愛媛県インスタ映え絶景スポット31選!自然景勝地写真

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内子の雲海展望台

道後温泉など風格ある温泉建築物だけでなく、県内各地に自然豊かな風景のある愛媛県。

伊予灘を間近に見れる駅、雲海を楽しめる展望台など絶景も沢山ありますが、ガイドブックなどでなかなか取り上げられないスポットも。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな愛媛県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

A.県央(中予)地域の絶景

下灘駅・白猪の滝・神の森大橋のある県央地域(松山・伊予市・東温・久万高原・松前・砥部)の絶景スポットを紹介。

01.道後温泉本館(松山市)

道後温泉本館写真 アーケードの先で夜に一層美しくなる道後温泉の建物

道後温泉駅からアーケード街を歩いた先にある、愛媛県を代表する温泉。

日本書紀にも登場する日本でもっとも古い温泉と言われ、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場する温泉です。

建物周囲には居酒屋「道後ビール館」などの飲食店に加え、旅館の建物がいくつも存在します。特に夜の照明で輝く道後温泉は美しく、湯上がりに心地よい気分で散策できます。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市道後湯之町5-6(地図

02.道後温泉駅(松山市)

道後温泉駅写真 洋館が駅舎となる道後温泉駅の手前に坊っちゃん列車

松山市電の終点駅で道後温泉のアーケード入口近くにある道後温泉駅。日中は市内を走る観光列車「坊っちゃん列車」が夕方に保管されている定番の撮影スポットです。

洋館2階建ての駅舎は現在「スターバックス道後温泉駅舎店」として営業しており、テラス席もさることながら2階の洋風の1室で落ち着きあるカフェタイムを楽しめます。

付近にはからくり時計があり、特定の時刻になると動き出して中から人形が出てくる時計を目当てに歩行者が集まってきて賑わいます。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市道後町1丁目10-12(地図

03.坊っちゃんカラクリ時計(松山市)

坊っちゃんカラクリ時計写真 定刻になると演奏とともに仕掛けが動く時計

道後温泉駅の駅前にあるもうひとつの名物「坊っちゃんカラクリ時計」。和風の屋敷を思わせる外観に赤の照明で彩られる、時計です。

特定の時刻になると屋根部分が上に伸びて、時計部分や屋敷入口部分から人形が登場して音楽が流れるカラクリが作動。駅前で通行客が集まる、道後の名物です。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市道後湯之町6-7(地図

04.伊佐爾波神社(松山市)

伊佐爾波神社写真 朱塗りの色強く干支の絵馬が目立つ神社の楼門

道後温泉駅から徒歩圏内にあり、長い石段の先に朱塗りの楼門がある伊佐爾波(いさにわ)神社。道後八幡とも呼ばれ、松山藩主の松平定長ゆかりの神社です。

大きな干支の絵馬が飾られた楼門から中に入ると左右に通路があり、内側の本殿を四方から囲うように四角形の回廊があります。

本殿は2棟の建物を前後に連結させてひとつの社殿にした「八幡造」と呼ばれる、全国に3つしか存在しない造りです。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市桜谷町173(地図

05.道後ヘルスビル(松山市)

道後ヘルスビル写真 ビル全体に看板のネオンが目立つ独特な光景

道後温泉駅から続くアーケード街は観光客が多く歩きますが、アーケードの突き当りを左へ折れて進んでいくと衝撃の光景が。

ビル全体の華やかで艶やかな姿は、事前に知らずに見ると驚きを隠せないほど。地図上でも正式名称として「道後ヘルスビル」の名前が付いており、珍百景とも言えます。

これは友人とも話題になるほどで、温泉街ならではの光景。外のファミリーマート脇から撮影しました。(お酒などは20歳を過ぎてから)
アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市道後多幸町1-10(地図

06.松山城 中ノ門跡(松山市)

