだとか( ˇωˇ )
さっぱりテイストで、何杯たべても飽きないラーメンでした( ˇωˇ ) pic.twitter.com/moPdbSajK6— Emachin. (@__aym_____) 2018年12月28日
日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門(徳川光圀公)と言われ、作り方を学んで家臣たちにもご馳走したという記録が残っているのだとか。
その当時のラーメンを再現したのが「水戸藩らーめん」で、水戸市の川﨑製麺や水戸藩料理研究家などが試行錯誤を重ねて登場したラーメンです。
レンコンを練りこんだ麺を使用。陰陽五行という儒教の哲学に習い、肉と対比して椎茸をセットとして具材に用いるのも特徴のひとつです。
さらに東洋医学の漢方を由来とした「五辛」と呼ばれる薬味として、ニラ、らっきょう、ねぎ、にんにく、生姜が乗ります。
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[店分布] 水戸市に5店舗
[おすすめ店] 大興飯店 – 金華ハムを使用した深みあるダシの水戸藩らーめん
07.水戸納豆(水戸市)

全国的に主流となる小粒大豆を使用した納豆で、天狗納豆を筆頭に一部のメーカーが製造するブランド納豆が「水戸納豆」と呼ばれます。
馬の飼料である煮豆の残りが藁(わら)の中で発酵して出来たものが納豆の原型で、1083年に源義家が奥州に向かう途中で泊まった屋敷で発見したものと言われています。
水戸でも古くは農家が納豆を自宅で作って食べていたものの、天狗納豆のブランドで販路拡大を図ったことで水戸納豆が広く知れ渡ったとされています。
今もお土産として、食べやすいパックだけでなく納豆の入った藁でも販売されています。オムレツ、メンチ、もつ煮など、色々な納豆料理を提供する飲食店もあります。
08.たらし焼き(大洗町)
これが、たらし焼き pic.twitter.com/eUwAbN158P
— meu (@sotg3rd) 2020年1月11日
大洗町のスローフードとしてお好み焼き屋で食べることのできる、もんじゃ焼きの一種。
刻みキャベツなどが入った液状のタネには、かつお節と生卵が入るのが特徴。鉄板に流す前にソースなどで味を整えるもので、ソースではなく醤油などを入れることも可能です。
鉄板へ一気に流し込むのではなく、少しずつ鉄板に垂らして作ることが名前の由来。もんじゃ焼きのような土手は作らずに、卵入りで焼き固まっていくのを食べるのが一般的です。
大洗町のほかに、埼玉県の秩父地方でも食べられている郷土料理です。
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[店分布] 大洗町に数店舗(道、はなわ、ほそのや、武田など)
[おすすめ店] お好み焼き 道 – たらし焼きの代表的な店
09.みつだんご(大洗町)
「味の店たかはし」さんの
甘酒とみつだんご#大洗 pic.twitter.com/0zbyLh6vFT— まこぴ~らしい、知らんけど@たばこロス… (@makopies) 2020年1月12日
大洗町や那珂湊エリアで古くから親しまれている、蜜の絡まった団子。
一般的な団子とは異なり、うるち米やもち米による団子用の粉ではなく小麦粉を使用するのが特徴。小麦粉を水で練って丸めてから焼き上げるものです。
お店にもよりますが、たこ焼き用の鉄板で焼いて平べったい出来上がり。みたらし系の餡となる蜜がかかっている上に、きな粉を上からまぶして提供されます。
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[店分布] 大洗町に数店舗(たかはし、白土屋など)
[おすすめ店] たかはし – みつだんごの代表的な店
10.笠間いなり寿司(笠間市)
お土産にトライザップの笠間いなり寿司だよ〜(o・▽・o) pic.twitter.com/N84x5miTa1
— かわさき (@kwsk2season) 2018年4月2日
日本三大稲荷のひとつ「笠間稲荷神社」の門前町として栄えた笠間市。
稲荷神社の神使となるキツネにちなんだ油揚げを用いた「いなり寿司」は古くから参道の名物として、市民や参拝客に親しまれてきたグルメです。
