千葉県のご当地グルメ23選!B級名物・郷土料理一覧

津田沼の洋食

九十九里浜や鴨川など房総半島に観光地の多い千葉県ですが、どんなグルメがあるでしょうか?

海に面した町が多くて各地で漁獲される名物も異なり、いろいろな魚介系グルメがあります。そして、落花生やメロンといった農産物も。

今回は千葉県のご当地グルメを紹介していきます。

千葉県全域のグルメ

01.なめろう

アジ、サンマ、イワシ、トビウオなどの青魚を使用し、味噌、ネギ、ショウガなどの薬味と合わせて包丁で粘りが出るまで叩いたもの。

今は全国的に食べられていますが、もとは房総半島の郷土料理。古くは漁のために沖へ出た船の上で作られた漁師料理です。

最後は皿を舐めるほど美味しいことから「なめろう」という名前が付いたと言われます。

02.さんが焼き

先ほど紹介した「なめろう」を平たい団子状に丸めて、大葉で包んでから焼いた房総半島の郷土料理。

もともとはアワビの殻に入れて蒸し焼きにする調理法でしたが、最近では簡易的にハンバーグのように焼く作り方が一般的です。

料理の名前「さんが」とは千葉の方言で「山の家」という意味。もとは海沿いの漁師飯だったなめろうを内陸や山でも楽しめるよう考案され、漁師が山小屋で食べたことが名前の由来です。

03.まご茶漬け

醤油やみりんに漬けた刺身をご飯の上に乗せて、お茶やダシをかけて食べる外房の郷土料理。アジやカツオが主に使用されます。

もとは漁師の料理として漁に出た船の上で作ったものと言われており、孫に食べさせたいくらい美味しいのが名前の由来だとか。

04.太巻き祭りずし

房総エリアに広く伝わる太巻きの一種で、鴨川市や山武エリアなど県東を中心に約170年ほど前から存在すると言われる郷土料理。

輪切りの断面が綺麗な絵柄になるよう作り、直径10cmくらいの太さになることも。外側は海苔で巻くものに加えて玉子焼きで巻くタイプも定番で、地域により傾向が異なります。

イワシを目当てに房総へやってきた紀州の漁師が持っていた紀州名物「めはりずし」が、形を変えて房総に定着したと言われます。(諸説あり)

冠婚葬祭や年中行事で振舞われる郷土食で、その見た目の美しさから近年も伝統文化を引き継ぐことも兼ねて若者が作ることや体験で作る講習イベントも各市町村で行われます。

見た目がかわいい!味は見た目から想像できる普通の太巻きだそうですが、玉子で巻いたタイプが美味しそうです。
提供店一覧 情報なし → Google検索結果
提供店分布 基本は道の駅などでの販売のみ
筆者きになる店 道の駅きみつ – 君津の道の駅で販売されている太巻き祭りずし

船橋市のグルメ

05.すずきめし

魚のスズキの漁獲量が日本一の千葉県の中で、1位の漁獲量を誇る船橋市。スズキを使用したグルメとして2013年に開発された、すずきめし。

グルメイベント優勝のオリジナルすずきめしは、スズキとホンビノス貝のダシで作った炊き込みご飯を揚げたライスコロッケ。

他にも各飲食店が趣向をこらした創作料理のすずきめしが存在します。

[提供店一覧] MyFunaねっと 提供店一覧
[店舗分布] 市内25店舗(さらに増加中)

佐倉市のグルメ

06.佐倉丼

佐倉丼写真 京成佐倉駅前「清祥庵」でジンジャーステーキの佐倉DON

豚肉と大和芋を使用した佐倉のご当地グルメ「佐倉丼」。佐倉豚を使用し、すりおろした大和芋を付けて提供。

生姜で味付けをするお店も多く、古代米など特製のご飯を用いた丼で提供するこだわりのお店もあります。

2012年4月に佐倉市のグルメイベントで優勝したメニューで、一時的なグルメだったものを継続提供できるよう地域で盛り上げたことで提供店も増加。

身の締まった肉質は焼いて美味しく、まろやかな大和芋にピリッとしたジンジャーの味付けがアクセントになります。
提供店一覧 提供7店舗一覧(佐倉市観光ガイドブックSaku*Love)
提供店分布 市内7店舗
筆者おすすめ店 清祥庵 – 生姜味付けの玉ねぎに馴染んだ豚肉が旨い佐倉丼

