九州独自のファミレス「庄屋」や地場の寿司店「すし大臣」「若竹丸」など、九州ならではのチェーン店はたくさんあります。
ラーメンは福岡「山小屋」や熊本「味千」など多く店舗展開し、うどんチェーン店も福岡県で有名どころが多数存在します。
今回は、九州エリアの飲食系チェーン店を一挙に紹介します。
セシモ コイ
目次
福岡県のご当地チェーン店
01.ウエスト(福岡県)
福岡市博多区に本社を持ち、福津市の1号店を皮切りに100店舗以上を展開するうどんチェーン店。うどんのウエスト、焼肉のウエストなどの形でお店を広げています。
博多駅近くなど都市型の店構えを多く持つ福岡市を筆頭に、郊外のロードサイド店も定番です。
店舗によって焼肉、うどん、生そば、中華料理、居酒屋、もつ鍋、カフェと扱うジャンルが異なり、複数ジャンルを合わせて扱う店舗もあります。
比較的遅い時間帯まで営業しており、深夜営業や24時間営業の店舗も。
[店名] ウエスト 店舗公式サイト
[県内店] 85店(福岡市41、福岡市以外44)
[県外店] 47店(東京1、千葉7、山口1、熊本21、大分5、佐賀10、長崎1、鹿児島1)
02.牧のうどん(福岡県)
福岡県と佐賀県に展開し「牧の」「マッキー」の愛称で親しまれる、うどんチェーン店「釜揚げ 牧のうどん」。福岡県の糸島にある牧(まき)地区のうどん屋さんが前身。
麺にコシがなくて柔らかい博多うどんの中で、さらに「冷水で締める」工程を省いているのが特徴のお店。柔らかさがさらに増しているうどんです。
冷水で締めないことで提供後に麺がダシを吸いやすいことから、ゆっくり食べるとふやけてきて「食べても食べても無くならない魔法のうどん」とまで言われています。
うどんのダシは鰹と昆布をベースにした軽い塩気のあるもので、ネギ入れ放題。トッピングでごぼう店、丸天、緑のてんぷら、キムチ、肉、コロッケなど豊富です。
[店名] 牧のうどん 店舗公式サイト
[県内店] 14店
[県外店] 4店(佐賀3、長崎1)
03.資さんうどん(福岡県)
福岡県の北九州に本社を持ち「北九州のソウルフード」とも言われる、福岡県を中心に九州と山口県に店舗を広げる「資(すけ)さんうどん」。
丼、カレー、おでんも扱い、朝定食のある店舗も。レジ近くで持ち帰り用商品も置かれており、食事向け「もつ鍋」やデザート「ぼた餅」もひとつの売りです。
鯖、昆布、椎茸などから丁寧にとった黄金のダシは、やや濃いめの味付けに甘さが残るのが特徴。専用の小麦粉を使用したオリジナル麺は、九州定番の柔らかくもモッチリしたもの。
具材のメインは5本のごぼう天ぷらが乗る「ごぼう天」で、一番人気のトッピング。他にも円盤型の練り物「丸天」もあり、牛肉の肉うどんや鶏肉のかしわうどんなど具材を組み合わせて。
[店名] 資さんうどん 店舗公式サイト
[県内店] 56店(北九州27、福岡8、他11)
[県外店] 13店(山口3、佐賀4、熊本4、大分1、宮崎1)
04.筑豊ラーメン山小屋(福岡県)
福岡県の香春(かわら)町に本店と創業店を持ち、石炭観光地の多い筑豊エリアに多く店舗を持ちつつ九州に広く展開するラーメンチェーン店。
店名のとおりログハウスをイメージした外観を持つロードサイド店舗が多く、これは創業当時の香春本店の佇まいを各支店にも継承したものです。
自社工場で製造した麺や具材を使用し、スープは各店で仕込むというスタイルが基本。脂身の多い豚バラ肉チャーシュー、長時間熟成で小麦粉の配分にこだわった麺。
九州で定番となる白濁したとんこつラーメンが主力。黒マー油、激辛、とんこつ味噌、塩とんこつといったバリエーションを持たせた、マイルドな豚骨スープのラーメン。
サイドメニューとして餃子、焼きめしがあります。これ以外にも店舗独自のメニューが用意されているところもあります。
店舗によっては焼肉も扱っているという不思議な形態で、焼肉用の鉄板テーブル席でラーメンを食べるという店舗もあります。
[店名] 筑豊ラーメン山小屋 店舗公式サイト
[県内店] 28店
[県外店] 61店(関東4、中国16、四国4、九州37)
[系列店] 筑豊ラーメンばさらか、一康流ラーメン1店、牛もつダイニング1店、やまごや5店、八女茶カフェ一茶1店
05.筑豊ラーメンばさらか(福岡県)
先述の「筑豊ラーメン山小屋」のサブブランドとして、飯塚市や北九州市を中心としたラーメンチェーン店。
店名は筑豊の方言で「とても」「ものすごく」の意味。とても美味しいラーメンを提供する、という意味が込められています。
山小屋とは対照的なブランドとして「個人が開業するラーメン職人の店」をコンセプトとし、屋台をイメージした雰囲気を持たせています。