松山城 中ノ門跡写真 登り坂に太鼓櫓がそびえる石垣の美しい光景

松山市を代表する名所「松山城」は、ロープウェイや徒歩で来訪できる高台のお城。天守の中に入れるだけでなく、井戸のある本丸広場もにぎわいます。

案内ボランティアさんが特にオススメする光景として、太鼓櫓を遠くに見る「中ノ門跡」の場所。日当たりが良くて、石垣の迫力がある角度から撮影できます。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市丸之内1(地図

07.愛媛県庁舎(松山市)

愛媛県庁舎写真 愛媛県庁舎を背景に坊っちゃん列車も走る市街地

松山城の周辺で路面電車が走り、車通りも多い市街地の光景。お城の南側の南堀端通りには松山市役所や愛媛県庁など、行政の施設が多く集う場所です。

特に愛媛県庁の県庁舎は、ドーム状の水色屋根に「帝冠様式」と呼ばれる左右対称の建築美が特徴。

アクセス情報

[住所] 愛媛県松山市一番町4-4-2(地図

08.下灘駅(伊予市)

下灘駅写真 駅ホームのベンチから見る伊予灘の水平線の先に周防大島

伊予市の中心地から南西へと続く線路の先には、伊予灘の海を間近に見ることのできる「下灘駅」があります。

インスタ映えスポットとして近年注目されており、女性がベンチに座って海を眺める後ろ姿を撮影するのが流行っています。

観光列車「伊予灘ものがたり」が停車する駅でもあり、音楽を流しながら到着する列車の乗客で賑わう光景もなかなか良いものです。

アクセス情報

[住所] 愛媛県伊予市双海町大久保(地図

09.白猪の滝(東温市)

白猪の滝写真 くの字を描く歩道の柵に落差のある白猪の滝

松山市の東の峠道にある「白猪の滝農村公園」のさらに奥へ行き、徒歩でさらに山道を歩くと見える高さ96メートルの滝。

毎年11月3日には「白猪の滝まつり」が開催されて、紅葉が美しいスポット。冬に寒い日が続くと滝の水が凍りつく姿もひとつの名物だそうです。

車での来訪となる場所で「唐岬の滝」とのセットでめぐるのが定番です。

歩道と滝を一緒に入れる構図の写真が定番。整備された道ではありますが、念のため運動靴で歩いたほうが良いです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県東温市河之内(地図

10.神の森大橋(砥部町)

神の森大橋写真 橋の脇から階段を降りて狭いながら橋全景を撮影

焼き物の街として内陸にある砥部町。窯元や道の駅がある観光拠点の見どころとして、田渡川に架かる「神の森大橋」は日本で最初に建造された本格的な木造車道橋。

20トンの自動車荷重に耐えられる設計。橋梁部は地元のスギ材を使用した集成材で、アーチ部分を箱型断面にして安全性を高めるなどの技術は現代工学でも評価が高いものです。

仙波渓谷に架かる橋として、山々に囲まれた緑豊かな渓谷とともに見渡すことができます。

弓なりの見た目は遠くから一望するのもいいもので、徒歩や車で渡るのも楽しそうです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県伊予郡砥部町総津(地図

B.県南(南予)地域の絶景

内子座・大洲城・宇和島城のある県南地域(八幡浜・大洲・西予・内子・伊方・宇和島・松野・鬼北・愛南)の絶景スポットを紹介。

11.大洲雲海展望公園(大洲市)

大洲雲海展望公園写真 肱川あらしへと流れる雲が織りなす内子大洲の雲海

内子の市街地から車で1時間ほどの細い峠道を走った先にある、雲海展望公園。峠道ゆえアクセスが大変で、そのぶん感動も大きい雲海スポットです。

雲海発生率が高い場所として整備された展望地で、木材で足場を組んだ展望舞台から180度広がる内子大洲の山並みを見渡すことができます。

展望台の左手から朝日がのぼるため、日の出スポットとしても楽しめる場所。ここの雲が伊予灘へと流れ込んでいき、肱川名物の雲の流れ「肱川あらし」が発生します。

2018年の台風で新谷駅から北上するルートが崩れて封鎖されたため、筆者は柳沢公民館から南下するルートを利用。現在は開通しているかは不明です。

アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市藤縄94(地図

12.臥龍山荘(大洲市)