成田市のグルメ

07.うなぎ

成田山新勝寺のある成田山の参道では、参拝客へのもてなしとして江戸時代からうなぎ料理が振舞われており、古くは印旛沼でよく採れたうなぎが使用されていました。

現在も成田山の表参道に並ぶ旅館や料理店でうなぎ料理を食べることができ、参道に密集するうなぎ屋の密度としては全国的にも珍しいと言われます。

各店舗ごとに秘伝のタレがあり、ふっくら柔らかく焼き上がったうなぎを楽しむことができます。

意外と知らない成田のうなぎ!美味しそうです。
提供店一覧 提供9店舗一覧(成田市観光協会サイト)
提供店分布 市内60店舗ほど
筆者きになる店 川豊 本店 – 成田うなぎの代表店のひとつで脂の上品なうな重

銚子市のグルメ

08.銚子つりきんめ

銚子産のキンメダイとして銚子漁港に水揚げされて、立て縄と呼ばれる一本釣りで漁獲することから「銚子つりきんめ」と名付けられた銚子のキンメ。

2013年4月に千葉県内で初めて水産物の地域団体商標登録を取得。千葉ブランド水産物生鮮第1号にも認定された、千葉のブランドです。

水深200m以上に棲む深海魚で、金色の目と赤い体が特徴。冷たい親潮と暖かい黒潮がぶつかる銚子では特に通年で脂の乗ったキンメが採れる海です。

刺身、寿司をはじめとして、煮炙り丼、塩ラーメンなどで提供するお店も。銚子駅付近の外川エリアを中心として飲食店で楽しむことができます。

栄養たっぷりで美容と健康に良いと言われているのだとか!刺身だけでなく炙りでも美味しくいただける、白身の肉質が特徴だそうです。
提供店一覧 提供4店舗一覧(銚子市漁業協同組合の特設サイト)
提供店分布 市内で数店舗ほど
筆者きになる店 万祝 – マグロを筆頭にキンメなどの刺身に丼ぶりも豊富

九十九里町のグルメ

09.ハマグリ浜焼き

九十九里を代表する貝類のハマグリ。殻長が5cm以上をひとつの基準とした貝の大きさに定評があり、網で焼く浜焼きで楽しめるお店もあります。

漁の時間を早朝にして網をひく速度を早くしすぎないことで、ハマグリを傷めないようにする努力もあって品質の高さを保っています。

栄養たっぷりで美容と健康に良いと言われているのだとか!刺身だけでなく炙りでも美味しくいただける、白身の肉質が特徴だそうです。
提供店一覧 提供6店舗まとめ(まとめサイトicotto)
提供店分布 市内で数十店舗
筆者きになる店 はまぐりキッチン – 漁協直営ではまぐりカレーライスが名物

10.イワシ料理

九十九里の沖を通る黒潮にはエサのプランクトンが豊富で、イワシの生息にピッタリな水温なことから江戸時代から近年までイワシの一大漁獲地で地引網の漁法も発達。

九十九里のカタクチイワシは「背黒イワシ」の名前で呼ばれ、漁獲地から近いことから痛みやすいイワシを刺身で提供できるお店が豊富。

海鮮丼、フライ、天ぷら、漬け丼、甘酢漬け、ラーメンのダシなど、様々な食べ方で楽しむことができます。

町内には、いわし資料館(旧・九十九里いわし博物館)があり、冬には「浜大漁イワシまつり」が開催されます。

漁獲量としては銚子市のほうが多く、銚子では6~7月の一番脂が乗った時期のマイワシ「入梅(にゅうばい)いわし」が名物です。

食べ方が豊富なので、現地で色々な味覚を楽しめそうです!
提供店一覧 情報なし → Google検索結果
提供店分布 市内で数十店舗
筆者きになる店 浜料理 かずさ – 刺身、天ぷら、丼などイワシ料理づくしの店

