香川県インスタ映え絶景スポット34選!自然景勝地写真

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秩父ヶ浜

瀬戸内海に面した香川県には、綺麗な海に面した絶景があります。

最近インスタ映えスポットとして話題になっている「秩父ヶ浜」や「天空の鳥居」など、海をテーマにした景色を楽しめます。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな香川県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

Contents

A.県西(西讃)地域の絶景

秩父ヶ浜・銭形砂絵・豊稔池ダムのある県東地域(三豊・観音寺)の絶景スポットを紹介。

01.秩父ヶ浜 -日本のウユニ塩湖-(三豊市)

秩父ヶ浜 -日本のウユニ塩湖-写真 鏡面のように被写体と空が映る水面が綺麗な浜辺

干潮時になると砂浜に潮だまり(水たまり)ができて、空を映し出す「瀬戸内海の天空の鏡」とも呼ばれる浜辺。

南米ボリビアで天空の鏡と呼ばれる「ウユニ塩湖」のような写真を撮ることができることから、インスタ映えスポットとして「日本のウユニ塩湖」と呼ばれている名所です。

夕日の名所でもあり、夕方の景色が特に美しいと言われます。また、遠くに四国中央市の工場群を見ることができ、夏場は海水浴場としても楽しむことができます。

夏場以外は人が少なめで、ゆったりできる!歩行者や同行者を映したフォトが定番となる、香川県の代表的なインスタ映えスポットです。
アクセス情報

[住所] 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3(地図

02.大浜港~鴨の越し(三豊市)

大浜港写真 秩父ヶ浜と似た鏡面寄りの海に緑の岩山が似合う夕方

浦島太郎の言い伝えもあり紫雲出山もある半島の南側には「大浜港」という静かな港があり、港から南方向を見ると三角にとんがる山「丸山島」の海岸風景がおだやか。

その「丸山島」付近もまた景観がよく、干潮時には島への道として砂浜が姿を表す「浦島神社参道」も特徴的で「天使の路」とも呼ばれます。

一帯は「鴨の越し」とも呼ばれ、柱状節理の岸壁も見ることができる景勝地として見ごたえがあります。

大浜港からバスでフラワーパーク浦島へ行くときに立ち寄り、おだやかな夕暮れの景色がなかなかいいものでした。
アクセス情報

[住所] 香川県三豊市詫間町大浜(地図

03.津嶋神社(三豊市)

瀬戸内海に浮かぶ島に、朱塗りの欄干が目立つ橋の架かった「津嶋神社」。陸側の遥拝殿は普段から参拝できますが、橋と島の神社は立入禁止となっています。

その橋と島ですが、年に2日間「夏季例大祭」のときだけは渡って参拝することができるのが話題になります。臨時駅として「津島ノ宮駅」の乗降ができるのもこの日だけ。

遥拝殿付近から橋を見渡すことができ、干潮時は砂浜が現れる橋となっています。子どもの守り神が祀られているとか。

普段は遥拝殿の西側から橋と島を見渡すのがよさそうです。夏季例大祭のときに来訪してみたい!
アクセス情報

[住所] 香川県三豊市三野町大見6816-2(地図

04.高屋神社本宮(観音寺市)

高屋神社本宮写真 遠くに瀬戸内海を見下ろす天空の鳥居は紅葉時期が綺麗

近年、インスタ映えスポットとして「天空の鳥居」と呼ばれるようになった高屋神社。

稲積(いなづみ)山の頂上に本宮があり、標高404メートルにある鳥居からは観音寺の市街地と瀬戸内海を見下ろすことができます。

ふもとからハイキングコースで来訪できます。下から延々と続く270段の石段のゴールにこの鳥居があり、石段と海のコラボもまた美しい絶景です。

車であれば東側から細い山道を走る必要があるので要注意ですが、駐車場から徒歩3分ほどで到着できるので便利。GoogleMapなどのナビで正しいルートが出ない点も注意が必要です。