臥龍山荘写真 茅葺の不老庵が崖にたたずむ肱川の紅葉風景

1907年完成の山荘、臥龍山荘(がりゅうさんそう)。数寄屋造りの母屋となる臥龍院(がりゅういん)をはじめとして建造物と借景庭園を持つ大洲市の名所です。

有料観光施設となっており、陸地側から建物内に入ることができて木々に覆われた明治の古民家風の建物内と庭を散策できます。

特に崖の上に建てられた不老庵(ふろうあん)はマキの木を柱として使われた名物で、肱川(ひじかわ)が流れる河原側から眺めることもできます。

のんびりとした河原に澄み切った肱川が流れる素敵な景勝地にて、紅葉時期は特に美しくなる崖の不老庵は風流でイチオシのスポットです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市大洲411-2(地図

13.おはなはん通り(大洲市)

おはなはん通り写真 風情ある蔵や屋敷が並ぶ通り沿いは散策向き

大洲市観光協会(まちの駅)から臥龍山荘へと向かう道には昔なつかしい散策路が続き、その中で「おはなはん通り」が代表的な道です。

昭和41年のNHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」のロケで使用された場所で、江戸時代から明治時代にかけての面影が残る街並みです。

この道だけでなく、この先には商家と武家屋敷のある「明治の家並」やレトロな風景を見ることができます。

だ~れにも~♪ という主題歌がお昼のチャイムで流れる、大洲の散策ルート。小さな名所として感動まではしませんが、静かで落ち着きのある街散策でなごみます。
アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市大洲649-1(地図

14.森の国ホテル(大洲市)

森の国ホテル写真 森に囲まれた吊り橋が味を出す洋館のホテル

四万十川が流れる松丸駅から車で奥地まで行く紅葉の名所「滑床渓谷」にある、山岳リゾート風のホテル。

1991年に開業したホテル。直径50cm以上の杉を使用した丸太の柱や暖炉のあるラウンジなどの内装があり、フランス料理などを提供する食事もあります。

2018年7月の豪雨災害を経て2019年時点では無期限休業中となり、開業に向けてリニューアル中となっています。

森の中のロッジで宿泊してみたい!道路脇に車を停車するスペースがあるため、ちょっと外観と吊り橋を撮影して眺めるくらいは可能です。
アクセス情報

[住所] 愛媛県北宇和郡松野町大字目黒(地図

15.河辺川 龍王橋~御幸の橋(大洲市)

愛媛県の大洲エリアには屋根付きの木造橋が多く残り、特に県道55号に沿って流れる河辺川に架かる橋たちは自然に溶け込んだ風情ある見た目です。

基点として「河辺ふるさと公園」の近くにある「龍王橋」を見て、県道55号を東へと進んでいくと「豊年橋」「三嶋橋」「帯江橋」「御幸の橋」と色々な橋があります。

徒歩専用の橋として床や手すりが木材でしっかり組まれており、ハの字の屋根を持つ橋が多いです。のどかな田舎の風景に馴染んでいるのも魅力です。

あとは、橋というよりは石を配して川を渡れる「飛び石橋」も名物です。

緑に囲まれた橋はそれぞれに趣きがあり、川幅の狭いところに架かっているようで人の手による温かみがある橋です。
アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市河辺町三嶋(地図

16.長浜大橋(大洲市)

肱川が伊予灘に流れ込む長浜港のシンボルとなる赤い橋「長浜大橋」は、現役で動く日本最古の道路可動橋として国の重要文化財に指定されている鉄鋼橋です。

1935年(昭和10年)8月に完成。延長約232メートルのうち開閉部分の長さは約18メートルで、船の往来時に通行できるよう片方が持ちあがる跳ね上がり式で開閉します。

