津軽半島、下北半島、南部地域とそれぞれに魅力あるスポットを持った青森県。
春は弘前城の桜、夏はねぶた祭で賑わい、冬の雪景色も素晴らしいもの。八甲田山や十和田湖など自然景観も良く、恐山のような霊場の文化も独特で見ごたえがあります。
今回は、インスタ映えするフォトジェニックな青森県の絶景を紹介していきます。
セシモ コイ
目次
A.東青(青森)地域の絶景
三内丸山遺跡・浅虫温泉・龍飛崎のある東青地域(青森市・平内・今別・蓬田・外ヶ浜)の絶景スポットを紹介。
01.青龍寺 昭和大仏(青森市)
青森駅からバスで行けるスポットのひとつ、高野山真言宗の青森別院に位置づけられる「青龍寺」。通称「昭和大仏」の名前で知られる名刹です。
青銅坐像としては日本一の大きさとされる大日如来像(昭和大仏)は、高さ21.35メートルと大きく木々に囲まれて大きくそびえる大仏です。
大仏自体の中には入れませんが、大仏が置かれた建物1階には入ることができます。1階の回廊に展示物や観音像などが置かれており、見学できます。
青森の建築物として代表的な木材「ひば」を用いた、ひば造りの五重塔もあります。高さ39メートルという国内で第4位の高さを誇る塔も見どころのひとつです。
[住所] 青森県青森市大字桑原山崎45(地図)
B.中南(弘前)地域の絶景
りんご公園・大鰐温泉・田んぼアートのある中南地域(弘前市・黒石・平川・西目屋・藤崎・大鰐・田舎館)の絶景スポットを紹介。
02.岩木山神社(弘前市)
青森県の弘前市など津軽地域からよく見える「岩木山」。その岩木山が遠くに見える参道が特徴的な「岩木山神社」。
鳥居が迎えるまっすぐな石畳の参道は風情があり、冬に雪で覆われる光景もまた一興。山門を越えた先に本堂があります。
弘前駅からバスで来訪する山間の神社ですが、1月の初詣や2月の七日堂神賑祭など年中行事の定番となる神社です。
[住所] 青森県弘前市大字百沢寺沢27(地図)
C.西北(津軽)地域の絶景
十三湖・太宰治斜陽館・不老ふ死温泉のある西北地域(五所川原・つがる市・鰺ヶ沢・深浦・板柳・鶴田・中泊)の絶景スポットを紹介。
03.高山稲荷神社(つがる市)
最近行ったところだと高山稲荷神社!(青森県) pic.twitter.com/YGH02fdR3X
— みゆち🐧 (@Kykofn465) 2021年6月25日
全国にある稲荷神社のひとつとして、朱塗りの鳥居が延々続く千本鳥居が名物の「高山稲荷神社」は、津軽半島で有名なスポットのひとつ。
木々で囲まれた神社の敷地内には、朱塗りの橋も架けられた庭園の一帯にて奥まで続く参道に鳥居がトンネルのように延々配置されています。
展望台からその鳥居の景色を見ることができ、参拝もすることができます。また、日本海に面した立地で神社裏には「七里長浜」の砂浜が広がります。
[住所] 青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1(地図)
D.三八(八戸)地域の絶景
蕪嶋神社・種差海岸・三戸城のある三八地域(八戸市・三戸・五戸・田子・南部町・階上・新郷)の絶景スポットを紹介。
04.八戸キャニオン(八戸市)
鉱山の採掘場でもある八戸キャニオン展望台。
一番深いトコロでは、海抜−170mに達する場所もあるんだとか…(・・;) pic.twitter.com/6b59C7Tplp— てっぴぃ@日本を駆け回る国内専門の旅ブロガー (@tabisoudan) 2019年9月27日
八戸市の山間部にある「八戸鉱山」の採掘場では、採掘による岩肌を一望できる展望台があり「八戸キャニオン」として景色を楽しめます。
江戸時代から始まったとされる石灰鉱山で、大正時代にはセメント工場も立てられて工業都市として八戸が発展した歴史を持つスポット。
全盛期となる昭和にはトロッコも走っていたもので、現在はトロッコこそ廃止されたものの最新技術と設備が導入されている現役の施設です。
[住所] 青森県八戸市松館寺地平(地図)
E.上北(三沢)地域の絶景
奥入瀬渓流・三沢航空科学館・小川原湖のある上北地域(十和田・三沢市・野辺地・七戸・六戸・横浜・東北町・六ヶ所・おいらせ町)の絶景スポットを紹介。
05.睡蓮沼(十和田市)
十和田湖よりも北にあり八甲田ロープウェーからも車で近い国道103号沿いにある、手軽に山がそびえる美しい沼の景色を楽しめるスポット。
標高1,000メートルほどの涼しい場所で、徒歩すぐでウッドデッキの展望スペースが確保された「睡蓮沼」を間近に一望できます。
沼の先には八甲田大岳が美しい姿でそびえており、池の周囲にはヤマツツジやミズバショウが咲く時期もあります。木の屋根のある東屋もあり、座って沼を鑑賞できます。
なお、国道103号沿いに駐車スペースが10台ほどありますが、駐車禁止で警察が警告しながら見回りすることも。ここで駐車禁止だと、どうやって沼を見に行くのか不明……。
[住所] 青森県十和田市法量谷地端(地図)
F.下北(むつ)地域の絶景
恐山・大間崎まぐろ・尻屋埼灯台のある下北地域(むつ・大間・東通・風間浦・佐井)の絶景スポットを紹介。
06.仏ヶ浦(佐井村)
仏ヶ浦に久々に来ました
帰りの駐車場まで歩くのに汗びしょびしょ💦#仏ヶ浦 pic.twitter.com/0xSiWr4Duj— ougi5644 (@ougi5644) 2021年6月26日
下北半島を代表する海の景勝地「仏ヶ浦」は、海沿いで波に浸食された断崖絶壁を鑑賞できるスポット。半島の西側にある海沿いの峠道となる、国道338号沿いにあります。
駐車場が2箇所あり、ひとつは「仏ヶ浦展望台」から見下ろす形で鑑賞するポイント。もうひとつは「仏ヶ浦駐車場」から遊歩道を下っていき、海岸まで出るルートです。
灰色の岩肌が荒々しく続く絶壁は、仏が並ぶように見えることが名前の由来に。石像が立ちそびえるような柱状節理の崖を間近で見ることができます。遊覧船も出ています。
[住所] 青森県下北郡佐井村長後(地図)
まとめ
以上、青森県のフォトジェニックな観光スポットでした。