夜には鳥居が灯りで照らされて市街地の夜景も楽しめますが、夜のアクセスは多少危険なので昼に訪れるのが無難です。

私が行ったときはハイキングの子どもたちでいっぱい!小さな神社で参拝してベンチ小屋で景色を楽しめる、オススメスポットです。
アクセス情報

[住所] 香川県観音寺市高屋町2800(地図

05.銭形砂絵 -寛永通宝-(観音寺市)

銭形砂絵 -寛永通宝-写真 展望台から見下ろすと巨大な銭の形に見える砂絵

琴弾公園の有明浜海水浴場にある、海岸の砂浜に描かれた銭形砂絵。寛永通宝(江戸時代の銭貨)を模した巨大な砂絵です。

琴弾公園の山頂にある象ヶ鼻岩銭形展望台から見ることができます。砂浜の実物自体は楕円形で作られており、展望台から見ると真円に見えるようになっています。

大きさは、縦122m、横90m、周囲345m。日没から午後10時までグリーンにライトアップされて、期間限定でゴールドやブルーにライトアップされることも。

春と秋に砂絵を美しく整える「砂ざらえ」が行われ、市民を中心に数百名で作業を行う際のみ立ち入り可となります。琴弾公園には「世界のコイン館」もあります。

海沿いの松の林に囲まれた高台の散策も心地よく、砂絵のうしろの海もいい感じです。
アクセス情報

[住所] 香川県観音寺市有明町12-12(地図

06.豊稔池ダム(観音寺市)

讃岐山脈から流れる柞田川の水を水田へと流し込む目的で作られたとされる、豊稔池(ほうねんいけ)ダム。

マルチプルアーチダム(多連式アーチダム)は宮城県仙台市の大倉ダムを含めて日本に2つしかなく、現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダムが豊稔池ダムです。

地上30メートルの堤からの放水が行われることもあり「ヨーロッパの古城を思わせる外観」と評される石造りのダムから放水される姿が観光の目玉となっています。

このダムによって形成された「豊稔池」は2010年に「ため池百選」に選定されて、湖畔は「豊稔池遊水公園」として散策を楽しめます。

石造りの小さなダムって風情があって公園的な景色に馴染むのでオススメ!放水の時期に訪れてみたい。
アクセス情報

[住所] 香川県観音寺市大野原町田野々(地図

B.県央(中讃)地域の絶景

金刀比羅宮・ゴールドタワー・坂出工場群のある県東地域(丸亀・坂出・善通寺・宇多津・綾川・琴平・多度津・まんのう)の絶景スポットを紹介。

07.宮池 -讃岐富士と日の出-(丸亀市)

宮池 -讃岐富士と日の出-写真 時期によりダイアモンド讃岐富士も見れる丸亀市の宮池

丸亀市にある飯野山は「讃岐富士」と呼ばれており、香川県民に広く親しまれているシンボルとして有名。琴平町の「こんぴらさん」から遠く眺めることもできます。

この讃岐富士を日の出とともに眺めることのできるマイナーなスポットがいくつかあり、中でもダイアモンド讃岐富士の名所となるのが「宮池」です。

年に数日限定で、讃岐富士の山頂から太陽が顔を出します。その姿は輝くダイアモンドのように見える、写真家に好まれるスポットです。

池の周囲は汚れてもいい靴で歩く感じですが、池一周の散策を楽しめるよう整備されています。
アクセス情報

[住所] 香川県丸亀市柞原町2-3725(地図

08.金刀比羅宮(琴平町)

金刀比羅宮写真 参道の途中にある金比羅宮表書院と金の字の提灯

香川県を代表する参拝地として「こんぴらさん」の名で親しまれる、金刀比羅宮(こんぴらぐう)。

長い石段が特徴で、延々と登っていくと本堂とともに讃岐富士の展望も楽しめます。赤い字で丸金が描かれている提灯が掲げられた、本堂や表書院などの建物が魅力。

参道には歴史を感じさせる見どころがいくつもあり、ソフトクリームや売店などのお店が沢山ある一大観光地でもあります。

参拝道と石段が長くて、上まで行くのが大変。途中のおいりソフトも写真映えしてオススメ!
アクセス情報

[住所] 香川県仲多度郡琴平町892-1(地図

09.ゴールドタワー俯瞰(宇多津町)