基本メニューは山小屋と同じで、白濁のとんこつラーメンが主力。黒マー油、激辛、とんこつ味噌なども健在で、具材やサイドメニューも山小屋に準じています。
[店名] 筑豊ラーメンばさらか 店舗公式サイト
[県内店] 7店
[県外店] 3店(佐賀1、長崎1、山口1)
06.天麩羅処ひらお(福岡県)
揚げたてサクサクの天ぷらを定食スタイルで楽しめる「ひらお」。大行列でもスピーディーに対応できる長いカウンター席があり、「うまい!安い!早い!」の三拍子のある店です。
保存料や添加物を使わず品質と鮮度にこだわった天ぷらネタがそろい、人気No.1のお好み定食はエビ、イカ、豚、白身、野菜3品。他にもキス、青魚、鶏モモなど多彩で九州産が多め。
定食には島根県産コシヒカリのご飯と味噌汁が付き、ひらお名物「いかの塩辛」も特徴のひとつ。品質を徹底するため、フランチャイズ制をとらず直営店のみという方針で7店舗を展開。
[店名] 天麩羅処ひらお 店舗公式サイト
[県内店] 7店
[県外店] なし
07.ミスタージョージ(福岡県)
福岡県の久留米市に本社を持ち、久留米市3店舗を中心とした筑後地域のハンバーグ専門店「Mr.George」。昭和56年創業当時から変わらず手焼きの柔らかいハンバーグが特徴。
お箸で気軽に食べられる美味しいハンバーグを提供し、和風玉ねぎベースや照り焼き醤油ベースなど7種類のステーキソースから好みの味を選べるのが売りのひとつです。
フライパン皿で提供されるハンバーグの上にベーコンや玉子焼きにフライなどを乗せたメニューや、ハンバーグと一緒にジャンカルビやホルモン炒めなどセットにしたメニューも。
ライスの上にハンバーグを乗せて野菜を添えたロコモコもあります。テイクアウトやお取り寄せハンバーグ通販もあり、地元の方に親しまれているお店です。
[店名] ミスタージョージ 店舗公式サイト
[県内店] 6店
[県外店] 1店(佐賀1)
08.高専ダゴ(福岡県)
福岡県南部の大牟田市周辺ではお好み焼きのことを「ダゴ」と呼び、その中でも巨大なお好み焼きを提供する「高専ダゴ」が大牟田市や熊本県北部に店舗を展開しています。
縦30cm×横50cmほどの大きさで焼く巨大なお好み焼きは約3kgほどあるそうで、この大きさをキレイにひっくり返して焼く店員の技術は必見。
元は学生が集団で食べる際にまとめて焼いたのが由来で、昭和40年に民家を改装した学生食堂で有明高等専門学校の学生たちに提供していたことから「高専ダゴ」の名前になったとか。
20種類ほどの調味料を半日炊き込んで作る秘伝のソースも売りで、甘口と辛口があり開業当時から製法を変えずに手作りとなっています。
[店名] 高専ダゴ Google検索結果
[県内店] 3店(大牟田3)
[県外店] 3店(熊本3)
09.トランドール、グレンドール(福岡県)
JR九州とマーメイドベーカリーが共同で事業経営している、九州のJR主要駅構内や駅前に店を構える定番のパン屋さん。
トランドールという店名は「黄金の列車」という意味。テイクアウト主体ですが、店内飲食スペースを持つ店舗もあってコーヒーを添えてパンを楽しめます。
ショッピングセンター内に「グレンドール」という系列店を展開しています。
穀物や果物を使用したパンや、サクッとした食感のデニッシュなどが売り。コクの強さを特徴とするカレーパンもあります。
大手出資ゆえ商品開発力が強いようで、時期限定の新商品が毎月5~6個ほど登場して公式ブログにも掲載。全国各地の素材を使ったオリジナリティ溢れるパンも魅力的です。
[店名] トランドール、グレンドール 店舗公式サイト
[県内店] 13店
[県外店] 15店(山口1、佐賀3、長崎3、熊本3、大分2、宮崎1、鹿児島2)
10.天神ホルモン(福岡県)
福岡市の博多天神で20年以上愛される鉄板焼のお店「天神ホルモン」。「56フーズ・コーポレーション」が手掛けるチェーン店として、福岡県内を中心に展開しています。
ミックスホルモンに太もやし主体の野菜を鉄板皿に盛ったホルモン焼きが名物で、その中でも国産の牛の小腸「マルチョウ」を代表的な部位として色々な部位を扱います。
甘みある丸腸や小腸、歯切れのいい赤センマイや大腸、臭いの少ない部位を使用して下処理と鮮度管理を徹底したホルモンを醤油系タレや味噌系タレでいただきます。
ホルモンに卵を乗せた「ホル玉丼」もあり、定食式ではご飯と味噌汁おかわり自由でたっぷり楽しめる内容。テイクアウトのホルモンも扱っています。
[店名] 天神ホルモン 店舗公式サイト