笠間いなり寿司は具材に特徴がある、変わり種の寿司。そば、くるみ、舞茸、豚肉、鮭、漬物などが各稲荷に入っています。
参道のお店を中心として各店で盛り付けにもこだわっており、断面の綺麗ないなり寿司を楽しむことができます。
C.県北地域のグルメ
袋田の滝・竜神大吊橋・国営ひたち海浜公園のある県北地域(日立・ひたちなか・常陸太田・高萩・北茨城・常陸大宮・那珂・東海村・大子)のご当地グルメを紹介。
11.豆腐味噌ラーメン(県北全域)
常陸大宮市 中國飯店
名物 : 豆腐みそラーメン pic.twitter.com/dA55s497yK— nobu.aoao (@nobuaoao) 2017年10月22日
ざく切りの大きめな豆腐がたっぷり入り、白ネギの入った味噌ラーメン。県北で広く提供されているご当地ラーメンです。
常陸大宮市にある中国飯店が発祥で、豆腐とネギの味噌汁をもとにして作ったメニューと言われています。
お店によって味噌の種類も異なっているこだわりがあり、コクと甘みのあるスープに一味でピリ辛に仕上げるお店が多いです。
12.西山うどん(県北全域)
いづみや(水戸)で、肉うどん
顎が疲れるほど歯応えがしっかり過ぎる西山うどんのお店
温かいメニューは、だいぶ柔らかくなって食べやすいでも、冷たいうどんの歯応えも捨て難い🤣 pic.twitter.com/4dxNM3BiDA
— ぶどうの雫 (@budounoshizuku) 2022年11月7日
パン用の小麦粉を使用して手打ちで作る、極太のうどん麺を使用したうどん。歯応えがありモチモチ食感に仕上がった、北関東に多いタイプの田舎うどんです。
常陸太田市「いづみや本店」の2代目の主人が作ったうどんが発祥で、暖簾分けで県内に7店舗ほどに増えている県北を代表するうどんです。
つけ麺タイプの冷、汁に入った温、どちらも楽しむことができます。
13.奥久慈しゃも(大子町)

比内地鶏、名古屋コーチンに次いで日本三大地鶏のひとつに挙げられることもある、茨城県を代表する地鶏「奥久慈しゃも」。
シャモ、名古屋コーチン、ロードアイランドレッドを掛け合わせた三元交配の鶏で、奥久慈にある大子町の自然のもとで穀物や青菜などを食べて100日以上かけて育ちます。
闘鶏にも使われるシャモは小柄で肉質が締まった歯応えが特徴で、特に奥久慈しゃもは低脂肪ながら肉の旨味の濃さが特徴の地鶏です。
14.奥久慈こんにゃく(大子町)

水戸藩の専売品として江戸時代に藩の財政を支えた、奥久慈のこんにゃく。久慈の山で古くから栽培されていた「こんにゃく芋」を利用して作られてきました。
久慈郡諸沢村の農民だった中島藤右衛門が、腐敗しやすい生芋を粉にする自然乾燥法を考案。長期保存を可能にして流通を広げて今に至ります。
奥久慈地方ならではの「凍みこんにゃく」は、冬に八溝山から吹き降ろされる風を活用して作るもの。生産者がわずか3軒しかないことから、幻の伝統食材とも言われています。
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[店分布] 大子町に数店舗
[おすすめ店] こんにゃく関所 – 刺身こんにゃく販売とレストラン
15.つけけんちんそば(常陸太田市・県北全域)
けんちんそばは3月31日の日曜日までとなります。ツイッターを見た方は、つけけんちんと言っていただけると対応します。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/mBz8uyvtF6
— 手打ちそば常陸屋 (@hitachiyasoba) 2019年3月15日
温かい汁にざるそばをつけて食べる、茨城県北で古くから親しまれてきた郷土料理。冬場の里山において、お米の代わりの主食として体を温める冬の食事です。
甘じょっぱい味付けで提供されることが多く、けんちん汁で用いられる具材がたっぷり。ネギ、大根、ごぼう、こんにゃく、里芋などが入ります。
冷水で締まった蕎麦(そば)を温かい汁で食べることで、寒い季節にピッタリでありつつ蕎麦の香り高さを楽しめるものです。
常陸秋そばの名産地となる県北で広く楽しめるグルメで、特に常陸太田市の金砂郷(かなさご)地区で提供店が多いです。
16.那珂湊焼きそば(ひたちなか市)
#駅メモ麺テナンス
出遅れた!
