新潟県のご当地グルメ29種類!B級名物と有名食べ物

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へぎそば

広範囲に日本海と接する新潟県では、上越のメギスから下越の鮭まで豊富な魚介類にコシヒカリや日本酒がピッタリ。

麺類のバリエーションも魅力。新潟5大ラーメンとしてご当地ラーメンが多く、上越ではカラフルな焼きそばが4種類あります。

今回は新潟県の旅行者に向けて、新潟県の飲食店で楽しめるご当地グルメを紹介します。

セシモ コイ

旅行先の昼食や夕食で立ち寄るお店をすぐに見つけられるよう、各グルメの提供店一覧と筆者おすすめ店も掲載しました!

目次

新潟県のグルメ分布図

新潟県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。

新潟県グルメ分布図(左半分)新潟県グルメ分布図(右半分)
この地図画像はクリックすると左右半分ずつ拡大表示します。

A.新潟県全域のグルメ

まずは、県全域で楽しめるグルメを紹介します。

01.にいがた地鶏(県全域)

にいがた地鶏写真 東京渋谷の新潟料理店「へぎそば匠」のにいがた地鶏

2008年3月に登場した、県内初の食用地鶏。新潟県原産の天然記念物の蜀鶏(とうまる)に名古屋種と横斑プリマスロックを交配した地鶏です。

新潟県畜産研究センターで3年にわたる開発期間を経て、イノシン酸の旨味、脂肪分少量のヘルシーさ、保水性の高いジューシーさを持った肉質に仕上がった地鶏に仕上がったそうです。

脂っぽすぎず柔らかい身と明るい色合いで、あっさりとした味わい。パリッと焼いて食べるのがオススメ。
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[店分布] 県内で広く提供
[推奨店] 鳥梅 西堀店 – 国産鶏やにいがた地鶏のある居酒屋

02.コシヒカリだんご(県全域)

コシヒカリだんご写真 越後川口の物産施設「あぐりの里」の屋外で団子2種類

新潟県とりわけ魚沼エリアでは、小麦粉ではなく米粉を用いた団子が多い傾向。

特にコシヒカリを使用したモッチリ食感の団子を扱う老舗が魚沼エリアに幾つかあります。

味わい深い醤油タレのみたらし団子を筆頭に、ゴマを使用した団子など様々です。

コシヒカリのご飯は魚沼エリアに名店が多い印象ですが、コシヒカリの団子は県に広く店舗がある感じ。米粉のもっちりした団子がいい食感です。
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[店分布] 県内で広く提供
[推奨店] 道の駅 あぐりの里 – 鮎や団子の販売がある道の駅

03.イタリアン焼きそば(県全域)

新潟市や長岡市を中心に県内で広く提供されている、トマトソース掛けの焼きそば。「イタリアン」という呼称が一般的で、県外では「新潟イタリアン」と呼ばれることも。

焼きそば用の蒸した中華麺を使用し、キャベツやもやしを具材として食用油で炒めてソースなどで味付け。最後にコーンやタマネギなどの具材が入ったトマトソースをかけて出来上がり。

1959年に新潟市の甘味喫茶「三日月」のオーナーが考案したものが発祥とされており、オーナーと親交のあった長岡市「長岡饅頭本舗」でも販売されたもの。

現在は「三日月」は「みかづき」として新潟市を中心にチェーン展開。「長岡饅頭本舗」は「フレンド」という店名で長岡市を中心にチェーン展開。他にも提供するお店があります。

スーパーなどに入っている軽食系のお店で食べるイメージ。新潟県以外での店舗は苦戦しているようですが、地元で愛されるスローフードです。
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[店分布] 県内で広く提供
[推奨店] みかづき 万代店 – 新潟バスセンターで食べるイタリアン

B.県南(魚沼)地域のグルメ

星峠の棚田・龍ヶ窪の水・湯沢スキー場のある県南地域(小千谷・十日町・魚沼・南魚沼・湯沢・津南)のご当地グルメを紹介。

04.へぎそば(小千谷市、十日町市)

