日本海に面した男鹿半島や、内陸の角館や横手など散策を楽しめるスポットが沢山ある秋田県。
角館の武家屋敷通りや田沢湖などがあり、温泉地として乳頭温泉郷など見どころもいっぱい。
今回は、インスタ映えするフォトジェニックな秋田県の絶景を紹介していきます。
セシモ コイ
A.県西地域の絶景
秋田県庁・男鹿半島・寒風山のある県西地域(秋田・男鹿・潟上・八郎潟・五城目・井川・大潟)の絶景スポットを紹介。
01.入道崎(男鹿市)
海沿いの景勝地として、男鹿半島の先端近くにある岬「入道崎(にゅうどうざき)」。
海岸段丘と呼ばれる草原の丘が広がっており、日本海を一望できる散策スポットとして男鹿の定番となっています。
白黒の縞模様が目を引く「入道埼灯台」は、1898年(明治31年)に建造された歴史あるもの。日本の夕陽百選にも選ばれており、西の海に沈む夕日を楽しめます。
[住所] 秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦(地図)
02.寒風山回転展望台(男鹿市)
男鹿半島の中腹にあり、標高355メートルからの景色を楽しめる展望地「寒風山(かんぷうざん)」。山頂の北西には大噴火口、南西には小噴火口がある成層火山です。
男鹿三山のひとつとして代表的な山で、山頂にある「寒風山回転展望台」は展望フロアがゆっくり回転して360度の展望を立ったままぐるりと一望できます。
[住所] 秋田県男鹿市脇本富永寒風山62-1(地図)
03.寒風山パノラマライン(男鹿市)
寒風山の回転展望台から西方面へと向かう県道55号が「寒風山パノラマライン」として、開放感のあるドライブルートとなっています。
途中には岩が一か所に集中して置かれた「鬼の隠れ里」と呼ばれる場所が草原にあるなど、広々とした開放的な草原において変化のある景色を楽しめます。
[住所] 秋田県男鹿市男鹿中滝川寒風山横通(地図)
04.土崎港 セリオンタワー(秋田市)
日本海に面した「土崎港」は秋田運河が作られており、秋田フェリーターミナルがあり道の駅「あきた港」も整備されている海のスポット。
道の駅からは運河の向かいにある日本製紙秋田工場があり、煙突から煙を吐く工場風景や風力発電のプロペラがある工業らしい景色も楽しめます。
道の駅の一画には青色に反射する鏡面のタワー「セリオンタワー」がそびえており、展望ロビーから秋田市や日本海を一望する景色を楽しめます。
[住所] 秋田県秋田市土崎港西1-9-1(地図)
B.県南地域の絶景
小安峡・横手城・赤田の大仏のある県南地域(湯沢・羽後・東成瀬・横手・由利本荘・にかほ)の絶景スポットを紹介。
05.小安峡大噴湯(湯沢市)
秋田県湯沢市と宮城県栗原市を結ぶ国道398号沿いにある「小安峡」は、国道沿いながら来訪に時間のかかる山間部の秘湯として古くから存在する小さな温泉地。
国道脇を流れる皆瀬川はエメラルドグリーンの透明感ある水に、浸食して削れた雄大な渓谷に緑で覆われた散策路「大噴湯」があります。
渓谷の崖から噴き出る湯けむりが「大噴湯」と呼ばれており、絶景の渓谷に遊歩道が整備されています。頭上の赤い橋や、奥にある滝なども撮影ポイントです。
[住所] 秋田県湯沢市皆瀬新処(地図)
06.川原毛地獄(湯沢市)
秋田県湯沢市⛰️川原毛地獄
別の惑星みたいな白い荒野。
風の音とか虫や鳥の鳴き声とか、
あらゆる音がなくて
なんだか不思議なくらい静かでした! pic.twitter.com/c8obL8uJWa— 高橋亜弓(気象予報士) (@111ayumit) 2021年7月17日
青森県の恐山、富山県の立山と並んで日本三大霊地に位置づけられている「川原毛(かわらげ)地獄」は、西暦807年に月窓和尚が開山したと伝えられている霊場。