喰い道楽 すみよしさんの那珂湊焼きそば(醤油味) pic.twitter.com/7rcE2OVPZa— さち🍠 (@sachi_sta) 2022年3月6日
せいろで焼きそば用の麺を蒸し上げる「せいろ蒸し麺」を特徴とする、ひたちなか市で広く提供されている焼きそば。
1954年に創業した製麺所の経営者が浅草で焼きそばの調理方法を勉強し、地元の飲食店たちで試行錯誤をして作り出したものとされています。
大きいわっぱの「せいろ」に焼きそば麺を入れて、高温高圧の蒸気で一気に蒸し上げます。もちもちとした食感に仕上がるのが特徴です。
味付けは各店でそれぞれ異なり、ソース焼きそばを基本としつつ地元の醤油を使用した醤油焼きそばの店もあります。
17.スタミナラーメン(ひたちなか市)
水戸 我流食堂 スタミナラーメン
トリプル(3玉)
旨い😋 pic.twitter.com/zPo7bIUg7P— モアイ (@moai_konbu315) 2019年5月22日
一般的にスタミナラーメンと言われる麺類と異なり、ひたちなか市を中心としたスタミナラーメンは野菜たっぷりあんかけの茨城県ならではの料理。
1970年頃に勝田駅の近くにあるラーメン店「大進」で登場し、店長が水戸市にもお店を開いたことで水戸エリアにも提供店が幾つか存在します。
冷水で締めた太麺に、とろみのある甘辛い醤油あんかけを乗せた熱々のラーメン。濃い醤油味のスープに一味唐辛子の辛さのある味わいです。
カシラと呼ばれる具材が特徴で、レバーやカボチャという独特のものが入る場合も。キャベツやニンジンなどの緑黄色野菜がたっぷり入り、事前に素揚げするお店もあります。
D.県西地域のグルメ
古河公方公園・雨引観音・筑波サーキットのある県西地域(古河・筑西・常総・坂東・結城・桜川・下妻・八千代・五霞・境)のご当地グルメを紹介。
18.うまかべすいとん(桜川市)
真壁名物「うまかべすいとん」。体の芯から温めて、散策スタート! pic.twitter.com/KToIMeTN
— 藤田謙二 (@janken007) 2012年2月14日
もちもちに練った小麦生地「すいとん」と地場産の野菜が入った汁物。桜川市の旧真壁町で古くから食べられてきたものを、街おこしとして数店舗で提供し始めたものです。
醤油系に魚介系ダシをあわせた汁を使用するお店が多く、具材も里芋、ニンジン、しいたけ、こんにゃくなどお店によって様々です。
食堂系の食事処だけでなく、料理屋さんや旅館で提供するところもあります。
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[店分布] 桜川市に11店舗
[おすすめ店] 鴨亭 – 鴨鍋などの店で鴨肉が乗ったすいとん
19.下館ラーメン(筑西市)
お昼!
行っても行っても休業だった気になってるラーメン屋が開いてたから迷わず入店。下館ラーメンと炒飯
素朴で美味いし、炒飯も後味さっぱりで食べやすかった。また行こう pic.twitter.com/VU0krSFiO4— pulukogiフレーム (@YukihoP_12) 2019年5月24日
筑西市の中心に位置する下館駅周辺で提供される、濃口醬油スープに鶏チャーシューの地元に根ざした醤油ラーメン。
鶏ガラを用いたダシに、濃口醤油による濃いめで深みある味わいの琥珀色スープが特徴。鶏チャーシューはお店によって使われる部位が異なります。
また、お店ごとの定番トッピングも特徴のひとつ。鶏皮や鶏モツを乗せるのがひとつの定番で、ワンタンが乗ったワンタンメンが名物のお店もあります。
20.ゆでまんじゅう(結城市)
結城市の真盛堂にて!!
