新潟県インスタ映え絶景スポット28選!自然景勝地写真

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新潟県の絶景スポット

下越地方の笹川流れから上越地方の親不知まで、日本海の景勝が延々と続く新潟県。

内陸では田んぼが広がる星峠の棚田や、山並みが池に映った妙高いもり池など山岳の絶景を楽しめます。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな新潟県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

A.県南(中越魚沼)地域の絶景

星峠の棚田・龍ヶ窪の水・湯沢スキー場のある県南地域(小千谷・十日町・魚沼・南魚沼・湯沢・津南)の絶景スポットを紹介。

01.星峠の棚田(十日町市)

新潟県でも話題になることが多い、段々の棚田が広がる十日町市を代表する絶景スポット。

緑に囲まれた約200枚の田んぼが一面に広がる開けた場所で、遠くの山並みを見渡せる中で日の出が差し込む姿や雲海が発生する時期の幻想的な姿はカメラマンに人気。

青々とした春から夏の田んぼ、9月頃の稲穂が黄金色に輝く田んぼ、さらには水が張った田んぼが鏡のように風景を映す秋も見どころです。

最近はマナー違反で地元の農家さんが困ることが増えてきたそうで、ルールを守った鑑賞を。四季折々で異なる景色をこの目で見てみたい!
アクセス情報

[住所] 新潟県十日町市峠(地図

02.清津峡(十日町市)

清津峡写真 紅葉で山が複雑に色づいて眼下の棚田も美しい絶景

魚沼エリアにある峡谷「清津峡」は、湯沢高原の裏手となる山々の間を清津川が流れていく渓谷の美しいスポット。紅葉の名所100選のひとつとして、秋は一層美しくなります。

国道353号から川沿いの県道へ入っていくと、旅館とカフェなど観光施設が並ぶ歩道があり散策も楽しめる観光地。

奥にある「清津峡渓谷トンネル」は鏡面のような水とトンネルがあり、人が立つ姿を撮影するインスタ映えスポットとしても有名。トンネルは紅葉時期に予約制となることも。

河原に降りるのが難しめで、高い位置から川を見下ろす形で景色を楽しめます。
アクセス情報

[住所] 新潟県十日町市小出癸2162(地図

03.奥只見ダム(魚沼市)

奥只見ダム写真 奥只見電力館からダムを見下ろすビューポイントが魅力

高度経済成長期の電源確保のために作られた、直線重力式コンクリートダム「奥只見ダム」。1960年に完成し、日本一の高さとされる高さ157メートルのダムです。

ダムの下側にある駐車場からスロープカー(乗らずに徒歩も可)でダムの上側まで行き、ダム付近の散策で景色を楽しめるのに加えて奥只見電力館も見学できます。

ダムにより形成された人造湖「奥只見湖」は遊覧船で巡ることができ、紅葉時期は山並みも色づいて雄大さを感じることができます。

午後になるにつれて日当たりがよくなります。奥只見電力館は無料で入れて、ダム建設時の映像や映画ホワイトアウトの展示などが見どころです。
アクセス情報

[住所] 新潟県魚沼市湯之谷芋川1317-3(地図

04.龍ヶ窪(津南町)

津南(つなん)にある名水百選の「龍ヶ窪」。苗場溶岩層と魚沼層群との境目から湧き出る水が作り出す景勝で、ブナやスギの木々に囲まれた緑色の池です。

地域住民の生活用水としても使われており、地元集落の弁天様が祀られている「龍ヶ窪神社」もあります。龍神伝説も伝え残されている、神秘的な名所です。

昔行ったことがあって、水汲みの場所も用意されていたように思います。緑に囲まれた癒しのスポットです。
アクセス情報

[住所] 新潟県中魚沼郡津南町大字谷内6217(地図

B.県央(中越長岡)地域の絶景

寺泊魚市場・青海川駅・八方台のある県央地域(長岡・三条・加茂・見附・田上・柏崎・出雲崎・刈羽)の絶景スポットを紹介。

05.山古志 棚田棚池の名所(長岡市)