火山活動の余勢を今も残し、随所から硫黄臭ただよう蒸気が吹き出す姿は地獄さながらの景色。灰白色の溶岩に覆われた山肌が一帯に広がり、草木が生えない荒々しさが特徴です。
硫黄鉱山で亡くなった人々を供養する地蔵菩薩もひとつの見どころ。北側と南側それぞれに駐車場があり、どちらからも地獄の散策地にアクセスできます。
北側駐車場近くには滝が流れ込む温泉「川原毛大湯滝」という珍しい天然の無料露天風呂があります。滝の温泉は7~9月のみ適温で入れて、冬(11月上旬~5月上旬)は積雪で通行止め。
[住所] 秋田県湯沢市高松坊ケ沢65(地図)
07.三途川渓谷(湯沢市)
三途川渓谷の紅葉 / Sanzugawa Gorge
秋田県湯沢市/ Yuzawa City, Akita, Japan. pic.twitter.com/pYveNavM5b
— Rika Inami 稲美 里佳 (@RikaInami8) 2019年11月8日
先ほどの「川原毛地獄」の北側駐車場へと向かう県道51号沿いに架かる、赤い大橋「三途川橋」から見下ろす峡谷「三途川渓谷」も絶景のビューポイント。
川面から高さ40メートルほどの位置に架かる橋からは、断崖絶壁と豊かな緑のV字渓谷。地獄へ通じる道に架かる橋として「三途の川(さんずのかわ)」が橋の名前となったものです。
橋の端となる四隅には泰山大王、閻魔大王、延命地蔵、合掌地蔵が大きく鎮座しています。また、橋の中央に位置する歩道部分が大きく広がっており展望を楽しみやすくなっています。
[住所] 秋田県湯沢市桑崎(地図)
08.横手公園(横手市)
内陸部に位置する都市として、小さな観光地になっている横手。散策できる公園として「横手公園」があります。
公園内にはお城「横手城」があり、天守から横手市街を見渡すことができる展望地として楽しむことができます。
[住所] 秋田県横手市城山町2(地図)
09.横手武家屋敷通り(横手市)
横手城(横手公園)の南には武家屋敷通りがあり、現在の羽黒町は中級武士の街となっていた場所です。
街並みの環境整備として黒塀と植栽により武家屋敷通りの雰囲気を維持し、秋の紅葉や冬のかまくらのイベント会場として横手の観光名所のひとつとなっています。
[住所] 秋田県横手市羽黒町10-38(地図)
10.赤田の大仏(由利本荘市)
秋田由利本荘にあります赤田大仏。
奈良、鎌倉も見たことありますが、ここの大仏様は立ってるんです。
足がしびれるからかな? pic.twitter.com/RMpDpkAvtC— たけやん (@dssmutu) 2018年5月27日
県南西部にある1775年創建の長谷寺(ちょうこくじ)は、通称「赤田の大仏」という名前で親しまれています。
金色の大仏として堂内に立つ高さ約9mの「赤田大仏」は、木製で金箔押しの「長谷十一面観音立像」が正式名称です。
奈良県の長谷寺、鎌倉の長谷寺と並ぶ「日本三大長谷観音」のひとつで、曹洞宗の寺院としてお寺の散策を楽しめます。
[住所] 秋田県由利本荘市赤田上田表115(地図)
11.象潟 九十九島(にかほ市)
日本海に面した仁賀保(にかほ)エリアを代表する名所「象潟(きさかた)」。かつて島々が浮かんでいた干潟の湖だった場所で、長年の地盤隆起によって平地が現れたスポットです。
現在では一部が田んぼ化されて緑が広がり、陸地に松の木で覆われた島々が並ぶ姿は「陸の松島」の異名を持つほど。島が多いことから「九十九島」とも名付けられています。
蚶満寺を起点として田んぼの土手が散策路となり、一帯を徒歩でめぐることができます。遠く南方向に鳥海山がそびえており、象潟の形成は紀元前に鳥海山が噴火したによるものです。
江戸時代には「東の松島 西の象潟」と呼ばれ、松尾芭蕉「奥の細道」の俳句「象潟や 雨に西施が ねぶの花」も有名。松尾芭蕉像もあります。
