茨城県インスタ映え絶景スポット15選!自然景勝地写真

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茨城県の絶景スポット

海岸の絶景に日の出が美しい大洗や、工場夜景を楽しめる鹿島エリアなど太平洋に面して景色の豊かな茨城県。

内陸にも関東平野にそびえる筑波山が代表的で、池の美しい公園も多々あり。県北にある袋田の滝も県内屈指の絶景スポットです。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな茨城県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

A.県央地域の絶景

偕楽園・大洗海岸・笠間稲荷神社のある県央地域(水戸・笠間・小美玉・茨城町・大洗・城里)の絶景スポットを紹介。

01.大洗磯前神社 神磯の鳥居(大洗町)

茨城県で定番の絶景としてよく紹介される、荒々しい波がしぶく海に鳥居がたたずむスポット。

大洗海岸の一帯にある「大洗美術館」のそばにあり、9世紀に創建された陸地にある「大洗磯前神社」の一部として太平洋の岩礁に「神磯の鳥居」が建てられています。

神社の階段から太平洋を眺める景色も楽しめて、日の出時間帯には鳥居と太陽が重なる光景を撮影する方もいます。

砂浜やタワーなど海の景色が素晴らしい大洗は、日の出も魅力的。岩礁の変化ある絶景!
アクセス情報

[住所] 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249-1(地図

02.石切山脈(笠間市)

明治32年から100年以上続く、花崗岩「稲田石」の日本最大級の採掘現場。現在は使われていない採掘場跡「前山採石場」が公開されており、古代遺跡のような景観を楽しめます。

世界屈指の白さと美しい光沢があり耐久性もある稲田石は「白い貴婦人」とも呼ばれ、日本橋、東京駅、国会議事堂、最高裁判所など国内の歴史的建造物に多く使われてきたもの。

採掘により綺麗に削られた岩の壁面と「地図にない湖」と呼ばれる池の景色は圧巻。

工場や展示場も含めて有料施設。さらに解説付きのプレミアムツアーという見学コースは予約要で、ツアー限定で「奥山採石場」も見ることができます。

削られた岩は滝のような模様が縦に現れていて、自然と人工の融合とも言える景色は見事なもの。湖と緑も豊かで、写真撮影も楽しい場所です。
アクセス情報

[住所] 茨城県笠間市稲田4260-1(地図

B.県北地域の絶景

袋田の滝・竜神大吊橋・国営ひたち海浜公園のある県北地域(日立・ひたちなか・常陸太田・高萩・北茨城・常陸大宮・那珂・東海村・大子)の絶景スポットを紹介。

03.東滑川ヒカリモ公園(日立市)

県北の海岸沿いにある公園の中でも、インスタ映えを意識して整備されている「東滑川ヒカリモ公園」。一般的な公園に見えて、見どころがいくつもあります。

海の見える高台には、海岸を背景にフォトフレーム風になるモニュメント。海にそびえる小さな島「グミ島」が見えるため「GUMI ISLAND」の文字が掲げられています。

すべり台の遊具があり、海に向かって滑る形で子どもにもピッタリの公園。海岸を一望できるだけでなく、砂浜へと降りていくと断層の見える岸壁と波打つ岩場に触れられます。

海岸にある洞穴の中には美しく輝く黄金の泉があり、水面に浮かぶ「ヒカリモ」として金箔のような見た目。他にもグミ島から昇る朝日、隣接した商業施設「シーマークスクエア」も。

かつては「東滑川海浜緑地」という名前でしたが、2019年7月10日のリニューアルで「東滑川ヒカリモ公園」という名前になりました。

見どころをたくさん用意した工夫もありつつ、国内最大級の面積として広がるヒカリモも大切に保護された天然の植物。
アクセス情報

[住所] 茨城県日立市東滑川町5-13(地図

04.日立鉱山の大煙突(日立市)

日立鉱山(ひたちこうざん)にて1915年3月1日に使用が開始された「日立鉱山の大煙突」は、新田次郎の小説「ある町の高い煙突」のテーマとしても扱われた大正期の煙突。

完成当時は約15.5メートルもの高さを持ち、鉱工業都市となる日立の象徴的な存在。かつて煙突から排出される煙で鉱夫が病気になる煙害問題があり、対策として高く作られたものです。

1993年に一部倒壊したことから今は当時に比べて3分の1の高さですが、現役で使用されている煙突。付近には2年弱で廃止されたまま残った第3煙突も現存しています。

敷地内には入れないようで、県道36号から間近に見れます。他にも「かみね公園頂上展望台」から遠く見ることができるほか、ハイキングで行ける「大煙突展望台」もあります。

工業的なスポットとして、青空にそびえる煙突がいい感じ!
アクセス情報

[住所] 茨城県日立市宮田町(地図

05.浜の宮公園 浜の宮らせん橋(日立市)

