北海道・道南の花畑19品種33名所!春夏秋冬の見頃

北海道・道南の花特集

新幹線でもアクセスできるようになった函館など、北海道の道南は観光が魅力。花の名所も色々とあります。

特にゴールデンウィークが魅力的な時期で、代表的な松前の桜が有名なだけでなくチューリップや芝桜など見どころがあります。

今回は、道南の花を紹介します。

セシモ コイ

旅行日をキーにして見頃の花名所をすべて洗い出せるよう、各スポットの開花時期と地図リンクを記載しました!

まずはココ!代表的な花スポット

道南を代表する花の名所は以下のとおりです。

  1. せたな町「玉川公園」の水仙(4月下旬~5月中旬)
  2. 松前町「松前公園」の桜(4月下旬~5月中旬)
  3. 木古内町「サラキ岬」チューリップ(4月下旬~5月中旬)
  4. 木古内町「札苅芝桜園」の芝桜(4月下旬~5月下旬)
  5. 七飯町「大沼国定公園」の紅葉(10月中旬~11月上旬)
  6. 七飯町「大沼国定公園」の水芭蕉(4月中旬~4月下旬)

これ以外にも魅力の花スポットがたくさんあります。

4月が見頃の花

01.ミズバショウ(4月中旬~4月下旬)

大沼公園のミズバショウ写真 大沼公園で道路沿いから鑑賞できるミズバショウ群生

道南で水芭蕉(みずばしょう)の名所は「大沼国定公園」が定番です。

道南の国定公園として有名な七飯町「大沼国定公園」では、4月のミズバショウがひとつの名物。「大沼湖」の周囲に3箇所(東大沼、森林公園、ランバーハウス)の群生地があり、道路沿いや湖畔木道からミズバショウを見ることができます。

場所 名称 時期 本数 地図
七飯町 大沼国定公園 大沼湖周囲 4月中旬~4月下旬 地図

5月が見頃の花

02.椿(2月中旬~3月中旬、4月中旬~5月中旬)

松前公園の椿写真 松前公園で桜の見頃時期にあわせて楽しめる椿の花

北海道は椿の自生地域ではないですが、植樹により椿の名所がいくつかあり道南に名所が多い傾向にあります。

函館市「五稜郭タワー」の1階アトリウムでは、屋内鑑賞になりますが「春の椿展」として鉢植えの椿を見ることができます。福岡県久留米市から贈呈された椿で、五稜郭タワー株式会社の会長が育てたものだそうです。

松前町「松前公園」は道南屈指の桜スポットで、桜の見頃時期に椿も楽しめます。公園内には植え込みの椿から樹としての椿まであり、13種類100本ほどあります。城のそばにある松前神社には樹高7メートルほどの椿の古木があります。

木古内町「栗原邸の大椿」は、江戸時代末期に松前藩士笠島紋十郎の家系の方が植えたと伝えられる樹齢190年ほどの椿。幹回り20cm、高さ6mの木は、北海道記念保護樹木に指定されており民家の椿として見ることができます。

江差町「法華寺」は、16世紀に創立されて1665年に現在地に移転した日蓮宗のお寺。樹齢260年ほどの大椿があり、こちらも北海道記念保護樹木に指定されています。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 五稜郭タワー 春の椿展(屋内) 2月中旬~3月中旬 地図
松前町 松前公園(松前神社~椿園) 4月中旬~5月中旬 100本 地図
木古内町 栗原邸の大椿 5月上旬 1本 地図
江差町 法華寺の椿 不明 1本 地図

03.水仙(4月下旬~5月中旬)

道南で水仙の名所は「玉川公園」が有名です。

道南のせたな町「玉川公園」では、小高い丘の公園に約30種類30万株の水仙が咲く北海道随一の規模。桜も5月上旬~5月中旬に見頃となり、遠くに雪山が見える構図で桜と水仙を撮影できるのが魅力です。

場所 名称 時期 本数 地図
せたな町 玉川公園 4月下旬~5月中旬 30万株 地図

04.桜(4月下旬~5月中旬)