[県内店] 4店(福岡2、北九州1、筑紫野1)
[県外店] 5店(鹿児島1、熊本3、長崎1)
11.東龍軒(福岡県)
北九州ラーメンとして1992年に創業して30年ほど経ち、とんこつラーメンやちゃんぽんを扱うチェーン店「東龍軒」。
最上級の小麦粉を使用た自社工場直送の麺に、あっさりめの豚骨スープが特徴。良質の豚バラ肉を北九州の醤油で味付けしたチャーシューも売りのひとつです。
定食メニューも豊富に用意されており、唐揚げ、レバニラ、回鍋肉、四川丼、生姜焼き、シューマーなど色々な炒め物を定食として楽しむことができます。
[店名] 東龍軒 Google検索結果
[県内店] 15店(北九州15)
[県外店] なし
[系列店] レトロ門司港ラーメン大平山、新博多醤油豚骨めんめんかめぞう
12.八蔵(福岡県)
株式会社AOKIが手掛ける居酒屋チェーン「八蔵(やぐら)」は、八女市に本店を持ち福岡県の筑後エリアを中心に展開する九州料理とお酒を扱う居酒屋さん。
八女本店は国道442号沿いにあり、他の店舗もロードサイドに店を構える店舗が多い立地。お酒だけでなくノンアルコールも豊富で、料理やデザートなど幅広いメニュー構成。
創業時から提供している炭火地鶏焼きがひとつの名物で、大きめのもも肉から皮まで豪快に炭火で焼いた香ばしいもの。他にも海鮮丼や焼き鳥など色々な料理があります。
[店名] 八蔵 店舗公式サイト
[県内店] 6店
[県外店] 2店(佐賀2)
[系列店] パスタの王様、鶏の極みとり源、本気のからあげ
佐賀県のご当地チェーン店
13.井手ちゃんぽん(佐賀県)
昭和24年創業で佐賀県の北方町に本店を持つ、野菜たっぷりのちゃんぽんを主力メニューとするお店。のれん分けで九州北部に10店舗以上を構えます。
大阪で丼物の修行をしていた井手精市郎が、戦時中に佐賀県の北方町へ疎開をした際に開いた「千十里食堂」が「井手ちゃんぽん」に店名を変えて今も本店となっています。
とんこつ系スープに太めのちゃんぽん麺、炒め野菜が乗るちゃんぽん。豚肉、キャベツ、タマネギ、青ネギ、カマボコ、ちくわ、もやしたっぷりのヘルシーな一杯。
長崎ちゃんぽんと異なる文化として、キクラゲを沢山乗せるちゃんぽんが定番なのと生卵をトッピングするのも一般的。
千十里食堂時代から受け継がれているカツ丼を筆頭に、親子丼などの丼物とうどん類もある食堂系のちゃんぽん屋さんです。
[店名] 井手ちゃんぽん 食べログ店舗一覧
[県内店] 5店
[県外店] 8店(愛知1、福岡4、大分2、長崎1)
14.ぎゅう丸(佐賀県)
佐賀県の嬉野市に本店を持ち、九州北部とベトナムに店舗を展開するハンバーグステーキチェーン「ぎゅう丸」。あふれ出す肉汁を特徴とするハンバーグを楽しめるチェーン店です。
円形の鉄板皿で提供されるハンバーグを筆頭に、牛焼肉、ステーキ、海老フライ、ポークカツ、鶏もも肉などの洋食鉄板料理がそろいます。カツカレー、パスタもあり。
サイドメニューの売りはぎゅう丸オリジナルの「パイ包みスープ」で、コーンポタージュの入った器をパイ生地で包んでオーブン焼きにしたもの。熱々のスープとして楽しめます。
お土産にも好評のスイートポテトもひとつの売りで、さつま芋にこだわる一品。
[店名] ぎゅう丸 店舗公式サイト
[県内店] 2店
[県外店] 12店(福岡6、長崎3、大分1、ベトナム2)
15.すし大臣(佐賀県)
佐賀県の鳥栖市に本店を持ち、鳥栖市付近に店舗を広げる回転寿司チェーン店。1976年に創業した頃は1皿100円でスタートし、今はネタに応じて幅広く比較的高めの値段設定。
九州ならではの寿司ネタとして、あら(九州定番の魚)、さくらトロ(馬肉)、高菜巻、海老レタス巻など。もちろん、マグロやイカなど定番ネタも色々。
刺し盛りとしてハーブ鯖活造り、イカの活造り、あら刺しも複数人でシェアして食べやすい一品。天ぷらや唐揚げ、蕎麦とうどん、デザートも用意されており、ランチセットもお値打ち。
[店名] すし大臣 店舗公式サイト
[県内店] 2店
[県外店] 3店(福岡3)
長崎県のご当地チェーン店
16.庄屋(長崎県)
長崎県佐世保市に本社を置く庄屋フードサービスが展開する、ファミレスチェーン店。長崎で「庄屋」といえば、居酒屋ではなくファミレスを指します。
長崎県の中心市街を筆頭に県外にも店舗を持ち、ロードサイドにもお店が多いです。コンセプトを「和み」としており、和食系ファミレス空間です。
主力メニューは、写真の「創健美膳」。9区画の皿におばんざいを彩り豊かに盛った健康志向メニューで、色々な味を楽しめます。これが美味しい!
