
フルーツ王国とも呼ばれる岡山県は、B級グルメも豊富にあるグルメの宝庫。
漁業の栄える瀬戸内海の海の幸、林業で発展してきた山間部の肉類、双方の文化を楽しめる魅力的な県です。
今回は岡山県で特に「現地の飲食店やお土産でいただける」ご当地グルメを各市町村単位に紹介していきます。
岡山県のグルメ分布図
岡山県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。
A.岡山県全域のグルメ
まずは県全域で楽しめるグルメを紹介します。
01.ままかり寿司(県全域)

一般的に「サッパ」と呼ばれる、体長10~15cmの小魚。
ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほど美味しいことから、岡山ではママカリと呼ばれています。
脂が乗る10~12月が旬と言われ、一方で骨や皮が柔らかい5~7月も食べ頃。
刺身、塩焼きでも食べられますが、ままかり寿司も有名。また、酢漬けは岡山ばら寿司の具材としても用いられます。
02.えびめし(県全域)

小エビなどの具材が入った焼き飯で、主にソース味で炒めたピラフ。
東京渋谷のカレー店「いんでいら」で提供されていた料理を、暖簾分けとして岡山でアレンジして提供したのが始まりという説が有力。
岡山市や倉敷市など観光地で食べられるお店が多く、オムライス風や海老フライ添え(写真)などアレンジして提供するお店も。
03.ぶたかば(県全域)

ウナギの蒲焼用のタレを用いて豚肉を炭火で焼いたもので、重箱でご飯の上に盛られる「ぶたかば重」が定番。
岡山県に数店舗を構える「かばくろ総本店」の名物で、ベーシックなものから月見、ネギ温玉、チーズなどトッピング付きでもいただけます。
もともとは「かばくろ真栄田」のまかない料理からスタートし、ウナギの蒲焼の調理方法で豚肉を用いたところ美味しくて正式なメニュー化したものだそうです。
04.ふなめし(県全域)

ギンブナを包丁でミンチ状にしてた「フナミンチ」に具材を加えて、醤油、みりん、ダシ等で煮たものをご飯にかけて食べる郷土料理「鮒飯(ふなめし)」
具材無しの場合もあるそうですが、一般的にはゴボウ、ニンジン、サトイモ、ダイコン、タマネギ、シイタケ、シメジ、油あげ、こんにゃくなどが用いられます。
フナは川魚特有の泥臭さが出る魚ゆえ、臭みが出にくい冬場の寒鮒を用いることの多い冬が旬の食べ物。岡山市内などで食べられます。
05.サワラ(県全域)

鰆(さわら)は「サワラの値段は岡山で決まる」とも言われ、岡山県を中心として山陽エリアで多く食べられる傾向にある魚です。
春の産卵時期に沿岸で多く見かけることから魚偏に春で「鰆」と書きますが、秋から冬が旬で脂の乗る冬が特に美味しいとされています。
写真のように刺身などで楽しめて、いわゆるマグロと味が近い「赤身の魚」となります。
06.黄ニラ(県全域)

岡山県三大河川のひとつ「旭川」の下流の砂壌土地帯で作られている、岡山県を代表する特産物。
一般的な青ニラ(緑色のニラ)に対して光を遮断して栽培することで、葉緑素の発生が抑えられて黄色になります。
青ニラに比べると柔らかくて、苦味が弱くて甘い香りがするのが特徴。一番柔らかくなる2月が旬とのことです。
B.県東(備前)地方のグルメ
岡山後楽園・岡山城・牛窓ヨットハーバーなどのある、県東地方(岡山市・玉野・備前市、瀬戸内市、赤磐・和気)のご当地グルメを紹介。
07.岡山ばら寿司(岡山市)