[住所] 秋田県にかほ市象潟町大塩越73-1(地図)
12.鳥海ブルーライン 鉾立展望台(にかほ市)
鉾立展望台から撮影📷 pic.twitter.com/ZLpgGh8kQx
— IKARI@療養中 (@ikarifu07070529) 2019年8月14日
日本海側で秋田県と山形県の県境に位置する「鳥海山」にて、海側の国道7号ではなく山側の県道210号で県境を越えることのできる峠の道路「鳥海ブルーライン」。
鳥海山の登山口へとアクセスできるドライブルートで、途中には鳥海山を間近に見ることができる展望駐車場「鉾立展望台」が5合目のビジターセンターとして整備されています。
鳥海山の山頂と岩肌をしっかり捉える絶景と、海側の展望は一面広がる緑の森の向こうに日本海が広がる素晴らしい景色とともに象潟の町も遠く見ることができます。
[住所] 秋田県にかほ市象潟町小滝(地図)
C.県東地域の絶景
田沢湖・角館武家屋敷・抱返り渓谷のある県東地域(仙北・大仙・美郷)の絶景スポットを紹介。
13.乳頭温泉郷 鶴の湯温泉(仙北市)
秋田県で有名な温泉地「乳頭温泉郷」の中で、代表的な温泉施設「鶴の湯温泉」。
茅葺屋根の時代劇風な路を進んでいくと、奥に温泉があります。乳白色のお湯が適度な広さで楽しめる、自然に囲まれた露天風呂です。
茅葺の建物は宿泊施設と食事施設になっており、お昼には立ち寄りで食事できます。山の芋鍋定食、自家製味噌の岩魚塩焼き、山菜丼、各種麺類など山間の料理です。
冬には灯りが付いた雪景色も魅力で、かまくらが作られることもあります。
[住所] 秋田県仙北市田沢湖生保内駒ケ岳(地図)
14.角館武家屋敷通り(仙北市)
秋田県の代表的な観光地のひとつとして有名な角館。メインとなるのが広い道路に小さい水路と屋敷が左右に並ぶ「角館武家屋敷通り」。
通り沿いにはお土産屋さんで秋田の銘菓「もろこし」や、風情ある飲食店で「稲庭うどん」などを食べることができます。
屋敷の見学もありますし、通りの先にも観光できるショップなどがあります。春には桜の名所としてピンクに色づく通りが名物となっています。
[住所] 秋田県仙北市角館町東勝楽丁(地図)
15.抱返り渓谷 神の岩橋(仙北市)
美しい碧色の渓流に吊り橋が架かる原生林の渓谷、岸壁のハイキングロードの先にある滝など自然景観を楽しめるスポット「抱返り渓谷」。
ハイキングが苦手であれば、駐車場のすぐ近くにある「神の岩橋」を渡って「抱返神社」で参拝するルートが楽。夏は深緑、秋は紅葉の名所でもあります。
秋田県で最も古い「神の岩橋」は、1926年に完成した大正時代の橋。朱塗りの橋が架かる渓谷の美しさと、橋の上から見る美しい色の渓流と緑の木々もまた魅力です。
[住所] 秋田県仙北市角館町広久内(地図)
16.抱返り渓谷 回顧の滝ルート(仙北市)
青色の渓流と原生林が美しい「抱返り渓谷」には、軽い散策ルートとして駐車場から徒歩片道20分ほどで行ける「回顧(みかえり)の滝」への散策路があります。
かつては人がすれ違うたびに「体を抱きかかえるようにやり過ごす」ほど狭く険しかったことから「抱返り渓谷」と呼ばれるようになった歩道。
今は滑落しないよう整備されて安全ではありつつ、岩肌や吊り橋などスリルある景色。落石注意にはなっているので、運動靴で気を付けながら歩くルートです。
散策ルートの途中には渓流の見える吊り橋がいくつかあり、さらにトンネルをくぐった先には美しくて何度も振り返って見たくなる「回顧の滝」があります。
なお、筆者が来訪した2020年6月には、回顧の滝から先は崖崩れのため通行止め状態。最新で奥地まで行けるかどうか下調べした上で来訪するのが確実です。
[住所] 秋田県仙北市角館町広久内(地図)