とんかつ、天ぷら、刺身、豆腐など和食を中心としたメニュー。おつまみとお酒もあって居酒屋的な使い方もできます。
[店名] 庄屋 店舗公式サイト
[県内店] 18店
[県外店] 41店(山口4、福岡22、熊本8、佐賀4、大分3)
[系列店] 店舗公式サイトに記載あり
17.若竹丸(長崎県)
長崎県の諫早市に本店を持ち、九州北部に店舗を展開する寿司チェーン店。回転寿司ではなくオーダー式の皿盛りが基本で、店舗によって新幹線レーンで寿司が客前まで流れてきます。
キャッチコピーは「うまさくるりと宙返り」で、職人のつくる本格的な寿司を抜群の鮮度で楽しんでもらうこだわり。地モノを含めて産地直送による低価格を実現。
寿司ネタの種類が豊富なだけでなく、サーモンだけでもオニオン、トロ塩炙り、マヨダレ、サーモン巻きなど多彩な形で楽しめます。
ごぼう唐揚げ、天ぷら、たこ焼き、ポテトフライ、焼き鳥、枝豆など一品も多く、お酒を添えて楽しむのも手。麺類やデザートも充実しています。
[店名] 若竹丸 店舗公式サイト
[県内店] 13店
[県外店] 4店(福岡2、佐賀1、神奈川1)
18.牛右衛門(長崎県)
先述の長崎県ファミレスチェーン「庄屋」の系列となるハンバーグ形態の店として昭和54年に1号店を開店し、現在は牛右衛門グループとして独立した創業40年強の洋食レストラン。
佐世保市に本社を持ち、10店舗ほどを展開。厳選されたビーフ100%の手ごねハンバーグで、余分な部分をカットした挽き肉を毎日お店で手ごねするジューシーなハンバーグです。
オニオンかデミグラスのソースを選べるハンバーグに、半熟卵、ベーコン、チーズ、ガーリックチップのトッピングも可能。鉄板皿提供だけでなく、チキン南蛮などと組み合わせた洋風皿も。
ビーフステーキやカットステーキもあり、長崎らしさのある佐世保レモンステーキも健在。サラダもこだわりのラインナップで、魚介のアクアパッツァや和定食まであります。
[店名] 牛右衛門 店舗公式サイト
[県内店] 10店
[県外店] なし
[系列店] ブルズキッチン1店、梅鶏苑庄屋1店、酛蔵庄屋6店、牛右衛門Cafe1店
熊本県のご当地チェーン店
19.味千ラーメン(熊本県)
ニンニク香る熊本とんこつラーメンの老舗、味千拉麺(あじせんラーメン)。国内では熊本県内に店舗が集中しており、全国的には知名度は低めなチェーン店。
日本発のチェーン店としては、世界で一番多いと言われる600店舗以上の出店を果たしていることから「世界の味千」の愛称で親しまれています。
今の熊本ラーメンを構成する三大源流のひとつがこのお店で、台湾出身の店主がニンニクを使用したことが今の熊本スタイルのルーツになっていると言われています。
熊本ラーメンの中では比較的あっさりスープに位置づけられているお店。マー油のまろやかさとニンニクの香りを持つ白濁とんこつスープのラーメンです。
他にも、熊本名物で春雨の麺を使用した野菜ラーメン「太平燕(たいぴーえん)」も定番。餃子などのサイドメニューも用意されています。
[店名] 味千ラーメン 店舗公式サイト
[県内店] 51店
[県外店] 23店(北海道2、青森1、茨城1、静岡2、大阪4、和歌山1、広島1、愛媛4、高知4、福岡1、大分1、沖縄1)
[系列店] 拉麺劉1店、伝統熊本豚骨伝1店、千のちゃんぽん1店、千包1店
20.おべんとうのヒライ(熊本県)
弁当や総菜を販売するお弁当屋さんと、飲み物やお菓子のコンビニを組み合わせた弁当チェーン店。熊本ドライブの定番としてロードサイドに店舗が多いです。
食のインフラ、食のライフラインを目指したお店として「きちんとごはん生活」を推奨する店舗づくりがモットー。スーパーなどの食品ゾーンへの出店も積極的です。
本社は熊本。熊本と福岡にある工場で弁当や総菜を生産し、各店舗へ配送。
総菜の定番としては、熊本県のローカル惣菜としてヒライ名物「ちくわサラダ」が話題になります。約20cmの揚げちくわの穴の中に、ポテトサラダが詰まっている一品です。
大半の店舗で、券売機にセルフ式のテーブルが並ぶフードコートが併設されています。麺類や定食などがあり、朝には朝食メニューも用意されています。
[店名] おべんとうのヒライ 店舗公式サイト