山古志 棚田棚池の名所写真 紅葉で山が複雑に色づいて眼下の棚田も美しい絶景

長岡市の南東にある山古志(やまこし)集落は、魚沼只見エリアからも近い山間部。高低差のある県道の随所に山が広がり、紅葉時期は山が色づく景色を楽しめます。

その山古志を代表する景色が「棚田棚池の名所」と呼ばれるスポットで、駐車場の整備された高台の道路沿いから眼下に「西山の棚田」と山並みを一望できます。

棚田にはいくつか木々が乱立する中で杉の木がある「一本杉の棚田」とも言われ、秋などは朝に霧が発生して雲海の絶景が登場することも。写真家に人気のスポットです。

冬期は通行止めで訪れることができないので、秋は紅葉が美しい11月上旬あたりを狙って。
アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市山古志竹沢(地図

06.新宇賀地橋(長岡市)

新宇賀地橋写真 カーブを描く橋に湖があり紅葉時期は特に美しい

長岡市の山古志(やまこし)集落にて、高低差のある国道291号がカーブを描く地点で見ることのできる「新宇賀地橋」の景色。

特に絶景と言われるポイントではないですが、芋川が湖を形成する場所に曲線を描く国道291号という特徴ある構図。国道から見下ろす形で撮影することができます。

手前に電線が多いため、うまく場所を調整して撮影を。車通りも少なくて、ひっそりとした場所です。
アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市山古志東竹沢(地図

07.手掘り中山隧道(長岡市)

手掘り中山隧道写真 灯りで見学できるよう整備されたトンネル内が美しい

長岡市の山古志(やまこし)集落で、棚田とあわせて来訪しやすいポイントが「中山隧道」。隧道(ずいどう)とはトンネルのことで、ここのトンネルは日本一長い手堀り隧道です。

二十村郷の集落は豪雪地で冬の雪崩など危険だったことから、明治時代以降に道路整備として村民がツルハシとスコップで堀り進めたもの。16年の歳月をかけて1949年に貫通。

現在は入口から70メートルの位置まで公開されており、照明があるため無料で見学できます。新中山隧道の入口脇に駐車場があり、徒歩すぐで入ることができるのも便利。

トンネルに入ったところに解説版があり、映画で使われたこともあるとか。そこまで怖さはなく、ひっそりとした洞窟の雰囲気を楽しめます。
アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市山古志竹沢(地図

08.落水の滝(長岡市)

島崎川が日本海へと流れ込む直前100メートルの位置にある「落水の滝」は、海岸線の国道402号から岩肌の地層を流れ落ちるという珍しい立地にある滝です。

和島オートキャンプ場入口の脇にあり、国道から滝を見つつ反対側はすぐ日本海という立地。越後長岡百景のひとつに位置づけられています。

日本海が西向きなので、オレンジ色に染まる夕陽が滝を染める頃が美しそうです。
アクセス情報

[住所] 新潟県長岡市城之丘(地図

09.大谷ダム(三条市)

大谷ダム写真 山並みと橋が見える大谷ダムの湖は紅葉時期が美しい

福島県との県境から流れてくる五十嵐川に作られた「大谷ダム」は、三条市の旧下田村にて多目的ダムとして平成5年に完成したダム。紅葉の名所にもなっています。

中央しゃ水壁型ロックフィルダムで、高さは75.5メートル。国道289号でダムの周りを下から上まで上がっていき、ダム管理所の駐車場付近からダムの上側と下側の両方を一望できます。

ダムの上側は「ひめさゆり湖」という名前で、周辺には公園も整備されています。

歩車分離できているダム通路から見渡す紅葉が特に美しいです。
アクセス情報

[住所] 新潟県三条市大谷171-2(地図

10.八木ヶ鼻(三条市)

