山口県のご当地グルメ30選!B級名物 郷土料理 食べ物

フグ

山口県といえば下関や徳山のフグが有名な上に、日本海と瀬戸内海それぞれで萩のウニや柳井の太刀魚など海の幸がたくさん!

瓦そばを筆頭に、ばりそば、宇部ラーメン、下松牛骨ラーメンなど麺類が多く、岩国レンコンや徳佐リンゴなどの名産も魅力。

今回は山口県の旅行者に向けて、山口県の飲食店で楽しめるご当地グルメを紹介します。

セシモ コイ

旅行先の昼食や夕食で立ち寄るお店をすぐに見つけられるよう、各グルメの提供店一覧と筆者おすすめ店も掲載しました!

山口県のグルメ分布図

山口県のグルメはこんなに豊富!番号順に紹介していきます。

山口県グルメ分布図(左半分)山口県グルメ分布図(右半分)
この地図画像はクリックすると左右半分ずつ拡大表示します。

A.山口県全域のグルメ

まずは県全域で楽しめるグルメを紹介します。

01.瓦そば

瓦そば写真 川棚温泉「お多福」で大きい瓦に具材たっぷりの瓦そば

熱した瓦の上に茶そばを乗せて、牛肉、錦糸卵、海苔、刻みネギ、スライスレモン、もみじおろしなどの具材を乗せた、山口県の郷土料理。

瓦はやけど注意なくらい熱々で、軽く焼き目が付くほどにパリパリとなる茶そばを温かいめんつゆにつけて食べます。

下関市の温泉地「川棚温泉」の名物料理で、川棚温泉に数店舗を有する「たかせ本館」が発祥店と言われています。現在では県で広く提供されている名物です。

焼きそばの蒸し麺に近い食感で、熱々の瓦でパリッと焦がしが付くと旨い!温かいので食べ応えがありつつ、後味スッキリな温泉街にピッタリのグルメ。
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[店分布] 県内に数十店舗
[おすすめ店] 瓦そば本店 お多福 – 川棚グランドホテル併設の和食処で瓦そばを

B.県西地域のグルメ

関門海峡・角島大橋・ときわ公園などのある、県西地域(下関・山陽小野田・宇部・美祢)のご当地グルメを紹介。

02.下関のフグ(下関市)

フグ写真 和の個室でふぐコースの鍋が旨い「話食こだま」のふぐ唐揚げ

山口県を代表する高級食材の魚「フグ」は、下関の名物として有名。全国のフグの約8割が下関の南風泊(はえどまり)市場を経て、全国各地に出荷されます。

天然フグの漁獲は石川県、島根県、静岡県(浜松)が多く、養殖は長崎県や熊本県などが多め。下関はフグの漁獲量自体は少ない「集積地」として発展してきました。

遠洋漁業が発展した土地柄に加えて幕末の武士たちがフグを好んだ歴史などもあり、フグの調理免許を所有する料理人が多くなり提供店が増えた背景もあると言われています。

養殖モノの流通も多いため、通年食べられる名物。特に天然のトラフグが群を抜いて美味しいと言われており、寒さで身が締まる1~2月が旬です。

1,000円前後でフグ丼などを食べられるお店「ふくの河久」で手軽なのも良いですが、コース料理の唐揚げや鍋などで白身のほっこり感を楽しむのがオススメ!
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[店分布] 市内で数十店舗、県内にも多数
[おすすめ店] 話食こだま – ふぐ刺や唐揚げに鍋まで旨いコースを和の個室で

03.ほおかむり(下関市)