[県内店] 70店(熊本市31、県北13、県南19、大津阿蘇7)
[県外店] 11店(福岡10、佐賀1)
21.桂花ラーメン(熊本県)
昭和30年に熊本市で店を構えて、現在も熊本市を中心に店舗展開する熊本豚骨ラーメンの桂花(けいか)。東京都へ進出したことで、熊本ラーメンの代表的な店として認知度が高いです。
コックのイラストキャラ「ケイカボーイ」や赤の店舗ロゴが特徴的。最近ではアニメとのコラボメニューなど話題性を持たせた取り組みも。
豚角煮の太肉(ターロー)が乗った太肉麺(ターローメン)が代表的で、栄養満点でお腹いっぱいになるようたっぷりのキャベツと茎ワカメも乗った豚骨ラーメンです。
特製タレのチャーシューが乗ったチャーシュー麺、豚肩ロース肉香味揚げの五香肉麺などもあり、しっかり茹でられた煮卵も特徴的。
[店名] 桂花ラーメン 店舗公式サイト
[県内店] 9店(熊本市7、益城町1、菊陽町1)
[県外店] 7店(東京都7)
22.センターリバー(熊本県)
ハンバーグ専門店として1980年に創業し、熊本市に本社を持つ「センターリバー」。厳選新鮮ビーフ100%の本格炭火焼ハンバーグが売りで、熱々の鉄板皿で提供するスタイル。
牛肉の品質チェックによりソース無しでも旨い味を意識した肉の美味しさ。さらに、青森県田子町産「田子にんにく」を使用した店オリジナルのガーリックソースが長年の人気。
ハーフカットで客前焼き上げのハンバーグだけでなく、ステーキ、エビフライ、チキン香草焼き、ビーフシチューハンバーグなどがあり、洋食セットと和食セットを選んで付けられます。
正確な情報はわかりませんが神奈川県「ハングリータイガー」と関係性があるようで、炭焼きの調理網のV字溝による油のカットを行う技術を「センターリバー」でも取り入れています。
[店名] センターリバー 店舗公式サイト
[県内店] 6店
[県外店] 4店(福岡3、鹿児島1)
[系列店] NANDENセンターリバー、センターリバーJr.、なん伝馬家、なんデリッ!
23.くまもと菓房(熊本県)
昭和25年に創業した、和菓子と洋菓子の製造と販売をする「くまもと菓房」。
洋菓子は熊本城を形づくった「くまもとサブレ」をはじめとして、芋を使用したタルトやチョコを使用したクッキーなどがあり。デコポンや甘夏のゼリーも熊本らしさのある製品。
和菓子は熊本名物「いきなり団子」に加えて、どら焼きも昔ながらの製法で小倉粒あんと白あんの2種類がある名物です。
販売店として熊本市4店舗を含む8店舗が県内にあり、県外には店舗が無い様子。持ち帰り中心の菓子舗ですが、店の端に小さな席を用意した店舗もあります。
ケーキ屋さんとしてのショーケースを持つ店舗では、ショートケーキやフルーツロールなど色々なケーキも用意されていて観光から地元使いまで幅広く対応できる内容です。
[店名] くまもと菓房 店舗公式サイト
[県内店] 8店
[県外店] なし
大分県のご当地チェーン店
24.ジョイフル(大分県)
全国区で有名なご当地ファミレスの代表格。ロードサイド店舗が多く、大分県を発祥として九州に店舗を沢山持ちつつ全国展開するチェーン店。
朝と深夜にも営業している店舗が大半で、とりわけ24時間営業の店舗も多め。ファミレスとしては深夜料金無しという利便性の高さがひとつの魅力です。
メニューに大分名物「とり天」を用いた「とり天定食」が全国メニューに存在するのが、大分県発祥ファミレスらしいところ。
揚げ物系の和食からハンバーグなどの洋食までそろい、ランチやモーニングメニューも充実。ドリンクバーもセットにすると比較的安く、お酒を取扱う店舗も多いです。
[店名] ジョイフル 店舗公式サイト
[県内店] 52店
[県外店] 667店(北海道1、東北15、関東68、北陸14、東海68、近畿60、中国101、四国47、九州347)
25.想夫恋(大分県)
大分県日田市に本社を持ち、1975年創業の焼きそば専門チェーン店「想夫恋(そうふれん)」。フランチャイズ展開しており、九州を中心に店舗を広げています。
炒めるのではなく焼いてカリッとさせて、シンプル具材で美味しさを追求した焼きそばは「想夫恋焼き」や「日田焼そば」とも呼ばれる日田の代表的なグルメのひとつ。