八木ヶ鼻写真 荒っぽい岩肌に紅葉の木々が覆う姿は雄大そのもの

国道289号で大谷ダムへ向かう途中にある景勝地「八木ヶ鼻」は、高さ200メートル以上の石英粗面岩の壁が五十嵐川の上流にそそり立つ荒々しい絶景。

岩肌が朝日に照らされる時間帯が特に美しく、紅葉の名所として木々が色づく姿も見事。冬の雪景色など四季折々で、ハヤブサ繁殖地でもあり新潟県景勝100選にも選ばれています。

来訪するときに「八木ヶ鼻公園」へ行ってしまうと間近すぎて見えないので、少し離れた「八木ヶ鼻温泉いい湯らてい」付近にある国道の橋から眺めるのがオススメです。

荒っぽい岩肌に木々が色づく姿はまさに雄大で、撮影の立ち位置を工夫して川もアクセントに。反対方向の山並みも美しいものです。
アクセス情報

[住所] 新潟県三条市南五百川16-1(地図

11.青海川駅(柏崎市)

JR信越本線の「青海川(おうみがわ)駅」は、ホームから日本海が間近にあり「日本一海に近い駅」と言われています。

日本海に沈む夕陽を見ることができるほか、ホームの跨線橋から列車と日本海を撮影する構図も魅力的。テレビドラマ「高校教師」など色々なドラマで使用された名所。

1899年開業と古く、今は無人駅。新潟県中越沖地震で駅舎が損傷し、2008年に新駅舎となりました。観光列車「越乃Shu*Kura」の停車駅でもあります。

海の近くの駅って、とてもロマンチック。跨線橋から日本海の夕陽を眺めるのも良さそう。
アクセス情報

[住所] 新潟県柏崎市番神2-10-630(地図

12.番神神社(柏崎市)

番神神社写真 番神岬にある岩礁の鳥居は潮の満ち引きで姿が変わる

柏崎市街地から少し離れた日本海沿いにある「柏崎海浜公園」の近く、柏崎漁港の西側に岩礁の鳥居があります。

2つの岩礁をコンクリートの橋でつないだもので、海側の岩礁には潮の満ち引きによりできるタイドプールに魚が入り込む自然の磯場として子どもに好まれます。

海水浴場でもあり、すぐそばには海の家と宿泊ホテルが集います。

日本海の神社スポットの中では少し地味な人工物の印象ですが、特徴ある浜辺でゆったり過ごせるスポットです。
アクセス情報

[住所] 新潟県柏崎市番神2-10-630(地図

13.笠島海水浴場・弁財天(柏崎市)

先ほどの番神神社と似ている景色として海沿いの岩礁に鳥居がある「笠島海水浴場」は、番神神社から車で近いスポット。

漁師の海の安全と大漁を願って作られたもので、かつての海難者の霊を鎮めるために岩を掘って作られた祠(ほこら)があり鳥居とセットで見ることができます。

この海水浴場から西側に見える岩山は「牛ヶ首層内褶曲」と言われ、一度沈下した地層が再び隆起して地上に現れた「層内褶曲」として国内随一の規模と言われます。

番神神社とセットで訪れたいスポットで、夏の海水浴も良さそうです。
アクセス情報

[住所] 新潟県柏崎市笠島(地図

14.石油記念公園・夕凪の橋(出雲崎町)

日本海に面した公園「石油記念公園」は、明治23年に日本石油が米国の綱掘機械を購入して日本初の機械方式採油に成功した「一号井跡」を公園化したものです。

かつて7世紀頃から手掘での採油は行われてきたことが日本書紀にも記されており、日本石油産業の聖地として県文化財に指定。公園内「出雲崎石油記念館」でその歴史を学べます。

また、特徴ある景色として公園の海に突き出した「夕凪の橋」があります。橋の先にはベンチがあり恋人たちによる恋の錠前が飾られている聖地でもあります。

橋をシルエットにして夕陽を見るのが良さそう。
アクセス情報

[住所] 新潟県三島郡出雲崎町尼瀬(地図

C.県東(下越)地域の絶景

阿賀野川・弥彦神社・新発田城のある県東地域(新潟市・燕・新発田・村上・胎内・聖籠・弥彦・関川・粟島浦・五泉・阿賀野・阿賀)の絶景スポットを紹介。

15.萬代橋(新潟市)