11.ながらみ

カタツムリのような見た目とも言われる、灰色の貝類「ながらみ」。静岡県中部と九十九里で定番の食材ですが、静岡県と千葉県以外では出回らない食材とも言われます。

九十九里エリアはハマグリなど貝類の漁獲が多く、ながらみもそのひとつ。昔は大量に採れて安かったものの、近年は高騰する傾向にあります。

塩茹でをして、つまようじで食べるのが定番。居酒屋メニューとして九十九里を中心として、千葉県内の居酒屋で提供するところがいくつもあります。

静岡市の清水区にある居酒屋で食べたことがあって、苦くないサザエっぽい味でなかなか良かったです!
提供店一覧 情報なし → Google検索結果
提供店分布 不明、千葉県内で100店舗ほど
筆者きになる店 浜茶屋 向島 – 九十九里町で網の浜焼きで貝類を楽しめる

八千代市のグルメ

12.八千代カレー

八千代市名産の梨と、市の花「バラ」の名前にちなんで豚バラ肉を使用したご当地カレー。

甘みが強くて日持ちがしない幻の梨。具材として煮るだけでなく、ピクルスやすりおろしにするなど各提供店で異なる工夫がなされています。

そば屋やカフェでも提供されており、ナンやライスだけでなく、ラーメン、ピザ、ホットサンドなど様々なカレー料理を楽しめます。

[提供店一覧] 八千代を食で盛り上げ隊 提供店一覧
[店舗分布] 八千代市23店舗、佐倉市3店舗

印西市のグルメ

13.印西みそピー唐揚げ

千葉県名産の落花生(ピーナッツ)を甘辛い味噌で味付けした、コクのある味噌ピーナッツ。その味噌ピーを鶏の唐揚げに絡めた料理。

いんざいご当地ぐるめ選手権で1位に輝いた、印西エリアのご当地グルメです。

[提供店一覧] 旅ぷら 提供店一覧
[店舗分布] 印西市3店舗

富津市のグルメ

14.竹岡ラーメン

麺を茹でたお湯で醤油タレを割ったスープに、チャーシュー、メンマ、海苔、そして大きい角切りのタマネギを具として乗せたラーメン。

富津市の竹岡で発祥店とされる梅乃家と鈴屋ではダシを使用せず、派生した竹岡式と呼ばれるラーメン店では昆布ダシを使用するところも。

富津市で古い歴史を持つ宮醤油の醤油を使用したお店など、濃いめの醤油が特徴です。

15.はかりめ、穴子丼

富津市は穴子の名産地で「はかりめ」と呼ばれており、特に穴子丼「はかりめ丼」として提供するお店が多いです。

タレ無しの穴子、タレをしっかり染み込ませた穴子、そして天ぷらにした穴子天丼など各店で色々な調理法を楽しむことができます。

穴子は細長くて点々模様があり、その姿が棒はかりに似ていることが「はかりめ」と呼ばれる由来と言われています。

提供店一覧 提供15店舗一覧(富津市観光サイト旅たび)
提供店分布 市内15店舗
筆者きになる店 大定 – うな重のように盛り付けるタレの染みた穴子重が名物

16.黄金アジフライ

房総半島を代表する魚のひとつ、鯵(アジ)。その中でも特に脂の乗りが良くて、体の一部に黄金色の帯を持つのが「黄金アジ」です。

海を広く泳ぐ回遊性のアジと異なり、黄金アジは内湾に生息して他へ移動しないのが特徴。富津の内湾にある豊富なエサを食べる黄金アジは旨みが強く、6~8月が旬と言われます。

刺身をはじめとして色々な食べ方がありますが、その中でも遠方から来訪するほど人気と言われるのが黄金アジを使用したアジフライ。定番のお店が富津市に数軒あります。

ふわふわとした豊かな食感が特徴なのだとか。
提供店一覧 情報なし → Google検索結果
提供店分布 市内に数店舗(さすけ食堂、まるとし、マルゴ、など)
筆者きになる店 さすけ食堂 – 遠方のファンも多い人気店で黄金アジフライや刺身