金刀比羅宮写真 タワーと高層ビルに瀬戸内海と山並みが見える

香川県の鉄道撮影地として定番となるポイント、ゴールドタワー俯瞰(ふかん)。

宇多津港にある「プレイパークゴールドタワー」と高層ビルを遠くに見ることのできる、曲線高架のJR瀬戸大橋線を走る列車を撮影できる撮影地です。

特に長編成の列車を撮影するのに向いており、貨物列車や寝台列車サンライズ瀬戸などの撮影にピッタリです。

ここで夜明けの寝台列車サンライズを撮影したい!遠くの山並みが見える天気のいい日がオススメです。
アクセス情報

[住所] 香川県綾歌郡宇多津町津の山(地図

10.坂出工場夜景 -相模坊大権現-(坂出市)

金刀比羅宮写真 夕焼けに染まる坂出の工場夜景のライトアップ

瀬戸内海屈指の工場地帯として、瀬戸大橋のふもとに都市を形成する坂出(さかいで)市。工場夜景の撮影を楽しめるポイントがいくつかあります。

その中でも、東側から西に沈む夕陽と工場群を撮影できるスポット。日没30分後のマジックアワー時間帯が特に美しく、夕焼けの工場群に灯りがともり始めます。

さらに東の方角には瀬戸大橋があり、静かに撮影できるポイントです。

煙突、山、瀬戸大橋と色々な景色をパノラマで楽しめる、広くゆったりした海のスポット。三脚と一眼レフでキレイに撮影!
アクセス情報

[住所] 香川県坂出市大屋冨町2627(地図

11.五色台 大崎山(坂出市)

高松市と坂出市の境目一帯に広がる「五色台」は、坂出のみかん園や瀬戸内海を一望できる展望ポイントなどがあるエリア。

五色台スカイラインというドライブルートで海沿いから山側まで広く移動することができ、展望地の中で海に近いポイントが「大崎山」です。

瀬戸内海の展望が美しい場所で、この場所の特徴として「またきまい」というモニュメントが芸術性のある見た目です。夕陽の鑑賞ポイントでもあります。

煙突、山、瀬戸大橋と色々な景色をパノラマで楽しめる、広くゆったりした海のスポット。三脚と一眼レフでキレイに撮影!
アクセス情報

[住所] 香川県坂出市王越町木沢(地図

12.五色台 休暇村展望台(坂出市)

坂出市の西側にある「五色台」エリアの中で、とりわけ展望の美しさが魅力なポイントが「五色台休暇村展望台」。

高台からは五色台の半島先端を染める緑に、瀬戸内海の島々と瀬戸大橋まで一望できる広々とした海の絶景。天気がよければ対岸の岡山県にある鷲羽山の観覧車も見えます。

休暇村は宿泊施設があり、ソフトクリーム販売もあるとのこと。付近にはキャンプ場やタンベ池があり、散策やドライブの休憩地点として利用するのも向いています。

瀬戸内海の展望を楽しめる場所は色々ありますが、標高が高めで瀬戸大橋の見える場所としてはココが魅力。讃岐富士も見える夕陽の光景もなかなか。
アクセス情報

[住所] 香川県坂出市大屋冨町(地図

13.野田院古墳(善通寺市)

金刀比羅宮のある「大麻山」の北側はいくつかの古墳があり、その中でも北西に位置する「野田院(のたのいん)古墳」は瀬戸内海を一望できる古墳です。

円形の平たい石造りを特徴として、古墳の内部となる竪穴式石室は時期限定で公開されることもあるとか。古墳の脇に展望台があるため、古墳と瀬戸内海という構図で撮影できます。