新潟県を代表する橋といえば「萬代橋(ばんだいばし)」が有名。東京の日本橋に次いで日本で2番目に国指定重要文化財となった、1929年に架け替えられた三代目の橋が現存。

日本一の大河として幅の広い信濃川に架かる長さ306.9メートルの橋で、連続アーチが美しい石造りが特徴。花崗岩や御影石で装飾も施されている、風格ある雰囲気が魅力です。

新潟駅から徒歩15分という市街地の交通を支える橋として、幅22メートルで車も多く走りつつ歩道も広く作られています。橋の下を水上バスが走って通過する光景も。

新潟市のシンボルとして観光雑誌をよく飾る石の橋。都市景観に風情を与えており、朱鷺メッセの展望フロアから夜景を見下ろすのもGOOD。
アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市中央区万代2-4(地図

16.越後七浦観音(新潟市)

間瀬漁港から車で近い国道402号沿い、海岸線で目を引く観音像があります。ドライブの休憩にピッタリな駐車場とともに、巨大な観音像が両手を合わせて拝む姿で立っています。

海難救助や遭難者の冥福などを祈る観音様として地元民やドライバーに親しまれ、魚の上に乗る身の丈8mのスマートな姿は青銅で作られています。

観音像の目の前まで行くことができ、海を一望できます。6月中旬には「越後七浦観音例大祭」も行われます。

海と観音像という構図を取るのが少し難しそうで、山を背景に見るほうが馴染みそう。海岸線ドライブで一息つくのにピッタリです。
アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市西蒲区間瀬(地図

17.角田岬灯台・判官舟かくし(新潟市)

角田浜海水浴場の砂浜から見える白色の灯台「角田岬灯台」は、海と灯台の構図が美しいスポット。灯台までのプチ登山ルートで灯台を遠く見下ろすことができます。

灯台の近くには洞窟があり、歩いて抜けるとかつて舟を隠していたとされる入り江「判官舟かくし」があります。岩肌が海を抱く散策路と灯台という景色を楽しめます。

海と観音像という構図を取るのが少し難しそうで、山を背景に見るほうが馴染みそう。海岸線ドライブで一息つくのにピッタリです。
アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市西蒲区角田浜(地図

18.ビュー福島潟(新潟市)

ビュー福島潟写真 陸と湖が美しさを形成して五頭連峰の山並みも見事

新潟市の東に位置する田園地帯にある「福島潟」は、260ヘクタールもある湖沼。遠く五頭連峰が山並みを作り、陸と水が織り成す特徴ある湖です。

展望台も兼ねた施設「ビュー福島潟」が付近に建てられており、エレベーターで行ける展望フロアから一望するとその形がよくわかります。

手前に木々と古民家があり、湖には220以上の野鳥が生息しており最大8,000羽にもなるコハクチョウやオオハクチョウも見どころ。4月には菜の花、夏のハス、冬の雪景色も魅力。

天気のいい日は開放感があり、心地よい風とともに屋外展望地から景色を楽しめます。
アクセス情報

[住所] 新潟県新潟市北区前新田乙493(地図

19.笹川流れ(村上市)

県北の景勝地「笹川流れ」は、日本海の荒波による奇岩が海岸線沿いに続くスポット。新潟県屈指の夕陽の名所で、海岸線ドライブの定番としても知られています。

代表的な奇岩「眼鏡岩」は「海岸展望台」から見ることができます。道の駅が国道沿いにあり、ドライブの休憩や散策もしやすいです。

付近には海水浴場として笹川、今川、ホーヤ浜などがあり、特に「ホーヤ浜海水浴場」では砂浜に奇岩のトンネルがあり子どもに好まれる砂浜です。

夕陽会館などから見る夕陽や、遊覧船も出ている県北の観光地。そこそこ静かに過ごせて、海風に吹かれながら見る奇岩続きの海はなかなかいいものです。
アクセス情報

[住所] 新潟県村上市笹川(地図

D.県西(上越)地域の絶景

赤倉温泉・いもり池・春日山城跡のある県西地域(上越・糸魚川・妙高)の絶景スポットを紹介。

20.いもり池(妙高市)