へぎそば写真 小千谷市「わたや平沢店」でざるそば式の布海苔そば

つなぎに布海苔(ふのり)を使用した、緑色がかってツルッと滑らかな食感が特徴の蕎麦。片木(へぎ)と呼ばれる箱型の器に蕎麦を盛るのが名前の由来です。

布海苔は赤い海藻ですが熱を通すと緑色に変化するもので、食用以外に刺身のツマや糊(のり)としても使用されます。

一口程度に丸めて盛り付けることから「手振りそば」とも呼ばれます。

かつてはワサビが採れなかったことからカラシを使用していたそうで、現在でもカラシで提供するお店があります。

ツヤがある見た目にスルッと滑らかな舌触りは涼しさがあり、程よい弾力で蕎麦の香りがしっかり立ちます。手振りで取りやすく、どっぷりつゆにつけて。
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[店分布] 十日町市、小千谷市を中心に県内で数十店舗
[推奨店] わたや 平沢店 – 天ぷらも売りのへぎそばチェーン店

05.鮎の塩焼き(小千谷市、十日町市)

鮎の塩焼き写真 越後川口の物産施設「あぐりの里」の屋外で鮎の塩焼き

清流「魚野川」を筆頭に、鮎(あゆ)の育つ環境が整う魚沼エリア。

越後川口や越後堀之内には鮎を取る仕掛け「やな場」があり、秋には戻り鮎が引っかかります。やな場スポットとしては、川口、堀之内、浦佐などがあります。

一方で臭みの少なさが利点とされる養殖も行われており、鮎の塩焼きを筆頭に鮎料理を提供するお店も点在しています。

屋外で焼きたてを食べられる、魚沼エリアの鮎。ふっくらとした身に塩気がピッタリ。
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[店分布] 魚沼エリアにやな場が数箇所
[推奨店] 道の駅 あぐりの里 – 鮎や団子の販売がある道の駅

06.魚沼コシヒカリ(魚沼市、南魚沼市、湯沢町)

魚沼コシヒカリ写真 十日町アーケードの居酒屋「勝坊」のおにぎりと冷酒

魚沼地域(5市2町)で収穫される、コシヒカリと改良品種のコシヒカリBLが魚沼コシヒカリ(魚沼産コシヒカリ)として認定されています。

平成元年から25年以上連続で「特A」認定されており、1993年の歴史的米不足においても特A評価が揺るがなかった国内唯一の産地です。

豪雪地帯による山からの冷水が夏場でも田んぼに流れ込み、盆地ゆえの気候条件の良さと土壌の特徴が素晴らしい米を作りだします。

全国的にトップクオリティの魚沼産は、現地の飲食店でも売りのひとつ。おにぎりなどシンプルに食べるのも美味しいです。
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[店分布] 魚沼エリアを筆頭に県内で広く提供
[推奨店] 勝坊 – ゆったり風情ある十日町の居酒屋

07.とろろかっぺ飯(魚沼市、南魚沼市、湯沢町)

とろろかっぺ飯写真 越後湯沢駅ビル内の「雪ん洞」であっさりとした朝食

ご飯の上に味噌汁仕立てのとろろ汁をぶっかける、郷土料理。

かつては農作業の合間に食べられていたと言われる、サラッと喉に流し込んで食べる飯です。

現在では越後湯沢駅で提供するお店があります。

基本は購入するものですが、駅舎内の椅子でゆったり食べることも可能。もっちりとした皮で団子感覚の食べ応えで美味しい。
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[店分布] 越後湯沢駅に2店舗ほど(魚沼の畑、雪ん洞)
[推奨店] 雪ん洞 – 越後湯沢駅のCoCoLo内でコシヒカリを使用した料理

08.あんぼ、越後の焼きもち(魚沼市、南魚沼市、湯沢町)

あんぼ写真 ほくほく線まつだい駅舎で販売されている冷凍のあんぼ

米粉を皮に使用した饅頭。白色に加え、ヨモギを使用した緑色タイプの2種類が主流です。

中身は小豆を使用したものだけでなく、大根菜や野沢菜などが入った「おやき」タイプもあり。

現在ではコシヒカリを使用したお土産タイプの商品ですが、かつては不要な米の活用法として作られていた伝統食だったそうです。

基本は購入するものですが、駅舎内の椅子でゆったり食べることも可能。もっちりとした皮で団子感覚の食べ応えで美味しい。
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[店分布] 十日町市などに数店舗
[推奨店] 道の駅 まつだいふるさと会館 – 冷凍と常温のあんぼ