3世紀後半の前方後円墳とされており、後円部は安山岩塊による積石の「積石塚」に前方部を盛り土とする形で造られています。

なお、さらに山道を車で上に行くと「大麻山展望所」があり、瀬戸大橋まで一望できます。

土がなく石が露わになっている古墳は、奈良県の石舞台を思わせるもの。付近には古墳がたくさんあり、古墳めぐりも楽しめます
アクセス情報

[住所] 香川県善通寺市善通寺町(地図

C.県東(東讃)地域の絶景

栗林公園・屋島・テアトロンのある県東地域(高松・さぬき・東かがわ・三木)の絶景スポットを紹介。

14.北浜アリー(高松市)

北浜アリー写真 屋外通路の一角にはタイル敷きに樹木と電球のオシャレ空間

高松駅から徒歩で行ける距離にある、北浜alley。港町の北浜地区にある倉庫をリノベートして、飲食店や雑貨のショップがいくつか入ったオシャレスポットです。

散策のできる海沿いにある、ツタで覆われた倉庫群。屋根のない屋外通路沿いにショップ入口があり、夜になると灯りでオシャレ度が増します。

各店舗でいろいろなものを複合的に扱っており、2階から瀬戸内海を眺めることのできるカフェもあります。

倉庫のひとつが駐車場となっており、北浜アリー内の施設利用者は無料で利用できます。

ちょっとショップの充実度が足りない感じですが、散策しつつ雑貨屋さんに立ち寄れます。周囲の裏路地や湾岸の雰囲気もなかなか良好。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市北浜町4-14(地図

15.せとしるべ(高松市)

先ほど紹介した北浜アリーのすぐ近くにある、高松港に発着する船たちが目印にする灯台。正式には「高松港玉藻防波堤灯台」という名前ですが「せとしるべ」の名前で有名。

世界初のガラス張り灯台で、八角形の側面が全面ガラス張りの赤い灯台です。夜は赤くライトアップされて、地図上だと海に浮かぶ位置ですが徒歩で来訪できます。

これ、私が行ったときは見かけなかったので撮影できず。見た目が良さそうで、夜に撮影してみたい。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市サンポート8(地図

16.栗林公園(高松市)

栗林公園写真 全国的にも評価の高い庭園にて高台から撮影する定番構図

高松市にある栗林(りつりん)公園は、香川県を代表する観光地のひとつ。都市公園としても位置づけられて、400年の歴史を持つ回遊式大名庭園です。

豊かな緑に覆われる紫雲山のふもとにある庭園で、千本を超える松の木が手入れで整備されていて大きな池とともに綺麗に整備されています。

庭園内の高台「飛来峰」から回遊池を見下ろす構図が定番で、アーチの橋が水面に反射して奥の小屋も見ることのできる場所です。

松の木など剪定の美しさと、紫雲山を借景にした庭園の広がりある空間が見事。入口近くに売店もあります。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市栗林町1-20-16(地図

17.栗林公園のライトアップ(高松市)期間限定

栗林公園のライトアップ写真 湖面に反射する輝く紅葉が美しい秋限定の夜景

栗林(りつりん)公園は紅葉の代表的な名所にもなっており、紅葉時期の特定日限定で夜間開放もされて園内がライトアップされます。

庭園の随所に灯りがともるため、園内を様々な角度で美しく見ることができます。特に、池の孤島で色づく紅葉にライトが当たって湖面にも反射する光景は圧巻。

売店も夜間オープンするため、観光としてお土産の購入もあわせて来訪できます。

これはメチャクチャ感動!池に映る紅葉のインパクトあるライトアップに、広角度で紅葉を楽しめる夜の庭園散策が楽しいものです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市栗林町1-20-16(地図

18.高松城跡(高松市)

高松城跡写真 櫓の建つお堀沿いに走る琴平電鉄のレトロ電車

公園として整備されていて「玉藻公園」という名でも呼ばれる、高松城跡。本丸などの城自体は無く、石垣とお堀で囲まれた城跡を散策できる駅近くの史跡です。

琴平電鉄の高松築港駅に隣接した公園で、お堀沿いには琴電琴平線の列車が走ります。再建された艮櫓、月見櫓、城門を見ることもできます。

ちょっと地味ながら街に馴染んだお城として散策にピッタリ。琴電の走る姿を背景にしたお堀の撮影が楽しいです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市玉藻町2-1(地図