妙高高原で「池に映る妙高山」という定番構図の写真をよく見かける絶景スポット「いもり池」。妙高高原温泉街を代表する景勝地です。

山岳の風景ながら「妙高高原ビジターセンター」の駐車場から徒歩の散策で来訪できる便利さと、温泉街の整備された道路で駐車場まで行ける安全さでアクセスしやすいのが魅力のひとつ。

夏は緑の豊かさに空と池の青が映える爽快さ、秋は山並みの染まった紅葉が池に反射する艶やかさ、冬は一面の雪に凍った池や凍らず青色の池を見る厳冬の神秘。

梅雨時期はあじさい、夏は池を覆うスイレンも見どころのひとつ。徒歩圏内に温泉宿やスキー場があり、夜に宿を出て星空撮影という写真家もいるほどです。

ここは一度行ってみたい絶景スポット!晴れた日に池に映る妙高山の雄大さを感じつつ、温泉も楽しみたいです。
アクセス情報

[住所] 新潟県妙高市池の平(地図

21.うみてらす名立(上越市)

うみてらす名立写真 道の駅から糸魚川の先にある富山湾と雪の山並み

直江津と糸魚川の間にある、海沿いの道の駅「うみてらす名立(なだち)」。魚市場、レストラン、宿泊施設のある道の駅です。

海の景色を楽しめる芝生の散策道があり、西の端からは富山県側の海と山並みが織り成す光景を見ることができます。特に冬の山並みが美しいものです。

ドライブの休憩にピッタリの施設で、海風に吹かれながら日本海を眺めるのどかな場所です。
アクセス情報

[住所] 新潟県上越市名立区名立大町4280-1(地図

22.親不知・子不知(糸魚川市)

親不知・子不知写真 親不知観光ホテルの岬から見る高速道路と一般道トンネル

日本海屈指の断崖絶壁に砂浜が極端に狭い、古くから北陸道最大の難所とされてきた海岸。市振地区側を親不知(おやしらず)、勝山地区を子不知(こしらず)と呼びます。

越中(富山)と越後(新潟)を行き来する旅人や、江戸時代の参勤交代で加賀藩主が往来する際に命がけで越えていた場所とされています。

諸説ありますが「親は子を、子は親を省みることができないくらい険しい道」であることが名前の由来です。

明治期に断崖を削って作られた北陸街道は、現在の国道8号線として山肌に沿って整備されています。高速道路の北陸自動車道は海上高架橋で開通させたもの。

親不知観光ホテル付近の無料パーキングなどから絶壁を見ることができ、特徴的な景勝地として絶景を楽しめます。

崖から張り出した高速道路の海上高架橋が特徴的で、旧道のトンネルなど遺構も数々残っているとか。
アクセス情報

[住所] 新潟県糸魚川市大字市振(地図

23.筒石駅(糸魚川市)

筒石駅写真 苔が付く壁面のチューブ型トンネルの上下線ホームが対角線に

地下のトンネル駅として鉄道ファンの定番地、筒石(つついし)駅。えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン(旧・JR北陸本線)」の無人駅です。

屋外にある駅舎の中には地下へ降りる階段があり、途中で上り線ホームと下り線ホームで分岐しています。筒形に掘られたトンネルのホームがあります。

シャッター柵で封鎖された斜坑や、列車接近時に警報音が鳴る待合室のドアなどの設備が見どころ。苔が生えているところもある、遺構っぽさのある地下道です。

大正元年に作られた古い駅で、1日の平均乗車人数は20人くらいの秘境駅。鉄道ファンなら一度は降りておきたい名所です。
アクセス情報

[住所] 新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928(地図

24.能生海水浴場・弁天岩(糸魚川市)