自社工場での麺製造や豚肉(もち豚)カット、契約農家から届くネギともやしと材料に手を抜かないこだわり。店舗での調理も特殊な形状のヘラと秘伝のタレにより完成度の高い味へ。
店舗により玉子、シソ、山芋、チーズなどのトッピングや、ライスと揚げ物のセットメニュー、点心セットによる餃子やシュウマイなど多彩。ラーメンを扱う店舗もあります。
[店名] 想夫恋 店舗公式サイト
[県内店] 10店(日田6、大分1、別府1、中津1、玖珠1)
[県外店] 33店(神奈川1、愛知1、京都1、福岡23、佐賀4、熊本3)
26.鳴門うどん(大分県)
昭和59年に大分市で創業した「九州フードサービス」により、昭和61年に下郡でオープンして店舗を広げたうどんチェーン店。(同企業名が熊本県にもあり関係性は不明)
自社工場で毎日製麺し熟成させた麺は、ふわっとした優しい口当たりと、ほどよいコシ。1玉が一般よりも量多めな上に麺3玉まで同一価格で「シングル、ダブル、トリプル」が代名詞。
昆布の旨味を取り込んだ、あっさりとして甘みあるダシ。特製ブレンドの天ぷら粉を使用した揚げ物も売りで、人気のごぼう天をはじめとして海老天やとり天など選べます。
丼物も魅力のひとつでステーキ丼が一番人気だそうで、夏には肥後の赤酒を使用したうなぎ丼も登場。うどんと丼のお得なセットメニューも用意されています。
[店名] 鳴門うどん 店舗公式サイト
[県内店] 11店(大分7、別府3、佐伯1)
[県外店] なし
宮崎県のご当地チェーン店
27.おぐら(宮崎県)
宮崎県名物「チキン南蛮」を扱うお店の中でも、名店として観光雑誌にも載る定番の洋食屋さん「おぐら本店」。宮崎市だけでなく延岡市にも支店ができています。
観葉植物も置かれた清潔感あるカフェ風の雰囲気の本店に、ファミレスタイプの支店など店舗によって異なる内装です。
甘酢が染みた衣付きのチキンに、特製の甘いタルタルソースがかかったチキン南蛮。洋食皿で提供されるサラダ付きのチキン南蛮に、ご飯を添えた洋食スタイルで。
洋食屋としてエビフライやハンバーグなどもあり、野菜たっぷりのちゃんぽんも用意されています。
[店名] おぐら 食べログ店舗一覧
[県内店] 5店
[県外店] なし
[系列店] おぐらCAFE1店
28.きっちょううどん(宮崎県)
豚骨ラーメン文化の九州において、うどん文化が根強い宮崎県。その宮崎県の名物うどんとして煮干うどんを提供する、宮崎県内のみに店舗を持つうどんチェーン店「きっちょう」。
平成17年に創業して30年強、ロードサイドを中心に店舗を展開。温かい汁のかけうどんを主として、伊予産いりこだしに利尻昆布と優しい辛みの青唐辛子によるつゆが売り。
独自配合の小麦粉による生地をじっくり寝かせた手作り麺は、一般的なより多い250グラム前後を1人前として提供。粉雪のような天かすも、こだわりの小麦粉と新しい油で揚げたもの。
セルフ式ではなく注文式で、注文から提供まで約30秒を目安とした早さ。化学調味料や保存料を使用しない無添加、家族でも利用しやすい快適さも売りとしています。
[店名] きっちょううどん Google検索結果
[県内店] 9店
[県外店] なし
鹿児島県のご当地チェーン店
29.焼肉なべしま(鹿児島県)
昭和45年に鹿児島の天文館で個人店として創業した、当時は珍しかった焼肉店を専門店としてスタートしたお店。現在は九州に広く店舗を持つ焼肉チェーン店です。
古くは高級食材だった牛肉を低コストで輸入し、現地の農家を見て歩くことで安全性を追求。現在も和牛から輸入肉まで、安心安全で肉を厳選して熟成期間も考慮。
ご飯と野菜にもこだわる店。野菜は基本的に各店舗で包丁を用いてカットし、店によって内容が異なるサラダバーとして提供するのがひとつの売り。
[店名] 焼肉なべしま 店舗公式サイト
[県内店] 22店
[県外店] 33店(福岡11、佐賀2、大分3、宮崎3、熊本13、沖縄1)
[系列店] 薩摩ホルモン焼2店、炙り番や2店、焼肉楠の家2店
30.ざぼんラーメン(鹿児島県)
鹿児島市内を中心に展開する、1952年創業の豚骨ラーメン店「ざぼんラーメン」。鹿児島中央駅がまだ西鹿児島駅だった時代から、駅の代表的な店として今も続くラーメン屋さんです。