ちらし寿司のことを西日本では「ばら寿司」と呼ぶ傾向があり、特に岡山のものは具材が大きく品目数も多いのが特徴。
具材は椎茸、錦糸玉子、茹でニンジン、レンコン、さやえんどう、ちくわ、かまぼこ、麩、豆腐、エビ、シャコ、焼穴子、そして岡山定番のサワラ、ママカリなど具材が豊富。
岡山藩主の池田光政が出した倹約令「食膳は一汁一菜」に対して、庶民が「豪華な一菜」として考えたという説が有力。
08.デミカツ丼(岡山市)
岡山のB級グルメ デミカツ丼を食べてきました🍽
味司 野村さんのデミカツ丼のソースの味は、一般的なデミグラスソースとはちょっと違います。
食べないと分からないこの美味しさ✨ pic.twitter.com/2oKeX1HhZy
— Yoshi@機械エンジニア×ビジネス (@yossy_r8get) 2019年8月13日
白ご飯の上にトンカツを乗せて、独自のデミグラスソースをかけたどんぶり料理「デミカツ丼」。ドミカツ丼(ドミグラスソースカツ丼)とも呼ばれます。
一般的なデミグラスソースは使用されず、煮干しや鶏ガラなどのダシをベースにしてウスターソースやトマトケチャップなどで作るもの。お店によって味も様々です。
千切りキャベツをご飯の上に敷いてからカツを乗せるのが定番ですが、脇に添える場合や茹でたキャベツを敷くケースも。生卵やグリーンピースのトッピングも見られます。
岡山市の老舗「味司 野村」の創始者が考案したとされています。
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[店分布] 岡山市24店舗以上、倉敷市などにも提供店あり
[おすすめ店] 味司 野村 – 発祥店で食べるデミカツ丼
09.岡山中華そば(岡山市)

岡山駅周辺には昔ながらの中華そば(醤油ラーメン)のお店が幾つかあります。
戦後に市内で登場した屋台が発祥とされ、店によりスープの材料は異なりますが鶏ガラ中心で豚骨由来のわずかな濁りも出る傾向にあります。
瀬戸内海の小豆島名産の醤油を使用したお店など、新参のラーメン屋さんも増えてきています。
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[店分布] 岡山市に数十店舗
[おすすめ店] 山冨士 本町店 – 代表的な老舗のひとつで青ネギが特徴
10.とんかつラーメン(岡山市)
大都会岡山名物とんかつラーメン pic.twitter.com/eBBC62hr5j
— あんぱん (@anpan_2634) 2013年4月17日
岡山市のラーメン屋さんでは、醤油ラーメンや豚骨醤油ラーメンの上にトンカツを乗せた「とんかつラーメン」を提供するお店もあります。
起源は諸説ありますが、客が給料日に奮発してラーメンとトンカツを同時に注文してトッピングしたのが由来と言われています。
岡山の隠れ名物と紹介されることもあり、代表店として名前がよく挙がる「浅月 本店」をはじめとしてチェーン店の「CoCo壱番屋 岡山岡南店」でも提供されています。
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[店分布] 岡山市に十数店舗
[おすすめ店] 浅月 本店 – トンカツが乗る濃いめ醤油ラーメン
11.フルーツパフェ(岡山市)

マスカット、桃など果物が豊富で、贈答品の高級なブランド果物もあるフルーツ王国、岡山県。
そんな岡山県で定番なのがフルーツパフェ。特に岡山駅周辺はフルーツパフェの街としてパフェを扱うお店が多く、倉敷美観地区でもパフェのお店があります。
果実が熟れる夏~秋にかけて季節限定パフェが多く登場し、通年食べられるパフェもあります。
12.たまの温玉めし(玉野市)
たまの温玉めし pic.twitter.com/su4Lyx17Dj
— やぎ@社畜モード (@yagi319) 2018年3月15日
穴子(あなご)を混ぜ込んだ焼き飯に、黄身がトロリとした温泉たまごをトッピングした玉野市のグルメ「たまの温玉めし」。
醤油と蒲焼(かばやき)のタレで味付けし、長ネギや青ネギを使用した焼き飯。具材は穴子以外にも瀬戸内海の魚介類など、お店によって様々です。
白ご飯を使用しますが、1割ほど雑穀の入ったご飯を使用するお店もあります。
13.日生カキオコ(備前市)