糸魚川市の東部にある「能生海水浴場」は、国道8号沿いの日本海に面している能生港近くの海水浴場。透明感のある海の砂浜から見える「弁天岩」が特徴的な景勝地です。

朱塗りの橋が架かった先にある大きな岩礁には木々が緑に色づき、海の守り神を祀った「厳島神社」の鳥居が建てられています。

能生漁港の漁船のための簡易的な灯台が建てられており、灯台には登れないですが高台から日本海や漁港の展望を楽しむことができます。

糸魚川ジオパークのジオサイトのひとつに位置づけられており、東日本と西日本の境目にある中央地溝帯「フォッサマグナ」がかつて噴火してできた岩とされています。

夏には花火大会が行われる日があるそうで、特徴ある海水浴場で泳ぐのもいい思い出になりそう。
アクセス情報

[住所] 新潟県糸魚川市大字能生(地図

25.上越火力発電所・黒井突堤(上越市)

直江津港に隣接した埋め立て地にある、中部電力と東北電力の運営施設として造られた火力発電所。日本海に突き出した埋め立て地に白い建物が並びます。

発電所の東側にある浜辺の「黒井突堤」から見る夕景や、西側から見るライトアップの夜景が魅力的な海の工業的な景色です。

夜は光の量が少し足りなさそうな印象ですが、工場夜景の雰囲気が程よく出そう。
アクセス情報

[住所] 新潟県上越市大字夷浜155(地図

26.虫川の大スギ(上越市)

北越急行(ほくほく線)の虫川大杉駅から徒歩10分ほど、地元の神社「白山神社」にある巨大な1本の杉の木「虫川の大杉」。お城の跡地「虫川城跡」の近くにあります。

約10メートルの幹回りにしめ縄が掛けられた杉の巨木は、樹齢1,200年以上と言われています。高さ約30メートルで、枝葉が荒々しく広がっている圧巻の姿。

豪雪地帯ならではの冬の風雪に耐え続けてきた力強さが特徴で、健康長寿の祈念のために訪れる地元の方の御神木として親しまれています。

マイナーなスポットではありますが、その姿は一度見ておきたいくらいの豪快さ。ほくほく線の沿線観光のひとつとして来訪したいスポットです。
アクセス情報

[住所] 新潟県上越市浦川原区虫川(地図

E.離島(佐渡)の絶景

小木たらい舟・佐渡金山・両津南のある離島(佐渡)の絶景スポットを紹介。

27.北沢浮遊選鉱場跡(佐渡市)

佐渡島は「佐渡金山」をはじめとして鉱物の採掘が盛んだった歴史があり、佐渡金山から車で7分ほど離れたところにある「北沢浮遊選鉱場跡」も鉱山の遺構スポットです。

天空の城ラピュタを思わせる景色として話題の名所で、巨大なコンクリート建造物に緑の蔦(つた)が絡まった姿はラピュタの世界感があります。

水と鉱物を分離する建物「シックナー」など廃墟らしさがあり、佐渡の山並みに囲まれた全体を見渡す遺跡の姿は「佐渡のマチュピチュ」とも言われる絶景です。

ライトアップが行われる時期もあるそうで、星空と遺跡という写真も撮れるみたい。金山とともに訪れてみたいです。
アクセス情報

[住所] 新潟県佐渡市相川北沢町3-2(地図

28.万畳敷(佐渡市)

佐渡島の南西端あたりにある「万畳敷」は、干潮近くになると岩礁と潮溜まりが織り成す景勝が水平線まで続く絶景スポット。

水面に空が映り込む姿はボリビアのウユニ塩湖のようで「佐渡のウユニ塩湖」とも呼ばれており、天空の鏡と言われるほどに水面が輝きます。

特に夕陽の時刻と干潮の時刻が合う日を狙って来訪すると、一層美しい日の入りの景色となります。

新潟県の夕陽スポットのひとつとして、美しい景勝地。佐渡をじっくり見てまわる際に立ち寄りたい。
アクセス情報

[住所] 新潟県佐渡市沢崎(地図

まとめ

以上、新潟県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
運営者顔画像
セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。