ほおかむり写真 川棚温泉「お多福」で甘く似た昆布や魚ミンチのほおかむり

下関市の北部の旧豊浦町にある、日本海沿いの小串(こぐし)漁港に伝わる郷土料理。

イワシやサワラなどの地元で獲れる魚をミンチにして昆布で包んで甘辛く煮た料理です。

昆布の元をかんぴょうで巾着の形に縛る形が「ほっかむり」に似ているのが名前の由来です。

小串から近い川棚温泉で食べられるお店があります。タレがものすごく甘くてトロッとして昆布やつみれにタレが染み込んでいて、これぞ昔ながらの郷土料理。
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[店分布] 県内に数店舗
[おすすめ店] 瓦そば本店 お多福 – 和食処で瓦そばに沿える郷土の味のほおかむり

04.小野田あさり、貝料理(山陽小野田市)

良好な干潟が多く存在する周防灘では貝類が名産で、特に小野田(おのだ)では「小野田あさり」としてあさりが名物になっています。

高い知名度の理由としては、山陽小野田市にあり温泉も有する「ドライブインみちしお」のあさり汁「貝汁」が名物として度々話題になる点が挙げられます。

あさりラーメンなど市内であさり料理を提供するお店もあり、地酒で作る酒蒸しやバター蒸しを提供する居酒屋さんもあります。

温かくして食べる貝汁、酒蒸し。想像しただけで美味しそう!
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[店分布] 市内で十数店舗
[おすすめ店] ドライブインみちしお – 貝汁が有名な定食系の食事処

05.宇部ラーメン(宇部市)

宇部ラーメン写真 宇部の定番ラーメン屋「一久」で濃厚な豚骨醤油ラーメン

主に宇部市で扱われる、濃厚トンコツが特徴の豚骨醤油ラーメン。

1950年代に大阪屋の店主が福岡県の久留米で修行して宇部にお店を出したのがルーツとされており、久留米系の豚骨ラーメンの発展形と言えます。

最近ではB級グルメとして「茶濁濃豚骨」「強い豚骨臭」「中太の柔らかい麺」の3条件を宇部ラーメンと定義し、展開されています。

和歌山の井出商店に似ているとも言われるスープに、京都系を思わせる柔らかい麺。クセある豚骨と醤油が合わさった濃厚トロリのスープは意外に飲み干せて、スープがねっとり麺に絡んで旨い!
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[店分布] 市内で19店舗ほど
[おすすめ店] 一久 新川店 – 宇部新川の駅前で濃厚スープのラーメン店

06.月待ちガニ(宇部市)

月待ちガニ写真 宇部新川の飲み屋街にある「味遊」のワタリガニ天ぷら

宇部市近海で捕れるワタリガニのことを「月待ちガニ」と呼び、瀬戸内海において宇部市が最大の水揚げ量を誇り、かつては日本一だったこともあるとのこと。

俗に「ソースなど味付け用に使う」と言われるワタリガニですが、身を食べるのは宇部ならではの文化です。

春に産まれるワタリガニは、成長しきった秋冬が旬。特に身がしっかり詰まった冬が美味しいと言われ、殻の中に入った卵「内子」やカニミソもある冬が魅力です。

繊細な甘さとほのかな香りが特徴。茹で、焼きなどの調理法が定番ですが、クリームパスタや焼きリゾットなどで提供するお店もあります。

ネット上で調べていて取り扱い店舗が4軒ほどしか見つからず、要予約のお店が多いので下調べ要。まったり温かい身と、殻の香ばしさを楽しめます。
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] 味遊 – 予約不要で食べられるワタリガニの天ぷら

07.小野茶スイーツ(宇部市)

小野茶スイーツ写真 ときわ公園「レオラ」で小野茶とホワイトチョコのムース

コクの深さが顕著で、苦味渋味が強くて甘みもあると言われる小野茶。山口県宇部市小野地区に広がる大茶園は、1箇所での茶畑面積が西日本随一の約100ヘクタールをほこります。

真砂と赤土による痩せた土地と、冬に濃い霧が発生する生育向きの環境が作り出す茶葉は山口県の特産として名高いです。

お茶として飲むだけでなく、旅行として小野茶を使用したスイーツをお店で楽しむことができます。

その名前から小野田市の名産と勘違いしがちですが、宇部市の名産品なんですね。宇部市以外でも茶葉の販売はそこそこ見られる一方、お茶スイーツなど飲食店提供は少ない印象です。
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] レオラ – ときわ公園にあるカフェで楽しむ小野茶スイーツ