17.田沢湖 たつこ像(仙北市)
観光名所の角館から車で近い淡水湖「田沢湖」。水深が日本一で湖底は標高0mを下回り、深さゆえ藍色に見えるとも言われる湖面は冬になっても凍らないそうです。
湖の代表的なスポットとして黄金の女神像「たつこ像」が有名。辰子伝説にまつわる4体の像のひとつで、湖の散策を楽しむ名所となっています。
鱒の一種である国鱒(クニマス)の生息にまつわる話も多く、2017年には「田沢湖クニマス未来館」がオープン。
遊泳が可能な砂浜もあります。美しい白砂に遠浅で透明度が高い水で、しょっぱさが無くて波が弱いことから泳ぎやすいスポットです。
[住所] 秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻(地図)
18.ドラゴンアイ(仙北市)※季節限定
ドラゴンアイを見たことある方はいらっしゃいますか?
雪解けのシーズンに、一時期のみ見ることができる、不思議な自然現象。画像は一枚目が、岩手・秋田両県に跨る焼石岳、2,3枚目が同じく八幡平のもの。年によっても見られる時期や姿は違うそうです。
自然って不思議で、そして素敵ですね😊 pic.twitter.com/GWtlGKk8Sn
— 青葉あさひ (@vTxpqRVTUijcIq4) 2019年6月7日
八幡平アスピーテライン(県道23号)の岩手県と秋田県の県境にある、八幡平の鏡沼。5月下旬~6月中旬の雪解けとなる時期にのみ現れる「ドラゴンアイ」が名物。
雪が溶けて湖面の一部が現れると、龍の目のように見えることから名付けられたもの。最近は外国人にも人気のスポットにもなっています。
八幡平山頂レストハウスに車を止めて、長靴で登山道を1時間ほど歩く必要があるとのことなので下調べ要。
[住所] 秋田県仙北市田沢湖玉川(地図)
19.払田柵跡(大仙市)
秋田大仙 払田柵跡。 pic.twitter.com/n8E0EmjRAU
— 小太三郎 (@kotasaburou) 2018年9月26日
秋田県で初めて国の史跡に指定された古代城柵遺跡、払田柵(ほったのさく)跡。軍事と行政の役割を持った古代の城です。
現在は部分的に復元されており、門と柵が再現された「外柵南門」が代表的なフォトスポットとなっています。
歴史的には不明な点も多く、文献がほとんど残されていないとされる遺跡。耕地整理の際に発掘された木材の柵を調査した結果として、9世紀初頭に作られたものと推測されています。
[住所] 秋田県大仙市払田(地図)
20.旧池田氏庭園(大仙市)
RT 東北の洋館+日本庭園+ライトアップの名所と言えば秋田県大仙市の『旧池田氏庭園』。
そんな池田氏庭園さんが新たなアカウントになるみたいなのでお知らせ。
新しいアカウントは⇨@tgxblF3tFCyms04(´-`).。oO(誰かIDの変え方教えてあげてください…勿体無いので…)#庭園 #日本庭園 #秋田 pic.twitter.com/sXMgd8LXZu
— 庭園情報メディア『おにわさん』 (@oniwastagram) 2019年5月10日
近代において東北三大地主のひとつと言われ、秋田県の政治経済に大きな功績を残した池田家の庭園。2004年に国の名勝に指定されています。
石垣、堀、土塁で囲まれた約42,000㎡の広大な敷地の中には、江戸時代に流行した池泉(ちせん)回遊式の庭園が広がります。
庭園内には、名物の「雪見灯籠」と1922年竣工の洋館「私設図書館」があります。大正期の造りを楽しめる2階建ての洋館内には、ビリヤード台が配されています。
[住所] 秋田県大仙市高梨大嶋1(地図)
D.県北地域の絶景
尾去沢鉱山・康楽館・白神山地のある県北地域(鹿角・小坂・大館・北秋田・上小阿仁・能代・藤里・三種・八峰)の絶景スポットを紹介。