抹茶あずきかき氷&冷抹茶&ゆでまんじゅう喰らう!! pic.twitter.com/e5F2gcubTT— 仁馬 (@JinmaRider) 2020年8月8日
小豆(あずき)餡を生地で包んだ饅頭で、ツルツルの口当たりともちもちの食感が特徴。
江戸時代末期に結城地方で疫病が流行った際のお供え物として使用され、民衆にも振舞われたとされるもの。その歴史から、無病息災や五穀豊穣を願って作られる郷土食です。
長らく健田須賀神社の夏の大祭の日に各家庭で作られており、今は季節を問わず親しまれているもの。結城駅から徒歩圏内に、ゆでまんじゅうを提供する和菓子店が集中しています。
21.七福カレーめん(古河市)

古河市(こがし)には唐辛子の取扱高が日本一の企業「黒岩食品」があり、この企業が独自の配合で作っているカレー粉を市内の飲食店で使用したご当地カレー麺料理。
蕎麦屋、ラーメン店、中華料理店、居酒屋などが創作系の麺料理を用意しており、カレーうどんを筆頭にカレーそば、カレーラーメン、カレースパゲッティなど多彩。
かぼちゃや白菜など地元産の野菜を極力盛り込んだ上で、七種類の具材を使用することを全店共通のルールとしています。
古河市に祀られている七福神の史跡めぐり「古河七福神めぐり」事業とあわせて、セットで推進するために「七福カレーめん」というグルメ名称になったものです。
E.県南地域のグルメ
牛久大仏・筑波山・エキスポセンターのある県南地域(つくば・土浦・取手・牛久・龍ケ崎・石岡・守谷・稲敷・霞ヶ浦・つくばみらい・阿見・河内・美浦・利根)のご当地グルメを紹介。
22.龍ケ崎コロッケ(龍ケ崎市)
龍ヶ崎コロッケ定食@池田屋/茨城県龍ヶ崎市🍱特製の龍ヶ崎コロッケ2個にご飯、そば、お新香、デザートと盛りだくさん🍽️880円👌気まぐれで蕎麦を揚げた小皿も👌 pic.twitter.com/9BFm6QeyI4
— ☕️🌻warapino🚋📚 (@trainwara) 2018年7月8日
2003年1月に発足したコロッケクラブ龍ケ崎が主体となり、茨城県で早くからグルメの街おこしとしてイベント出店でPRしたことで全国的に知名度の高いご当地コロッケ。
コーン、エビ、レンコン、つくば鶏など各店ごとに異なる具材を使用し、カレーコロッケやリンゴコロッケなど独特な味のオリジナルコロッケが特徴です。
精肉店の食べ歩き購入やパン屋の持ち帰りに加えて、レストランや居酒屋のメニューにも。家庭的なコロッケからシェフが作るコロッケまで幅広いです。
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[店分布] 市内15店舗
[おすすめ店] 服部精肉店 – エビ入りの山芋でとろりとしたヘルシーなコロッケ
23.龍ケ崎ホルモン(龍ケ崎市)
龍ヶ崎が推しているコロッケ・龍ヶ崎まいんを華麗にスルーし、龍ヶ崎ホルモンを食べました。普通に美味しいけど、トマト嫌いなの・・・。 pic.twitter.com/oGPkz4tC
— 緑風 珪藻 (@keisoh57gw) 2013年2月10日
グルメイベント向けに作られた、龍ケ崎ホルモン。
龍ケ崎市商工会青年部により土曜日のみ「ホルモンBAR」を開店してPRしたものの、店舗営業の継続が困難なことから現在ではイベント屋台が主力です。
グルメイベントで提供する際は、川原代ネギと龍ケ崎市食品加工センターのホルモンを使用して炒め、ミニトマトを添えるのが一般的。市内の醸造所による醤油を使用。
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[店分布] 不明
[おすすめ店] 大黒 佐貫店 – 龍ケ崎市の佐貫駅から近い焼肉屋さん
24.ツェッペリンカレー(土浦市)
ツェッペリンカレーおいしい pic.twitter.com/qi0zPbuRtc
— たったかたー@ユトラント一九一六 (@tj3CaLeQ0IUxlhx) 2019年4月29日
蓮根(れんこん)の生産量一位は茨城県で、主要産地として日本一をほこるのが土浦市。そのレンコンを活用したオリジナルカレーの提供に力が入っています。
レンコンをカレーの具材にし、店によっては素揚げなどのレンコンや福神漬けにもレンコンを使用。カレーライス以外にも、焼きそば、春巻き、餃子、パスタなど多彩。
名前の由来は、1929年に世界一周を行ったドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号。途中で土浦に降り立った飛行船の乗組員に、土浦の食材の入ったカレーを振舞った歴史があります。
市内飲食店等により、2004年にカレーによる食のまちづくりの取り組みを開始。有名店の講師によるカレーの研究会、秋のカレーフェスティバルなど市をあげてのイベントも。
25.牛久ピザ(牛久市)
牛久ピザフェスティバル
ダイニングいごこち屋さんのどて焼きピザとシャトーカミヤの白ぶどうジュース pic.twitter.com/EuTmeC8iSF— たかちゃん (@Takachan_ushiku) 2017年2月19日
ワイナリー「シャトー神谷(カミヤ)」のある牛久では、ワインと食の街としてワインに合うピザを提供するお店が多く「ピザの里」としてピザを売りにしています。
特別な内容ではありませんが、厚い生地にチーズたっぷりの傾向があります。グルメイベントでも提供できる料理として展開しているものです。
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[店分布] 牛久市に16店舗ほど
[おすすめ店] Diningいごこち屋 – 魚料理が名物の店で食べるピザ
26.鳥手羽かくれんぼ(取手市)
取手のB級グルメを求めて"鳥手羽かくれんぼ"を賞味にそば処 弘昇庵さんへ
なかなか年季の入った昭和な佇まいが昭和生まれにはイイ✨
カツとミニそば定食は、このボリュームで950円!