08.秋吉台高原牛(美祢市)

秋吉台高原牛写真 豊富の料亭中谷系列「咲果庄」で秋吉台高原牛サーロイン

秋吉台のカルスト台地の一角にあるギンチク牧場で育てられた秋吉台高原牛。クドくない脂のサシが軽く入った、柔らかい肉質が特徴です。

美祢市での農産物販売所での販売に加え、主に防府市の飲食店での利用が多いとのこと。

山口県では萩市の見蘭牛を一大ブランドとして推しており、秋吉台高原牛はリーズナブルにいただける狙い目の食材。柔らかくて美味しい!
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[店分布] 不明、県内を中心に流通
[おすすめ店] 咲果庄 – 山口県の食材を存分に楽しめる食事処

C.県央地域のグルメ

瑠璃光寺・防府天満宮・徳山動物園などのある、県央地域(山口市・防府・周南・下松・光)のご当地グルメを紹介。

09.ばりそば(山口市)

ばりそば写真 市内の「春来軒本店」でサラリとしたスープのばりそば

太めの揚げ麺の上にキャベツ、タケノコ、シイタケ、キクラゲなどの野菜を乗せて、軽いとろみの付いた鶏ガラベースのスープをかけた「かたやきそば」料理。

長崎皿うどんに似ているとも言われますが、あんかけというよりはスープに近い汁気たっぷりな点が「ばりそば」ならではの特徴と言えます。

そのまま食べることもできますが、酢、酢醤油、ポン酢醤油などをかけて食べるのも一般的。戦後に台湾の麺料理を参考に作られた、山口市にある春来軒が元祖と言われる料理。

春来軒ならではのメニューのようになっている一方、湯田温泉で名物化する動きもあり「元祖ばりそば本舗」が温泉街に登場するなど提供店が少し増えてきています。

個人的には、山口市街のサビエル聖堂近くにある春来軒本店のばりそばが好き。中華の硬焼きそばらしさのある麺に、野菜の素材感ある味わいとダシの旨み!
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] 春来軒本店 – 発祥店で野菜たっぷりのばりそば

10.ういろう(山口市)

ういろう写真 山口市の老舗「豆子郎」で抹茶味の生ういろうを購入

名古屋に次いで外郎(ういろう)を代表銘菓としている山口県。

名古屋の外郎は「うるち米の米粉が原料」の傾向があるモッチリ食感に対し、山口の外郎は「わらび粉が原料」の傾向があるプルッとした食感が特徴と言われています。

日持ちせず現地で食べるのに向いた「生ういろう」と、日持ちが良くてお土産にピッタリな「真空包装」を選んで購入することができます。

老舗ごとに味が異なり、選ぶポイントのひとつに「小豆つぶが入っているか」があります。1個100円前後の個包装もあり、最近ではカフェでスイーツとして使うお店もあります。
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] 豆子郎 吉敷店 – 老舗で豆入りの外郎の試食と購入

11.徳佐アップルパイ(山口市)

徳佐アップルパイ写真 国道沿いのリンゴ直売所「マルホりんご園」のアップルパイ

山口市と津和野町を結ぶ国道9号沿いにリンゴ製品の直売所が多数立ち並ぶ、リンゴ名産の町として有名な徳佐(とくさ)。

リンゴの実やリンゴジャムなどが並ぶ直売所が多く、その中で名物となっているのがアップルパイです。

直売所で売られているものもあれば、ケーキ屋さんのようにショーケースで販売するお店も。アップルパイ以外にもりんごソフトクリームなどスイーツのあるお店もあります。

地元の方の手作り感溢れるアップルパイは、蜜に染まった甘さが特徴。甘いリンゴの実が詰まっていて、果実感が強くて食べ応えがあります。
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] マルホりんご園 – リンゴパイ&リンゴケーキもあるリンゴ直売所