松前公園の桜写真 北斗市の法亀寺で美しく枝が広がる見頃の枝垂桜

道南はゴールデンウィークが桜の見頃となり、特に桜の名所100選「松前公園」が有名です。

北斗市も桜の名所がいくつかあり、中でも「法亀寺(ほうきじ)」の境内には北海道内でも珍しい枝垂桜がある名所。樹齢300年ほどと言われる北海道最大級の大きさで、見頃時期には夜のライトアップも行われて臨時駐車場も用意されます。

道南でも南端に位置する松前町「松前公園」は、江戸時代末期に作られた城として当時の本丸御門​が現存する城郭公園。早咲きから遅咲きまで250種類1万本の桜が順次開花し、松前でしか見られない桜も。公園周辺にも桜並木があるなど、広くて色々な構図の桜を撮影できます。

場所 名称 時期 本数 地図
松前町 松前公園 [桜100選] 4月下旬~5月中旬 1万本 地図
北斗市 法亀寺のしだれ桜 4月下旬~5月中旬 枝垂桜1本 地図
リンク:ウォーカープラス 北海道の桜の名所35か所一覧

05.チューリップ(4月下旬~5月中旬)

サラキ岬のチューリップ写真 サラキ岬で咸臨丸を背景に咲く色とりどりのチューリップ

道南でチューリップの名所は「サラキ岬」があります。

木古内町の海沿いにある「サラキ岬」は、幕府海軍が保有していた洋式軍艦「咸臨丸(かんりんまる)」終焉の地。今も保存されている咸臨丸の周囲が「チューリップ園」として整備されており、約60種類5万本のチューリップが咲く名所。5月に入ってからが見頃です。

場所 名称 時期 本数 地図
木古内町 サラキ岬チューリップ園 4月下旬~5月中旬 5万球 地図

06.芝桜(4月下旬~5月下旬)

札苅芝桜園の芝桜写真 個人宅の札苅芝桜園で4月末に咲き始めの芝桜

道南の芝桜は規模が小さいですが、木古内町の芝桜スポットは特徴ある風景。5月中旬あたりがピークとなります。

木古内町「札苅芝桜園」は個人宅で育てた芝桜が公開されており、道南いさりび鉄道がすぐそばを通るため鉄道と芝桜をセットで撮影できる独特な名所。うまく斜面を活用して30種類の芝桜が咲き、周囲にはチューリップと水仙も。のんびり鑑賞できてベンチもあります。

木古内町にはもうひとつ「薬師山」という標高72メートルの小高い山の展望台付近に芝桜が咲きます。「ふるさとの森公園」の駐車場から球場脇を通って整備された山道の階段をあがっていくと、芝桜が斜面を染める姿を見ることができます。

場所 名称 時期 本数 地図
木古内町 札苅芝桜園(村上芝桜園) 4月下旬~5月下旬 地図
木古内町 薬師山 4月下旬~5月下旬 地図

6月が見頃の花

07.藤(5月下旬~6月中旬)

道南で藤の名所はいくつかあります。

函館市の観光名所「五稜郭公園」では、園内に藤棚があります。木でしっかり組まれた藤棚はトンネルの形で通り抜けることができ、紫色の藤が豊かに咲きます。

八雲町「噴火湾パノラマパーク」は、高速道路の八雲PAを兼ねる丘の公園。紫の藤だけでなく白の藤が多く、180メートルほどの藤棚を形成しており頭上に藤が咲く散策路として楽しめます。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 五稜郭公園 5月下旬~6月中旬 地図
八雲町 噴火湾パノラマパーク 6月上旬~6月中旬 180mの藤棚 地図

08.スイレン(6月上旬~8月中旬)

道南で睡蓮(すいれん)の名所はいくつかあります。

函館市の代表的な観光名所「五稜郭公園」では、園内の北側入口となる「裏門橋」のお堀にスイレンの一種となるヒツジグサが咲きます。ピンクや白の花を広げ、お堀の石垣や橋とともに撮影できます。

北斗市「八郎沼公園」は春の花見スポットでもあり、広い公園に大きな池のある公園。池に多くの花を咲かせるスイレンは、ピンク色のものが多くて白色の花も見られます。

七飯町「大沼国定公園」では、ピンクと白だけでなく黄色のスイレンも咲くのが見どころ。散策コースとして、約25分の小沼散策路「夕日の道」と約50分の大沼散策路「島巡りの路」でスイレンを見ることができます。黄色のコウホネも咲き、小さな舟でのスイレンクルーズも有料で運行されます。