19.女木島モアイ像(高松市)

女木島モアイ像写真 鬼ヶ島と呼ばれる女木島の女木港に建つモアイ像

女木島(めぎじま)は別名「鬼ヶ島」と呼ばれ、瀬戸内海の鬼伝説が残る島として「鬼ヶ島大洞窟」などが見どころ。

高松港から船で来訪できる女木島の玄関口「女木港」に建つ、1体のモアイ像。イースター島のモアイ像と同じ凝灰岩で造られており、10.8トンの重さがあります。

これはイースター島で倒れたままのモアイ像を立て直すプロジェクトにて、高松市のクレーンメーカーが現地作業前のテスト実験で製造されて使用されたレプリカです。

これはテレビで紹介されていて知りました。日本の技術力が認められた象徴で、鬼ヶ島の散策時には忘れずに見ておくといいモアイ像です。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市女木町15-22(地図

20.屋島神社(高松市)

屋島神社写真 遠くの山肌と色づく紅葉を背景にそびえる鳥居

高松市街よりも東にある、江戸時代に陸地となり源平合戦における屋島の戦いが行われた屋島(やしま)。

高台の屋島寺へと向かう有料道路の屋島ドライブウェイがあり、ドライブウェイの入口近くに一の鳥居がそびえて山麓にたたずむ神社が「屋島神社」です。

高松藩主の松平家により1815年に完成した神社で、キレイに整備された石段の神門などが見どころです。紅葉時期には紅葉を背景にした一の鳥居が美しいものです。

車だとそのまま通過して屋島寺に行ってしまいがちですが、あわせて立ち寄ってみるのをオススメするスポットです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市屋島中町140(地図

21.屋島展望台の夕景(高松市)

屋島展望台の夕景写真 高松市街の奥にそびえる山並みに沈む夕陽

屋島ドライブウェイで向かう高台には、四国八十八か所の参拝地「屋島寺」をはじめとして水族館や旅館などがある観光名所。

その中で「獅子の霊巌展望台」と呼ばれる屋島の展望台があり、湾岸地域と高松市街を眺めることができます。

特に西へと沈む夕陽がキレイなスポットとして、遠くの山並みに沈む太陽が美しい市街地の展望を楽しむことができます。

屋島寺を見てから奥へと進んでいき、売店や水族館とともに展望台近くを散策するのが定番です。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市屋島東町(地図

22.屋島展望台の夜景(高松市)

屋島展望台の夜景写真 屋島大橋の奥に高松市街の夜景が広がる絶景

先述の屋島展望台「獅子の霊巌展望台」は、夕陽だけでなく夜景も楽しめるスポット。

直線にライトアップされた屋島大橋を中央に臨む、高松市街のきらびやかな夜景。遠くの山並みに赤色が残る、日没30分後あたりが空の色も良いものです。

屋島寺は午後に行き、夕景から夜景にかけて楽しむのがオススメ。香川名物「あん餅雑煮」のある茶屋でゆったりできます。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市屋島東町(地図

23.庵治観光交流館(高松市)

庵治観光交流館写真 屋島大橋の奥に高松市街の夜景が広がる絶景

映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地となった、庵治(あじ)町。ロケ地めぐりの基点となる「純愛の聖地庵治・観光交流館」があります。

この建物は映画における写真館として使用されたもので、ロケ時の看板字がそのまま残されていて館内で観光情報を得ることができます。

他にも庵治町の散策ルートとして、ロケ地に使用された港堤防や公園ブランコもあります。

おだやかな漁港を静かに散策できて、映画のワンシーンを思い出しながらロケ地めぐりをすると感慨深いです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市庵治町浜5824-4(地図

24.あじ竜王山公園(高松市)