袖ヶ浦市のグルメ

17.ホワイトガウラーメン

酪農発祥の地となる千葉県。県内でも特に酪農が盛んな袖ヶ浦市において、特産品の牛乳を使用したホワイトラーメン。

まろやかさとコクを出すためにクリームチーズを使用し、生姜(しょうが)を使用するなど牛乳のクセを消して食べやすくしたグルメです。

市内の中華料理屋が考案。各店で工夫をこらして味噌ベースやバジルを散らしたものなど様々。

[提供店一覧] 袖ヶ浦NAVI 提供店一覧
[店舗分布] 市内5店舗

勝浦市のグルメ

18.勝浦タンタンメン

醤油ベースのラー油による赤くて辛いスープが特徴のタンタンメン。

具材としてみじん切りのタマネギと挽肉を入れるお店が多く、ニンニクやニラなどスタミナが付く素材を入れるなど各店がオリジナル性を発揮。

漁師や海女が海で仕事をした後で、冷えた体を温める辛い料理として食べられてきたもの。2015年のB-1グランプリで優勝しました。

[提供店一覧] 勝浦タンタンメン船団 提供店一覧
[店舗分布] 市内42店舗

東庄町(香取郡)のグルメ

19.しじみ丼

利根川が流れる東庄町では大粒のしじみが採れ、古くは全国の5割以上を誇る一大漁獲地。

2000年頃に町おこしとして青柳亭が始めたメニューで、しじみ、たまねぎ、卵に地元産醤油を用いて味付け。

現在は漁獲量が激減しているため、漁獲タイミングが合えば地元産しじみ使用で食べることができます。

館山市のグルメ

20.館山炙り海鮮丼

炙り海鮮、刺身、彩り花ちらしが3層になった、特製三段どんぶり膳の新ご当地グルメ。

華やかな花ちらしは、花の名スポットが多い館山にちなんだもの。通年で豊富な魚介類が水揚げされる港町であることを訴求するために開発したグルメです。

ウェルカムドリンク付きで税込み1,800円という統一価格で、各店舗でオリジナルの内容で提供しています。

各店舗ともに数量限定で用意されているので、事前予約がオススメ。
提供店一覧 提供4店舗一覧(館山新ご当地グルメ推進協議会)
提供店分布 市内4店舗
筆者きになる店 海の花 – 寿司を筆頭に海鮮料理が豊富な郷土料理店

21.館山伊勢海老ステーキ御膳

房総半島は伊勢海老が水揚げされるメッカ。その伊勢海老を存分に楽しめるよう、ご当地グルメの御膳として用意したのが「館山伊勢海老ステーキ御膳」。

伊勢海老のステーキと伊勢海老の雑炊をメインにした御膳で、旬のお刺身3種盛り、副菜2皿などが付いた贅沢な内容。全店舗で税込み3,900円という統一価格です。

千葉県は伊勢海老漁の解禁日が8月1日で、日本で最も早いとされています。

8月~11月の期間限定メニューで、前日までの要予約なので注意。
提供店一覧 提供4店舗一覧(館山新ご当地グルメ推進協議会)
提供店分布 市内4店舗
筆者きになる店 波奈 総本店 – うな重や寿司など和会席やコースが魅力の和食処

南房総市のグルメ

22.くじら料理

関東唯一の捕鯨基地を持つ和田町では、調査捕鯨で捕獲したツチクジラやゴンドウクジラを利用してクジラ料理を提供する料理屋が多いです。

6月末〜8月末の漁期には港で解体も行われ、タレ漬けで天日干するくじらのたれ作りの光景も。

竜田揚げ、刺身、ベーコン、くじら汁などが飲食店で提供されています。

[提供店一覧] 南房総いいとこどり 提供店一覧
[店舗分布] 市内に加盟店12店舗、他あり

23.おらが丼

地元産の肉、魚介、野菜を使用して各店オリジナルの具材で楽しめる鴨川の丼ぶり。

海の街として魚介類の丼が多く、なめろう、卵、山菜などが乗った丼や重箱もあります。

房州の方言で「我が家」を意味したネーミング。専用ののぼりを各店に掲げて「丼のまち鴨川」の統一感を持たせつつ、各店の意思を尊重。

[提供店一覧] かもがわナビ 提供店一覧
[店舗分布] 市内39店舗

その他

特定店舗のご当地グルメですが、南房総のグルメ「ひしこ料理」があります。カタクチイワシを使用した料理ですが、南房総市の「海の食処 なむら」でしか扱っていない様子です。

まとめ

海に面した街が多い千葉県では、各市町村で名物となる魚があり魚介類のグルメが豊富。
漁師による工夫がこらされた郷土料理も多く、内房から外房まで色々なグルメを楽しめます。

以上、千葉県全般のご当地グルメ特集でした。

(初回投稿日:2018年7月8日 更新日:2019年5月21日)