JR日立駅付近から北東へと延びる、海沿いを走る国道6号「日立バイパス」。その道路へ接続する脇道のひとつとなるループ橋「浜の宮らせん橋」を一望する構図が特徴的です。

キレイな曲線を描いて高さをかせぐループ橋と、国道6号バイパスの直線道路を同時に見ることのできる構図。道路のすぐ先に太平洋が広がる海の景色と、遠く日立市街の建物と海岸。

付近には野球場のある広場があり「浜の宮ロードパーク」として国道6号の休憩パーキングも用意されています。

砂浜やタワーなど海の景色が素晴らしい大洗は、日の出も魅力的。岩礁の変化ある絶景!
アクセス情報

[住所] 茨城県日立市東町4-8(地図

06.竜神大吊橋(常陸太田市)

緑豊かで高低差のある渓谷にて、高さ100メートルほどの位置に架かった巨大な橋「竜神大吊橋」。竜神ダムによりできた「竜神湖」の眺めを楽しめる歩行者専用の吊り橋です。

全長375メートルの橋を歩いて渡ることができ、橋の途中にはガラス張りで下を覗き込むことができる場所もあります。橋の先には「木精の鐘」があり、龍の壁画もあります。

バンジージャンプで有名な橋で「竜神バンジー」として年間1万人以上が飛ぶとされる、恐怖を楽しめる橋でもあります。

茶屋でつけけんちんそばを楽しめるなど、県北の自然スポットとして定番。バンジーは怖そうです……!
アクセス情報

[住所] 茨城県常陸太田市天下野町2133-6(地図

07.花貫渓谷 汐見滝吊り橋(高萩市)

国道461号で花貫ダムから西へ走っていくと、花貫川が織り成す渓谷にハイキングコースと吊り橋がある「花貫渓谷」という名所があります。

小滝沢キャンプ場に駐車場があり、徒歩で400mほど緑豊かな散策路を進んでいくと「汐見滝吊り橋」が花貫川の渓谷に架かる素晴らしい自然景観を見ることができます。

木造に縄の手すりが付いた歩行者専用橋で、秋には周囲に色づくモミジが落ち葉として橋の上に赤いじゅうたんを作る見事な姿。春夏の緑、冬の雪に染まる吊り橋も風情たっぷり。

渓谷に流れ込む「汐見滝」を見ることもでき、渓谷の下側から橋を見上げるのもいいものです。

紅葉時期が特に美しく、紅葉と滝という写真も撮れそう!
アクセス情報

[住所] 茨城県高萩市中戸川1954(地図

08.花貫ダム 名馬里ヶ淵(高萩市)

花貫ダムが織り成す花貫湖の西側で、花貫川が滝として岩をすべり落ちて湖へと流れ込む「名馬里ヶ淵(なめりがふち)」。

国道461号から脇の歩道を進んでいく必要がありそうで、透明感があり深さを感じる湖の淵に川が流れ落ちていく姿は滝のように鑑賞できます。

その名前から馬にまつわる伝説を持ち、言い伝えどおり実際に大洪水が起きた史実も。かつて角がある奇怪な馬が産まれたときに、怖がってこの淵に沈めたところ大嵐が起きたとされます。

深さが結構ありそうで、見下ろすと吸い込まれそう。グリーン色がかった透明感のある、滝つぼの見た目が神秘的。
アクセス情報

[住所] 茨城県高萩市中戸川318-0104(地図

09.花貫ダム めがね橋(高萩市)

花貫ダムの北側の山麓にある「花貫川第一発電所第3号水路橋」は、大正7年に水力発電用として花貫川に作られた橋。

両側の山に向かって2つのアーチを作る姿が「めがね」のように見えるため、通称「めがね橋」と呼ばれています。水路として橋の上には水が流れているとのこと。

長さが77.4m、幅が2.1mとなるレンガとコンクリートを組み合わせた灰色の橋。地上からの高さが22.4mあり、下の登山ルートから見上げる形で眺めることができます。

駐車場のある「花貫ふるさと自然センター」から徒歩で行く形のようで、少し山道を歩くことになりそうです。

群馬県の碓氷峠にあるめがね橋を連想させる、高さのあるアーチを見上げる迫力!
アクセス情報

[住所] 茨城県高萩市秋山2989(地図

10.五浦海岸(北茨城市)

福島県との県境に近い海岸として、木の茂った崖と洞窟がある海岸線の風景を岬から見ることができるスポット。

大正時代の思想家「岡倉天心」氏の墓や邸宅が海岸に残っており、日本美術院の再興をはかった場所として天心ゆかりの「六角堂」が崖近くに建ちます。

白亜の灯台「大津岬灯台」があるなど、海岸の風景を楽しむことができます。

海岸スポットの中でも色々と見どころがありそうで、散策が楽しそうなスポットです。
アクセス情報

[住所] 茨城県北茨城市大津町字五浦1(地図

11.袋田の滝(大子町)