肱川に架かる橋で、気象条件により発生しやすい名物の霧「肱川あらし」に染まる長浜大橋も魅力。車で近い「肱川あらし展望公園」から長浜大橋と肱川を見下ろすのも手です。

(開閉設備の故障により令和2年10月27日から開閉が行われておらず復旧時期未定とのこと。来訪時は稼働状況を確認してから来訪するといいです)

ライトアップされる日もあるようで、赤くて頑丈そうな橋の開閉部分が稼働する姿を見てみたい!
アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市長浜甲(地図

17.伊予大洲 少彦名神社(大洲市)

大洲の市街地より西にある「少彦名(すくなひこな)神社」は、市の有形文化財となっている「参籠殿」が名物。修復作業にも注目が集まったそうです。

米ワールド・モニュメント財団による世界危機遺産リストにおいて、世界の名だたる建築物がリストに入る中で2014年版に当神社もリストに選定されたというスポットです。

斜面に木の足場を組み合わせる「懸け造り」と呼ばれる技法で建てられた「参籠殿」は、京都市の清水寺や奈良県の長谷寺など全国に120箇所ほどしか見られない技法。

なお、大洲市菅田町には少彦名神社が2箇所あるため注意が必要。住所は菅田町菅田ではなく、住所が菅田町大竹となっているのが当神社です。

有志で募った費用だけでは維持できず廃止の危機すらあったようで、残すための活動は今も行われているそうです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県大洲市菅田町大竹乙937-2(地図

18.伊予石城 わらマンモス(西予市)

伊予石城 わらマンモス写真 予讃線の列車と山並みを背景に藁のマンモスが佇む

伊予石城駅のすぐ西側には藁(わら)で作られたマンモス像「わらマンモスとわらぐろ群」があり、田んぼが広がる風景とともにマンモス像を撮影することができます。

5月には紫色の小さなレンゲが一部を紫色に染めて、こいのぼりも空を泳ぐのどかな景色。2体の巨大なマンモスは人の背丈の倍はあり、先頭のマンモスの足元には子マンモスも。

駅前なのでJR予讃線の列車とともに撮影することもでき、アンパンマン列車とマンモスという取り合わせも独特です。

駐車場は無いですが田んぼの農道わきに停車して撮影するような感じで、色々な人がマンモスの姿を見て楽しんでいきます。
アクセス情報

[住所] 愛媛県西予市宇和町岩木232(地図

19.愛宕公園 -宇和島の夜景-(宇和島市)

愛宕公園 -宇和島の夜景-写真 お城のライトアップと宇和島市街が光り輝く

闘牛の街とも言われる宇和島(うわじま)市の街並みを見おろすことができる、市内にある高台の公園「愛宕公園」。

うわじまユースホステルの近くで宿泊者は徒歩来訪しやすい立地で、市街地からは徒歩ルートがあります。

夜はライトアップされる宇和島城と、広い市街地の夜景を楽しむことができます。

夜はふもとから細くて暗い道を歩くことになる怖くて地味なスポットですが、公園の小さな展望台から見る夜景はそこそこ広がりがあるキレイなものです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県宇和島市大超寺奥丙165(地図

20.遊子水荷浦の段畑(宇和島市)

入り組んだ海沿いにある遊子地区の「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑」は、石段造りで急傾斜の段々畑がある特徴的な見た目として「国の重要文化的景観」とされています。

約1メートルの石段が延々と続き、ゆるい曲線を描いて広がる畑。実際に野菜が栽培されており、収穫された野菜を使用する食事処も近くにあります。

400年ほどの歴史があるそうで、この景観を守ろうという活動も行われています。

車道から全体を見渡すとピラミッドのような見た目。野菜の栽培期は緑豊かで、収穫後は土の色によりピラミッドのような感じが出ます。
アクセス情報

[住所] 愛媛県宇和島市遊子2323-3(地図

C.県東(東予)地域の絶景

タオル美術館・別子銅山・しまなみ海道のある県東地域(四国中央・新居浜・西条・今治・上島)の絶景スポットを紹介。

21.菊間町の工場夜景(今治市)