備前市日生地区のご当地グルメ、牡蠣(カキ)の入ったお好み焼き。
地元のカキを使用し、たっぷり入っているのが特徴。広島焼きや関西焼きとも異なる「日生焼き」と呼ばれる独特の焼き方が用いられるとか。
他の地区と異なり冷凍モノのカキは使用せず10~3月頃までの季節限定となっていますが、最近では冷凍を使用するお店も出てきています。
[店一覧] 提供6店舗まとめ記事
[店分布] 備前市日生地区に数店舗
[おすすめ店] お好み焼 ほり – 鉄板焼きも魅力のお好み焼き店
14.日生エビオコ(備前市)
昼食は日生でカキオコとエビオコ!カキちゃんは冷凍だったけど、カキ汁が溢れて大変おいしゅうございました。 pic.twitter.com/LZm90v9Jbs
— 蜂谷あす美 (@eearthwormm) 2016年7月17日
備前市日生地区のご当地グルメとして、海老(エビ)の入ったお好み焼き「日生エビオコ」。
先述の日生カキオコが冬場限定となっているため、お好み焼き店がカキオコを提供できない夏場でも提供できるご当地メニューとして登場したものです。
地元の港で揚がった新鮮なガラエビをふんだんに使用したお好み焼きです。
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[店分布] 備前市日生地区に数店舗
[おすすめ店] お好み焼 もりした – ふわとろ生地のカキオコ
15.備前カレー(備前市)

岡山県を代表する陶器「備前焼」のお皿で提供される、カレーライス。
備前市内の数店舗で提供されており、ルーのレシピは各店で大きく異なっています。
カツカレー、シーフードカレー、フルーツカレー、カレーパンなど形も店舗で異なり、備前牛や瀬戸内海の魚介類を用いているお店もあります。
C.県西(備中)地方のグルメ
倉敷美観地区・児島ジーンズ・鷲羽山・備中松山城などのある、県西地方(倉敷・総社・早島・笠岡・井原・浅口・里庄・矢掛・高梁・吉備中央・新見)のご当地グルメを紹介。
16.児島たこ塩焼きそば(倉敷市)

倉敷市に属するジーンズの街、児島(こじま)のB級グルメ。
かつて塩の産地だったことと、現在も「下津井のタコ」として児島の下津井港で名産のタコを用いた焼きそばです。
児島駅近くの数店舗で扱っており、野菜類の具材はお店により異なります。
17.総社ドッグ(総社市)
総社ドッグ食べに行く! pic.twitter.com/1YhK6Ge4VF
— ちゃいぽり (@0305Kazutoki) 2016年1月11日
総社市ならではの地元産食材を使用したホットドッグで、全国パン消費量6位に輝いたこともある総社市の美味しいパンを使用したご当地グルメ。
地元の特産品を2品以上使用し、総社ドッグ普及研究会に認定されたお店には「総社ドッグ」のノボリが掲げられます。店舗の常時販売に加えて、移動販売のお店もあります。
ソーセージやウインナーを使うのが基本。ソースはケチャップやマスタードに地元産野菜を加えたオリジナルソースや、チリソースやカレーソースなど各店ならでは。
食材も店によって様々で、茶大豆、サニーレタス、ゴボウ、タマネギ、キャベツ、こんにゃくなど。パンも地元製造や赤米を使用した自家製パンなど、魅力たっぷり。
[店一覧] 提供15店舗まとめ記事
[店分布] 総社市に常設店8店舗ほど、移動販売6店舗ほど
[おすすめ店] ストロベリーフィールズ – コンソメカレー風味キャベツのホットドッグ
18.吉備路おこわ(総社市)

地元特産のセロリ、しいたけ、にんじん、ごぼうが入った、黒豆のおこわ。
サイクリングロードが定評の観光ルート「吉備路」の国分寺近くにある「吉備路もてなしの館」でのみ扱っている様子。
セロリの香りで味が引き締まっているのが特徴だそうです。
19.笠岡ラーメン(笠岡市)
かつて、チープだけど毎日食えると評していた『チッチン 味々亭』の笠岡ラーメン。
久々に食って、あぁホントはこれくらいで良いんだ…と思い出す。
ん、ごち。 pic.twitter.com/h9buUEYUPA— AⅡ (@A2ShadowX) 2020年1月28日
養鶏と製麺が盛んな笠岡市で、戦前から親しまれてきた鶏ガラスープと鶏チャーシューの醤油ラーメン。
最大の特徴は、親鶏を醤油で煮た煮鶏(にどり)をチャーシューとして使用している点で全国的にも珍しいものだとか。
トリガラのみのダシのスープを用いるお店や、魚介とのWスープを用いる店など様々です。
20.高梁紅茶(高梁市)