12.天神ハモ(防府市)夏のみ

1級河川の佐波川から豊かな栄養が流れ込む防府沖は、鱧(はも)の産卵地に適した場所。対岸の大分県と並び、山口県では防府市がハモ漁の盛んな土地です。

平成18年に「天神鱧(てんじんはも)」という名前でブランド化を果たし、防府の名物として県内でも高い地位を確立。防府天満宮の天神様、天神祭を由来としてネーミング。

刺身でも食べられますが、湯で熱をとおす湯引きに梅肉ソースを付けるのも定番。骨が多いことから、骨切りをする料理人がいるという点も防府の売り。

揚げ物、ハモしゃぶしゃぶ、練り物にした「はもそうめん」も名物。タレの染みた「かば焼き」も防府らしい一品。養殖は無いようで、夏場しか食べられないと言われます。

紀伊水道から京都へと流れる関西とは異なる、防府の地の味を楽しめる夏のハモ料理。ご飯に乗せたかば焼き丼で食べてみたいです。
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[店分布] 市内で十数店舗
[おすすめ店] ふぐ処 佐じか – フグ料理や夏場のハモ料理を楽しめる料理店

13.みそ焼きマイマイ(防府市)

防府産のもろみ味噌を焼き上げてから焼きうどんに絡めて、ギョロッケ(魚のすり身のコロッケ)を乗せた料理。各店ごとに様々な野菜を用いて炒めた、味噌焼きうどんです。

古くから麦味噌を使用して味噌汁を作る文化がある防府にて、麦味噌の元となるもろみ味噌を用いて地元消費を促すことを狙ったB級グルメです。

防府市を舞台にした映画「マイマイ新子」から名前を取り、味噌を絡めて混ぜ混ぜする意味も込めたネーミング。店にもよりますが、鉄板で提供するのが一般的です。

オーソドックスながら地元産の魚ロッケともろみ味噌を使用した、食べやすそうな味噌焼きうどん。防府銀座の散策時に食べてみたいです。
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[店分布] 市内で数店舗
[おすすめ店] おこいさん – 細麺の焼きそば風ながら鉄板提供の味噌焼き麺

14.粭島のフグ(周南市)

山口県でフグというと下関と言われがちですが、天然のフグは周南市がメインの漁場。

周南市の徳山から海上約8㎞沖に浮かぶ粭島(すくもじま)は、明治10年頃に伝わった「フグの延縄(はえなわ)漁の発祥地」と言われています。

現在も粭島から大分県の姫島にかけてがフグの漁場。この海域の天然トラフグを傷が少なく済む延縄漁で採ることから、最高級として位置づけられます。

天然フグは周南市の徳山にも卸されることから、山口県でフグを食べるなら下関ではなく徳山とも言われます。天然フグは9月中旬から3月中旬にかけて楽しめるとのこと。

SNSでも「徳山へフグを食べにきた」という投稿を見かけるほどで、ツウなら知ってる徳山のフグ。予約や旅館でコースのフグ料理として楽しみたい!
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[店分布] 市内で13店舗ほど
[おすすめ店] ふく処 快 – 夜営業メインのふぐ料理専門店

15.笠戸ひらめ(下松市)

笠戸ひらめ写真 徳山市街の居酒屋「ゆあーず」(閉店)で獺祭とヒラメ刺盛

下松(くだまつ)市で橋を渡って行ける笠戸島と、その周辺の笠戸湾で獲れるヒラメは「笠戸ひらめ」としてブランド化されています。

引き締まった身はコリコリとした食感で、肉厚で脂が乗って甘みがあると定評の高級食材。刺身、焼き物、煮物、揚げ物、そして「えんがわ」も絶品です。

笠戸島で養殖も行われているため一年中食べることができ、個別に養殖の見学にも応じてくれて見ごたえあり。

笠戸島の養殖見学で、エサを撒くと生け簀から飛び跳ねるヒラメが面白かった!旅館で宿泊客限定の夕食提供が主流で、立ち寄りでの提供飲食店が少なくて要予約などの店もあるため下調べ要です。
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[店分布] 市内で数店舗ほど
[おすすめ店] 和食工房にしだ – 下松市で地酒とともに楽しむ笠戸ひらめ