なお、道南ではスイレンに似たハスの花の名所は無さそうで、ネット上でハスとして引っ掛かる情報を見るとスイレンの花であることが多いです。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 五稜郭公園 裏門橋 6月上旬~6月下旬 地図
長万部町 長万部公園 6月上旬~6月下旬 地図
北斗市 八郎沼公園 6月上旬~8月上旬 地図
七飯町 大沼国定公園 7月上旬~8月中旬 地図

09.春バラ(6月中旬~7月中旬)

道南でバラの名所は少なく、本数はそれほど多くないですが「旧イギリス領事館」が代表的。

函館市「旧イギリス領事館(開港記念館)」は、1913年に竣工して1934年まで領事館として使用された大正建築。洋式庭園としてローズガーデンがあり、60種類153株ほどのバラが様々な色の花を咲かせ、初夏にはアジサイとともに楽しめます。ピークは6月末ですが、8月にも花が少し残っており見ることはできるそうです。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 旧イギリス領事館 洋式庭園 6月中旬~7月中旬 153株 地図

7月が見頃の花

10.ラベンダー(6月下旬~7月下旬)

道南でラベンダーの名所は「波多野エクスバレーガーデン」があります。

森町の園芸農園「波多野エクスバレーガーデン」では、3,000㎡の傾斜地に毎年ラベンダーを植えており名物に。遠くに駒ケ岳と噴火湾を見下ろせる絶景のラベンダー畑で、ラベンダーの花摘みも有料で可能とのことです。

場所 名称 時期 本数 地図
森町 波多野エクスバレーガーデン 6月下旬~7月下旬 8,000株 地図

11.花しょうぶ(7月上旬~7月下旬)

道南で花しょうぶの咲くスポット情報は不足しています。

函館市で函館ICから近い「道南四季の杜公園」では、7月に花しょうぶが咲きます。園内の小川の里にて花しょうぶが咲き、遊歩道や東屋が整備されています。公園内では同時期にヘメロカリスも見ることができます。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 道南四季の杜公園 7月上旬~7月下旬 地図

12.ユリ(7月上旬~7月下旬)

道南でユリを鑑賞できる場所は「道南四季の杜公園」が代表的です。

函館市「道南四季の杜公園」は四季折々の花を楽しめて、7月の花としてユリの一種となるヘメロカリスが咲きます。園内の外周にあるヘメロカリスロードにて、道内一となる30種類以上のヘメロカリスが咲くスポットです。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 道南四季の杜公園 7月上旬~7月下旬 地図

13.あじさい(7月上旬~8月中旬)

道南であじさいの名所はいくつかあります。

函館市「函館市民の森」は道内最大規模の総合公園で、夏の名物としてアジサイ園のあじさいがあります。約20種類13,000株のあじさいが咲き、7月下旬には1日だけですが「アジサイフェスタ」が開催されてにぎわいます。

松前町「松前公園」は道南屈指の桜スポットで、夏のあじさいも名物。公園内に約2,000株のあじさいが咲き、見頃時期には「松前あじさいまつり」が開催されて屋台や神楽に歌謡ショーも楽しめます。

せたな町「立象山公園」は海沿いの公園で、山並みに風力発電のプロペラが並ぶ雄大な景色のある場所。あじさい広場を中心として約10種類3万株ほどのあじさいが植えられています。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 函館市民の森 7月上旬~8月中旬 13,000株 地図
松前町 松前公園 7月上旬~8月中旬 2,000株 地図
せたな町 立象山公園 7月中旬~8月中旬 30,000株 地図

8月が見頃の花

14.ひまわり(8月上旬~9月中旬)

道南でひまわりの名所はいくつかあります。

七飯町「ひまわりの山里」は、大沼国定公園のエリアで8月にひまわりが咲くスポット。バス会社の大沼交通と地元の農家が2015年から整備しており、約7,000㎡の休耕地に約20~30万本のひまわりが一面咲きます。駒ケ岳を背景にひまわりが平地を埋める絶景が見事です。(2020年、2021年は育成しなかった様子)