県北屈指の景勝地「袋田の滝」は、日本三名瀑のひとつとして全国的に有名。高さ120メートル、幅73メートルの大きさで、大岩壁を四段に落下する圧巻の姿を楽しめます。

観光向けの飲食店やお土産屋さんが並ぶ通りの奥にある「袋田の滝トンネル」をくぐった先の「第2観瀑台」から鑑賞できるほか、吊り橋や自然研究路からも楽しめます。

さらに200メートルほど上流には落差15メートルほどの「生瀬の滝」もあり、月居山(つきおれさん)ハイキングコースを上っていくと見ることができます。

秋は紅葉の名所としても名高く、時期限定でライトアップされる「大子来人」もあります。

トンネル、吊り橋、滝など涼しげな景勝地で、栃木県や福島県から車で来訪しやすい立地。国道も自然豊かな景観が続きます。
アクセス情報

[住所] 茨城県久慈郡大子町大字袋田3-19(地図

12.月待の滝(大子町)

袋田の滝よりも少し北、福島県との県境にある「月待の滝」。約17メートルの落差で、岩で2つに分かれて流れ落ちる滝です。滝の裏から滝の水を間近で見れるのも特徴。

楓(かえで)の木に囲まれた滝のため、秋の紅葉時期は一層美しくなります。流れ落ちた滝はすぐ近くの久慈川へと流れ込んでいきます。

滝の近くには、大きめな窓から豊かな緑を眺めることのできる茶屋「もみじ苑」があります。名物の蕎麦などを食べることができ、和の雰囲気も感じられる店です。

付近にはりんご園もあり、滝鑑賞用の駐車場も整備されています。

袋田の滝とともに、紅葉の時期ににぎわう滝スポットです。
アクセス情報

[住所] 茨城県久慈郡大子町川山(地図

C.県西地域の絶景

古河公方公園・雨引観音・筑波サーキットのある県西地域(古河・筑西・常総・坂東・結城・桜川・下妻・八千代・五霞・境)の絶景スポットを紹介。

13.古河公方公園(古河市)

古河公方公園写真 桜や桃の時期は特に美しい古河公方公園の芝生や池

かつて足利氏の本拠地となった歴史が残り、足利氏の御所跡「古河公方館跡」などとともに都市公園として整備された「古河公方(こがくぼう)公園」。

第5代鎌倉公方の足利成氏が1455年に鎌倉から古河へと本拠を移したことから、足利成氏は初代「古河公方(こがくぼう)」となったという歴史があります。

公園は約22.4ヘクタールの広さをほこり、一面に芝生が広がるエリアなど子どもから大人までのんびり過ごすのにピッタリな公園。

江戸時代初期に農民が育てたのを発祥とする桃林など、春は桜や桃の花が咲く花見スポット。夏には大賀ハスが咲くなど四季折々の姿を楽しめます。

池面に映る桃の花がとても美しく、桜並木も温かみがあってオススメの場所!橋や散策路も多く、のんびりとした雰囲気で過ごしやすいです。
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[住所] 茨城県古河市鴻巣399-1(地図

D.県南地域の絶景

牛久大仏・筑波山・エキスポセンターのある県南地域(つくば・土浦・取手・牛久・龍ケ崎・石岡・守谷・稲敷・霞ヶ浦・つくばみらい・阿見・河内・美浦・利根)の絶景スポットを紹介。

14.北条大池(つくば市)

北条大池写真 池を1周できる散策路は桜の木で覆われて背景に筑波山も

筑波山の南のふもとにある「北条大池」は、桜の名所として池のまわりに桜が咲きほこる名所。バス釣りの名所にもなっています。

池を隔てた遠くには山並みが見える自然豊かな公園で、筑波山を背景に広い池を撮影する構図も可能です。

池に小さな島が浮かぶなど変化のある池のまわりは散策にピッタリ。
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[住所] 茨城県つくば市北条1477-1(地図

E.県東地域の絶景

鹿島神宮・鹿島工場夜景・水郷潮来のある県東地域(鹿嶋・潮来・神栖・鉾田・行方)の絶景スポットを紹介。

15.砂山都市緑地 工場夜景(神栖市)

鹿嶋市と神栖市は工場夜景のスポットとして人気が高く、いくつもの夜景観賞スポットがある中で代表的とも言われるのが「砂山都市緑地」。

2014年に遊歩道が整備された公園にて、鹿島工場夜景を見ることができます。公園の灯りはあるようですが、懐中電灯があったほうが便利とのこと。

旅程の都合で行けなかったので、いつかじっくり撮影したい。
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[住所] 茨城県神栖市東和田(地図

まとめ

以上、茨城県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
運営者顔画像
セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。