菊間町の工場夜景写真 菊間町の田んぼから見る太陽石油の工場群が夜に輝く

愛媛県には瀬戸内海に工場を持つ都市が多く、今治市の西側で松山市からも近い菊間町には太陽石油の工場があります。

西の海に面しているため日の入りで空が夕陽の色に染まったトワイライトタイムが特に綺麗なもので、夕暮れの空にそびえる煙突群に灯りがともった光景が美しいです。

工場の脇を通る国道から間近に見るのも楽しく、付近の田んぼの道から遠景で撮影するのもまた素晴らしいもの。上写真の右側にも工場が続くパノラマが見事です。

アクセス情報

[住所] 愛媛県今治市菊間町種4070-2(地図

22.タオル美術館ミュージアム(今治市)

タオル美術館ミュージアム写真 フォトジェニックな館内の糸巻きロールの飾り

いまや全国区となった今治市のタオルメーカー「タオル美術館」。今治市には観光名所として「タオル美術館ミュージアム」があります。

繊維商品ショップが集まるデパート風の施設で簡易的な工場見学もあり、レストランやカフェもそろった「タオルとアートの融合」として館内に見どころがあります。

特にカラフルな糸巻きロールが奥まで続く光景は、インスタ映えするフォトジェニックな見た目が美しいものです。

アクセス情報

[住所] 愛媛県今治市朝倉上甲2930(地図

23.タオル美術館ミュージアム 夜間ライトアップ(今治市)時期限定

タオル美術館ミュージアム 夜間ライトアップ写真 屋外のメタセコイア並木などを照らす庭園の夜景

今治市の「タオル美術館ミュージアム」では、紅葉時期など限定でライトアップが行われることがあります。

屋外の庭園にはメタセコイア並木があり、秋にはオレンジに色づく紅葉の名所。

ライトアップの日の夜になると並木が燃えるような色に照らされて、庭園全体もイルミネーションでにぎやかに。プロジェクションマッピングが行われる日もあります。

アクセス情報

[住所] 愛媛県今治市朝倉上甲2930(地図

24.来島海峡SA しまなみピン(今治市)

来島海峡SA しまなみピン写真 地図のピンと文字をモニュメントに瀬戸内海が広がる

広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」の愛媛県側出発点にある「来島海峡サービスエリア」にて、2020年に登場した新しいモニュメントが定番のフォトスポットとして人気に。

某地図アプリのような場所を示す役割のピンに「しまなみ」の波打つような文字の像があり、その奥に来島海峡大橋や大島が見える瀬戸内海の絶景が広がります。

来島海峡SA しまなみピン写真 サービスエリア2階展望室から見る瀬戸内海の風景

周囲一帯はもともと「展望テラス」として、来島海峡大橋の夜景など風景の素晴らしさに定評があるサービスエリアです。

これぞ令和のモニュメントといった、流行るのも納得の見た目。記念撮影をするのにピッタリです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県今治市大浜町3-9-68(地図

25.西条のベネチア(西条市)

西条のベネチア写真 水路が広がる一帯に民家が並ぶ独特な風景

中山川が瀬戸内海へと流れつく埋め立て地の難波地区にて、水路と民家の風景が海外の水の都「ヴェネツィア」に似ていることから「西条のベネチア」と呼ばれるポイントに。

内側の田んぼに水が入りこまないよう土手の周遊道路が造られており、その周遊道路にある橋「大石南蛮樋」付近から見渡す形で風景を楽しめます。

左右3方向に水路が伸びており、風の無い日は空の雲や民家が水路に映りこんで鏡のように。遠くの山並みも見えて、海沿いののどかな雰囲気の一帯には藤や芝桜が咲くポイントも。

さすがに本場ヴェネツィアと比べると日本の風景でしかないですが、のどかさを感じさせる水路の通った民家の集合地はいい雰囲気です。
アクセス情報

[住所] 愛媛県西条市禎瑞2333-13(地図

26.中山川渓谷(西条市)