C.県央(中越)地域のグルメ

寺泊魚市場・青海川駅・八方台のある県央地域(長岡・三条・加茂・見附・田上・柏崎・出雲崎・刈羽)のご当地グルメを紹介。

09.長岡生姜醤油ラーメン(長岡市)

長岡生姜醤油ラーメン写真 チェーン店「青島食堂」の南万代店にて生姜醤油ラーメン

長岡市発祥とされる、生姜(ショウガ)の効いた濃口の醤油ラーメン。長岡市で幾つか店舗があり、現在チェーン店化している青島食堂が発祥店とされています。

もともと豚の臭みを消すために生姜を用いたのが由来だそうですが、生姜が体を温める効果があるため雪国で定着したとも言われています。

生姜がいい香りを出す、深みある醤油ラーメン。麺にしっかり味が乗る醤油スープの美味しさ抜群!
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[店分布] 長岡市に十数店舗、市外にも提供店あり
[推奨店] 青島食堂 南万代店 – 新潟駅から徒歩圏内の店舗

10.洋風カツ丼(長岡市)

洋風カツ丼写真 長岡市にある餃子や中華の食堂「金子屋」で洋風カツ丼

豚ロースを使用したロースかつを白ご飯の上に乗せて、デミグラス系ソースをかけたカツ丼。丼と名前が付いていますが、平たい洋皿に乗せるのが長岡ならではの文化。

長岡市で昭和6年に創業した洋食レストラン「小松パーラー」が発祥で、ケチャップ寄りとなるレシピは閉店した後もいくつかのお店へと受け継がれています。

現在は2つの系統に分かれており、ケチャップベースの「洋食系」とは異なる進化系としてデミグラスソースをベースにした「食堂系」と呼ばれるお店も増えています。

長岡市内に広く点在する、昭和レトロを感じさせるカツ丼のお店たち。赤ワインや醤油で味を調えた、深いデミグラスソースにカツが合う!
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[店分布] 長岡市に29店舗
[推奨店] つかさ – 長岡駅から近い正統派の洋風カツ丼

11.長岡ぐりーん(長岡市)

長岡市の山古志地域で栽培されている独特な唐辛子の神楽南蛮(かぐらなんばん)をジェノベーゼ風のピリ辛ソースにして、各店それぞれの料理に使用したグルメ。

長岡市のパスタ店「ITAMARU」が2012年10月の「米百俵まつり」で振舞ったものが好評だったことから、2013年に提供店舗を増やしてご当地グルメ化。

黄緑色が目を引く、長岡市の新B級グルメ。パスタ、ピザ、ガーリックトースト、サラダ、肉類グリルなど、各店で工夫をこらしたグリーン料理を楽しむことができます。

独特なジェノベーゼソースは洋風な料理にピッタリきそうで、パスタやピザがおいしそう!
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[店分布] 長岡市に12店舗
[推奨店] ミチル – コーヒーが旨い喫茶店でぐりーんパスタ

12.栃尾の油揚げ(長岡市)

栃尾の油揚げ写真 神奈川県の強羅の蕎麦屋「座りや」で新潟出身店主の一品

長岡市にある栃尾地区の名産といえば、大きさ日本一と言われる油揚げ。全国的には「栃尾の油揚げ」で通じますが、地元では「あぶらげ」と呼ばれます。

厚揚げと見間違うほどの厚み。一枚ずつ手で揚げてから串で刺して油切りを行うことで、油抜きをせず提供できるのが特徴。

道の駅で巨大油揚げを作るイベントでも有名。おひたし、ねぎ味噌を詰めた油揚げサンドなどの食べ方で提供するお店も。

大きくふっくらとした油揚げで、鰹節とネギのトッピングでシンプルに美味しい!イートインを併設した販売店も多く、居酒屋や蕎麦でも楽しめる一品。
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[店分布] 長岡市に数十店舗
[推奨店] あげ家 松兵衛 – 揚げたてをイートインで食べられる販売店

13.長岡野菜の味噌漬け(長岡市)

