千葉県インスタ映え絶景スポット16選!自然景勝地写真

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千葉県の絶景スポット

房総半島の海を楽しめる千葉県。東京湾に面した富津や海ほたるなどの内房から、太平洋沿いの九十九里や鴨川がある外房まで。

内陸にも名物の滝や成田山などの参拝スポットまで魅力がいっぱい。

今回は、インスタ映えするフォトジェニックな千葉県の絶景を紹介していきます。

セシモ コイ

海と山の自然景観に加えて、橋や歴史的建造物など見どころ盛りだくさん。地図リンク付きで、地域別に解説します。

A.県央(千葉)地域の絶景

幕張新都心・稲毛海岸・千葉ポートタワーのある県央地域(千葉市・市原市)の絶景スポットを紹介。

01.稲毛海浜公園(千葉市)

千葉市美浜区の稲毛海岸駅からバスで行くことのできる「稲毛海岸」こと「稲毛海浜公園」。人工の砂浜で海水浴を楽しめて、プールやスポーツ施設もある公園です。

最近では東京都に建設された「東京ゲートブリッジ」を砂浜から見ることができ、距離にして約20kmほどと少し遠めですが望遠で撮影できます。

天気が良ければ「東京ゲートブリッジ」の奥に富士山がそびえる姿を見ることもでき、さらに沈む夕陽もセットで楽しむことや夜景でライトアップされる橋も。

昔、湾岸ドライブなどでよく来訪していたスポット。稲毛海岸駅からは徒歩で来訪できる距離ではないので注意が必要です。
アクセス情報

[住所] 千葉県千葉市美浜区高浜7-1(地図

B.県南(内房)地域の絶景

マザー牧場・房総フラワーライン・鋸山日本寺のある県南地域(木更津・君津・富津・袖ケ浦・館山・鴨川・南房総・鋸南)の絶景スポットを紹介。

02.濃溝の滝・亀岩の洞窟(君津市)

SNSで一躍有名になった千葉県屈指の絶景スポット「濃溝の滝・亀岩の洞窟」は、洞穴を通って滝が流れる光景を見ることができる名所。

鴨川から北上する房総スカイライン沿いにある「清水渓流広場」にあり、広場にある階段で川沿いへと出ると滝と洞穴を見ることができます。

トンネル状で奥が見える洞窟の向こうから差し込む光が手前の水面に反射し、ハート形を描き出す光景。洞窟の底をすべり落ちてくる滝も合わさった、絶好の自然景観。

光が差し込む光景を見ることができるのは、3月と9月の早朝が良いと言われます。遊歩道にある幸運の鐘、初夏のホタルや秋の紅葉なども美しいスポットです。

よく話題になる場所で一度行ってみたいですが、混雑するようになったという情報も。内陸なので車の移動距離も考えて来訪したいところです。
アクセス情報

[住所] 千葉県君津市笹1954(地図

03.笹川湖展望台(君津市)

先ほどの「亀岩の洞窟」から2kmほど北に位置する「笹川湖」は、平成13年に完成したダム「片倉ダム」が織り成すダム湖。

その湖の展望を楽しめる場所が「笹川湖展望台」で、湖畔にある駐車場として「ヅウタ親水公園」か「笹川湖畔公園」から階段を登って展望スペースに行くことができます。

ちば眺望100景にも選ばれている景色は、笹川湖に架かる橋や片倉ダム記念館の建物とともに山並みが遠くへと続く素晴らしいもの。紅葉時期は湖周辺が色づき、一層美しくなります。

亀岩の洞窟とセットで訪れたいスポット。
アクセス情報

[住所] 千葉県君津市笹(地図

04.亀山湖畔公園 月毛地区(君津市)