景色の良さと整備状態の良さで評価が高い、庵治(あじ)町の「あじ竜王山公園」。

360度のパノラマが広がる展望オブジェもあり、なだらかな丘が芝生で覆われた公園の奥には小豆島や女木島などが浮かぶ瀬戸内海の青々とした姿。

整った散策路や花壇に休憩小屋などもあって、地元の方の遊び場としても重宝されているそうです。

庵治町の散策後に立ち寄りやすいみたいですが、公園までの上り急こう配の道路があるとか。下手な展望台よりも、ここのほうがいい景色に出会えそうです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市庵治町4389-1(地図

25.竹居観音岬(高松市)

庵治町の海岸線北にある「竹居観音岬」は、四国本土最北端の岬。

瀬戸内海に浮かぶ島々を一望できるポイント。近くには大島、鎧島、兜嶋、稲毛島が並び、その奥には有名な直島、女木島、男木島、豊島、小豆島など広く離島を見渡せます。

海に面して洞窟のように作られた「竹居観音寺」があり、海沿いに灰色の鳥居がある景色も楽しめます。岩場に木や石で整備された散策ルートには、岩場に松の木が生えた光景も。

海沿いに参道の橋が架かる姿があり、地味なようでいて雰囲気はよさそうです。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市庵治町笹尾5329-2(地図

26.笹尾海水浴場(高松市)

庵治町で先述の「竹居観音岬」から徒歩圏内にある砂浜で、四国本土最北端の海岸として白砂が広がる「笹尾海水浴場」も美しい砂浜です。

透明感のあるキレイな海の水と、明るく整った白砂の砂浜が続く海水浴場。海の向こうには瀬戸内海の島々があり、海岸と遠くの島々という構図での撮影を楽しめます。

夏の海水浴にとてもよさそうな砂浜で、高松港を発着するフェリーの姿も見ることができます。
アクセス情報

[住所] 香川県高松市庵治町笹尾5329-2(地図

27.日本ドルフィンセンター(さぬき市)

香川県には屋外でイルカを見ることのできる「日本ドルフィンセンター」があり、山と海を背景にしてイルカの飛び跳ねる姿を楽しむことができます。

海上に浮かぶタイルの上から間近でイルカを見るだけでなく、ハンドサインでイルカが飛び跳ねるトレーナー体験やイルカと一緒に泳ぐ特別体験プログラムもあります。

規模が小さい施設のほうが身近で楽しめるメリット。瀬戸内海の解放感ある海を背景に、イルカと触れ合ってみたい。
アクセス情報

[住所] 香川県さぬき市津田町鶴羽1520-130(地図

28.野外音楽広場 テアトロン(さぬき市)

瀬戸内海を一望できる屋外コンサート会場として、1万人ほどを収容できる野外音楽広場「テアトロン」。ワインロードを北上して大串(おおくし)の先端近くにあります。

海外のコロシアムを彷彿とさせる作りで、中央のステージを囲む形で扇形の客席が広がる光景は独特なもの。「大串自然公園」の一部という位置づけです。

ももクロなど有名アーティストのコンサートで使われたこともあるそうですが、一方であまり使われていない負の遺産とも言われています。

海と座席の模様が織り成す、唯一無二の美しさ。コンサートの無い日は無料で入れるとのことです。
アクセス情報

[住所] 香川県さぬき市鴨庄1-20(地図

29.ランプロファイヤー岩脈(東かがわ市)

屋島神社写真 干潮時に白岩と黒岩の縞模様を鑑賞できる海の岩脈

1942年に国指定の天然記念物となった、海岸の景勝地。鹿浦越(かぶらごし)のランプロファイヤー岩脈と呼ばれる、プチ名所です。

ランプロファイヤーとは有色鉱物となる火成岩のことで、国内では香川県が代表スポット。白色の花崗岩と黒色のランプロファイアが横縞状になった岩場です。

満潮寄りだと岩場へ向かう歩道が海に沈んでしまうため、干潮時を狙って来訪することになります。

思ったよりは評判が良くなく「普通だった」という声を見かけますが、近くに行くときは見てみたいものです。
アクセス情報

[住所] 香川県東かがわ市松原(地図

30.大坂峠園地(東かがわ市)