長岡野菜の味噌漬け写真 地元企業製造のおにぎりを扱う魚沼エリアのセブンイレブン

長岡における四季の変化と肥沃な土壌で育った各種野菜は「長岡野菜」と呼ばれ、古くから保存食として「味噌漬け」の文化が根強いです。

味噌の醸造蔵がある長岡にて、大根、キュウリ、生姜、巾着ナスなど色々な野菜の味噌漬けがあります。長岡市の山古志地域で栽培されている唐辛子「神楽南蛮」も。

さらに、地元では「たたき」と呼ばれる「刻み味噌漬け」もひとつの名物。包丁でたたいて刻んだ細かい野菜の味噌漬けは、ご飯に乗せて食べるなどで楽しめます。

コンビニで地域限定おにぎりの具材にもなっている、神楽南蛮味噌が美味しかった!漬物感覚で、お土産にもピッタリ。
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[店分布] 長岡市に数店舗
[推奨店] よもぎひら温泉 和泉屋 – 旅館の朝に味噌漬けのタタキ

14.三条カレーラーメン(三条市)

三条カレーラーメン写真 三条市「はらや食堂」でダシの旨いラーメンにカレー掛け

三条市で1940年代から提供されている、カレー味のスープで食べるラーメン。三条の金物職人に向けて、すぐに食べることができて栄養があるラーメンとして定着。

ダシと合わせたスープタイプのカレーラーメンもあれば、ダシのスープで作ったラーメンの上からかけるルータイプのカレーラーメンもあります。

豚肉、じゃがいも、ニンジンなどカレーの具材が主に用いられ、豚肉ではなく牛肉を使用することもあります。北海道のカレーラーメンよりも歴史は古いようで提供店も多め。

つけ麺や冷やしカレーラーメンでの提供店もあり、カレーそばなどラーメン以外の麺類で提供するお店もあるなど多彩です。

北海道や青森県のカレーラーメンとは異なる、大きめ具材のカレールーがかかったラーメン。ダシの旨さにカレーが合います。
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[店分布] 三条市に23店舗
[推奨店] はらや食堂 – 家庭的な濃いめカレールーのかかったラーメン

15.燕三条背脂ラーメン(三条市、燕市)

燕三条背脂ラーメン写真 長岡駅近くのラーメン屋「一生」の背脂ラーメン

新潟五大ラーメンのひとつで、ラーメンの表面に豚の背脂が大量に浮いた濃口醤油スープのラーメン。

うどんを思わせる極太麺に、煮干しなどの魚介類の出汁が効いたスープ。昭和30年頃に福来亭(現在の杭州飯店)店主が考案したと言われています。

洋食器工場の工員達の要望によって、味を濃くして豚の脂を加えて腹持ちを良くした上で出前しても麺が伸びにくいよう麺を極太にしたのが由来です。

ガッツリ系でスルスルと豪快に食べ進める太麺に、まろやかな背脂たっぷりの醤油ラーメン。刻みタマネギを乗せる店もあります。
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[店分布] 燕市と三条市を中心に県内で提供店多数
[推奨店] 一生 – 長岡駅近くで楽しむ背脂醤油ラーメン

D.県東(下越)地域のグルメ

阿賀野川・弥彦神社・新発田城のある県東地域(新潟市・燕・新発田・村上・胎内・聖籠・弥彦・関川・粟島浦・五泉・阿賀野・阿賀)のご当地グルメを紹介。

16.新潟タレかつ丼(新潟市)

新潟タレかつ丼写真 新潟タレかつ丼のチェーン「政ちゃん」で普通サイズ

幕末に開港した五港のひとつとなる港町の新潟市。古くから西洋料理が親しまれている街で、中でも新潟市で長い歴史を持って親しまれてきたのが「タレかつ丼」。

薄めスライスの豚肉に衣をつけて揚げたトンカツを、甘辛醤油ダレにくぐらせてご飯の上に乗せたシンプルなカツ丼。

刻みキャベツを敷かず、卵でとじないのが一般的。新潟市街で単にカツ丼というとタレかつ丼を指し、卵とじのカツ丼を提供するお店は少ない傾向。

醤油に砂糖などを加えたタレで、こだわりのレシピで作るお店も。米処としてコシヒカリなど新潟県産のお米もまた魅力です。

イメージ的には駄菓子のソースかつを本物にした印象で、醤油ベースのタレがクセになる旨さ。サクサク衣に薄めスライス肉で食べ進めていきやすいです。
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[店分布] 新潟市に数十店舗
[推奨店] とんかつ太郎 – タレかつ丼発祥店でさっぱりした味わい