21.花輪の街並み(鹿角市)
江戸時代に南部藩の領地だった鹿角(かづの)では、南部藩時代から鹿角市の中心地とだった花輪地区の鹿角街道に昔ながらの街並みが続いています。
雪国ならではの広い軒下のある街並みは、道路拡張と電線の地中化により広い街道となっており車で通りやすく散策もしやすい歩道の広さです。
街道の先には商店が並ぶアーケード街もあり、鹿角ホルモンの店など食事も楽しめます。
[住所] 秋田県鹿角市花輪上花輪85(地図)
22.尾去沢鉱山(鹿角市)
江戸時代から鉱山の採掘場だった「尾去沢鉱山」。現在は採掘跡として観光坑道が整備されており、有料で見学できます。
かつての鉱山の跡地として涼しい洞窟内の散策を楽しめて、砂金取りや天然石掘りの体験も楽しめる施設です。
[住所] 秋田県鹿角市尾去沢獅子沢13-5(地図)
23.小坂鉱山事務所(小坂町)
鹿角市から近い鹿角郡小坂町には、明治時代からの鉱山事務所が建物として残っています。かつての建物が整備された、洋館の外観が美しくたたずんでいます。
1905年に建設されたルネサンス様式の建物で、1997年に解体された後に旧小坂鉱山病院跡地に移転復元されたものが現在の建物です。
復元に伴って建設当時の姿になるよう修復が施され、外観と内装が美しい状態で見学できます。お土産屋やレストランが館内にあります。
明治時代の衣装で写真を撮れる貸しドレス付きのスタジオもあり、明治期の建築物を見て楽しむことができます。
[住所] 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館48-2(地図)
24.康楽館(小坂町)
小坂町の「明治100年通り」沿いで、先ほどの「小坂鉱山事務所」とともに観光のスポットとなっている演芸施設「康楽館」。
小坂鉱山の厚生施設として1910年に誕生した小坂町立の芝居小屋として、建物は国の重要文化財に指定されているものです。
現在も冬場以外は舞台講演がある現役の施設で、講演中以外は施設内の見学が可能。舞台をまわす部分の見学もできます。
[住所] 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山松ノ下2(地図)
25.旧料亭金勇(能代市)
天然秋田杉の集積地として栄えた木都・能代(秋田県)で明治23年に創業した料亭・金勇。現在の建物は昭和12年に建替えられたもので、材や建築技術に拘りぬいた建物だそう。平成20年に料亭としての営業を終え、現在は観光施設となっています。 pic.twitter.com/XMAkE0SdkP
— Fujima-ki (@ssksss7) 2019年5月29日
古くは秋田杉の交易で栄えて「東洋一の木都」と言われた能代市におけるシンボルとして、県内屈指の料亭として賑わった料亭金勇(かねゆう)。
秋田杉を利用した建物は国登録有形文化財に指定されており、料亭の役割を終えた現在は無料入場できる施設として観光スポットになっています。
見どころは110畳にもおよぶ大広間で、天然の秋田杉をふんだんに使用した和室は天井から掛け軸まで見ごたえ抜群です。
[住所] 秋田県能代市柳町13-8(地図)
まとめ
秋田県の絶景スポットというと秋田新幹線の沿線となる田沢湖・角館武家屋敷通りや、秋田市からアクセスしやすい男鹿半島入道崎などの景色が観光地としてよく紹介されるもの。
ただ、車で県を広くまわるのであれば小安峡大噴湯・抱返り渓谷など荒々しい自然の渓谷もうまく旅程に組み込むのがオススメです。岩手県の東北自動車道から国道を走るドライブルートも組み合わせた旅にすると、県南や県東のスポットをより楽しむことができます。
以上、秋田県のフォトジェニックな絶景スポットでした。