西洋の雰囲気ただよう長崎市をはじめとして、大浴場付きのホテルが充実の長崎県。
島原半島には小浜温泉の歴史ある宿と山岳的な雲仙温泉の宿があり、佐世保や平戸に加えて離島となる五島・壱岐・対馬の民宿も魅力。
当記事では旅行者ニーズの高い「大浴場付き素泊まり6千円以下の宿」を中心に、長崎県の旅館やビジネスホテルを紹介します。
セシモ コイ
目次
A.県西（長崎）地域の宿
グラバー園・稲佐山展望台・野母崎のある県西地域（長崎市・時津・長与）の宿を紹介。
01.ホテル長崎（長崎市）
長崎駅から車で約10分、もしくはバスで約20分。長崎市内でもダントツの安さで、屋上フリースペースや大浴場から一望できる長崎夜景が魅力の宿。
和室48室をメインとした全54室の宿で、広いロビーにソファなどスタイリッシュな内装。素泊まりは1人でも2,980円/人と破格で、遅いチェックインも対応。
屋上のスカイテラスにもソファとテーブルが置かれており、ガラス張りのミニドームは最大4人の貸し切りで個室的に利用して過ごすこともできます。
ビル型のホテルに円筒形のフロント棟が付いており、円筒ガラス張りの内湯大浴場からは女神大橋が架かる長崎市街の風景が見えます。貸し切りの露天風呂も風情たっぷり。
02.長崎あぐりの丘高原ホテル（長崎市）
JR長崎駅からは車で約30分と離れた自然の中で、長崎自動車道の川平ICから車で15分。木々に囲まれて、天気が良ければ星空も楽しめる高原の宿。
和室28室を中心とした全32室のホテル。自然豊かな展望を楽しめるテラスがあり、館内も木材の色合いが温かい空間。
大浴場は内湯のみとなりますが、広い湯舟から大きいガラス張りの向こうの景色を楽しめます。夕食は長崎の味覚を会席で楽しめて、朝食は和定食。早割プランがお値打ち。
なお、大テントが設営されたグランピング施設「GLANSO」が併設されており、1棟利用で宿泊するプランも。ホテル直結で花と自然の「いこいの里 あぐりの丘」も観光スポット。
B.県央（諫早）地域の宿
白木峰高原・轟峡・長崎空港のある県央地域（諫早・大村）の宿を紹介。
03.諫早グリーンホテル（諫早市）
諫早駅から徒歩7分で、ビジネスや観光拠点向けの立地。男性専用とはなりますがサウナ付きの大浴場があり、客室から本明川を見下ろすことのできる川沿いのビジネスホテル。
緑をアクセントとした外観は古くさい印象。全91室のホテルで、大半を占める洋室シングルはサータ製のセミダブルベッドに12㎡の標準的な広さ。
大浴場もオシャレさは無いながらも適度な広さ。朝食はパンと卵のお手軽モーニングと、焼き魚などが付く和定食の2プラン。
C.県東（島原）地域の宿
雲仙地獄・雲仙普賢岳・島原武家屋敷のある県東地域（島原市・雲仙・南島原）の宿を紹介。
04.遊学の館（雲仙市）
島原鉄道の神代町駅から車で2kmほど。木々に囲まれて広く芝生が広がり、テニスなどスポーツを楽しめてジャグジー付きの内湯も魅力の宿。
島原半島でもダントツで安い宿でありながら、クチコミ評価もかなり高めで清潔感や接客もしっかり。和室9室のみながら、4.5畳から28畳まで様々な和室があります。
地下水を使用した内湯大浴場は、ガラス張りの向こうに木々の緑が美しく日光がよく入る雰囲気の。円形でバスジェットのジャグジーでのんびり入浴できます。
D.県北（彼杵）地域の宿
ハウステンボス・西海橋・田平カトリック教会のある県北地域（佐世保・平戸・松浦・西海・佐々・東彼杵・川棚・波佐見）の宿を紹介。
05.網元の宿 銀鱗荘（平戸市）
平戸大橋から車で10分ほど、平戸城など中心市街地よりも北に位置する宿。直営の網元（自営の定置網）から調達する地魚を用いた食事が魅力の民宿です。
瓦屋根の民家風のたたずまいで、和室8室のみながら掛け軸などの架かる和室。6畳の部屋がお手頃プランとして用意されており、クチコミ評価もかなり高めです。
温泉ではなく内湯のみの浴室は、個人宅の風呂といった小さなもの。夕食は豊富な刺身を筆頭に魚と天ぷらなどが付く食事で、朝食も焼き魚が付く和定食。
E.離島の宿
五島列島・壱岐島・対馬島のある離島（五島市・新上五島町・小値賀町・壱岐市・対馬市）の宿を紹介。
06.民宿くろいわ（対馬市）
対馬空港からは車で5分、厳原港からは車で15分。「民宿以上ホテル未満」と銘打ったキレイな部屋にこだわりがある民宿で、釣船保有による魚料理が自慢の宿。
洋室3室に和室9室。洋室シングルにはオシャレなソファとテーブルがあり、照明やクッションなどモダンさを感じる部屋です。
浴室は個人宅の風呂で、この点はあまり期待できないところ。男女別にはなっています。夕食は刺身を筆頭に魚料理を楽しめます。
まとめ
以上、長崎県全般のおすすめ宿特集でした。
- セシモ コイ (瀬下 恋衣)
- 趣味の国内旅行ライター
観光1,000日超の国内旅行マニア。一眼レフで撮影した花や絶景の写真を活用して当旅行サイトを運営。