17.たいない米粉グルメ(胎内市)

胎内市は米粉発祥の地で、日本で初めて米粉専用製粉工場が建設された歴史があります。その胎内市では、米粉を使用したグルメの提供店が多いです。

市で米粉グルメマップを作成して積極展開。パスタやうどんなどの麺類、とん平焼きやチヂミなどの粉モン、鶏肉などに米粉を付けた揚げ物、そしてデザート系もたくさんあります。

B級グルメイベントへの出店や胎内市でのグルメイベントも。

どら焼きや米粉ドーナツなどが美味しそう!米粉の餃子や焼きカレーなど食事も良さそうです。
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[店分布] 胎内市に飲食店15店舗、販売店11店舗、他
[推奨店] 福よせ食堂 – 生姜の効いたダシで米粉麺と具材の乗った麺類

18.たいないべえべえ(胎内市)

米粉グルメが豊富な胎内市にて、胎内市ならではのご当地グルメとして考案された「たいないべえべえ」。米粉生地で具材を包んだものです。

米粉を練った生地をクレープ状に薄く伸ばしてホットプレート等で焼き、胎内市産を中心とした具材を乗せて包んで食べます。具材は肉類や野菜類など様々です。

もともとは各家庭で作るものとしてレシピを重点的に公開したもので、寿司店で生地の市販化も実現。飲食店での提供もされており、グルメイベントでの販売も。

ご当地の具材を包んで食べる、ヘルシーさも感じさせるグルメ。
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[店分布] 胎内市に2店舗(すし誠、米粉かふぇ)
[推奨店] 海転すし誠 中条店 – 海鮮を包んだべえべえ

19.アスパラみどりカレー(新発田市)

新アスパラみどりカレー写真 新発田の喫茶店「煉瓦屋」のアスパラみどりカレー

新発田市の名産となるアスパラガス。そのアスパラガスのピューレを使用した、新発田B級グルメとなる緑色のカレー。

緑の色付けはアスパラガスだけを使用し、具材と味付けは各店オリジナル。具材にもアスパラガスを添えるお店もあり、野菜の彩りも魅力のひとつです。

カレーライスとして提供するお店が主体な一方で、五穀米のカレーライスやカレーソースを馴染ませたパスタのお店も。

野菜の味わいが加わったカレーソースに、旨いアスパラの洋食がいい感じです。
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[店分布] 新発田市に6店舗
[推奨店] 煉瓦屋 – 純喫茶の空間でアスパラカレーパスタを

20.村上の鮭料理(村上市)

村上の鮭写真 村上市のお店「はらこ茶屋」の定食に付く焼き鮭

古くから三面川(みおもてがわ)を遡上する鮭が豊富で、鮭文化が色濃い村上市。市内では鮭料理を出すお店がいくつかあり、色々な食べ方で鮭を楽しめます。

新潟県では「はらこ」と呼ぶイクラ、そして白子や頭などを余すところなく食べる文化。コースで楽しめるお店もあります。

平安時代の王朝貴族への献上品、江戸時代の村上藩の財源、など歴史が古く、明治時代には日本初の人工孵化に成功して遡上数も増えました。

色々な食べ方をコースで楽しむのが良さそうで、料理人の腕前を感じ取れるもの。一方でイクラ丼などシンプルに食べるのもアリです。
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[店分布] 村上市に十数店舗
[推奨店] はらこ茶屋 – イクラ丼や鮭料理を楽しめる和食処

E.県西(上越)地域のグルメ

赤倉温泉・いもり池・春日山城跡のある県西地域(上越・糸魚川・妙高)のご当地グルメを紹介。

21.竹の子汁(妙高市)

妙高を中心として上越や北信地方(長野北部)の郷土料理として、古くから家庭で食べられているタケノコが入った味噌汁。

妙高特産の細長いタケノコ「ねまがりたけ」を使用するのが一般的です。サバの水煮を使用するのも特徴のひとつで、脂肪分によりコクと旨味が出ます。

作り方は各家庭や飲食店により異なりますが、タケノコ水煮、サバの水煮、タマネギ、じゃがいも、にんじん、こんにゃく、豆腐などの具材を使用。

各具材を食べやすい大きさに切ってダシ汁で煮て、味噌を適量入れます。最後にとき卵を入れることで、まろやかさを出すのも定番です。

細長く食感の良さにも定評のある根曲がり竹が入った、冬のスキー場で体温まる旨味たっぷりの味噌汁を食べてみたい!
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[店分布] 妙高市20店ほど、他地域にもあり
[推奨店] 食堂しばた – 赤倉温泉にて肉類や郷土料理のあるダイニング

