夏のねぶた祭り、冬の雪景色も楽しい青森県。宿でゆったり温泉というのもいいですよね。
青森市や弘前市などの市街地にビジネスホテルが多い一方、津軽半島と下北半島に温泉地が多め。十和田や八戸にも宿があります。
当記事では旅行者ニーズの高い「大浴場付き素泊まり6千円以下の宿」を中心に、青森県の旅館やビジネスホテルを紹介します。
セシモ コイ
目次
A.東青(青森)地域の宿
三内丸山遺跡・浅虫温泉・龍飛崎のある東青地域(青森市・平内・今別・蓬田・外ヶ浜)の宿を紹介。
01.浅虫さくら観光ホテル(青森市)
海沿いの温泉地「浅虫温泉」でオーシャンビューを楽しめるのが魅力の宿。浅虫温泉駅から徒歩10分で、事前に伝えておくと駅から宿まで送迎してもらえます。
部屋からむつ湾を眺められる和室が売りで、ロビーからもガラス張りの海を見ることができる雰囲気の良さが魅力の宿です。
眺望の露天風呂からもむつ湾を見ることができ、毎晩20時半からロビーで津軽三味線ライブが開催されます。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 6,600円 |
朝食のみ | 7,800円 |
朝夕食付 | 8,500円 |
02.宿屋つばき(青森市)
浅虫温泉宿屋つばきの貸切風呂(黒侘助)。
11〜20時迄で空いてれば1室500円‼︎
石造り浴槽は3人サイズで源泉掛け流し。
浴後はスパイシーカレーのあいがけホタテブラックも食べましたー。 pic.twitter.com/fML5KevTku— マーズ湯メロウ (@johnbonzocage1) 2020年3月5日
青森市からも近い海沿いの温泉地「浅虫温泉」の宿。浅虫温泉駅から徒歩1分と便利な立地。
3か所も用意されている貸切風呂は、貸切露天、貸切寝風呂、家族風呂というバリエーション。掛け流しの大浴場もあり、ゆったりと温泉地の湯を楽しむことができます。
この宿は遅いチェックインでも夕食に対応できるよう「部屋食のできるお弁当」や「近くの寿司屋の食事セット」プランがあるのが特徴。
リーズナブルなビフテキ弁当や、青森県の海鮮を楽しめる地元の寿司屋「伊勢屋寿司」での海鮮丼。もちろん、寿司握りや宿の潮騒彩りお膳などの贅沢プランもあります。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 4,000円(金土は値上がり) |
朝食のみ | なし |
朝夕食付 | なし |
03.浅虫温泉 椿館(青森市)
浅虫温泉 椿館 待ちなし 1300
貸切状態。サウナもあるze!! pic.twitter.com/EkhMpqhuE4
— The First Vandoll (@firstvandoll) 2019年8月3日
浅虫温泉から徒歩7分。江戸時代に浅虫温泉で初めての宿として登場し、浅虫温泉の元湯として歴史の深い宿。
提灯にねぶたが入口を飾り、県内の版画家の作品がたくさん展示されているなど風格のある宿です。
自家源泉かけ流しの大浴場に露天風呂があるだけでなく、春から秋にかけて貸し切りの露天風呂も用意されています。深夜入浴が可能なのもひとつの売り。
素泊まりだとそこそこの値段になりますが、実は朝食付きでさらに浅虫ラーメン1杯券が付いたプランがリーズナブル。4軒のラーメン屋から選んで夕食や昼食に利用できます。
朝食には自家製陸奥湾ホタテのさつま揚げや貝焼き味噌など、ご当地の味を楽しめます。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 6,800円 |
朝食のみ | 10,000円 |
朝夕食付 | 13,750円 |
B.中南(弘前)地域の宿
りんご公園・大鰐温泉・田んぼアートのある中南地域(弘前市・黒石・平川・西目屋・藤崎・大鰐・田舎館)の宿を紹介。
04.大坊保養センター(平川市)
弘前駅と黒石駅をむすぶ弘南鉄道の館田駅から徒歩25分。日帰り温泉の施設も有する宿です。
露天風呂は無いですが日帰り温泉の大浴場にサウナ付きで、宿泊者のみ利用できる小浴場は24時間利用可能。
和室は4.5~6畳と8畳があり、部屋によって雰囲気が大きく異なる様子。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 4,750円 |
朝食のみ | なし |
朝夕食付 | なし |
05.星と森のロマントピア(弘前市)
星と森のロマントピアにおいでよ スキー場に温泉と室内温水プールもあって、一日中どころか連泊しても楽しめるよ 弘前においでよ(旧相馬村) pic.twitter.com/92cDQ6Y1JO
— おいでよ青森 (@oideyo_Aomori) 2019年12月31日
弘前市街地から車で30分ほどという立地で、津軽の名峰「岩木山」のふもとにたたずむ宿。
天文台やプールなどレジャーがそろう宿泊施設で、テニスコート、ゴーカート、パターゴルフなどもあります。
冬にはスキーリフト券付き宿プランも登場するなど、アクティブな方にピッタリ!