16.牛骨醤油ラーメン(下松市)

牛骨醤油ラーメン写真 下松駅前のラーメン食堂「北斗亭」の牛骨醤油ラーメン

牛の骨でダシを取るのが最大の特徴となる、下松(くだまつ)市の下松ラーメン。全国的にも珍しく、鳥取県倉吉エリアと山口県下松エリアが2大巨頭と言われます。

牛骨でダシを取って醤油タレとあわせる牛骨醤油スープは俗に「すきやきの味」と言われており、ほんのりとした香りに余韻の残る旨みが特徴です。

地元の方は普通に「中華そば」と呼ぶ、昔ながらの味として親しまれている下松ならではのラーメンです。

ググッと舌にくる旨みとまろやかさがたまらなく美味しい牛骨ダシの醤油ラーメンは、個人的にはイチオシの一品!店こそ昔ながらの素朴さがありますが、今どきのラーメン通も納得の味だと思います。
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[店分布] 市内で数店舗
[おすすめ店] 北斗亭 – 旨みたっぷりの牛骨醤油ラーメンの老舗

17.朝日屋ハム(下松市)

朝日屋ハム写真 湯田温泉の鉄板酒場「壱○弐」でベーコンとポテト炒め

下松市瑞穂町にある、有限会社「朝日屋」が手掛ける豚肉加工品。

ハム、ベーコンなどの加工品は海外での受賞歴があり、世界が認めた味として売り出している山口県の名産品。県内の飲食店で使われることもあります。

鉄板料理屋さん食べる肉厚なベーコンの料理が美味しい!お土産購入や飲食店で使われる、ハムやベーコンです。
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[店分布] 県内で数店舗
[おすすめ店] 鉄板酒場 壱○弐 – 朝日屋ベーコンを用いた料理がある鉄板居酒屋

D.県北地域のグルメ

元乃隅稲成神社・仙崎・萩城下町などのある、県北地域(長門・萩・阿武)のご当地グルメを紹介。

18.仙崎かまぼこ(長門市)

仙崎かまぼこ写真 仙崎の青海島にある「大ちゃん」のかまかつバーガー

仙崎の名産といえば、ちくわ、かまぼこ等の練り物。

全国的に多い「蒸す」工程が無いのが仙崎のかまぼこ。かまぼこ板(杉の板)にすり身を盛りつけて、蒸さずに終始炭火で焼く「焼きぬきかまぼこ」の製法を用いています。

板かまぼこだけでなく長門市内では色々な形で販売されており、飲食店で揚げ物などの形で食べることもできます。

長門市でちくわの焼き体験施設もあって楽しい!ショップ青海島で練り物の食べ歩き用グルメのある店が並び、サクッと揚がった練り物のバーガーも美味しい。
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[店分布] 市内に飲食店が数店舗、さらに販売店は多数
[おすすめ店] 大ちゃん – ショップ青海島で揚げた練り物のバーガー

19.長州どり、長州黒かしわ(長門市)