肝心の鳥手羽は、素揚げされた手羽に手羽に米やタマネギ?を詰めて胡椒効かせててまさに酒のつまみ💕
ご馳走様🙏 pic.twitter.com/MxYwF5lYn9— 旅の杜 TABINOMORI (@riverwill_kay) 2019年10月20日
取手市(とりでし)はかつて「鳥手」という漢字だったと言われる史実をもとに、新しいご当地グルメとして鳥の手羽を使用したグルメ。
鶏肉の手羽部分を使用し、身の中に具材を詰め込んだもの。お店によって詰める具材は異なり、納豆、長ネギ、卵、チーズ、つくねなど様々です。
F.県東地域のグルメ
鹿島神宮・鹿島工場夜景・水郷潮来のある県東地域(鹿嶋・潮来・神栖・鉾田・行方)のご当地グルメを紹介。
27.行方バーガー(行方市)
行方バーガーのなめパックンはなまずのバーガー。 pic.twitter.com/XGVkbEoVKf
— kuro_wolf (@kuro_wolf) 2013年5月10日
行方市麻生商工会を中心に開発した、2009年登場のハンバーガー。アメリカナマズをパティ(肉部分)にしたハンバーガーを筆頭に、行方市の食材を使用した4種類のバーガーです。
行方市は霞ヶ浦に面しており、霞ヶ浦で養殖しているアメリカナマズを使用したバーガー「なめパックン」。胸びれの部分「カマ肉」を使用し、タマネギとレンコンを使用。
他には、豚肉(茨城県産の豚肉とタマネギを使用したメンチカツ)、鯉(霞ヶ浦産の鯉)、鴨(合鴨農法で育った鴨肉のてりやき)のバーガーもあります。
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[店分布] 行方市に2店舗(行方市観光物産館こいこい、ミート&フーズ旭屋)
[おすすめ店] ミート&フーズ旭屋 – 地元スーパーで販売されている行方バーガー
茨城県全域のマイナーグルメ
28.醤油からあげ(県全域)

2010年代から増えてきた唐揚げ専門店ですが、その中でも醤油を使用した「醤油からあげ」のお店が茨城県に多いです。
チェーン展開するところも多々あります。
・茨城県内に複数店舗を持ち柴沼醤油使用「からまる」
・ちば醤油使用で北関東を中心に広がる「元祖からあげ本舗」
・龍ケ崎市に本社があり茨城県中心に展開する「寺田商店」
・牛久に1店舗を持つ「鶏九」
、全国チェーンのゆきむら亭が茨城県中心に出店する「鶏一番」
・全国チェーンで茨城県にも店舗がある「鶏笑」
特定の醤油蔵ブランドを使用した醤油に鶏肉を漬けて、ニンニクや生姜の味付けを加えて厚みある衣で揚げるタイプのお店が多いです。
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[店分布] 県内に十数店舗
[おすすめ店] からまる – 豊かな衣の醤油からあげ弁当屋
まとめ
北は日立から南の鹿島まで日本海に面した漁港で、代表格となるアンコウを筆頭に魚介類を楽しめる茨城県。
一方で納豆やこんにゃくなど保存食をはぐくんできた食文化も感じ取れる土地柄です。
以上、茨城県全般のご当地グルメ特集でした。