温泉の露天風呂からは岩木山が見えて、冬の時期は冠雪の山を見ながら温泉を楽しめます。
参考価格は、朝食付き税込4,270円/人。和室に1人でも安く泊まれる日もあり、いろいろと融通がききそうではあります。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | なし |
朝食のみ | 7,810円(日により大幅値上げあり) |
朝夕食付 | 10,670円(日により大幅値上げあり) |
C.西北(津軽)地域の宿
十三湖・太宰治斜陽館・不老ふ死温泉のある西北地域(五所川原・つがる市・鰺ヶ沢・深浦・板柳・鶴田・中泊)の宿を紹介。
なし
D.三八(八戸)地域の宿
蕪嶋神社・種差海岸・三戸城のある三八地域(八戸市・三戸・五戸・田子・南部町・階上・新郷)の宿を紹介。
07.五戸まきば温泉(五戸町)
五戸の山間にたたずむ、日帰り温泉施設としても楽しめる宿。車利用が半ば必須ですが、バス停も宿の前にあります。
庭の見えるガラス張りの12畳和室は料亭のような雰囲気で、一方で6畳和室のリーズナブルさも際立つところ。洋室もありますし、温泉付き客室もあります。
ストーブが迎えるエントランスに、木材と照明で和の空間を演出した廊下。大浴場に加えて、庭部分を広めにとった露天風呂の岩風呂もあり。
五戸名物の馬肉料理を楽しめる夕食。馬刺しやさくら鍋(馬肉鍋)だけでなく、ブランド牛の倉石牛が付くプランもあります。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 3,980円 |
朝食のみ | 6,200円 |
朝夕食付 | 7,300円~ |
E.上北(三沢)地域の宿
奥入瀬渓流・三沢航空科学館・小川原湖のある上北地域(十和田・三沢市・野辺地・七戸・六戸・横浜・東北町・六ヶ所・おいらせ町)の宿を紹介。
06.ホテルポニー温泉(十和田市)
十和田の市街地にある、天然温泉掛け流しの宿。十和田市街自体が列車駅のない車社会で、この宿も市街地中心から3kmほど離れていてバス路線や車来訪が基本です。
日帰り温泉としての大浴場に加えて、宿泊者のみが利用できる露天風呂は天然温泉100%のかけ流し。広い田園風景が見えて、冬には雪景色も。
部屋はリーズナブルな洋室もありますが、実は和室のほうがコスパ高め。トイレと洗面所が別で利用しやすく、クッションやテーブルのミニクロスなど和の雰囲気も上質。
基本は朝食付きプランで、かっちゃ(お母さん)の手づくりバイキング。
いけすのある畳座敷の食事処で楽しめる夕食もプランも選べて、南部エリア定番「馬刺し」の和膳や「さくらバラ焼き」などご当地メニューが魅力です。
参考価格は、朝食付き税込4,180円/人。早期予約や連泊で安くなるプランもあります。
料金目安(1人泊・1泊・税込) | |
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食事なし | 5,490円(日曜のみ4,390円) |
朝食のみ | 5,490円(日曜のみ4,390円) |
朝夕食付 | 6,810円(日曜のみ5,710円) |
F.下北(むつ)地域の宿
恐山・大間崎まぐろ・尻屋埼灯台のある下北地域(むつ・大間・東通・風間浦・佐井)の宿を紹介。
なし
他の候補
・ホテル秋田屋(浅虫温泉で夕食のみプランが良さそう)
・海扇閣(浅虫温泉で1室限定の海展望が良い和室が魅力)
・鯵ヶ沢温泉水軍の宿(朝食バイキングで郷土料理を楽しめて温泉と雰囲気も良好)
・酸ヶ湯温泉(ギリギリ1万円未満で夕朝食と千人風呂)
まとめ
青森県全域を対象として7軒紹介してみました。
車での来訪が必須ながらリーズナブルな宿も多く、温泉でゆったり過ごすことができます。
以上、青森県全般のおすすめ宿特集でした。