先ほどの「笹川湖」からも近い「亀山湖」は、JR久留里線の終点となる上総亀山駅から徒歩で近いダム「片倉ダム」が織り成すダム湖。

湖畔にいくつか公園があり、中でも「月毛地区」からは湖に赤い鳥居がたたずむ姿を見ることができます。水天宮として鳥居があるとのこと。

特徴的な点として、公園内に丸い穴の開いた石があり「穴を覗いた先に湖の赤い鳥居がある」という写真を撮ることができます。

SNSで話題になるプチスポットとして、円形の穴から鳥居を見るのが楽しい公園です。
アクセス情報

[住所] 千葉県君津市川俣旧押込161(地図

05.鋸山(富津市)

鋸南町と富津市の境にある「鋸山(のこぎりやま)」は、寺院や石造の大仏がある標高329.4mの山。山肌の岩が露出した崖の絶景があり、ノコギリの歯に見えるのが名前の由来です。

JR内房線の浜金谷駅から徒歩とロープウェーで鋸山山頂駅まで行くことができ、車であればロープウェーを使用せず鋸山山頂駅まで行くことができます。

鋸山山頂駅からは一帯を広く散策でき、かつての石材産地の採掘跡や千五百羅漢道など見どころたくさん。「日本寺」に大仏があり、参拝もして過ごせます。

特に、垂直に近い崖のギリギリまで出て眼下を覗ける「地獄のぞき」が絶景。

山頂近くには「海が丸く見える展望台」もあり、西側に東京湾が広がる景色は天気がよければ伊豆天城山や富士山まで見渡すことができます。

高所は苦手なので、地獄のぞきは足がすくみそう……!リーゼントモアイ岩など変わった形の岩もあり、ハイキング感覚で一帯を散策できるのがいいですね。
アクセス情報

[住所] 千葉県安房郡鋸南町元名184-4(地図

06.原岡桟橋(南房総市)

富浦駅から徒歩で行ける「原岡海水浴場」にある、海に突き出た桟橋「原岡桟橋」。正確には「岡本桟橋」という名前です。

全国でも数少ない木製の桟橋で、電灯用に電柱が渡されています。テレビCMやロケ地としても使用されるスポットです。

西向きに広がる海の向こうには天気がいい日に富士山が見えることがあり、夕陽が沈む時間帯がひとつのねらい目。釣り客がいることもあります。

海岸に近い駐車場は普通車20台ほど入るものの道が狭いため、富浦漁協から歩いて散策するという手もあります。

のんびりとして散策しやすい海水浴場。満潮と干潮で雰囲気も変わります。
アクセス情報

[住所] 千葉県南房総市富浦町原岡210-1(地図

C.県東(外房)地域の絶景

鴨川シーワールド・鯛の浦・養老渓谷のある県東地域(東金・山武・大網白里・九十九里・芝山・横芝光・茂原・一宮・睦沢・長生・白子・長柄・長南・勝浦、いすみ、大多喜・御宿)の絶景スポットを紹介。

07.大山千枚田(鴨川市)

鴨川市でも西側の内陸にある、県内随一の棚田「大山千枚田」。

ゆるいカーブの扇形を形成しながら段々に続く、傾斜のきつくない大小375枚の田んぼ。森に囲まれつつ開けた場所として、里山の魅力的な光景を楽しめます。

青々とした夏から黄金色に染まる秋の収穫期だけでなく、水の張った時期もまた美しいもの。棚田に沿ってLEDライトで田んぼを囲った、ライトアップが行われる日も。

付近に駐車場が整備されており、カフェもあります。

外房からも内房からも距離があまり変わらない立地。1本ぽつんとたたずむ木もあって、雰囲気が良さそう。
アクセス情報

[住所] 千葉県鴨川市平塚540(地図

08.四方木不動滝(鴨川市)

鴨川市の四方木(よもぎ)地区にある「四方木不動滝」は、雄滝と雌滝が合わさった夫婦滝。底が見えるほど高い透明度の滝壺は、エメラルドグリーン色に見えることもあります。