22.笹寿司(妙高市)

笹の葉を舟の形に整えてから酢飯を乗せて、その上に具を乗せて作る寿司。妙高の郷土料理として飲食店や旅館で食べることができます。

具材は特に決まりがなく何でも乗せるそうで、ヒジキ煮、煮シイタケ、ゼンマイ煮、わらび、ふき味噌など山の幸に、卵焼き、鮭のほぐし身、梅干し、くるみ味噌、煮昆布など。

妙高ならではの具材としてタケノコ(妙高の根曲がり竹)を乗せる笹寿司も定番。1つの笹に1つの具材を乗せて、沢山の笹寿司を並べる盛り付けの見た目もこだわりです。

笹寿司作り体験のできる旅館もあるみたい。おにぎりの具材っぽさがありつつ、酢飯で食べるのが笹寿司ならでは。
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[店分布] 妙高市で数店ほど、他地域にもあり
[推奨店] 長沢茶屋 – 蕎麦に笹寿司をセットで付けて楽しめる店

23.妙高とん汁ラーメン(妙高市)

妙高とん汁ラーメン写真 北新井にある「松茶屋」のとん汁ラーメン

上越妙高エリアで寒い冬、特にスキー場で好まれた「とん汁」は定食メニューの定番。

そして、とん汁に中華麺を入れた「とん汁ラーメン」が5店舗ほどで提供されています。

白味噌仕立てのスープに豚肉、ネギ、タマネギ、ニンジン、ジャガイモなどの具材が乗りますが、お店によって味付けや具材が大きく異なるのも特徴のひとつです。

味噌ラーメンの一種と言える、まろやかな白味噌由来の味わいに麺がピッタリ!
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[店分布] 妙高市2店、上越市3店
[推奨店] 松茶屋 – 広々とした食事処で楽しむとん汁ラーメン

24.赤倉レッド焼きそば(妙高市)

赤倉レッド焼きそば写真 赤倉温泉の飲食店街「食堂こやま」のレッド焼きそば

妙高の赤倉温泉の名前にちなんで、赤色にこだわった焼きそば。

妙高山の米粉を配合した小麦粉にパプリカ、トマトなどの高原野菜を含めて真っ赤な麺を作るそうで、大半のお店で唐辛子は用いず辛くない麺。

赤倉温泉観光協会で展開する「レッドホットキャンペーン」の一環として、特産品のかんずり(調味料)や高原トマトを使用したメニュー開発を行う中で登場したメニューです。

予約限定の店や宿泊者限定の旅館もあるので、事前確認を。

私の行ったお店はウスターソースっぽい味わいに、軽く辛みが付いたオリーブオイルが絡んでまったり。野菜使用の麺でヘルシーですが、平凡な焼きそばの味な気もします。
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[店分布] 妙高市の赤倉温泉に7店舗
[推奨店] みよしや – 元祖レッド焼きそばのお店

25.上越ホワイト焼きそば(上越市)

赤の妙高、黒の糸魚川と三色同麺を結成してカラー焼きそばを展開する、上越のホワイト焼きそば推進委員会による白い焼きそば。正式名は「謙信公 義の塩ホワイト焼きそば」。

上越産コシヒカリ米粉30%の麺と地元上越の食材を使用した海鮮風の塩やきそばで、上越の雪をイメージして優しい味に仕上げるのが条件です。

焼きチーズ、中華かた焼きそば、イタリアン風、フレンチ風、魚醤や塩麹を使用したものなど、各店で多彩なアレンジが加えられています。

クリーム系の味付けのものがあるみたいですが、シンプルな塩焼きそばのほうが美味しそう。
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[店分布] 上越市に10店舗
[推奨店] 海のだいどこや – うみてらす名立で海鮮の強い食事処

26.糸魚川ブラック焼きそば(糸魚川市)