大坂峠園地写真 弓なりの相生漁港を見渡す瀬戸内海の展望が美しい

香川県と徳島県の県境に位置する「大坂峠」で、峠道となる県道1号に展望台「大坂峠園地」が整備されています。

グライダーの飛行地にもなっており、香川県側の「相生漁港」方面は瀬戸内海を一望できる景色に。徳島県側の「碁浦漁港」方面は海の透明感と海岸線の岩を見ることができます。

讃岐相生駅が遠く小さく見えて、望遠で列車を撮影することもできます。

遠くの山並みも見えて、香川側の陸方面には高速道路の姿も見ることができます。
アクセス情報

[住所] 香川県東かがわ市坂元(地図

D.離島の絶景

エンジェルロード・寒霞渓・醤油記念館のある離島(土庄・小豆島・直島)の絶景スポットを紹介。

31.エンジェルロード(小豆島)

エンジェルロード写真 屋島大橋の奥に高松市街の夜景が広がる絶景

海岸に浮かぶ「弁天島」「余島」に向けて、1日2回の引き潮の時だけ砂浜の道が現れる「エンジェルロード」。

手をつないでエンジェルロードを歩いたカップルは幸せになれると言われている、恋人の聖地。願いを書いた絵馬や貝殻を中余島の木や岩に残していくことができます。

海岸の陸側にある「約束の丘展望台」からエンジェルロードを見下ろすこともでき、遠く高松市をのぞむこともできます。

県を代表するスポットのひとつとして観光の写真でもよく見かけます。カップル以外にも色々な人を見かけて、海風が心地よい浜辺です。
アクセス情報

[住所] 香川県小豆郡土庄町銀波浦(地図

32.小瀬の重ね岩(小豆島)

小豆島の西端に位置する「戸形崎」付近にある、2つの巨石が重ねられている「小瀬の重ね岩」は景勝地として瀬戸内海の展望も楽しめる場所。

「小瀬石鎚神社」の奥にあり、神社参拝として来訪できます。「重ね岩」は神社のご神体とされており、簡易的な細い木の鳥居や参拝の宮が置かれています。

神社に駐車場があり、神社から200段ほどの石段と最後に鎖の岩場をのぼると「重ね岩」があります。スニーカーなどの運動靴での来訪がよさそうです。

この一帯は大阪城の築城にあたり、必要となった石を採掘する石切場のひとつとされています。

小豆島のスポットとしてあまり橙的に紹介されていないような気もしますが、パワースポットとして来訪する方も増えてきているようです。
アクセス情報

[住所] 香川県小豆郡土庄町銀波浦(地図

33.大きな椅子(観音寺市・伊吹島)

讃岐うどんのダシにも使われる「いりこ」の代表的な産地として知られる、香川県の有人島としては最西端に浮かぶ伊吹島(いぶきじま)。

観音寺港から行けて周囲5.4kmほどの小さい島にて、島の西側の海岸に置かれた白い「大きな椅子」がひとつのフォトスポットとなっています。

椅子の上側に3人ほど、椅子の下の支えにも3人ほど座ることができます。夕陽を楽しめる場所でもあり、海の風景に椅子が馴染みます。
アクセス情報

[住所] 香川県観音寺市伊吹町197(地図

34.伊吹の樹(観音寺市・伊吹島)

伊吹島(いぶきじま)には、もうひとつ風景とともにモニュメントとして飾られた屋外の芸術作品「伊吹の樹」が息吹産院跡にあります。

瀬戸内国際芸術祭2019における栗林隆氏の作品で、木材を組み合わせて大きな樹を模したもの。内側に鏡が張り巡らされており、中をのぞくと異世界の雰囲気。

モニュメントの中を覗く穴からは、万華鏡のように鏡が複雑反射して空の青色が映る独自性ある芸術。
アクセス情報

[住所] 香川県観音寺市伊吹町 県道262号線沿い(地図

まとめ

以上、香川県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
運営者顔画像
セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。