長州どり、長州黒かしわ写真 湯田温泉の鉄板酒場「壱○弐」で長州鶏もも岩塩焼き

深川養鶏農業協同組合が手掛ける、山口県のブランド鶏「長州どり」。全国に流通させるとともに、市内の飲食店でも用いた歴史から長門市には焼鳥屋が多い街となっています。

柔らかくて旨みがある長州どり。早くから無農薬飼料に取組み、平飼いの自然環境でハーブ入り飼料を食べる健康的な鶏。1997年に100%完全無薬での飼育方法を確立。

さらに、2013年に山口県の新しい統一ブランド「やまぐちブランド」のひとつとして、深川養鶏農業協同組合の銘柄鶏「長州黒かしわ」が登録されました。

手羽中をオリジナルスパイスで仕上げた「チキンヒーロー」という唐揚げも、深川養鶏農業協同組合の定番商品として地元のグルメになっています。

脂濃すぎず繊維の良さを感じる肉質と味わいの良さで、オススメできる鶏肉です。
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[店一覧] 提供5店舗ほど(長州黒かしわ)
[店分布] 長門市に18店舗以上、県内に24店舗以上
[おすすめ店] 壱○弐 – 長州鶏ももアンデス岩塩焼きのある鉄板居酒屋

20.見蘭牛(萩市)

天然記念物に指定されている幻の見島牛(みしまぎゅう)とオランダ原産ホルスタインを交配させた萩のブランド牛。

綺麗な霜降りが特徴で、柔らかくて香り高いと言われています。鮮度が良いことから牛刺しや網焼きなどで楽しむこともできます。

県北の高級牛肉をステーキなどで食べてみたい!
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[店分布] 不明、市内に十数店舗
[おすすめ店] 見蘭牛ダイニング 玄 – 鉄板皿で熱々の見蘭牛ハンバーグ

21.赤ウニ(萩市)

日本海側にある萩市や長門市に広がる「北浦沿岸」の名物、ウニ。萩市の須佐漁港など北浦の漁港で採れるウニなどを新鮮に食べることができます。

特に北浦沿岸は、希少価値が高まっている「幻のウニ」と呼ばれる赤ウニの産地として有名。バフンウニ、ムラサキウニと比べて小粒で、甘みが強くて香りがあると言われます。

特に5~10月くらいの温かい時期に赤ウニを食べることができ、他の時期でもムラサキウニなどは食べることができます。

ウニ丼で食べるのが定番。いくら、サーモン、しらすなども盛った海鮮丼として提供するお店もあり、殻付きで出すこだわり店も。

流通のためにミョウバンを塗ったウニではなく、やはり新鮮な産地で甘くて香りの高いウニを食べたいものです。
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[店分布] 萩市や長門市などで数十店舗
[おすすめ店] 来萩 – 時期の赤ウニやオフシーズンのウニ丼が名物のレストラン

E.県東地域のグルメ

柳井金魚ちょうちん・錦帯橋・岩国城などのある、県東地域(岩国・柳井・和木・上関・田布施・平生・周防大島)のご当地グルメを紹介。

22.瀬戸貝料理(県東全域)

柳井市から周防大島へと架かる橋のあたりは「大畠瀬戸の渦潮」と呼ばれている日本三大潮流のひとつで、この海域でしか採れない「瀬戸貝」が名物。

ムール貝に似た細長い2枚貝で、オレンジ色をした身が特徴。周東地方では正月料理などで用いられる食材ですが、近年は漁獲量が減っているとのことです。

柳井市とその周辺市町村でしか出回らないとも言われており、周東地方の飲食店で唐揚げ、バター焼き、煮付け、炊き込みご飯などで食べることができます。

ちょっとグロテスクな見た目ですが、肉厚でダシも美味しいとのこと。ムール貝っぽい貝殻を添えてオシャレに楽しむ洋食系の食べ方も気になります。
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[店分布] 柳井市、周防大島町など周東地方に数店舗
[おすすめ店] 食在周防あらかわ – 瀬戸貝の釜めしを筆頭に瀬戸外料理が豊富

23.岩国レンコン(岩国市)