糸魚川ブラック焼きそば写真 糸魚川駅前の居酒屋「源兵衛」で卵焼き乗せの黒い麺

糸魚川市内の飲食店、旅館、ホテルなどで結成された「糸魚川うまいもん会」が、地域活性化として開発したご当地B級グルメ。

新潟県産のイカを具材に加えるだけでなく、イカ墨を使用して真っ黒な焼きそばに仕上げるのが大きな特徴。

イカ以外の具材、味付け、トッピングは各店独自ですが、卵(卵焼き、目玉焼き、温泉卵など)をてっぺんに乗せる傾向にあります。

イカスミよりソースの味わいが勝る感じですが、イカスミが入るぶん酸味が弱くてわずかなほろ苦さも。太めの蒸し麺がいい食感と味わいで、美味しいです。
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[店分布] 糸魚川市に15店舗
[推奨店] 源兵衛 – 糸魚川駅前で卵焼き乗せのブラック焼きそば

27.糸魚川ジオ丼(糸魚川市)

糸魚川は関東と関西の分かれ目で、地質学的にも日本列島を南北に分断する溝を持つフォッサマグナがあることから「糸魚川ジオパーク」として指定されています。

糸魚川ジオパークのエリア広域で、糸魚川産コシヒカリを使った丼(ライスボウル)を「ジオ丼」として色々なお店で提供しています。

具材はお店によって大きく異なりますが、日本海の海の幸が豊富。能生産ベニズワイガニ、甘エビ(新潟では南蛮エビと呼ばれる)、各種刺身などを楽しめます。

カニ、甘エビ、イクラ、マグロなど赤が目立つ、豪快な盛り付けの丼。各店こだわりの素材が美味しそう!
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[店分布] 糸魚川市に21店舗
[推奨店] お食事処 大瀬 – 甘海老の天ぷらが豪快に乗る天丼が名物

28.糸魚川メギス(糸魚川市)

一般的には「ニギス」と呼ばれる海水魚。北陸では「メギス」と呼ばれ、糸魚川が全国でトップクラスの漁獲量をほこる魚。全長20cmほどで、下アゴが少し突き出しています。

傷みが早いことから、全国的には日干ししたものが流通するとか。塩焼きや刺身などは新鮮な状態でないと美味しくないとされており、漁獲地で食べるのが一般的。

糸魚川では日常的に食べられている魚であるとともに、観光として「糸魚川ホワイト」と称して多くの飲食店で提供されています。

ししゃもと似た見た目で、各店ごとに色々な食べ方で楽しめます。
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[店分布] 糸魚川市に16店舗
[推奨店] 膳処くろひめ – ランチにメギス天丼を楽しめる割烹店

F.離島(佐渡)のグルメ

小木たらい舟・佐渡金山・両津南のある離島(佐渡)のご当地グルメを紹介。

29.佐渡天然ブリカツ丼(佐渡市)

佐渡産の天然ブリに地場産の米粉を衣にして揚げて、特製のあご(とびうお)ダシ醤油ダレにくぐらせてご飯に乗せた「佐渡天然ブリカツ丼」。

コシヒカリの中でも佐渡市の認証米「朱鷺と暮らす郷」をご飯と衣に使用しており、新潟市のタレかつ丼を参考にした見た目。地元の汁物や食材とセットで楽しめます。

海鮮丼などで楽しめる佐渡のブリを、サックリとした衣のカツで楽しめるどんぶり。
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[店分布] 佐渡市に4店舗
[推奨店] 長三郎鮨 – 寿司や海鮮丼にブリカツ丼も

その他

・魚沼グリーン焼きそばは、特定店舗「よしみや」のみで提供されているメニューの様子

まとめ

日本海を広く持つことによる魚介類が豊富で、麺類も多種多彩。コシヒカリとともに楽しめるグルメがたくさんある、魅力的な土地柄です。

以上、新潟県全般のご当地グルメ特集でした。

記事を書いた人&運営者
運営者顔画像
セシモ コイ(瀬下 恋衣)
趣味の国内旅行ライター

国内旅行が大好き。NIKON一眼レフで主に花や絶景を撮影し、写真を活かして当旅行サイトを運営。
旅行系Vチューバーとしても活動予定で、国内情報を解説するため勉強中。