滝は高さ10メートル、幅8メートル。駐車場から100メートルほど先にあり、滝の上から見下ろせる場所と滝壺の間近まで行ける場所があります。

滝の右側が水量少なめなので、独特の流れ落ち方をする滝。紅葉の時期もキレイだそうです。
アクセス情報

[住所] 千葉県鴨川市四方木(地図

09.養老渓谷 粟又の滝(大多喜町)

房総随一の温泉郷と言われる「養老渓谷」にはいくつもの滝が点在し、小湊鉄道の養老渓谷駅近くから温泉郷を経て上流へと数kmも続く養老川の一帯が渓谷となっています。

散策ルートとしては養老渓谷駅からバスで「粟又の滝」バス停で降りる場所をスタート地点として、5つの滝をめぐる片道2kmほどの滝めぐりコースがあります。

特に「粟又の滝」は「養老の滝」とも呼ばれ、なだらかな岩の斜面を幅広で流れ落ちる滝として養老渓谷の定番風景です。(養老孝子伝説に出てくる養老の滝はココではなく岐阜県)

なお、養老渓谷とあわせてめぐる「梅ヶ瀬渓谷」は市原市に属します。

千葉県の代表的な渓谷で、温泉地もある内陸の名所。紅葉時期は特に美しいみたいなので、秋に行ってみたい!
アクセス情報

[住所] 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤2(地図

10.向山共栄トンネル(大多喜町)

原始的な素堀りによる新旧2つの「向山トンネル」と「共栄トンネル」が、2階建てのようにつながる素掘り二層式トンネル。珍しいトンネルとしてSNSでも話題になります。

全長110メートルのトンネルは温泉街側の県道81号線から見ると普通のトンネルですが、中に入り下っていくと2段のトンネルが見えます。

2つのトンネルの境目からは空からの光が漏れ入り、写真を撮ると蛍光灯の波長による特性でトンネルが緑色に映るのが不思議なところ。

お化けが出ないか心配になる雰囲気ですが、温泉街近くで観光客の往来もそこそこあるようで安心して来訪できそうです。
アクセス情報

[住所] 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤932(地図

11.大戸の洗い越し(大多喜町)

いすみ鉄道の東総元駅から徒歩で500メートルほどの位置にある「大戸の洗い越し」。洗い越しとは「潜水橋」とも言われるもので、路面が常に水面下にある道路のことです。

昭和初期には全国に存在した洗い越しですが、そのほとんどは橋が架かったことで今は全国的にも数えるほどしかない珍しい場所。そのひとつがこの大戸地区にあります。

川の流れる中で路面が見える状態ですが、長靴がないと渡れないくらいの水量はあります。なお、この洗い越しは地元の方のための農道。付近に駐車場はありません。

かつてバイクのライダーに人気でしたが事故の危険性を考慮して車両通行禁止となり、現在は徒歩で渡ることは可能ですが自己責任です。

沈下橋よりもさらにスリリングな潜水橋で、ちょっと渡るのはやめておいたほうがいいような感じ。間近から見て楽しむのと、地元の方の迷惑にならないように。
アクセス情報

[住所] 千葉県夷隅郡大多喜町大戸348(地図

D.県北(北総)地域の絶景

成田山新勝寺・香取神宮・犬吠埼灯台のある県北地域(佐倉・四街道・白井・印西・成田・八街・富里・酒々井・栄・香取・神崎・多古・東庄・銚子・旭・匝瑳)の絶景スポットを紹介。

12.ひよどり坂(佐倉市)

ひよどり坂写真 佐倉城址公園から近くて竹やぶが茂る階段散策路が美しい

佐倉駅からレンタサイクルなどで来訪しやすい、小さくて短いながら撮影や散策を楽しめる竹やぶ「ひよどり坂」が魅力的なスポット。

竹やぶの上側は武家屋敷通りとなっているため「サムライの古径」とも呼ばれ、江戸時代からほとんど変わらない姿が残っています。

左右に大きくそびえる竹の群生は、空を大きく覆いつつも光が少し入ってくる幻想的で風情ある空間。

坂と名前が付いていますが、土に木材の階段が整備されており苦労せず歩けます。四ツ目垣、御簾垣、鉄砲垣といった石垣が所どころに配置されており縁台に座って休憩も。

私が行ったときはコスプレ撮影している人たちがいました。武家屋敷旧河原家住宅や佐倉城址公園とセットで来訪するといいスポットです。
アクセス情報

[住所] 千葉県佐倉市城内町5-23(地図

13.犬吠埼灯台(銚子市)