八雲町「噴火湾パノラマパーク」は、ドライブ休憩のサービスエリア的な役割もある公園。宿根草の育成から始まった花の育成が規模を広げ、今は夏に60万本をほこるひまわりなど花のスポットとしても知名度があがってきています。

八雲町「山越地区」では、JR函館本線の山越駅すぐの場所など5箇所ほどでひまわり畑があります。地区の有志3名が遊休地を活用したひまわり畑は合計約4万㎡まで広がり、噴火湾を一望できる海の見えるひまわり畑として楽しめます。

場所 名称 時期 本数 地図
七飯町 ひまわりの山里 8月上旬~8月下旬 30万本 地図
八雲町 噴火湾パノラマパーク 8月上旬~8月下旬 60万本 地図
八雲町 山越地区 山越駅付近 8月上旬~9月中旬 40万本 地図

9月が見頃の花

15.コスモス(9月上旬~9月下旬)

道南でバラの名所は少なく、本数はそれほど多くないですが「旧イギリス領事館」が代表的。

八雲町「噴火湾パノラマパーク」は、道央自動車道の「八雲PA」としても機能する広々とした丘のスポット。いくつかの花を楽しめる場所として、9月にはコスモスが一面咲く光景が魅力です。

場所 名称 時期 本数 地図
八雲町 噴火湾パノラマパーク 9月上旬~9月下旬 地図

16.ハギ(9月中旬~9月下旬)

道南で萩(はぎ)の名所は「道南四季の杜公園」があります。

函館市「道南四季の杜公園」では、秋のメインとなる花としてハギの花があります。園内にハギの花で覆われた萩トンネルや、散策路の左右に紫や白のハギが咲く道があります。全国的に定番となるミヤギノハギだけでなく、枝が垂れないシラハギも見ることができます。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 道南四季の杜公園 9月中旬~9月下旬 地図

17.ダリア(7月~9月)

道南でダリアの名所は「道南四季の杜公園」があります。

森町の園芸農園「波多野エクスバレーガーデン」はラベンダーが有名ですが、7月に入るとダリアが300種類13,000株以上が咲きます。「北海道国際ダリア園」として開催されて、園内ではドライフラワーの販売なども行われています。

函館市「道南四季の杜公園」では、園内のパレットガーデンでダリアが咲くと公式サイトに記載があります。規模、本数、時期はわかりませんが、ハギの花などとともに秋をいろどる花として楽しめます。

場所 名称 時期 本数 地図
森町 波多野エクスバレーガーデン 7~9月 14,000株 地図
函館市 道南四季の杜公園 不明(9月頃) 地図

10月が見頃の花

18.紅葉(10月中旬~11月上旬)

道南で紅葉の名所はいくつかありますが、紅葉の名所100選となっているのは「大沼国定公園」です。

七飯町「大沼国定公園」では、湖や沼など湖畔一体が紅葉に染まります。10月下旬あたりをピークにカエデやモミジに加えてブナやナラの木も色づきます。特に、湖から駒ケ岳を見る構図が定番となっています。

場所 名称 時期 本数 地図
七飯町 大沼国定公園 [紅葉100選] 10月中旬~11月上旬 地図
リンク:ウォーカープラス 北海道の紅葉の名所43か所一覧

11月が見頃の花

19.秋バラ(11月上旬~11月下旬)

道南でバラの名所は少なく、本数は少なめな「旧イギリス領事館」で見られます。

函館市「旧イギリス領事館(開港記念館)」は、領事館として1913年から1934年まで使用されていた建物。洋式庭園となるローズガーデンに60種類153株ほどのバラが咲きます。公式には6月中旬~7月中旬が見頃ですが、秋も11月にバラが咲くという情報がSNSにいくつか出ています。

場所 名称 時期 本数 地図
函館市 旧イギリス領事館 洋式庭園 11月上旬~11月下旬 153株 地図

まとめ

道南の花スポットは北海道の中では規模が小さめ。そのぶん船とチューリップ、鉄道と芝桜など個性的な構図で道南ならではの花の楽しみ方や写真撮影のできる魅力があります。

以上、道南を彩る花の名所の紹介でした。

(初回投稿日:2021年5月15日 更新日:2021年9月9日)