岩国レンコン写真 岩国アーケード街の「岩国縁家」のレンコンはさみ揚げ

門前ハスとも呼ばれる、岩国名産の蓮根(れんこん)。岩国地方に伝わる「支那白花種」が主な栽培種で、他地域のレンコンよりも柔らかくて粘りがあるのが特徴です。

岩国レンコンの穴は9つあり(他地域は8つが一般的)、岩国藩主の吉川家の家紋の九曜紋と形が似ていて藩主が喜んだという逸話もあります。

8月から9月にかけて収穫した、新モノの岩国レンコンが出回る時期が旬。祝い事ではレンコンの酢の物が定番で、岩国寿司にも使われます。

居酒屋などで、揚げたてなど熱を通したレンコンをシャキシャキと食べるのが美味しい!色が白くて肉厚なのも食欲をそそる要素で、他県と比べて一段二段も上の味。
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[店分布] 市内に数十店舗
[おすすめ店] 岩国縁家 – 岩国レンコンをはじめ料理が旨い居酒屋

24.岩国寿司(岩国市)

岩国寿司写真 岩国市街裏路地の郷土料理店「づぼら寿司」の岩国寿司

岩国藩の保存食として、米と蓮根に野菜を配して魚の身を入れた押し寿司。殿様寿司とも呼ばれます。

サワラやアジなどの身をほぐして混ぜ込んだ酢飯の上に春菊などの青菜、岩国名産の蓮根、椎茸、錦糸卵などを乗せた、ちらし寿司に近い郷土料理。

大きな木箱の中に何層にも重ねてサンドイッチ状にして押し固めることで、1箱150人前分ほどできるもの。1人前ずつ切り分けて、正月など大人数の集まりで振る舞われます。

もちろん、飲食店では1人前単位でオーダー可能。昼食のサイドメニューや、居酒屋の一品として楽しむことができます。

長崎県の大村寿司に似ていますが、岩国レンコンが入るのが特徴。しっとりと冷たくいただける押し寿司として、食事に沿える一品として楽しめます。
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[店分布] 市内で十数店舗
[おすすめ店] づぼら寿司 – 寿司に加えて岩国寿司や一品料理が豊富な居酒屋

25.大平(岩国市)

岩国の郷土料理で、野菜、鶏肉、山菜などが沢山入った煮物「大平(おおひら)」。岩国レンコンも入っているのが一般的です。

器として直径50cmほどもある大きな平たい椀が使われることから「大平」と呼ばれるようになったそうで、かつては祝い膳としてどの家庭でも大平椀を持っていたそうです。

根菜類が多くて煮物らしさを感じる食べ物。岩国寿司とセットで小鉢として提供するお店が多いです。
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[店一覧] 提供5店舗ほど(岩国寿司とともに提供)
[店分布] 市内で十数店舗
[おすすめ店] 半月庵 – 岩国寿司とおおひらを楽しめる郷土料理店

26.珍ソフトクリーム(岩国市)

珍ソフトクリーム写真 錦帯橋でソフト100種類の「むさし」の商品ディスプレイ

錦帯橋を渡った先にある名物といえば、ナニコレ珍百景でも取り上げられたソフトクリーム。

一番手の「むさし」では100種類のソフトクリームがあり、対抗する「小次郎商店」では30種類ほどのラインナップが用意されています。

変わり種のフレーバーも多数あり、観光のネタ話としてピッタリ。お茶漬け味を食べてみたら、バニラ系に塩気がきいていて結構おいしかった!
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[店分布] 錦帯橋「むさし」「佐々木屋小次郎商店」の2店舗ほど
[おすすめ店] むさし – 100種類のソフトクリームが圧巻の販売店

27.茶がゆ(柳井市)

米をほうじ茶でコトコトと炊き上げた、柳井地方で江戸時代から伝わる郷土料理。

岩国の吉川氏が、厳しい情勢下に米を節約するために奨励して定着したものとされています。

米の甘さと香ばしいほうじ茶の素朴な味わい。餅やサツマイモを入れて食べることもあるそうです。

奈良県などでも茶がゆがありますが、柳井ならではの味付けで食べてみたいもの。風情ある金魚ちょうちんの街並みとともに楽しめる江戸時代の味。
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[店分布] 不明、柳井市「ばさら窯」での提供のみ確認
[おすすめ店] ばさら窯 – 柳井市で茶がゆを楽しめる土産店