国内で紅茶葉を作る地域は極少なく、貴重な産地のひとつが高梁市。
天空城「備中高梁城」に代表する霧の発生しやすい土地が紅茶葉の栽培に良いそうで、緑茶の品種「やぶきた」から作られているとか。
外国産茶葉を使った紅茶と比べて、ほんのり甘くてまろやかな口当たりが特徴と言われています。
21.インディアントマト焼きそば(高梁市)

高梁産のトマトを使用したカレー味の焼きそば。
昭和50年代に高梁エリアの学校給食で提供されていた「インディアン焼きそば」が元となっており、インディアン=カレーという図式で名づけられていたとか。
現在はトマトを加えた形でご当地B級グルメとして、高梁市内の数店舗で提供されています。
22.千屋牛(新見市)
おとんが肉食べたいって話から本日のお昼は焼き肉!しかも千屋牛ランチ\(^o^)/千屋牛めちゃめちゃ柔らかくて美味しかった☆ pic.twitter.com/8iuFxwvElT
— 薇威華☆2/2 GACKT★ (@raika67) 2020年1月26日
新見市の千屋地区で育てられている黒毛和牛、千屋牛(ちやぎゅう)。小規模生産のため出荷頭数が少ないブランド牛。
古くから牛の生産が盛んで牛の飼育に適した気候で、江戸時代には鉄山業で労役牛として使われていたと言われています。
また、かつては民家の中に牛舎がある造りの家が多かったとも言われています。
[店一覧] 提供21店舗マップPDF
[店分布] 新見市に20店舗以上、県内や県外にも店舗あり
[おすすめ店] 牛弘 – 七輪で楽しむ千屋牛焼肉の居酒屋
22.千屋牛(吉備中央町)
おとんが肉食べたいって話から本日のお昼は焼き肉!しかも千屋牛ランチ\(^o^)/千屋牛めちゃめちゃ柔らかくて美味しかった☆ pic.twitter.com/8iuFxwvElT
— 薇威華☆2/2 GACKT★ (@raika67) 2020年1月26日
新見市の千屋地区で育てられている黒毛和牛、千屋牛(ちやぎゅう)。小規模生産のため出荷頭数が少ないブランド牛。
古くから牛の生産が盛んで牛の飼育に適した気候で、江戸時代には鉄山業で労役牛として使われていたと言われています。
また、かつては民家の中に牛舎がある造りの家が多かったとも言われています。
[店一覧] 提供21店舗マップPDF
[店分布] 新見市に20店舗以上、県内や県外にも店舗あり
[おすすめ店] 牛弘 – 七輪で楽しむ千屋牛焼肉の居酒屋
D.県北(美作)地方のグルメ
津山城・蒜山高原などのある、県西地方(津山・鏡野・美咲・久米南・真庭・新庄・美作・勝央・奈義・西粟倉村)のご当地グルメを紹介。
23.ホルモンうどん(津山市)

ホルモンを中心とした具材を鉄板で炒めた、焼きうどん。
畜産業・精肉業が盛んだった美作地方で古くから食べられており、津山市と佐用町(兵庫県)でB級グルメとして売り出しています。
国産牛ミックスホルモン使用、醤油か味噌のタレをメインに使用、大型鉄板で調理した焼きうどんを津山ホルモンうどんと名乗れます。
24.そずり(津山市)

津山エリアで用いられる、牛肉のスネ肉の骨の周りについた肉の部位を使用したもの。
岡山弁で削ることを「そずる」と言うのが「そずり」の名前の由来で、スネ肉を削って小さく切られた状態で提供されます。
味的にはバラ(カルビ)に近く、鍋料理で使われることが多いとのこと。タレで炒めた焼肉や、焼きうどん(写真)のような食べ方もできます。
25.干し肉(津山市)