中山川渓谷写真 国道脇でアクセスしやすい渓谷に高速道路の橋も見える

松山市と西条市街を結ぶ国道11号にて、中山川が織り成す渓谷「中山川渓谷」。国道脇にある橋の上からすぐ見渡すことのできる、岩場の渓谷です。

付近には「道前渓温泉」の施設があります。

単に橋から渓谷を見下ろすだけの小さいポイントですが、国道11号で移動する途中に立ち寄るといい場所。楽にアクセスできる渓谷です。
アクセス情報

[住所] 愛媛県西条市丹原町湯谷口(地図

27.マイントピア別子 端出場地区(新居浜市)

マイントピア別子 端出場地区写真 鉱山として栄えた別子にある道の駅の建物

新居浜(にいはま)市は住友系の鉱山として繁栄した歴史があり、今は別子(べっし)銅山の施設跡などを見学できる観光名所になっています。

最後の採鉱本部が置かれていた端出場(はでば)地区では、レンガ調の道の駅が拠点となっており観光の基点として見どころがあります。

アクセス情報

[住所] 愛媛県新居浜市立川町707-3(地図

28.マイントピア別子 東平地区(新居浜市)

別子(べっし)銅山における最盛期の拠点だった東平(とうなる)地区。車で森の中の奥地まで進んでいくと、観光駐車場とともに当時の遺跡が広がります。

廃墟「東平索道基地跡」は石造りの建築物となっており、さらに「東平展望台」から見る内部側の屋外広場は「東洋のマチュピチュ」として名物となっています。

アクセス情報

[住所] 愛媛県新居浜市立川町654(地図

29.別子ループ(新居浜市)

別子ループ写真 遠くに鹿森ダムが見えるループの道路の建築美

マイントピア別子の道の駅からわずかに上流では、国領川の鹿森ダムの高低差に対処するため旋回状にループする道路橋があります。

路肩に退避所としての停車スペースがあり、鹿森ダムを囲む山並みの緑とともにループ橋を見ることができます。

アクセス情報

[住所] 愛媛県新居浜市立川町(地図

30.翠波高原(四国中央市)

翠波高原写真 山並みが織り成す緑いっぱいの風景は静かでのんびり

銅山川がダムを作り出す翠波エリアにて、山道を車で登っていくと展望のきく高原「翠波高原」があります。

広場のある「翠波高原駐車場」近くには「翠波高原展望台」があり、山々が織り成す風景が広がります。

さらに標高の高い場所へ車で移動すると、いくつか展望台があり瀬戸内海を見下ろすこともできます。

菜の花が咲く名所として来訪したら見当たらず。あまり観光地化もされていない場所で、自然の雄大さを感じさせます。
アクセス情報

[住所] 愛媛県四国中央市金砂町平野山乙306-1(地図

31.富郷渓谷(四国中央市)

富郷渓谷写真 沈下橋が架かる渓谷は岩場多めで水量少なめ

新居浜市の別子銅山から四国中央市の金砂湖(翠波エリア)を結ぶ、山間部の県道4号は銅山川の渓谷美を随所で楽しむことができます。

その中で「富郷渓谷」と呼ばれるポイントは「戻ヶ嶽」の崖に川が流れる景色があります。沈下橋とキャンプ場があり、トンネルの脇道から渓谷を見る形で楽しめます。

ひっそりとした渓谷で少し写真を取る程度ですが、県道沿いにはダムがあるなど色々な景色を楽しめるドライブルートです。
アクセス情報

[住所] 愛媛県四国中央市 富郷町寒川山(地図

まとめ

朝の雲海から夜の工場夜景まで、愛媛県に広く存在する絶景スポット。

やはり下灘駅の海を見渡す光景は人気が高く、今回紹介した以外にも今治のタオル美術館にもインスタ映えするスポットがあります。

以上、愛媛県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。