28.甘露醤油ラーメン(柳井市)

中国地方から九州地方にかけて甘くてトロっとした醤油を刺身や料理に使用する文化が強く、その甘い醤油のひとつとして柳井名産「甘露醤油」があります。

柳井の街並みに醤油の醸造蔵があり、蔵や市内で甘露醤油の購入が可能。そして、現地ではこの甘露醤油を使用したラーメンを提供するお店があります。

魚介スープをベースにして、少しにごりのあるスープに仕上がった醤油ラーメン。具材は各店それぞれで、創作間のある盛り付けで楽しめます。

刺身にまったりと合う甘露醤油は西日本ならではの味覚で、その醤油を楽しめるラーメンは美味しそう!
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[店一覧] 提供3店舗一覧
[店分布] 市内で3店舗(うち1店は要予約)
[おすすめ店] 喫茶れーがん – ラーメンや定食が主軸となる喫茶店

29.みかん鍋(周防大島町)

みかんの生産量の多い周防大島にて、温州みかんと瀬戸内海の魚介類を用いた「みかん鍋」が名物になっています。

基準をクリアした鍋用みかんを丸ごと入れることにより魚臭さを軽減。いりこ出汁のスープをベースに、サバフグ、鶏肉などの具材を楽しむことができます。

みかんを使用した「みかん白玉」が入ることもあり、みかん胡椒を薬味にして食べるのもひとつの定番です。

大半のお店が要予約となっており宿泊者限定で提供するお店が殆どですが、1人用のみかん小鍋でランチ提供をしてくれるお店もあります。

インパクトのある見た目の鍋ですが、美味しいみたいです。瀬戸内の魚介を楽しむ鍋として、冬に味わってみたい!
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[店一覧] 提供9店舗紹介記事
[店分布] 町内で十数店舗
[おすすめ店] お侍茶屋 彦右衛門 – 座敷で楽しむみかん鍋や和洋の食事

30.タチウオの鏡盛り(周防大島町)

周防大島近くの「大畠瀬戸の渦潮」付近で採れる魚のひとつ、太刀魚(たちうお)。下関のフグと対比して「西の鉄砲、東の刀」とも言われる、刀のように銀色が輝く魚です。

夜明けから朝方にかけて採る魚。大皿に並べて盛る「鏡盛り」が特に名物とされており、旅館や飲食店での目玉のひとつ。

緑色の毬みかんで盛られた太刀魚を軽くたたいて塩気と味を乗せて、さらに火で軽く炙って皮に焼き目をつけてから食べるのがひとつの定番です。

漁の都合上、事前予約が半ば必須とされています。1人用の鏡盛りで提供してくれるお店もあり、白身の透明感ある身が美味しそうです。
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[店一覧] 提供8店舗一覧
[店分布] 周東地方に数店舗
[おすすめ店] お食事処 慶 – 1人用の太刀魚鏡盛りもある魚介系の食事処

F.その他

岩鯖寿司写真 錦帯橋バスセンター2階「錦帯茶屋」で食べる岩鯖寿司

・岩国名物の焼き鯖寿司「岩鯖寿司」は、岩国のメーカー「じらく杏」独自のご当地焼き鯖寿司。岩国レンコンや地元味噌を使ったものです。錦帯橋バスセンター2階の食事処で食べられるほか、駅弁タイプの真空パッケージで販売されています。

まとめ

探してみると多岐にわたる山口県のグルメ。海の幸を中心としつつ肉類や農産物もしっかり存在しており、ラーメンも昔からの味に独自性があります。

観光地が広範囲に広がる中で、各市町村でグルメが存在するのが嬉しいところです。

フグだけでなく様々な味を楽しめる山口県の魅力あるご当地グルメの紹介でした。

(初回投稿日:2017年1月22日 更新日:2020年7月30日)