一時期は関東のサービスエリアや新宿などにも店舗展開をしていましたが、今は撤退しているようで鹿児島県内の数店舗が地元に愛されて続いています。
透き通った豚骨スープが多い鹿児島ラーメンの中では濁りがある白濁豚骨スープを使用し、中細ストレート麺にバラチャーシュー、もやし、キャベツなどが乗ったラーメンです。
大根の漬物が付く鹿児島定番の文化。店舗によってサイドメニューの餃子、炒飯、チャーシュー丼などもあります。
[店名] ざぼんラーメン 食べログ検索結果
[県内店] 5店
[県外店] なし
沖縄県のご当地チェーン店
31.ブルーシール -BLUE SEAL-(沖縄県)
沖縄を代表するアイスクリーム店「ブルーシールアイス」は、1948年に現在のうるま市にて創業。初期は米軍基地内のみに販売所があり、1963年に牧港店を開店させて一般販売に。
アメリカ企業「フォーモスト・ブルーシール」が経営母体で、アメリカの酪農品に贈られる称号が店名の由来。沖縄県内だけでなく、本州にも店舗を多数展開しており知名度が高いです。
常時30種類以上の味が用意されており、定番のバニラやチョコレートに加えて紅イモやマンゴーなど南国沖縄ならではのフレーバーがあります。乳脂肪分が少なめなのが特徴。
ソフトクリーム、クレープ、タピオカ、スムージーなどを扱う店舗も多く、ファストフード系メニューを提供する店も。
[店名] ブルーシール 店舗公式サイト
[県内店] 3店(中北部8、南部7、離島3)
[県外店] 34店(関東9、中部11、近畿14)
32.A&W(沖縄県)
沖縄で定番のハンバーガーショップ「A&W」は、1963年に1号店の屋宜原店がオープンした「日本初のファストフード店」とも言われるアメリカ発祥の店。「エンダー」と読むのが一般的。
カリフォルニア州で1919年に創業したルートビアスタンド形態の店が発祥で、創業者2名の頭文字が店名の由来。日本国内では過去に本土への出店もありましたが、現在は沖縄県のみ。
ビーフ2種類にトマトやオニオンリングにクリームチーズまで挟んだ「A&Wバーガー」を筆頭に、大きめサイズのバーガーを6種類ほど扱いつつジュニアサイズのバーガーも多彩。
バーガー具材をトーストを用いたサンドイッチ、ホットドッグ、そしてモーニングメニューも。ポテトは3種類あり、くるくると螺旋を描く「カーリーフライ」もA&Wの名物。
また、A&Wオリジナルドリンク「ルートビア」も人気で、クリーミーな泡でハーブも入ったドリンクをジョッキグラスで飲めるノンアルコールの飲み物です。
[店名] A&W 店舗公式サイト
[県内店] 23店(北部2、中部11、南部7、離島3)
[県外店] なし
33.JEF(沖縄県)
沖縄のハンバーガーショップ「JEF」も定番で、現在は3店舗と少なめですが健在。店名は「Japan Excellent Foods」の略で、看板には「ハンバーガー&フライドチキン」の表記も。
元々は先述したバーガー店「A&W」のフランチャイズだった与那原店と豊見城店が独立し、1986年に株式会社「ジェフ沖縄」を設立してメニューも独自性を出して現在に至ります。
定番メニューはゴーヤー入りオムレツを挟んだ「ゴーヤーバーガー」と、さらにポークを追加した「ぬーやるバーガー」が代表的。他にも10種類以上のバーガーに、サンドウィッチも。
ゴーヤーを揚げた「ゴーヤーリング」や、あげパン、マッシュフライポテト、ミックスポテトなどサイドメニューも豊富。
もうひとつの売りとなるフライドチキンも骨有りと骨無しを選べて、からあげ、ナゲットも。白玉もちが入った「ぜんざい」もデザートの定番で、黒糖シャーベットぜんざいまで。
[店名] JEF 店舗公式サイト
[県内店] 3店(与那原町1、豊見城市1、那覇市1)
[県外店] なし
34.キングタコス(沖縄県)
メキシコ料理「タコス」の具材をライスに乗せた「タコライス」の発祥店としても有名な「キングタコス」。本島中部の金武(きん)町にて、米軍基地が誕生した頃となる1984年に創業。
創業店は「千里パーラー」という名前で、店舗継続のために「キングタコス」を展開。創業者は日本人で今も全店を一族で経営。愛称「キンタコ」で親しまれている店です。