千葉県で一番東にあり太平洋に突き出した「犬吠埼(いぬぼうさき)」。高地や離島を除く国内において、元旦の初日の出が一番早いスポットとして有名な景勝地です。

重要文化財の「犬吠埼灯台」は1874年に初点灯した歴史ある白亜の灯台で、世界灯台100選にも選ばれています。お土産屋も併設されており、展望台から太平洋を一望できます。

灯台だけでなく岬の遊歩道など一帯で海の景色を楽しめて、岬の北側では「君ヶ浜」の弓なりの砂浜を見渡すことができます。

東映の映画オープニング映像として有名な「荒磯に波」は上から見下ろす形で見ることができ、間近は立入禁止となっています。

白いポストや犬吠テラスなど観光として楽しめて、銚子ビールなどグルメもよさそう。
アクセス情報

[住所] 千葉県銚子市犬吠埼9576(地図

14.地球の丸く見える丘展望館(銚子市)

先ほど紹介した「犬吠埼灯台」から西へ1.5kmほど離れた「地球の丸く見える丘」も、日の出を楽しめるスポット。「愛岩山」という小さな丘に建物「展望館」があります。

展望館の屋上からは海の景色を楽しめて、水平線がわずかに曲線を描くように見えます。犬吠埼灯台も見えて、一帯の緑豊かな景色も魅力です。

昔行ったことがあり、初日の出で寒かった記憶があります。
アクセス情報

[住所] 千葉県銚子市天王台1421-1(地図

15.屏風ヶ浦(銚子市)

太平洋の海岸線に連なる海食崖の景勝地「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」は、国の名勝及び天然記念物に指定されているスポット。銚子市から旭市まで約10kmにわたり崖が続きます。

江戸時代から有名な景観として親しまれた、高さ40~50メートルの断崖。ドーバー海峡にあるホワイト・クリフに似ていることから「東洋のドーバー」とも呼ばれています。

遭難の危険性があるため多くの区間で立入禁止となっていますが「銚子マリーナ」の近くに整備された遊歩道は散策可。崖と浜の間を安全に散策できて、崖を間近で見ることができます。

海の波により浸食された崖は、約300万年前から約40万年前までに堆積した層がくっきり。

地層の色の違いを間近で見ることができ、隆起と浸食による自然の姿を見れるのが魅力です。
アクセス情報

[住所] 千葉県銚子市潮見町(地図

E.県西(東葛)地域の絶景

中山競馬場・東京ディズニーランド・松戸本土寺のある県西地域(市川・船橋・習志野・八千代・浦安・松戸・野田・柏・流山・我孫子・鎌ケ谷)の絶景スポットを紹介。

16.本土寺(松戸市)

本土寺写真 紅葉時期は石畳ともみじのトンネルに遠くの朱塗り山門が美しい

松戸市を代表する名刹「本土寺」は、紅葉の名所としても有名なスポット。

朱塗りの山門から階段を下る部分までは無料で、風情ある石畳が木々に囲まれており紅葉時期は特に人がたくさん。

お寺には五重塔などがあり、花しょうぶやあじさいを楽しめる庭もあります。

紅葉時期に山門部分だけ来訪して、もみじで覆われた参道がとても良かった!駅から徒歩で来訪する道中も店などがある、おだやかな場所です。
アクセス情報

[住所] 千葉県松戸市平賀63(地図

まとめ

以上、千葉県のフォトジェニックな観光スポットでした。

記事を書いた人&運営者
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セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。