牛肉ブロックを数日間干して、旨みを凝縮させた肉。
明治時代以前から食肉文化のあった津山の地元食材のひとつとして、地元のスーパーや精肉店でのみ並んでいるのだとか。
従来は天日干しで作られていたもの。最近では送風機で乾燥させるお店もあります。
26.卵かけご飯(美咲町)

卵かけご飯発祥の地とされる美咲町。
今も名物として数店舗で提供されています。棚田の多い地元産のお米、地元産の卵が主に用いられており、卓上の醤油やタレを使用して食べます。
1877年頃に日本初の従軍記者として活躍した岸田吟香が「卵かけご飯を食べた日本で初めての人物」とされているのが有力な説です。
27.ひるぜん焼きそば(真庭市)

2011年の第6回B-1グランプリ優勝のご当地焼きそば。昭和30年代に「ますや食堂」のおばちゃんが特製の味噌ダレで作った焼きそばが由来です。
①濃厚な味噌ベースの甘辛いタレ、②親鶏のかしわ肉、③蒜山名産の高原キャベツ使用、の3条件が守られています。
さらに、目玉焼きトッピング「あさぜん焼きそば」、スパイシーな「よるぜん焼きそば」という派生形のメニューもあります。
28.ジンギスカン(真庭市)

広々とした牧場や草原が広がる蒜山高原にて名物となっているジンギスカン。
オープンなテラス席やホールで楽しめるお店や、食べ放題での提供など色々なお店があります。もちろん北海道などでも見かけるジンギスカン専用鉄板も健在。
蒜山高原でジンギスカンがブームになったのは昭和30年代と言われており、各家庭で調合して作られたタレが用いられていたそうです。
29.姫とうがらし(鏡野町)

岡山県北部、温泉でも有名な奥津エリアの名産となる唐辛子。
「辛美人」という呼び方もされる真っ赤な唐辛子で、独特の辛さの中にほのかな甘みが出るのが特徴だそうです。
写真左のようにお土産としても購入可能ですし、写真右の肉まんも強い辛さで食べ応えがあります。
30.ひめのもち雑煮(新庄村)
@道の駅 がいせん桜 新庄宿
(みちのえき がいせんざくら しんじょうしゅく)
到着ー😆!🌸名物『ひめのもち』です!!
『ひめっ子雑煮』いただきます❤️ pic.twitter.com/JFAOXEzaEj— おおはし のりこ・I hope you get well soon. (@nori_dolce) 2020年4月3日
新庄村の代表的な名産として生産されたもち米「ひめのもち」を使用したお餅は、きめの細かさとコシの強さに甘みある味わいが特徴。
村内の提供店は少ないですが、道の駅「がいせん桜 新庄宿」にて鰹ダシのお雑煮「新庄ひめっ子雑煮」や牛肉たまねぎ等が入った醤油系の汁「牛もち丼」があります。
県内では真庭市や岡山市などいくつかのお店で「ひめのもち雑煮」などの餅料理を楽しめて、お店によっては餅を使用した鍋もあります。
その他
・鏡野町「鏡野ラーメン」は特産の甘いフルーツトマトが具材となったあっさり塩ラーメンですが、提供店は「お茶屋のラーメン店」のみのお店独自グルメです。
・吉備中央町「かもがわキャベツのお好み焼き」は「お好み焼き ササキ」のみ提供。
・吉備中央町「ブルーベリーカレー」は「吉備高原リゾートホテル」のみ提供と、レトルトのお土産販売のみ。
・笠岡市「しゃこ丼」は「しゃこ丼の店」のみで提供。
まとめ
B級グルメも含めて沢山の名物が存在する岡山県。岡山市や倉敷だけでなく、瀬戸内海沿いの港町から津山などの山間部まで魅力的なグルメが広がっています。
夏場は果物、冬場は魚といった形で季節を変えて何度も足を運ぶのも楽しい県です。
以上、魅力的な岡山県のグルメの紹介でした。
(初回投稿日:2017年2月12日 更新日:2020年10月17日)