元祖タコライスはチーズと野菜を乗せた「タコライスチーズ野菜」が定番。元々、野菜を好まない米兵向けにチーズと野菜を乗せないタコライスも名残として今も健在です。
タコスもしっかり用意されており、チキンライス、バーガー、サンドイッチ、ポテトも。オリオンビールも飲めます。
[店名] キングタコス 食べログ検索結果
[県内店] 6店(金武町1、宜野湾市2、うるま市2、北中城村1)
[県外店] なし
35.我部祖河食堂(沖縄県)
沖縄そばにソーキ(骨付き肉)を乗せた「ソーキそば」の発祥店として「元祖ソーキそば」を提供する「我部祖河(がぶそか)食堂」。(発祥は諸説あり)
元は精肉店を営んでいた店主が沖縄そばに味付けあばら肉を乗せたのが由来とされ、1966年に創業。本店の名護市を筆頭にして那覇市や沖縄市など県内に8店舗を展開。
大量の豚骨をブレンドしたオリジナルの濃厚スープに、もちもちの自家製麺による沖縄そば。アク抜きと脂抜きを繰り返して仕上げたこだわりスープとのこと。
秘伝の甘タレで長時間かけて煮込んだ柔らかい肉をトッピングして楽しめて、定番のソーキだけでなく角煮に相当する三枚肉や豚足に相当するテビチなどもトッピングできます。
[店名] 我部祖河食堂 店舗公式サイト
[県内店] 8店(那覇3、名護2、沖縄2、中城1)
[県外店] なし
36.サムズ -SAM’S-(沖縄県)
沖縄のステーキレストランチェーン「サムズ」は、ステーキやシーフードを鉄板焼きや炭火焼きで楽しめる店。1970年創業で「サムズグループ」として県内のみに店舗を展開。
店舗によってサムズアンカーイン、サムズセーラーインなど名前が少し異なり、1号店は宜野湾店。帆船の客室をイメージした風格ある店内を特徴として、ロゴも船を用いています。
シェフが巨大な鉄板焼きにより調理する店舗もあれば、鉄板皿で提供される店も。サーロイン、テンダーロイン、リブロースなどのステーキを楽しめます。
前菜にもこだわるフルコースディナーは、海老などの海鮮も使用した充実の内容。サムズカフェではハンバーグなどカジュアルな雰囲気とメニュー構成となっています。
[店名] サムズグループ Google検索結果
[県内店] 8店(那覇5、沖縄1、宜野湾1、北中城1)
[県外店] なし
37.ちぬまん(沖縄県)
沖縄民謡をBGMにして南国沖縄の夜に過ごせる居酒屋「ちぬまん」は、県内に8店舗ほどを展開するチェーン店。
島唄三線ライブが行われる日もあり、地元馴染みの雰囲気にて音楽と料理にお酒を添えて楽しめます。大人数向けに送迎バスを用意している店舗も。
朝獲れ県産鮮魚を使用した寿司、刺身、海鮮料理が充実しており、太巻き、貝類、グルクン唐揚げ、地魚バター焼きまで。あぐー豚など肉類もあります。
沖縄の郷土料理として島らっきょう天ぷらやテビチ煮付けなどお酒の一品も豊富で、炒め物のちゃんぷるーや沖縄そばまで用意されています。
お酒もひととおりの定番ラインナップに琉球泡盛も色々あり、南国らしさとしてトロピカルカクテルや南国チューハイも。
[店名] ちぬまん 店舗公式サイト
[県内店] 8店(那覇4、恩納3、本部1)
[県外店] なし
38.ステーキハウス88(沖縄県)
米軍統治化時代の1955年に米国人や軍属も利用していた「CLUB 88」を前身として、1978年に「ステーキハウス88」に転換してスタートしたお店。
現在は沖縄県のみに展開するチェーン店として「ステーキハウス88」を筆頭に、ステーキダイニング、ステーキバル、焼肉など肉類を主体とした店舗展開を行っています。
常時20種類を超えるステーキがそろい、石垣牛サーロインステーキを筆頭としてヘルシーな赤肉ステーキやリブロースなどの肉を楽しめます。
卓上にはステーキ用醤油が置かれており、沖縄県産ニンニクを使用した88ブランドの専用醤油です。タコスや洋食ランチを楽しめる店舗もあります。
[店名] ステーキハウス88 店舗公式サイト
[県内店] 13店
[県外店] なし
[系列店] 焼肉88(沖縄県3店)
まとめ
以上のとおり、九州には魅力溢れるチェーン店が沢山あります。九州旅行の際には、思い出のひとつとして来訪すると一層楽しい旅になるので、オススメです。